自作小説を紹介！！

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene11シンデレラは時を越えて…５

　　おとぎの世界では、今　どういう状況になっているのか。果たして魔法使いの言うことは、本当に信用できるのだろうか？エラには何一つ確信が得られるわけではないけれ…

お日さまに誘われて…雛巡り…難攻不落のあの頂を目指せ 　38

こんばんは！暇人です。今日はいい天気でしたね…暖かで、これはお散歩日和だ！昨日は行けなかった、お雛様…よし、今日はリベンジだ！急に思い立ち、午前中に出掛けまし…

四、ぼくは無様なゴミの町で

　ぼくは無様なゴミの町で暮らしている。通学路の二十分間にいやというほどそれを味わう。空き缶にペットボトル、それに空になったカップ麺。ペットのウンチも落ちている。途中にゴミステーションがあるが、指定曜日でない日にゴミを出すせいもあって、例にもれずカラスが散らかしていることがある。カラスだけではない。風で散乱していようものならそれは悲惨で、弁当は酸っぱい臭いを、生ゴミは腐った臭気を発生し、想像過多な胃...

父と娘の幻夢〈4〉 その人の面影

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…27

「担当の看護師が、斎藤さんを探していましたよ」　まったくペースを落とすことなく、ベテランの看護師さんが、じいちゃんの車いすのハンドルに手を触れる。「おくります…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene11シンデレラは時を越えて…4

　　シュウヘイは、あちゃあと思う。「やっぱり、知らなかったんだなぁ～」とエラを見て笑う。今どき常識だと思っていたことも、エラは知らない、ということに驚く。彼の…

Xデイはいつだ？お姫さまはお年頃…難攻不落のあの頂を目指せ 　37

こんばんは！暇人です。昨日はかなり雨が降っていましたが…(いつ止むのか、と思った…( *´艸｀)今朝は青空が広がりました。ただ…ヒンヤリと冷たい空気でしたが花…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…26

　　かすかにカツカツと靴音が響き、入って来る気配がすると…カーテンに人の影が映る。「あら！あなたたち…何をしているんですか？」いきなり声が聞こえてきた。ゲッ！…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene11シンデレラは時を越えて…3

　　それでもエラは、信子がいいと言わないのに、うかつなことを他の人には言えない…と、ちょっと口ごもってしまう。ただ、察して欲しい…とばかりに、シュウヘイの顔を…

明日はきっと、いい天気？難攻不落のあの頂を目指せ 　36

こんばんは！暇人です。昨晩から、雨が降り始め…今日は夕方まで雨降りの１日でした。お陰で、ひんやりと空気が冷たい…こうやって、寒かったり、暖かだったりして、ゆっ…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…25

「そんなに意外か？」「うん」　裕太はじいちゃんを見て、大きくうなづく。だってじいちゃんは、普段スポーツ万能タイプの、スーパーおじいちゃんなのだ。裕太の憧れのお…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene11シンデレラは時を越えて…2

「あのね、ある女の子を…その子の弟に会わせてあげたいの」　何を言われるのだろう…と身がまえていたシュウヘイは、その張りつめた顔をくしゃりと崩して、「へっ？」と…

進化する骨無し？歯は長い友達…難攻不落のあの頂を目指せ 　35

こんばんは！骨無し女です。今朝は晴れ間が見えていたのですが…風が冷たい((+_+))健診車で、健康診断を受けてきたのですが…ひたすら待ち時間が、寒かったです。…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…24

　　じいちゃんだって、裕太と同じなのだ。じいちゃんも…あの洞窟に何があるかなんて、はっきりとはわからないのだ。「その言い伝えって、昔からあったの？」裕太がじい…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene11　シンデレラは時を越えて…１

　　シュウヘイは、突然のエラの訪問に驚く。なぜなら…初め彼女を拾った時に、居候のようにして、エラがそこにいたのだが…カスミの家に移ってからは、全くエラは来なく…

ダイエットするぞ！意気込むお姫さまと難攻不落のあの頂を目指せ 　34

こんばんは！暇人です。今日は、昨日よりも寒い…と聞いていたのですが…天気がよかったせいか、暖かく感じました。(それって、服のせい？)お花の教室へ行きまして、苔…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…23

　　裕太には、今一つよくわからない。なんでじいちゃんが知っているのか…さらには、じいちゃんの驚き様は…裕太の想像を明らかに越えていた。 「おまえたち…あの像を…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene10シンデレラを取り戻せ！…31

