自作小説を紹介！！

キカイダー母さん #05「坂本千草4」

おかえりなさい、シンデレラ 第19章 ユメよ、もう1度…5

　　信子はふいに我に返り「また今度、来ましょ」とつぶやくと、クルリと回れ右をする。（一体、ここはなに？）気になるけれど…また、あのトンネルを探してみたい、とふ…

もみだしてよ、そのお肉！&選り抜きストーリー ある日の善行さん 238

こんばんは！暇人です。未明から降りだした雨が、午前中も降り続き…おや、天気予報、はずれたか？と思いましたが、昼前には雲が広がりました。１日どんよりしてましてね…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第5章　　謎の老人現る…5

　　そのドローンは、小さなプロペラ部分がきちんと４つついており、作り自体はとてもシンプルだけれど、おもちゃの割には、思いのほかよく飛んでいる。「でもねぇ～気を…

もしも、時計が左回りを始めたら？〈8〉 待ち伏せの放課後

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

おかえりなさい、シンデレラ 第19章 ユメよ、もう1度…4

　　その場所は、細い路地の突き当りなので、車の便も悪そうだ。陽もあまりささないようで、家と家の間に、ポッカリとすき間があるような、そんな人目のつかないような場…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第5章　　謎の老人現る…4

「ゲームだって、中々買ってもらえないんだもん」不満そうに、裕太は口をとがらせる。誕生日プレゼントで、そんな…高価なものを買ってもらうなど、到底考えられないから…

おかえりなさい、シンデレラ 第19章 ユメよ、もう1度…３

　　買い物袋を手に取ると、信子は新しく手渡されたキーホルダーを握り締めて、何だか自分が一人前の主婦になったような気がして…信子は誇らしく思った。自分だって、人…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第5章　　謎の老人現る…3

　　もちろん　裕太がまったく机に向かっていない、ということに気付いた母さんは、さすがにマズイと思っていた。だけども裕太はのんびりとした顔で、「大丈夫だよぉ。そ…

おかえりなさい、シンデレラ 第19章 ユメよ、もう1度…2

　　とはいえ、信子の日常は、いたってシンプルなものだ。カスミさんが仕事に出かけた後、掃除機をかけ、洗濯機を回す。せっせと動き回る信子のことを目に留めると、カス…

幸せな夢を見る…想い出はラムネと潮風の香り…特別編

こんばんは！暇人です。今日はひどく暑い１日でした。来週あたり、天気が怪しくなる、というので、布団やマットなど干しまくり…扇風機ももう1台出しました。ヘルパーさ…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第5章　　謎の老人現る…２　　

　　もう慣れっこになってしまったのだろう。何の感慨もなく、ごくあっさりとジュンペイが言うので、自分とはえらい違いだ、と裕太は思う。だって颯太と別れる時…自分は…

おかえりなさい、シンデレラ 第19章 ユメよ、もう1度…１

　　弟との再会を果たした信子は、これからどうしよう…と迷っている。今さら前の家には、戻れないし…（記憶が戻ってこないし…）ジュンヤも、継母も、信子の記憶が、ど…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第５章　謎の老人現る　１

　　自分の何が気に入ったんだろう…と裕太は思う。あれから毎日、ジュンペイは裕太を誘いに訪れた。たまには自分が行かなくちゃ、と思うのだけれど…「いいよ、うちは狭…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…24

　　そう言われれば　あの男…何だか目付きがおかしかった…ずいぶん、ジロジロとこちらをうかがっていたな、とか…疑惑がどんどん膨れ上がり、思わずアナスタシアは頭を…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第4章　　新しい学校、新しい友達　　15

「おやぁ～ずいぶん早起きだなぁ」　散歩から帰って来たじいちゃんが、のどかな声で、裕太に向かって声をかけてきた。相変わらずじいちゃんは、早起きだなぁ～と、裕太は…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…23

