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11/05/17 22:11
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35 : ひろの
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[ 335 ] チハル (休業中)
D:「どうやらのんびりしている暇はないな」 T:富樫に急いで車に乗るように促した太宰。 G:岐阜への道程を急いだ。
[ 336 ] ひろの 4/29 23:32
T:豊原はといえば、逃げる涼とカーチェイスを繰り広げた。 D:ドライブテクニックでは負けない。余裕で追走する豊原。 G:ギブアップか?カメラマンの車は次のS・A前で左ウィンカーを出した。
[ 337 ] チハル (休業中) 4/30 17:50
T:とりあえずマスターに連絡を・・・ D:太宰の隣に座った富樫は機転を利かし、早い段階でZOOのマスターに連絡を入れておいた。 G:グレーのスポーツカーに乗った涼は、フェイントをかけて、SAを突っ切った。
[ 338 ] ひろの 5/1 10:06
D:だが、豊原の妨害をかわしハンドルを切った涼の車は横転してしまった。 G:ごろりと仰向けの車にかけ寄り、中を伺う豊原。・・・奴がいない! T:豊原は、車の中でカメラを拾い、息をのんだ。群青色の犬士ストラップがついてる。
[ 339 ] チハル (休業中) 5/1 20:51
D:「どういうことだ?」 G:群青色のストラップを握りしめ、呆然とする豊原。よくみると T:小さく何か書いてある。
[ 340 ] ひろの 5/1 21:19
T:豊原は名刺を拾い、なお混乱した。大空涼?T、G、Dと関係ないじゃないか? G:ギャラリーがその間にも集まってしまった。車を早く片付けないと・・・。 D:道路交通課に無線で処理を要請。その後、改めてストラップを凝視した。
[ 341 ] チハル (休業中) 5/4 19:23
T:『助けて』そう書いている。 G:群青色のストラップの本当の持ち主からのメッセージだろうか? D:だが涼という男、派手なカーチェイスの割に、あまりにも沢山の証拠を残してないか?
[ 342 ] ひろの 5/5 18:07
D:データベースにあの男の車のナンバーを照合して、豊原は結果にあ然とした。 T:「高柳源治?・・・フリーライターで、ペンネーム、大空涼・・・。 G: 郷田さんの説明にこの名前・・・じゃ、奴が、放浪の犬士・ゲン?」
[ 343 ] チハル (休業中) 5/7 21:34
D:だが、まだ謎は多い。横転した車から逃げ出す理由。 G:擬装工作とも思える名刺。 T:『助けて』の意味。
[ 344 ] ひろの 5/7 23:17
T:豊原は、注意深くS・Aを見渡した。いるはずだ。徒歩で逃げるわけがない。 G:強奪される車は無いか、あるいは、 D:誰かに乗せてもらおうとする奴がいないか、と。
[ 345 ] チハル (休業中) 5/9 23:37
D:だが、それらしい人影は見当たらない。 G:ガソリンスタンド! そうだ! ガソリンスタンドで一悶着あったようだったな。 T:確かスリ騒ぎとか・・・。
[ 346 ] ひろの 5/10 18:29
T:豊原はガソリンスタンドへ急いだ。 D:誰もいない・・・が、その奥の軽食コーナーに人だかりが見えた。行ってみると、 G:「ごめんなさい!」と泣くオヤジをテーブルにねじ伏せているのは・・・大空涼!
