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過去行きの電車に乗って
つつじの悲鳴に号泣する
夢を買う・その4
ゴミ出しを忘れて死にたくなった
希望も夢もない場所で
三重苦
老いと共に生きる
心病んでなお
アドレナリン中毒
夢を買う・その3
へその緒をぶち切れ
がらくたな心
死にながら生きる・その2
私を括らないで
心の穴を埋めたくて
海の旅
捨てられゆくもの
勿忘草(ワスレナグサ)の物語
紫蘭(シラン)の花
求める声
師匠
独りの楽しみ
惜春
春の別れ
よごれた足
春の衝撃
杏の花
ふくらんだよ
なにやってんだろう
春愁
悲しみを買ってください
私の道は 凸凹でくねくねです真っ直ぐで すべすべした道を歩いてみたかった凸凹だから しょっちゅう道を踏み外しては 転びますあちこちアザだらけ 擦り傷だらけで痛いです痛い思いをしているうちに上手に歩けるようになると思ってましたでもダメでした元々歩くのがヘタクソだったみたいです私の凸凹道に悲しみの花が咲き乱れます悲しみ色は 深い青悲しければ悲しいほど美しい色この悲しみを買って下さい と一輪一輪 皆に配...
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リーダーで読む
風鈴の音
二人仄々と温かき思い出寄り添いて笑顔の日々風に揺らぐ風鈴の窓辺にとりどりの思いあなただからこそあなたでなければ にほんブログ村
水性
水面を観ながら 水底を思う その水を愛おしみながら 密かに恐れる矛盾 今日の思いは 明日へ届かぬ にほんブログ村
この人生にピリオドを
私の人生 というこの 三文芝居に幕を降ろしたいあの青空を切り離して闇空で 眠りにつきたいもうもうもういいの私は十分に生きた何の罪かはわからないけれど苦しんで苦しんでこれだけ苦しめば贖罪にもなるでしょう背中の十字架を降ろして苦しみだけの人生にピリオドを 打ちたい所詮この世はうたかたの群集劇幻想は全て 捨てたいだれもだれも私を 知らないだからいいのもういいの海辺のさざ波が引くように静かに消えてなくなり...
虚脱感
”絆”などと言う言葉に惑わされることなく行ってしまうのね背を向けてどこか遠くで笑っているような虚脱した淋しき横顔あてどもなくさまよい続けて今日になったただそれ…
生きて行く約束
きれいごとを言ってはみるが生きる事が矛盾に満ちている限り矛盾を飲み込まねばならぬひっそりと泣かねばならぬ約束はいつも悲しい にほんブログ村 他ブログでUP…
苦しみを見つめて(2014年掲載)
私の存在が 苦しみならば聞いてあげよう その苦しみを私の存在が 悲しみならば見てあげよう その悲しみを徹底して 自分の悲しみや 苦しみを見つめて 生きるそして 自分をあきらめる秋の風は 冷たいけれど秋晴れもある冬のはだか木は 美しいだから 見つめて自分の苦しみを 悲しみをあきらめて心の底から 自分のことをそしたら きっと待っているのは 楽なんだと知っている苦しみでしかない私も楽になれると知っている...
ねじ巻き時計
ほめて貰いたい訳でも 慰めて貰いたい訳でも無いけど 空虚に悲しい 母が居た頃はクオ-ツ時計だった ねじ巻き時計になり下がった私 電波時計の正確無比に やきも…
奴隷癖・その2(2013年掲載)
奴隷は、自分が奴隷であることすら忘れ果ててしまうものだご主人様の 命令通り動いていることもいつしか楽にさえ 感じてしまうものだ首を絞められるような生活もご主人様にたったひと言 褒められるだけで「至上の幸せ」を手にした錯覚に陥るご主人様は 飴と鞭を使い分けるのが 実に上手い自由を奪われている自分にさえ 気づかずひたすら奴隷の道をゆくしかないなんてなんてなんて愚かな人生この人生は間違いなく自分のもので...
度量
自分を許すこと相手を許すことどっちが難しい?
