自作小説を紹介！！

ケンタと秘密の花園　526

「まずはガラスの家の奥に、家があるの…知ってる？」　ケイさんは、ケンタたちの表情をうかがうようにして、聞きます。ケンタは、タカシくんと顔を見合わせると、「うん…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　525

　　その人に連れて来られた場所は…この島に来た時、最初に見上げた、あの社の前だった。目の前に立つ建物に…「こんなトコにあったの？」と、目の前はすぐにガケになっ…

ケンタと秘密の花園　525

（あら、おかしいなぁ）　だけどケンタは、ふと気付きます。ケンタたちを見ている大人たちが、なぜだか奇妙な表情を浮かべているからです。　えっ、なに？どうして？ケン…

かわいすぎる友だち〈1〉 青いレモンの汗

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

選り抜きストーリー ある日の善行さん 196 可愛いあの子はどこに？

 こんばんは！暇人です。今日も暑かったのですが…３時過ぎに、いきなりの激しい雷雨…なに？なにごとか？あわてました。一瞬、光がさしましたが…今日はドンヨリとした…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　524

　　颯太もまた、言葉を失い、呆然と立ち尽くした。「うそぉ、マジで？」「えぇ～っ、なんでぇ～？」他に言葉を忘れたのか、というくらい、ただそれだけを繰り返して言う…

ケンタと秘密の花園　524

「ねぇライトって…あの土に刺さってるやつ？」　怒るでもなく、ニコニコしながらメアリーさんが聞くので、「そう！」今度はカイくんも、得意そうにうなづきます。「ボク…

【小説】第１０話・ミスターＭ氏の追憶②｜Hatena Blogger　銀河鉄道の夜

ひさびさに小説を書きました。 ①からずいぶん日にちが経ってしまいました。 hoozukireiko.hatenablog.com 第９話 ミスターＭ氏の追憶② 俺がジョバンニ号に乗るのは３回目だ。 はじめて乗ったとき、俺は３０歳だった。 俺は１０歳の少年に戻ってやり残したこと、 そう 彼女との再会を果たし、彼女の名前を知った。 そのとき持ち帰った彼女－－れいこのハンカチが原因で、地球に着くと俺は７０歳に なっていた。 ７０歳になった俺は、もう一度ジョバンニ号に乗って ３０歳の自分に戻るはずだったが 急激な老化で俺の脳は痴呆症を発症し、自分が誰であるかもわからなくなり、ジョバンニ号に乗ることすら…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　523

「あの人、すごいね！　全然平気なのかなぁ」　前方をヒョイヒョイと　苦も無く上って行く男を見て、裕太はそっと颯太にささやいた。だが男は突然、両足を開いて立ちはだ…

ケンタと秘密の花園　523

「お母さんがねぇ、あの子のために…寂しくないようにと、　花を植えたの。　そうすると、どんどん花が増えちゃって…　ついでに、植木屋さんまで雇っちゃって…　とんで…

選り抜きストーリー ある日の善行さん 195 心配する大人たち

こんばんは！暇人です。今日は我が町は暑い１日で…東日本を襲った台風の影響はまったくなく…（風が少し吹いたくらい？）外に出るな！出たら死ぬぞ～という暑さで、体操…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　522

　　波が次から次へと、裕太たちを追いかけてくるけれど…怖くて、後ろを振り返る勇気がない。もしも今、振り向いたら…足がすくんで、動けなくなるだろう。この前方の人…

ケンタと秘密の花園　522

　　目の前にいるケイさんは、今はもう…すっかりオバサンになってしまったけれども…だけどそんな過去があったとは、ケンタたちには想像もつきません。「でも…ホントの…

選り抜きストーリー ある日の善行さん 194 あの女の子は、どこに？

こんばんは！暇人です。先週からとんでもなく暑い日々でして…秋を感じていたのが、嘘のよう…マボロシ～ひたすら冷たいものが恋しい…そんな日々です。今日はですね、買…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　521

　　走りながらも、裕太はひたすら考えている。果たしてうまく、隠すことは出来ただろうか…と。あの秘密の洞窟への入り口の手がかりや、あわててカギをかけて封印したつ…

ケンタと秘密の花園　521

「そうよ！あのトトロのバスも…そのための車だって、言ってたわ」「トトロのバスじゃなくて、ネコバスだよ」メアリーさんに、すぐさまカイくんが言い返します。だけども…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　520