<<つづく>>
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11/05/21 23:10
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36 : ひろの
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[ 347 ] チハル (休業中) 5/11 08:11
T:豊原は気付かれないように息をひそめ、様子を伺った。 D:「どうしてあいつを逃がした?あいつがどういうやつか、あんたは知っているんだろ?」 G:ガンガン詰め寄る涼。オヤジはただ「ごめんなさい」と繰り返すばかり。
348 ] ひろの 5/11 18:12
D:どうやら、見物人たちの話だと、オヤジはスリの一味のようだ。 T:ただ、涼はそれ以上の何かをつかんでいる様子だ。「あいつ」とは・・・。 G:「ご苦労さん。あとは警察の仕事だ・・・君も、ここを動くな!」と割って入る豊原。
[ 349 ] チハル (休業中) 5/11 20:48
T:「手出しするんじゃない!」感情的に怒鳴る涼に D:「刑事のお出ましか。じゃあ教えるとするか。」というオヤジは、 G:ぐっと力を込められたのか、うめき声をあげた。
350 ] ひろの 5/12 17:08
T:手錠でテーブルにスリを繋ぐやいなや、豊原は涼につかみかかった。 G:「ごねるならお前もブタ箱行きだぞ。・・・いや、犬小屋がお似合いか?」 D:どう返す?犬士の敵を装ってかまをかけ、反応を窺った。
[ 351 ] チハル (休業中) 5/12 17:31
D:だがイマイチ反応は薄い。 T:違うのか?そう思った時、 G:「偽装工作のおばさんだよ、刑事さん」オヤジが口を挟んだ。
[ 352 ] ひろの 5/12 18:46
G:「偽装工作の・・・何だって? D: どういう意味だ?」 T:豊原はオヤジに向き直って聞いた。
[ 353 ] チハル (休業中) 5/13 18:59
T:「ちょっと小遣い稼ぎしないかって G:偽装工作の話しを持ち掛けられたんだ。 D:騙されたんだ、情けないけどな。」
[ 354 ] ひろの 5/14 18:23
T:「続きは車の中で聞こう。 G: ガソリンスタンドの中でやってちゃ迷惑だ。・・・君も来るんだ。 D: どっちみち、君の大事なカメラは俺が握ってるんだから。」
[ 355 ] チハル 5/17 18:51
T:と言って二人を車の中に連れて行こうと G:ガソリンスタンドの建物から出たところに D:誰かが待ち伏せていた。
[ 356 ] ひろの 5/18 18:41
T:突然、仲間の奪回にきた3人の男の奇襲に遭った豊原、 G:強引に引きずられ、パンチや蹴りをもらってしまった。 D:だが、涼が助太刀にはいった。鋭いパンチで次々に敵を弾きとばす。
[ 357 ] チハル 5/18 19:08
T:強い!手出しする暇さえ与えず、 D:どんどん敵を薙ぎ倒していく涼。 G:ぐるっと倒れた敵が、涼の後ろにまわりこんで、ナイフを振り上げた。
[ 358 ] ひろの 5/19 17:39
G:グサリとやったるぜ、とばかりに、そいつは涼の背中へナイフを振り下ろした! T:豊原が寸前で手首を受け止めねじり上げた。と、涼の振り向きざまのキック炸裂! D:できすぎの連携だ。2人、居並んで身構える。
<<つづく>>
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11/07/09 17:57
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37 : ひろの
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[ 359 ] チハル 5/21 16:49
D:どうやら敵も怖じけづいた様子だ。 T:逮捕しなくては! G:現実に戻った豊原が、一瞬焦りの表情を見せた。
[ 360 ] ひろの 5/21 22:28
T:敵の車が近かったのは不運だった。逃げ込んで走り去ってしまったのだ。 D:できるだけ手がかりはほしい。豊原は車の後ろ姿を写メにとらえた。 G:グリーンのストラップを見て、涼の表情が変わった。
[ 361 ] チハル 5/23 20:43
G:画像を確認しようとした豊原の携帯を取り上げ、涼は問い詰めた。 D:「どうしてこれを刑事のあんたが持ってるんだ? T:突然様子を変えた涼に驚きを隠せない豊原。
[ 362 ] ひろの 5/23 22:32