　　エラは祈るような気持ちになる。どうか、お願い！うまくいきますように…と。 　一方礼美たちは、エラが何かをしている…というのは、何となく気付いていた。だが、…

君はマーメイド？ダイエットするお姫さまと難攻不落のあの頂を目指せ 　33

こんばんは！暇人です。今日は昨日ほどは、暖かくなかったのですが…ベランダで日向ぼっこしたい、そんな天気でした。我が家のクリスマスローズも、あともう少しで、咲き…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…22

　　先ほどからじいちゃんは、孫の顔をじぃっと見て、返事を待っている。まるで裕太が嘘をつかないかどうか、確かめようとしているようだった。「ほら、1番奥に像があっ…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene10シンデレラを取り戻せ！…30

　　一体、どういうことなんだ…信子はエラの言うことが、半信半疑だ。ただでさえ…正体不明のエラだ。信用しろと言われても、無理というものだ。まだ疑うような顔をする…

み、身動き取れない！猫は眺めるもの？難攻不落のあの頂を目指せ 　32

こんばんは！暇人です。今日はかなり暖かくなりました。というか…ちょっと歩くと暑い最高気温、２０度越えたか？体操教室も、暑くて暑くて汗をダラダラかいていました。…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…21

　じいちゃんの言葉に、｟まさか｠と思う。けれど、それがあながちウソではない、ということは、裕太が1番よく知っていた。　あの洞窟には、何か不思議な力がある…と。…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene10シンデレラを取り戻せ！…29

「人形劇？」　姉ちゃん、そんなことしてるの？初めて聞いた…とばかりに、驚いた顔をするので、（しまった、知らないんだ…）エラがあわてる。だけどさり気ない調子で、…

お姫様のピンチ！みんなでやれば、怖くない？難攻不落のあの頂を目指せ 　31

こんばんは！暇人です。今日は昨日よりも、かなり暖かく…春なみの快適さでした。花粉もね、かなり多い顔が痒い( ･д⊂ヽ゛のどがいがいが～そう思っていたというのに…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…20

「ほう…そんなに大きいのかぁ」　ひどく感心したように、じいちゃんが言うので…その横顔を見ているうちに、じいちゃんにも思い当たる節があるのかなぁとわずかに期待す…

父と娘の幻夢〈3〉 夜光虫の夜

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene10シンデレラを取り戻せ！…28

「なんで、そう思うの？」優しくエラが聞くと…初めて男の子は、小さな男の子のように、真っ赤な顔をして、エラの方を向いた。「母さんは…姉ちゃんのことを、無視するよ…

ちょっと待ってよ、メジロ君！永遠の少女の心を持つ女？と難攻不落のあの頂を目指せ 　30

こんばんは！暇人です。本日はね、昨日よりもさらに暖かくなり…風が強いのが、たまにキズ日向に出ると、ポカポカ陽気でした。今朝はのんびりと本を読んで過ごし、飽きた…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…19

　　じいちゃんなら…きっと、わかってくれる…そう裕太は信じていた。じいちゃんは「ふぅん」とうなづくと、「そうかぁ～まぁ、あるよなぁ～　で、どんな夢なんだ？」じ…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene10シンデレラを取り戻せ！…27

「ま、いいや」　案外あっさりと、男の子は引き下がる。それから「ん！」と言って、エラから手紙を受け取ると、「ボクってさ、姉ちゃんとあんまり似てないでしょ？」視線…

あなたも挑戦！間違い探しと善行さんと難攻不落のあの頂を目指せ 　　29

こんばんは！暇人です。今日は昨日よりも暖かく…それにはホッとしたのですが、風がけっこう強くて、ヒンヤリとしていました。体操教室のあと…銀行行って、イオンに行っ…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…18

「いいんだよぉ、どうせよりは、ヒマなんだ。　これぐらいは、よかろう」じいちゃんは勝手な理屈を並べる。どうやら、トイレに行くすきに、会いに来てくれたようだ。「ホ…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene10シンデレラを取り戻せ！…26