喪中の日々(再掲載)
私には 毎日が 喪中なのに毎日が 誰かの命日で一年中 喪に服しているというのに 街は いつでも 騒々しい祭りに興じて 騒がしい 楽しむのは どうぞご勝手にでも私に強制するのは やめて私はずっと 喪中なのに私はずっと 死者たちと語らっているのに まるで夜が 明けないようにきっと まだ喪は 明けない喪服の黒は重たくて喪服の黒は悲しくていつの日かもし 喪が明けたならうつむいて 忘れかけてた青い空を 私は ...
曇天の空と不安と(編集)
曇天の空と私の不安はよく似合う曇天の空がこの不安を街中の人に 伝えてくれる気がして安堵する曇天の空を 仰いでは声を出さずに不安を叫ぶ伝えてくれる伝えてくれる曇天の空が伝えてくれる#50代女性#現代詩#詩#悲しみ#ポエム#心...
詞「マチビト」
夜通し降り続ける雨に膝をついて君の記憶が地面に溶けてしまわぬように手で掬っただけどそれはあまりに脆い蜘蛛の糸眠れない夜をいくつ越えても君の声が雨をさらうこ…
一年前までは考えた事も無かった事
一年前までは考えた事も無かった 母との会話多めのブログを読む 幸せな母との暮らし 母と娘は。。。 好きな事を言い合って 笑ったり 怒ったり そうそう こんな…
私が自然に返ったら(2014年掲載)
いつか 私が死んだら焼かれて骨になってあなたが 私の骨を 拾う晴れ女の 私だからその日は きっと陽射しが 眩しい暖かな日だろう私が 焼かれている間あなたは きっと煙の出ない 煙突を見て私を 思ってくれるんだその一日だけは きっと火葬が 終わると火葬場のおじさんにこれが咽喉仏ですこれが腕の骨ですと 説明されたあなたは目の前の 白い骨を見てこれが本当に あいつなのかと元気だった頃の 私の姿と白い骨とが...
jumper dress
やさしさ探し
見直し
自分(のサイズ)に合っているか否か
意味ありげに綴る
散開
推したい
親子
とは言え、なんとも尊いことだ
日曜
悲しいことが何もなかった日
だがしかし水面(みなも)にけむり
手元まで訪れるから
弁当箱
ままごとキッチン
おめでとうなど言えなくて(再掲載)
「おめでとう」など言えなくて元旦 ひとり0時過ぎエンジン音に かき消され遠くに聞こえる除夜の鐘「おめでとう」など言えなくて明るいとは 言えぬ未来を 思うとき涙が噴き出て顔中 濡らす「おめでとう」など言えなくてたまの涙にここぞとばかり大声上げて子供のように泣きじゃくる「おめでとう」など言えなくて祝いどころか喪中のような毎日でこの体が私に伝えてくれるのは寒さと孤独ただそれだけ「おめでとう」など言えなく...
正義ぎらい(2015年掲載)
振りかざすだけの正義は いらないそれを貫き通していると必ずひとの 胸を刺すから耳に心地いいだけの言葉は いらない痛くても本当の言葉はやがては ひとの心に反響するから私には 正義なんかないそれより小さな悪を 赦せるだけの器のほうが欲しいから果てもない 空の彼方に視線を送るように大きな器が欲しいから若木が その枝葉を伸ばしてあらゆる価値を吸収して行くようにしなやかでたおやかな自分が欲しいから振りかざす...
25℃の風
台風一過の風 暑さが 少し背を向けた気がして まとまらなかった思考が 少し前を向く くぐもった悲しみに捕らわれて 堂々巡りの涙 考えても仕方の無い事は そっ…
臆病者
安吾が堕ちろと言うのなら(2014年掲載)
ダイアモンドだ 何カラットだの世界にはとんと興味がない 私銀メッキの 指輪の手を啄木が 見ろって言うからぢっと 見るんだけどほんとに 楽にならないのね重たい この体安吾が 堕ちろというのなら堕ちてみるだけどほんとに いつまで経っても堕ちぬくことが 出来ないのねでも 私の手にはダイヤモンドよりサファイアよりルビーより安物の銀メッキが 良く似合うと知っている安吾が堕ちろというのなら思い切り堕ちてみる安...