D:「誰からこれを奪ったんだ?武装警察の回し者野郎!」 T:「・・・・・・大した記者さんだ。そこまで調べ上げていたのか。 G: 誤解するな。俺は、同じことを組織内部から探ってるんだ。」
[ 363 ] チハル 5/24 15:21
D:動揺する涼を制しながら豊原は言った。 T:「とにかく・・・今はここを離れよう。少し騒ぎが大きくなりすぎた。 G:岐阜に向かうのだが・・・あんたはどうする?」
[ 364 ] ひろの 5/25 18:21
G:『郷田』を電話帳機能から選び、 D:電話をかけた涼。 T:「ちょっと待て!俺のケータイ、勝手に・・・。」と豊原。こいつ、自由すぎる・・・。
[ 365 ] チハル 5/27 13:16
T:「豊原刑事、どうしたのですか?何かあったのですか?」 D:電話の向こうでは G:郷田が心配している様子だ。
[ 366 ] ひろの 5/27 18:20
G:「郷田さん!・・・『豊原刑事』って・・・仲間?」 D:「誰だ!・・・その声は・・・高柳くんか!どうしてこの電話で?」 T:豊原がケータイを取り返そうと手を出し、涼は邪魔くさがる。
[ 367 ] チハル 5/27 19:51
G:「偶然スリの現場に出くわしてね。カメラに収めていたら D:堂々と犯人を逃がす刑事と出会ってね。 T:トラブルにまで巻き込まれたよ。」
[ 368 ] ひろの 5/28 18:21
T:「豊原くんが追ってる盗撮者というのが、君だったんですね。 D: 出くわしたことまでは、富樫くんから連絡を受けてたんでね。 G: 合流したのなら、その調子で仲良くやってくださいよ。」
[ 369 ] チハル 5/31 21:25
T:「と、盗撮って!失礼な! D:誰が俺に写真を撮って来てくれって頼んだんだ。」 G:郷田にたてつきながらも、状況を理解したようだ。
[ 370 ] ひろの 6/1 19:01
T:「撮って逃げたんだからしょうがないな。しかもこのざまだ。」と豊原。 G:グレーの涼の愛車はひっくり返って交通課に片づけられてる。 D:どうも、豊原についていく以外、涼に選択肢はなさそうだ。
<<つづく>>
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11/07/30 18:53
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38 : ひろの
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[ 371 ] チハル 6/5 13:55
T:という訳で、男二人 G:岐阜までのドライブが結局した。 D:どうも気まずい雰囲気の車内・・・
[ 372 ] ひろの 6/5 17:59
G:「郷田、太宰、堂本、高柳・・・5人目か、豊原刑事?」と涼が尋ねた。 D:「データ収集は仕事柄、か。 T: 筑波千春、富樫大介の学生コンビもいる。・・・もう7人まできた。」
[ 373 ] チハル 6/8 22:13
T:ちょっとだけ安心した表情をうかがわせた高柳。 D:だが、ふっと何かを思い出したように呟いた。 G:「解せないな。なぜ刑事が犬士なんだ?」
[ 374 ] ひろの 6/9 17:07
D:「刑事はもともと正義の仕事だ。それを・・・よほど恨みがあるのか?」と豊原。 G:グッとことばに詰まった高柳。一転して口を閉ざした。
T:「輝彦さん、無事でいて・・・。」まどかが急いで列車を降りたのもその頃だった。
[ 375 ] チハル 6/10 20:14
D:どうしたのだろう?いつも大勢いる、まどかの親衛隊の姿はない。 T:高飛車な、いつものまどかとは随分違い、 G:ぎこちない面持ちで、立ちつくしている。
[ 376 ] ひろの 6/10 22:37
D:どうして、彼のストラップが強盗事件の現場なんかに? G:我慢できずに、まどかはただ1人、真相を求めてここまで来てしまった。 T:タクシーを拾うまでのつもりで、知らない道を西へ歩き出した。
[ 377 ] チハル 6/11 20:25
T:ところが、そんなまどかを、付け狙う影が。 D:だがそれにまどかは、全く気付くようすがない。 G:ぐんぐん二人の距離は、縮まっていく。
[ 378 ひろの 6/11 21:48
G:「ご迷惑じゃなければ、道案内、お願いできませんこと?」 D:出会った青年にまどかが声をかけると、そいつはデレデレして引き受けた。 T:追跡者は物陰で見てて舌打ちをした。しばらく、これ以上の接近は難しい・・・。
[ 379 ] チハル 6/14 17:38