　　おや、と思い、目の前を見てみると…血がつながっていないはずなのに、何となく信子の面影のある小さな男の子が、通りすぎる。　真新しいランドセルに隠れるようにし…

寒い１日…空を見上げて…難攻不落のあの頂を目指せ 　　28

こんばんは！暇人です。今日は昨日ほどは、風が強くなかったのですが…寒い１日でした。２４節季の雨水というんですか？晴れていると、少し暖かな陽射しですが、昨日から…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…17

「あっ、そうなんだぁ」　裕太はチラッとジュンペイを見る。自分たちだけ、無事だった…ということか？（まぁ、ある意味…ややこしいことになっているみたいだけどなぁ）…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene10シンデレラを取り戻せ！…25

　　目当ての学校は、電車で一駅先の街にある。言われた通り、駅へ向かい、キップの買い方もカスミに教わった通り、無事に券売機で買い、ドキドキしながら改札を抜けて、…

あなたの神経は死んでいる？荒れる１日と難攻不落のあの頂を目指せ！27

こんばんは！ 骨無し女です。今日はですね、昨日とはうってかわって、寒い１日でした。空が真っ白で…かなりの強風雪が降ったり止んだりの１日でした。朝から歯が痛く(…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…16

「でも、じいちゃんが…」　先ほど車いすに乗っていた姿を思い出す。「あぁ」短く母さんがうなづくと「そうね。元気なフリをしていても…　やっぱり歳には勝てないってこ…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene10シンデレラを取り戻せ！…24

「そうかぁ～学校ならば、休まないかぎり、必ず行くもんねぇ」　信子は何だか、考え込むようにする。エラは思いつきを受け入れてもらえたので、嬉しそうだ。気をよくする…

風の強い日…青空と梅と…難攻不落のあの頂を目指せ 　　26

こんばんは！暇人です。今朝はかなり寒くて、風が冷たかったです。もうね、今朝出掛けようと、ドアを開けようとしたら…ド、ドアがあきません風が強かったのですね。目の…

三、トモの家にタクシーが止まった

　日曜の朝のこと。幼馴染トモの家にタクシーが止まった。若宮友美。通称トモは一つ歳上の近所の幼馴染。家は太陽が上ってくる東隣り。時刻は七時前！なんとなく二階の窓から見ていると、トモの母親が両手にバックを持ちながらタクシーに乗り込んだ。トモも父親も出てこない。そうこうしているうちにタクシーは走り去ってしまった。何だろう？と思いつつ目線を外しかけたとき、裏口からトモが飛び出してきた。その勢いのすごいこと...

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…15

「そのユメ、ボクも見たよ」　案外あっさりと、ジュンペイが認める。まさか同じ夢を見ているなんて、思ってもみなかったので、「えっ、マジ？」裕太が思わず身を乗り出す…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene10シンデレラを取り戻せ！…23

「よかったわね！でも…大家さん家にいた時なら、ここの電話に出られなかったでしょ？」エラが聞くと、これもまた想定内なのか…とても落ち着いた顔をして、「大丈夫」と…

父と娘の幻夢〈2〉 愛を栞られて

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

お姫様は理系女！善行さんとミツキちゃんと…難攻不落のあの頂を目指せ 　　25

こんばんは！暇人です。最近は毛布をして寝ていると、汗をかくようになった暇人です。 暑がりか？娘にね、オロナインつけたら、足のカサカサ治ったよ～と言うと、「オロ…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…14

「同じだ…」　裕太は思わずつぶやく。やはりジュンペイも、そうなんだ！裕太はジュンペイの顔をのぞき込んだ。「それって…」ゴクリと唾を飲み込むと、やけに大きく聞こ…

ちょっと待ってよ、シンデレラ（改訂版）scene10シンデレラを取り戻せ！…22

「お父さんは、新しいおかあさんの言いなり。　あの人は、私と弟が仲良くなるのがイヤなのよ。　だから私のこと…追い出したんだわ」そう言うと、フッと悲し気に微笑んで…

ミツキちゃんの初恋と、車酔いした骨無し女と難攻不落のあの頂を目指せ！ 24

「Dr.バードめ！  よくも無理難題を、押し付けてきたな！」  チッとサキアは舌打ちをする。「こんなものくらいでは、だまされないぞ」土下座だ、土下座！サキアは…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第９章　　懲りない男たち…13

「なんだよ、いきなり！」　裕太に向かって、唇を突き出すと、裕太はじぃっとジュンペイを見つめ「ドウクツに行ったこと！」まずはそう言って、ジュンペイの反応を待つ。…