機能不全
大人になりたい子供子供に戻りたい大人責任は誰が取るの?
母の百戦錬磨
70代に入ると 腹部大動脈瘤 80代になると 心臓・血管系 その挙句にかかりつけ医の 投薬ミス その副作用での長い長い入院 とうとう自力歩行が 適わなくなった…
心のカラクリ(2017年掲載)
献身はひとを感動させるのだろうか私なら 献身なんかより大切な人を守るため大きな嘘を貫き通す人に感動を覚える優しい人にはなりたくない冷たい人と思われていいバージンな心より娼婦な心のほうがむしろ無垢泣き顔も胸の痛みも封印して真実をたったひとりでこの肩に 背負うためにはどれだけの覚悟が必要なのだろうか手錠を かけられる人だけが罪びとじゃない清廉潔白な顔をして「善意」という最悪の罪を犯す人の愚かさよそれな...
important thing
絶望のゆりかごから始めよう(再掲載)
絶望のゆりかごで 目覚めたら創造の道が 切り拓かれやがて信頼の 大地に 根を下ろしてまた眠りにつける絶望のゆりかごは暗闇の中揺れているけれど一度信頼の根を下ろした心はずうっと先のまばゆい光を見逃さない温かでやわらかな光を信じて歩き出すことができる絶望のゆりかごで 目覚めたら#50代女性#現代詩#詩#ポエム#心#生きる...
思い出の母
母の背 追いながら 夕日の道 小走りに行く 子供の私 一人ぼっちには違いないのに 大きなものに包まれて その田舎道は 瞼の裏に張り付いたまま 懐かしくて 懐…
真の適当(2013年掲載)
闇の道にも花が咲く狭い道を 狭い視野でおずおずとしか 歩けない自分にはその花が 目に入らないだけ月の明かりに 照らされて凛と 静かに咲いている視野を広く と思っても広くならないのなら それでもべつに良いあるがまま と思ってもあるがままになれないのなら それでもべつに良い適当に適当にと思っても適当に なれないのならそれでもべつに良い真の適当さはいろんな課題を 自分に何も言って聞かせないからこそ適当な...
詞「澱んだ世界の片隅で」
澱んだ世界の片隅で大の字になって灰色の息を吐いた逆恨みに似た願いを唱えながら生きなかった君に耳を傾ける 屋上の風はどっちに吹いたかい?フェンスの向こうは明…
奴隷の行進(2014年掲載)
奴隷たちが行進する毎朝毎朝 欠かさずに通勤時間帯にはちょっとした 儀式 がある大混雑のプラットホームで奴隷は きちんと3人・10列ほどの長い列に並んで電車を待つ次の電車に乗る者は3人の10列を左にまた作って黙って並ぶ最初の列が電車に乗り込むと横の列が右に移動するこの繰り返しの 儀式 にラッシュ時は 皆従う電車は2分10秒おきに滑り込む息も出来ないほどのぎゅうぎゅう詰めの電車内でも文句を言う者は 誰も...
笑顔の明日
東日本大震災で家族を亡くされた方が 亡くなった家族が傍にいるのが 匂いで判りますと 去年母を亡くした私には そこまでの切実さが足らないようだ 母の匂い 母…
喪失
失うことばかりを恐れて得ることをためらってる全部無くなってしまうわけじゃないのに
ハレとケとケガレ(2014年掲載)
祭りの陰で 苦しむ人がいるハレがあれば ケがあるケガレは晴れの舞台に 立つことを許されない祭りは 人々の歓喜に溢れる皆が 解放的になって心ゆくまで 祭りを楽しむその陰で花火ではなく 通帳を眺める人がいる風船ではなく 明日のごはんを確保しようとする人がいる祭りは一瞬のきらめき祭りが 終わったあとのケはむべやまかぜをあらしといふらむ終わらないケの中で祭りのきらめきを 見る零れた涙に霞んだ景色を#50代女...