G:ぐるっと遠回りしつつ、携帯で青年とまどかの写真を撮ったかと思うと D:誰かにこっそりメールを打った。 T:ちっとも気づく気配のないまどかと青年。
[ 380 ] ひろの 6/15 21:13
T:タクシーが通ったのが左に見えた。そっちが大通りみたいだ。 G:「ごくろうさま。」と青年をあっさりふって、まどかは大通りへ歩き出した。 D:だが、青年がまどかの手首をつかんだ。
[ 381 ] チハル
T:「ちょっと!何するのよ、失礼ね!」 G:強引な青年の態度に腹を立てたまどかは D:どん!と青年を突き放した。
[ 382 ] ひろの 6/19 21:15
G:逆ギレした青年は、まどかの腕をつかみ、 T:「楽しいことしようぜ!」と連れて行こうとした。 D:誰か、助けて!まどかは必死に抵抗する。
<<つづく>>
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11/09/25 10:22
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39 : ひろの
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[ 384 ] チハル 6/24 22:33
G:「ご苦労だったな。」 T:千葉が物陰から警察手帳を見せながら、登場した。 D:動揺を隠せない青年。
[ 385 ] ひろの 6/26 07:38
G:ギョッとしたのは青年だけではない。まどかもだ。 T:手を放し、青年はそそくさと立ち去った。 D:できれば関わりたくない。まどかも、足早に大通りへ歩き出した。
[ 386 ] チハル 6/28 21:12
T:「ちょっとまちなさい。 D:どうして逃げるのかな? G:・・・岐阜きたのは何か理由があるんだろう?」
[ 387 ] ひろの 6/29 21:37
T:つかまっては仕方がない。まどかは向き直り笑顔で応えた。 G:「ご苦労様です。刑事のおじさん。 D: どういうご用件ですの?私が、何かの容疑者だとでも?」
[ 388 ] チハル 7/3 08:54
D:どうして一人なのか気になっただけだよ。 G:強盗事件の主犯が君、という推理も面白いが T:違うことはわかってるよ。」
[ 389 ] ひろの 7/4 17:12
D:「だったら、行ってもいいですね。」 T:「ところがそうもいかないんですよ。 G: 強盗の正体、ストラップの持ち主、知ってるなら話してくれんか。」
[ 390 ] チハル 7/4 18:49
T:詰め寄る千葉。 D:動揺を隠せないまどかは、後退りしながら G:がたがたと震えている。
[ 391 ] ひろの 7/6 18:13
T:富樫達4人は、着くなりまどかに詰め寄る千葉に気付き、物陰に身を隠した。 G:「げ。あのオッチャン?苦手なんだよなぁ。」「千葉さんが、どうしてここに?」 D:「どうする?ヘタに出ていけないぞ。」「決まってる!まどかを救うんだ!」
D:太宰が「そうだな、行け。お前だけ顔が知れてない。」とムチャ振り。富樫は目をむいた。 T:「高柳さんも、警察じゃ目障りな有名人なんでね。」と豊原。 G:「グラサン貸してやる。姫を助けてきな。」と高柳。
[ 392 ] チハル 7/8 21:34
D:どうしよう・・・と迷っているうちに、 T:千葉とまどかは、パトカーに乗りこみ、どこかへいってしまった。 G:がーん!想定外の出来事に、敏感に反応する太宰。
<<つづく>>
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11/10/25 07:49
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40 : ひろの
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[ 393 ] ひろの 7/9 17:46
T:「富樫!なにもたもたしてんだ!」太宰が富樫の胸ぐらをつかむ。 G:「逆に、好都合かも知れないぞ。姫が一緒なら・・・。」と、高柳がニヤリ。 D:「どこに行っても追跡できる。警部さんの正体を暴くには、チャンスだ。」
[ 394 ] チハル 7/9 18:12
G:ガッツポーズを決める高柳を見て T:溜息をつく太宰。 D:「どうやったらそんなに楽観的になれるんだ?」
[ 395 ] ひろの 7/10 09:51
T:「富樫くんをを責める前に、」と豊原が発言した。 D:「大文字まどかの様子がおかしい。すんなりパトカーに乗るなんて。 G: 学園で聞き込みした限り、従順とは程遠いイメージだったんだ・・・。」
