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早春物語(角川書店)
「BSシネマ」『セーラー服と機関銃』
幽霊物語(集英社)
【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2025.04.01 Update)
壁際族に花束を(角川書店)
知り過ぎた木々(文藝春秋)
【新刊】赤川次郎『花嫁は迷路をめぐる』
【新刊】赤川次郎『別れ道の二人』
人畜無害殺人事件(講談社)
【新刊】赤川次郎『あざやかな結末』
【新刊】[文庫化]赤川次郎『泥棒は幻を見ない』
吸血鬼のための狂騒曲(集英社)
泥棒よ大志を抱け(徳間書店)
【著書一覧】赤川次郎さんの著書一覧(2025.03.01 Update)
三姉妹探偵団2 キャンパス篇(講談社)
野菜を半額にする計画
庭仕事
恒例の忘年会での犬たちの成長
御長寿 超大型犬との生活・レベル2
しずくと長瀞へ行ってきました♫
てん、マッタリ涼む
家の中で超大型犬が行方不明になった話
てん、zashを感じた?
てん、イケメン
てん、寝姿ばっかり
・ワンちゃんの定番料理は「サツマイモ料理」です。
てん、抜け殻を見る
てん、バリボリ
てん、パトロールをする
・犬の簡単手作りオヤツと人間用オヤツもついでに
甲賀忍者 双子の縁(えにし) #8
怪しい雰囲気を身に纏っている女性が翔馬の頬に手を触れている。 「お前の女かと思っていたのだけど違うのか。なら良かった。」翔馬は固まっている。こんな風に女性と触れあった事はないのだろうなと簡単に分かる感じだ。なので助け船を出してやる。 「何が良かったって?」 「お前には関係ない。この男は貰う。」 「こいつは俺の」 「友人は黙っていろ。」 「友人ではなく親友だ!」 「同じだ。」 「このアマ」翔馬は俺の...
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甲賀忍者 双子の縁(えにし) #7
その紙切れを渡され、単身で乗り込もうとしているのは翔馬の兄の体育バカ。 「なんで……」 「ん? おー、腰巾着じゃないか。久しぶりだなあ。」 「なんで、あんたが……」 「自分の妻を助けるのは当然だろう」 「妻って……。ええっ!」単身で乗り込むにはバカにも程がある。そう言ってやると、考え込んでしまった。結局、3人で乗り込んだ。 「1人でと言ったはずだがな。」 「ああ、もちろん1人だ。」 「どう見ても3人だな...
甲賀忍者 双子の縁(えにし) #6
翔馬、俺は高校生の頃から狙っていた。あの体育バカと双子だと知って軽くショックを受けたものだ。本が好きで図書委員を3年間やり、司書の資格を取ったほどの奴だ。そのせいか博識で知識があり真面目だけど、どこか抜けているところがあり憎めない。どちらかというと、片割れである兄貴の方が女子にモテていた。そんな翔馬に女が近寄ってきたのは大学生の時だった。翔馬とは大学は違うが、同じアパートに住んでいて部屋は隣同士だ...
甲賀忍者 双子の縁(えにし) #4
部屋の中をぐるりと見回す。自分が持ってきた物は、この家系図だけで他はここに来て買った物だ。なくても大丈夫なので未練も悔いもない。でも、この家系図も必要ない。頭の中に入れたので跡形もなく消そう。兄貴、ごめんね。そう思っていると、部屋の中が薄暗くなってきているのに気がついた。急いで電気を灯し食事を作る。今夜は何にしようかな。皆で食べる食堂はあるが、俺は自室で作って食べている。個室連中は食堂を利用しない...
甲賀忍者 双子の縁(えにし) #2
パソコンの画面越しに話していた。 「無事に逃げられて良かったね。」 「翔馬のお陰さ。」 「こういう事しかできないから……」 「そういう顔をするんじゃないの。お兄ちゃんを信じなさい。」 「もちろん信じてるよ。だから逃げて、逃げまくって捕まらないでね。」 「おう。それじゃ、またな。」 「うん。」プツンと切れたディスプレイに向かって独り言を言っていた。 「兄貴、和志君、拓真君、雄飛君。皆、元気で生きてくれ...
甲賀忍者 双子の縁(えにし) #1
苛ついていた。 「くそぉ……。またか、またなのかっ!」その苛つきに輪を掛けてくるように戦闘部隊の隊長は報告してくる。 「は、はい。申し訳ございません。」 「いつも、いつも……」そこで言葉を飲み込み、深く息を吸い込み気を落ち着かせると睨み付けながら言ってやる。 「他の言葉はないのか。」 「もうし」シッと、横に立っている隊員に小突かれ気がついたみたいだ。 「て、徹底的に探し出し、こちらに連れて参ります!」...
それは、ある日常の「物語」 #19
(12色相環シリーズ:赤/1月)扉の開く音と同時に、微かなシャンプーの香りが鼻腔を掠めた。その心地良い甘い香りを消してしまわないように、まだ長い煙草を灰皿に捻じ込む。数年前には考えられなかった己のそんな行動も、今では当たり前になった。部屋に入ってきた彼の気配に、口端が緩むのもまた。「あれ、ハイン?」「ただいま」「うん、おかえりなさい」部屋に備え付けられているカウンターバーのチェアに腰掛けていた俺に気付...
きっかけは君の一言 番外編(4)
しかし、刑事、警察ね。私は、そんな者にはなりたくない。今は警視総監になっているが、あいつは私をハメたんだ。私をハメて、あいつは警視総監になったんだ。幼なじみで親友だと思っていた奴、小早川正浩。いや、思い出したくもない。ところで、あの女をどうするかな。いつものようにどこかに捨てるか。それよりも、目の前で嬉しそうにしてる奴が先だな。あんな服装だからナメられるんだ。副学長らしく、せめてポロシャツにしても...
2022年01月 (1件〜50件)