愚かにも(編集)
我々人間は 気づかないどんなにひとが死んでも遺体を 踏みつけながらどんどん文明を 進化させる愚かな我々は いつになったら気づくのか自分たちの 強欲さに自分たちの 罪深さに我々人間は水も 火も木々も風も 獣も何もかも 利用して来たなのにまだ足りないと 言う平和 と言う言葉を合理化に使って命の尊厳 と言いながらその一方で 多くの魂を踏みにじって我々人間は 生きている亡き者の死を 悼む間もなく生きること...
独居房(編集)
歩いているのは けもの道なのに周りは 鉄格子独居房にも 風が吹く夏の香りの 風が吹く遠くで 犬が吠えているどこかで 幼子泣いている若者たちは 笑ってる「戦争を知らない子供たち」を知らない子供たちに何を 語れば良いのかなどと思ったところで独居房ガロウまで 107歩と決まっているのか独居房ガロウが 見えない独居房#50代女性#現代詩#詩#ポエム#心#生きる...
満月
しょぼくれては居たが どうにかして 生き延びねばなるまい 一人の悲しみでは無い 全ての人に降り掛かる とらえどころのない悲しみ 満月を観ている にほ…
今日のつづきの明日(2013年掲載)
今日が終わるといつも思う今日も生きた 明日もまた生きるのか と今日と同じ 明日をまた生きるのか とそれを思う度私は毎日 絶望する今日のつづきでしかない 明日は明日とは 呼べない新しい今日を 生きるそれが 明日なんだだから ひとは生きられる今日のつづきを生きてるだけの 私はこの先が 気の遠くなるほど 長くて毎日 絶望するゲームオーバーのないゲームめまい吹き溜まりみたいな 毎日#50代女性#現代詩#詩#悲し...
秋風
秋があると言うのは 神の恩恵かも知れない 懐かしさ 優しさ 誰にも打ち明けられない悲しみ それら全てを 包み込んで そっと。。。そっと。。。 物想いする秋 …
いと くるし
桜も見ず嗚咽する はるはあけぼの海も無縁に汗と涙を 交互に噴き出す なつはよる紅葉みたいな血反吐吐く あきはゆうぐれそして凍える体を自分で暖めるしかない ふゆはつとめて繰り返す 四季はいと くるしたったそれだけの感情に支配されて生きている#50代女性#現代詩#詩#ポエム#心...
動物としての私(2014年掲載)
激しい 嘔吐嘔吐嘔吐熱発寒さも 感じなくなって冷たい廊下に身を 横たえる心拍動の 音は私がどんなに 苦しくてもその規則性を崩さないザン、ザン、ザン・・・・と 正確に心臓からの血流を 止めない嘔吐が治まると体が自然に 冷たい飲み物を欲する動物としての私はいつも 生きようとしている忌まわしいほど生きようとしている私が何を思っても苦しんでも号泣しても動物としての私は生きようとしている私の思いと裏腹に必死...
ハッピ-の風
やっとな秋風 思い出に寄り添う 行き詰まった残暑 ハッピ-の風 吹き渡れ 頬をすり抜けて 優しき呼び声に 立ち止まれば 愛惜がこだま返す朝 にほんブログ村
over capacity
推進力
勢いで行動すること慎重に行動することブレーキかかったらどうするの?
詞「君の明日に僕はいない」
下弦の月 微睡む丘で「またね」と繰り返すきっともうわかってる僕ら 夕映えの世界 いつからか虚ろに影法師の世界 いつからか鮮明に 君の明日に僕はいない僕の明…
台風11号接近の朝
ち色の朝焼け 地球も苦しんでいると言う人が居る 神ならぬ身に 真相は判らぬが 田舎暮らしのあの長閑な 生活に返るのも良いな 鍬を持て カマを持て 土に帰れ …
過ぎ行く時間
信頼
Remember it
Dear person
笑えば
安息
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