[ 396 ] チハル 7/13 16:59
T:「確かに。いつものまどかなら G:学園一の女王さまだよ。 D:だけどやっぱり可愛いいところもあるわけで」
[ 397 ] ひろの 7/14 22:27
D:「太宰さん、この坊やに話してなかったのか? T: 玉梓のストラップの魔力のこと。」と高柳。 G:「頑固に犬士の話に耳を塞いでくれてるんでね。」
[ 398 ] チハル 7/18 13:10
G:学園祭の準備が途中だったことを思い出した富樫。 D:どうなったんだろう? みんな責任を持って、準備を進めてるだろうか? T:溜息をつく高柳と太宰。
[ 399 ] ひろの 7/19 23:15
G:「学園のアイドルを取り戻さずに済まなくなった、ってことだろ。」と高柳。 T:富樫は、否応なく戦いに引きずり込む運命の力を感じていた。 D:どうして、こうなってしまったんだろう・・・。
[ 400 ] チハル 7/30 06:28
T:とりあえずまどかを見つけださなければ。 D:どうにか気持ちを奮い立たせ G:頑張ろう・・・と決意する富樫。
<<つづく>>
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11/11/13 22:00
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41 : ひろの
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[ 401 ] ひろの 8/1 18:16
G:逆襲へ、4人の犬士たちが結束したかに思われたが、 T:「偵察に4人必要か?」と高柳、手分けを提案してきた。 D:「どうにも気になる場所があるんだ。行かせてくれないか?」
[ 402 ] チハル 8/1 20:17
D:「どういうことだか・・・ T:とりあえず説明をしてもらわないと G:GOはだせんなぁ。」
[ 403 ] ひろの 8/2 18:20
T:高柳は元々、不気味な雲を調査してる施設に行く気だったと打ち明けた。 G:「学園のアイドル追っかけるのは、俺のプランに入ってないんでね。 D: 刑事さんの車、貸してくれないか。千葉に見られてもまずいだろ。」
[ 404 ] チハル 8/3 20:46
G:ぐるっと皆の顔を見渡しながら、太宰は言った。 D:「どうだろう?ここは高柳くんの意見をくみとって、誰かもう一人 T:ついて行ってくれないか?」
[ 405 ] ひろの 8/5 17:52
G:「強盗事件の捜査として隔離されちゃ手が出ない。 T: 千葉さんに俺が合流して内偵する展開があると思う。 D: 大文字まどか追跡の方は、俺が行かないと。」とは豊原。
[ 406 ] チハル 8/6 01:20
G:「学園アイドルを連れ戻すのは、 D:同級生の役目かな・・・と。 T:調査は太宰さんと高柳さんでお願いします。」
[ 407 ] ひろの 8/8 17:48
D:「・・・だめだ。富樫くん、俺といっしょの方がいい。」と高柳が言い出した。 T:「トラウマ抱えてパンチも使えないんじゃ、刑事くんが困るぞ。」 G:ぎくりとした富樫。友達を死なせた忌まわしい過去が脳裏をよぎった。
T:「天才ボクサーだった引きこもり青年を以前に取材したが、君は雰囲気が似てる。」 D:「どうして『合気道』なのか、と思っていたが・・・。」と豊原。 G:「頑固に平凡な将来にしがみつくのも、関係あるのか?」と太宰も聞く。
[ 408 ] チハル 9/2 19:31
D:「どういうつもりでそんなことを言うのか知らないけれど G:学生の僕が学園アイドルを T:連れ戻したいっていうことが、そんなにおかしいですか?」
[ 409 ] ひろの 9/4 08:58
G:柄にもなくキレて叫んだ富樫。二度とふれたくない記憶の傷に障っていた。 D:だが、この壁を越えることこそ、『最強犬士』覚醒のカギだったのだ。 T:タブロイド記者の感性が、そこまで見抜いていたわけでもなかったのだが・・・。
<<つづく>>
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11/11/19 23:04
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42 : ひろの
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[ 410 ] チハル 9/4 17:48
D:黙ってその様子を見ていた豊原だったが G:「ごちゃごちゃ言ってる間に姫が危険な目に逢ってるかも知れないんだぞ!」 T:と皆をけしかけた。
