第14話 大切な友達
「あけましておめでとう」 駅前で待っていた東條は、翼と創真が連れ立ってやってきたことに気付くと、どこか気まずげな笑みを浮かべて年始の挨拶をした。翼は何でもないかのように笑いながら同じ言葉を返し、創真はその隣で会釈をした。 元日、三人で初詣に行こう——。 そう提案したのは翼だった。よりによって拉致事件の首謀者と動機が明らかになったあのあとに。東條は渋っていたが、翼が待ち合わせ場所と時間を決めてしまった...
オリジナル小説のなかでも「恋愛」をテーマに小説を書いている方、どうぞ参加してくださぃ。 幸せな恋愛。 可愛らしい恋愛。 切ない恋愛。 悲劇的な恋愛。 異常な恋愛。 なんでもOkです! 参加をお待ちしております♪
2019年08月 (1件〜50件)