　　それはハンスのよりは、少しこぎれいなもので、後ろには、小さな荷台が乗っているだけだ。「それとも　ボクの隣に、乗りますか？」からかうように、男は彼女を見ると…

想い出はラムネと潮風の香り…番外編 白いワンピースの女 　後編

こんばんは！暇人です。今日も風の強い日でした。朝は気持ちよく晴れて、初夏を思わせる日差しでしたが…次第に 曇り始めまして、今晩雨が降りそうです。ついに解除され…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第4章　　新しい学校、新しい友達　　14

「制服ねぇ～今はないんだけど、作ろうかって話、あるみたいだよ」澄ました顔で、ジュンペイは言う。それからすっくと立ちあがると、「あ、ボク、母さんに頼まれたこと、…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…22

　　男は彼の顔色に気が付くと、ニヤリと口元をゆがませると、「おやおやぁ、彼氏がやきもち、焼いてるよ」からかうように言って笑う。「あっ」あわてて彼女は手を引っ込…

想い出はラムネと潮風の香り…番外編 白いワンピースの女 前編

こんばんは！暇人です。今日は初夏を思わせる天気で…見事なまでに青い空！あ、暑いそんな１日でした。いよいよ緊急事態宣言が、北海道や東京も全面解除になりそうですか…

もしも、時計が左回りを始めたら？〈7〉 その男、過去からの使者

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第4章　　新しい学校、新しい友達　　13

　　ジュンペイは昨日と打って変わって、借りて来た猫のように、おとなしく物静かだ。からかわれるのは嫌なのだが、あまりにもおとなしいと、何だか調子が狂うなぁと裕太…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…21

（この人はきっと…本当のことを、知っているかもしれない）　本能的に、アナスタシアはそう思う。そんなこととは気づかずに、男はあらためて彼女に確かめる。「あの人……

花とお散歩！思い出はラムネと潮風の香り…エピローグ

こんばんは！暇人です。先ほど…ほぼ書き上げた、というのに全部消えました(￣▽￣;)💦なんてこったなのでね。もう一度、書き直します。エッセイの方は…全く思い出…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第4章　　新しい学校、新しい友達　　12

「このまま、田舎で一生、終わるのかなぁ」嘆くように、大げさな声で、ジュンペイは空を振りあおぐ。「そんなこと、ないだろ？」裕太はどういう顔をしたらいいのか、わか…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…20

「おいおい、いきなり来て…それはないだろ？」　そう言いながらも、男は面白そうに笑う。「あんたって、中々度胸があるなぁ～」珍しそうに彼女を見つめると、ふいに思い…

料理は実験と同じ？思い出はラムネと潮風の香り…第3章 すべては夢のかなたに 4

こんばんは！暇人です。今日もとても気持ちのよい天気になりました。少し風が強くてですね、日傘が飛ばされそう…お陰で過ごしやすかったです今日は寝坊をしましてね（盛…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第4章　　新しい学校、新しい友達　　11

　　裕太はジュンペイの顔色をうかがう。そういえば…どうしてここに来たのかは、まだ聞いていないことに気が付いた。「でも、まぁいいか！　ボクはこの島しか知らないし…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…19

「あなた、前、うちへ来たこと、あるでしょ？」　ふいに彼女が思い切り大きな声で、男に向かって叫んだので…男はドアを開けたまま、こちらをグルリと振り向いた。「あん…

怒るアイツ、マスク焼けにはご用心！思い出はラムネと潮風の香り…第3章 すべては夢のかなたに…３

こんばんは！暇人です。今日もよい天気でした…朝はどんより雲っていたのですが…午後からスッキリと青空ふわふわとした気持ちのよい空で、風が吹いていたので、暑くはあ…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第4章　　新しい学校、新しい友達　　10

　　ヘヘヘといたずらっぽい顔で笑う、ジュンペイを見ていると…ごく普通の素朴な男の子に見えて来る。なぜだかそこに、颯太の顔がだぶって見えた。　颯太は今頃、何をし…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…18

「あんたたち…危ないこと、考えてるんじゃあないだろうねぇ」　小ずるい光が、男の目に宿る。「知らないよ！ただの…人探しだ！」　不穏な空気を察知したのか、ハンスは…

ホラーなアイツに愛されてる？思い出はラムネと潮風の香り…第3章 すべては夢のかなたに…２

こんばんは！暇人です。今朝はですね、かなり分厚く雲が立ち込めて…どんよりとした空でしたが夕方から晴れてきました。娘がね、有給をとりまして、お昼に帰ってきました…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第4章　　新しい学校、新しい友達　　9