[ 411 ] ひろの 9/4 20:08
D:太宰が、もう時間がない、とばかりに最後の決断を下した。 T:富樫の思いをくんで、豊原とともにまどかを追う方を任せた。 G:「ギャンブルだな。かなりの・・・。」と高柳がつぶやいた。
[ 412 ] チハル 9/7 06:06
T:富樫は豊原と車に乗り込み G:ぐっと堪える高柳を横目に D:ダッシュで千葉とまどかを追い掛けた。
[ 413 ] ひろの 9/9 18:34
G:GPSマップをケータイの画面に出して睨みつけ T:富樫はまどかを案じて、目に見えて苛立っていた。 D:「どのみち、まずは様子見だ。そんなに力むな。」と声をかける豊原。
[ 414 ] チハル 9/10 20:06
D:どう考えたって、落ち着けって言う方が無理だろ! G:学園祭の女王が不在ではダメなんだ。 T:たがか学園祭だって思うかも知れないが、まどかがいないとマズい事になる。
[ 415 ] ひろの 9/12 18:05
D:「だが、簡単にはいかないかも知れないぞ。 G: 強盗事件のが『帝のストラップ』で、彼女が素直にパトカーに乗ったのが T: 『玉梓のストラップ』とそいつが共鳴して意思を奪われたせいだとしたら・・・。」
[ 416 ] チハル 9/12 19:26
G:ぐっと拳を握りしめ T:豊原は熱弁している。 D:だが千葉は安易にまどかに手出しすることは出来ないはずだ。
[ 417 ] ひろの 9/13 18:15
T:展開が読めないまま、富樫と豊原はまどかを追う。 D:太宰と高柳は、その頃、 G:岐阜市郊外の「超科学開発センター」を訪れていた。
[ 418 ] チハル 9/14 18:18
G:グレイの服を着た研究員二人が D:段々こちらに歩いて来ている。 T:突然足をとめ、キョロキョロ辺りを見回しはじめた。
[ 419 ] ひろの 9/14 21:26
T:長身の若い研究員・伊藤輝彦が「大空さん、ですか?かなりの遅刻ですね?」 D:太宰は、取材名目で来てるってわけか、と思いあたり G:ごまかし笑いでペコペコしてる高柳を見やった。
[ 420 ] チハル 9/22 20:54
G:ぎこちない高柳をフォローしようと太宰が話しを始めた。 T:「大変お待たせして申し訳ありません。 D:どうやら私どもの手違いで、そちら様にご迷惑をおかけした様子で。」
[ 421 ] ひろの 9/23 18:22
T:「大したことありません。奥へどうぞ。」伊藤はにこやかに応対した。 D:太宰と高柳は後に続いて歩いたが、ある部屋の前で思わず足を止めた。 G:ガラス窓の中の超ハイテクオペレーションルームに目を奪われたのだ。
<<つづく>>
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11/11/27 19:56
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43 : ひろの
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[ 422 ] チハル 9/25 13:37
G:「ご覧下さい。 T:当社独自の10年にも及ぶ研究を重ね、未だ開発中の D:ダークパラサイトです。」
[ 423 ] ひろの 9/25 22:22
D:「ダーク・・・パラサイト?」 T:高柳は「伊藤輝彦」の名札と彼の精悍な顔立ち、それに G:銀色のメカを、代わる代わる凝視した。
[ 424 ] チハル 10/3 12:29
T:「単なる高性能の臭気装置ですよ。 D:だがもうすぐ、もっと凄い物に変わる。」 G:ガラスの向こう側を、誇らしげに見つめながら話しを続ける伊藤。
[ 425 ] ひろの 10/4 18:45
D:「ダークパラサイトを開発してるってことは、 G: グロい雲の解析が、かなり進んでるということ?」と高柳が尋ねる。 T:「立ち話じゃ語りきれない。資料室に行きましょう。」伊藤は再び歩き始めた。
[ 426 ] チハル 10/7 17:45
G:がらんとした、無機質な廊下は D:どこまで続くのだろうか。不気味なほど長い。 T:ちょっと不安になりかけた頃、伊藤が口を開いた。
[ 427 ] ひろの 10/8 22:23
D:「電話口で話した限り、あの雲のことを大空さん、 T: 大変な事態だと気付いているようですが・・・ G: ゴシップ記事扱いで済まさないと信じていいんですか?」
[ 428 ] チハル 10/14 22:15