　　そうだ。　やっぱり、そうなのだ。　颯太も気付いていたのだ、と裕太は確信した。でも今、この局面では、どうすることも出来ないのだ。だから…裕太は賭けに出ること…

ケンタと秘密の花園　520

　　メアリーさんと、ケンタとタカシくんが話している間にも、車はずんずん庭の奥の方を進んでいます。左手に迷路がチラリと、その姿を見せています。どうやら車は、その…

選り抜きストーリー ある日の善行さん 193 ヤキモチ焼きの善行さん

こんばんは！暇人です。今日はとても暑い１日で…家にいても、汗を大量にかきました。真夏に逆戻りだぁ～と体操教室から帰ってから、家でおこもり。本格的な秋は、もう少…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　519

　　それにしても、どうだ？と裕太は思う。これだけ崖を上っていても、まったくスピードが衰えない。息が上がっている様子もない。しかも、ひょいひょいひょいと上がる姿…

いけない診察室〈5〉 射精するヴァギナ

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

ケンタと秘密の花園　519

　　メアリーさんはじっと前方を見つめます。そのまなざしは真剣で…まるで大切な何かを探しているような、雰囲気をまとっています。やけに骨組みが目立つ車は、庭の中を…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　518

　　条件次第で教えよう…といきなり男が言い出すので、裕太たちはわけがわからなくて、うろたえた。すっかり自分たちのことを、助けに来てくれた…とばかり、思っていた…

ケンタと秘密の花園　518

「うわぁ～なんだ、これ！おっきいなぁ～」　はしゃぐような声を出すと、カイくんは枠組みのところに、身を乗り出してケンタたちを手招きします。パレードの車というより…

選り抜きストーリー ある日の善行さん 192 ジェネレーションギャップと最強なメンバー登場！

こんばんは！暇人です。今朝は…整形外科へ行こうかなぁ～と思いつつも…予約がだいぶ先だから、ま、いっかぁ～行くのを止めた、ワタシです。その代わり…旅行の予約を取…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　517

　　だが予想と違って…男はさらに、「あれ…おまえたちの舟だったのか」と言ったのだ。「えっ？」裕太は口ごもる。「えーと」何と答えよう…と逆にとまどう。 乗って来…

ケンタと秘密の花園　517

「車屋さんもね、これ、何に使うんですかって、不思議そうな顔を　してたわ」ケイさんも笑います。　運転席から身を乗り出して、ニコニコしながら、ケンタたちを見ます。…

選り抜きストーリー ある日の善行さん 191 善行さんは大忙し

こんばんは！暇人です。今日は昨日のせいか…膝のご機嫌は、よろしくないようで…（家にいる分は大丈夫）  ヘルパーさんには、「安静にしてくださいね。  歩いたら、…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　516

「なにやってるんだ！おぼれたいのか？」いきなり声が飛んできた。「早く！」颯太は裕太の手を、さらにぐいっと強く引っ張った。その間も…裕太の頭の中では、色んな疑問…

ケンタと秘密の花園　516

　　それって、どういうこと？　　心を読むって…なに？　メアリーさんが魔法を使えるって、こういうことなの？と…ケンタは不思議に思いました。すると今度は…また変わ…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　515

　　どうやら島のどこかに出たらしい…それだけが、裕太たちにもわかった。そしてふと、裕太の頭にひらめくものがあった。「あっ、舟がぁ！」そういえば、乗って来た舟を…

ケンタと秘密の花園　515

「なにって…素敵なものよ！」　メアリーさんは、とても楽しそうな顔をして言います。だけどそれだけでは、ケンタたちは納得しません。「すてきなものって、なに？」さら…

選り抜きストーリー ある日の善行さん 190 あの子は優しいお兄ちゃん

こんばんは！暇人です。今日は今一つの天気で…おとなしく過ごしておりました。時折激しく雨が降り、まだ水溜まりが残っておりました。８月が終わり…秋の気配です。暑さ…

宝の島を探しに行こう！（仮題）第７部　514

「やばい！水が入ってきた！」　男の声を聞いていると…確かにどこかで、聞いたことがある…と思うのだが、あまりに突然のことなので、どこでのことだか、誰の声なのだか…