二次創作者がやりがちな公式マウンティング(後)
2020年春現在、私が10年来愛してるあの作品のスピンオフ作品が、正式に漫画雑誌で連載が決まり、とても嬉しさあふれる毎日です。しかし、二次創作者はとてもてとてもひねくれものです。自分も創作の何たるかを知った気になっているので、原作の新展開があるという朗報にも手放しで喜ばずに、注文をつけたりもします。あまのじゃくな性格の私も、なんどか棘のあるレビューを書いてしまいました。素直じゃないですね。前回の記事では、子どもの頃の黒歴史をお話しました。十代のヲタクあるあるネタでした。働く大人がどんな苦労でその作品を生み出しているか知らない。絵を描く、文字を書く。表現の仕事は、下手に出版社が小学生でもデビューさせてしまうので、誰でもできる、稼げると思われがちです。実際は、その属性を利用して売りだしているだけだろうけれども。ある...二次創作者がやりがちな公式マウンティング(後)