T:「当然で・・・」口を開きかけた高柳を D:太宰は制止し、代わりに伊藤に応えた。 G:「ゴシップ扱いで済まさないかどうかは、今日の取材次第たって事くらい、お解りですよね。」
[ 429 ] ひろの 10/16 09:29
D:太宰と睨み合った末、伊藤は微かに唇の端を上げた。 T:「ちゃかしに来たのならすぐわかります。あなたたちは、いい眼をしてる。」 G:ガチャっと音がした。伊藤がドアノブを回した音だ。
[ 430 ] チハル 10/16 14:13
T:扉の向こうに進む伊藤の後を D:太宰、高柳が続く。 G:「ご覧下さい。これがグロい雲の正体です。」
<<つづく>>
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12/05/05 17:31
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44 : ひろの
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[ 431 ] ひろの 10/16 17:22
G:5台のパソコンが起動し、それぞれ雲の映像、論文、グラフなどを表示した。 D:「どのコンテンツを見ても構いませんよ。要するに・・・ T: 炭酸ガスが上空で密集、凝固した現象です。これは・・・文明の副作用。」
[ 432 ] チハル 10/17 19:08
G:画面上の雲を、とりあえず拡大してみた。 D:データを分析して裏付けるには T:ちょっとばかり時間がかかりそうだ。
[ 433 ] ひろの 10/17 21:35
D:太宰は画面を真剣に睨み、伊藤は、お茶を入れます、と言って外に出る。 G:ぐるりと部屋全体を見回した高柳は T:茶色の犬士ストラップがついたケータイをデスクの上で見つけ息をのんだ。
[ 434 ] チハル 10/18 12:01
D:「どういうことなんだ!」唸る高柳に気付かないのだろうか? G:画面を凝視する太宰の指は T:止まることなくキーワードを叩き続けている。
[ 435 ] ひろの 10/18 18:43
T:高柳は、さらにこの資料室を観察し、 D:出入り記録表を見つけた。研究員全員の名前が載っている。 G:愕然とした。「伊藤輝彦」を含め、犬士のイニシャルに合う者がいない。
[ 436 ] チハル 10/19 07:40
D:どう考えても、普通携帯を置き忘れたまま気付かないということは有り得ない。 T:とすると、俺のように偽名を使うものがいるのだろうか?それとも・・・ G:ゴミ箱には、シュレッダーにかけた書類が溢れるほど溜まっていた。
[ 437 ] ひろの 10/19 22:13
G:「ゴミ箱が、何か?」伊藤が2つの茶碗を乗せたお盆を持って立っていた。 D:ドキッとして「いや、別に何も・・・。」とごまかす高柳。 T:テーブルにお茶を置き、伊藤はそのケータイを平然と右ポケットにしまった。
[ 438 ] チハル 10/20 15:22
G:画面を見たまま、太宰は伊藤に話し掛けた。 D:「どうやってこれだけのデータを手に入れたのですか? T:ちょっとやそっとじゃ集まらないでしょう。」
[ 439 ] ひろの 10/20 18:58
G:「がんばりましたよ。・・・・・・ええ、がんばりました。 D: どうあっても、最悪の事態を阻止しなければいけないんだ。」 T:魂のきれいさから出た返答。犬士でもおかしくはない。だが、イニシャルは?
[ 440 ] チハル 10/24 19:36
D:太宰と伊藤が話しをしている間に T:高柳はそっと G:ごみ箱から印影の付いたシュレッダーくずを拾った。
[ 441 ] ひろの 10/24 23:16
T:テーブルに紙くずを広げてならし、ながめてみた。 G:厳密に、怪しいと睨んだ紙をよりわけて並べると、 D:「大文字まどか」の名前が出てきた!
D:「大文字 輝彦」の名前が、続けて出てきた。これは、婚姻届だ! T:ただ、「いぬ文字」の誤字を書いて破棄したようだ。これも奇妙な宿命か。 G:「学生結婚していたのか。しかも、婿入りだったんだ・・・。」
[ 442 ] チハル 10/25 19:22
D:でもよーく考えると G:ゴミ箱に入ってるということは T:提出されていないのでは?
[ 443 ] ひろの 10/25 23:14
G:誤植で名字を「犬文字」と書いちゃったから、捨てたんだろう。 T:たぶん、清書したのが他にあって、提出してるはずだ。 D:大文字まどかが岐阜に来た理由も、おそらく彼が関わってる。
<<つづく>>
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