【本の感想】山本兼一『利休にたずねよ』

【本の感想】山本兼一『利休にたずねよ』

山本兼一 『 利休にたずねよ 』は、美の求道者 千利休の生涯を描いた作品です。本作品は、千利休の切腹前夜 70歳から魚屋の道楽息子だった19歳へ、時を遡るかたちで物語が展開します。冒頭の、利休が殺した女という独白、そして緑釉の香合の謎が、ラストまで読者を引っ張っていくことになります。 おすすめ 度:★★★★☆