　　するとジュンペイは、まっすぐに姿勢を正すと「オレ、中沢　ジュンペイ！」予告もなしに、いきなり名乗った。「知ってるよ」チラリと視線を走らせると、裕太は昨日聞…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…17

「1週間前？　相手は誰だ？」　すかさずハンスが言うと「さぁ、どうだかなぁ」　はぐらかすようにニヤリと笑うと、男はグラスを持ち上げて、「あれ？もうカラだなぁ」カ…

思い出はラムネと潮風の香り…第2章 暴走する子供たち…8

こんばんは！暇人です。昨日の大雨はどこへやら？今朝は曇り空で、今にも泣き出しそうと思っていたら、次第に晴れてきました。風が強い１日でした。強風にあおられてね、…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第4章　　新しい学校、新しい友達　　8

　　思わず知らず、裕太の声が大きくなる。「おまえ、声がデカイ！　母ちゃんに聞えてもいいのか？」　だがその割に、ジュンペイは平気な顔でヘラヘラと笑う。　　なんだ…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…16

「それで？どこにいるんですか？」　あくまでも冷静な口調で、ハンスはその男に聞く。男はヘラリと笑うと、暗い瞳をハンスに向けて「知りたいかい？」とかすれた声で聞い…

お姫様の結婚の条件は？&思い出はラムネと潮風の香り…第2章 暴走する子供たち…7

こんばんは！暇人です。今日はですね、大雨の予報がありまして、午前中に急いで用事を済ませました。午後からポツリポツリと降り出した雨が、夕方になるにつれ、どしゃ降…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第4章　　新しい学校、新しい友達　　7

「それにしても…どうして　ここに？」　裕太はまだ…信じられない。どうしてジュンペイが、ここにいるのか、ということが。　するとジュンペイは、へへっと笑うと、「お…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…15

「ふぅーん」　ねめまわすように、その男はハンスを見ると…サッとアナスタシアの方にも、視線を飛ばす。「まぁ、心当たりが　ないこともないが…」もったいぶった言い方…

冷凍イチゴって、どうやって食べる？思い出はラムネと潮風の香り…第2章 暴走する子供たち…６

こんばんは！暇人です。今日は昨日と違い…とても暑くなりました。ムシムシとしてましてね、半袖を引っ張り出して、着ておりました。先日届いた、十万円の給付金… オン…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第４章　　新しい学校、新しい友達…６

（えっ？それ、本当か？）　田舎町の恐ろしさを、まざまざと見せつけられる裕太だ。驚いて、まだ状況がよく呑み込めていない裕太を見ると、彼はとても満足そうな顔をする…

もしも、時計が左回りを始めたら？〈6〉 目の前の「開かずの扉」

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…14

　　アナスタシアはハンスの背中に隠れたまま、うなづいている。「彼女のお母さんを探しに来たんだ」すぅーっと息を吐くと、ハンスは男に向かって言う。彼女は黙って、そ…

苦手な物を克服しよう！リベンジクッキング思い出はラムネと潮風の香り…第2章 暴走する子供たち…５

こんばんは！暇人です。昨日はかなり雨が降りまして…今日の午前中まで降っていました。今日はどんより曇り空…まだ湿気を含んだ空気で、ひんやりとしていました。昨日、…

キカイダー母さん #04「坂本千草3」

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第４章　　新しい学校、新しい友達…５

　　まだ寝ぐせもついたままだし、　シャツはしわだらけだし、　こんな時間に、何者？と不機嫌な顔のまま、裕太は玄関へと向かった。まだ新学期も始まっていないので、友…

おかえりなさい、シンデレラ 第18章 パン屋の王子様…13

「ハッ！」　ピシリと馬にムチをあてると、ハンスは馬車のスピードを上げる。「夜になったら、ならず者が増えるから、なるべく早く行くよ」前を向いたまま、彼が手綱を握…