自作小説を紹介！！

おかえりなさい、シンデレラ 第14章 チェンジ！ 9

　　そんなことを、あれこれと思っているとは露知らず…この2人の男女は、時折　信子が自分たちの後をついて来ているかどうかを、確かめながら、前を歩いている。「あな…

第22話　未来への通過点（最終話）

「いらっしゃい、諫早くん」　チャイムを押すなり待ち構えていたかのように玄関の扉が開き、東條が出迎える。七分袖のカットソーにデニムパンツというカジュアルな格好だ。創真が汗だくなことに気付いてかハハッと笑う。「上がれよ。部屋はだいぶ涼しくしてあるぞ」「おじゃまします」　彼がひとり暮らしをしているこのマンションには、すでに何度も来ているのでいまさら遠慮はない。それでも律儀に挨拶してから、創真は馴染んだス...

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第２章　　忘れられた墓標…10

「これって、もしかしたら…あの犬の？」　チラリと文字を読み取ると、裕太が聞いた。「おそらく　そうだよね」颯太も「うん」とうなづく。「えーとぉ、犬も殺されたんだ…

おかえりなさい、シンデレラ 第14章 チェンジ！ 8

　　あれは、どこであったのかは、とても思い出せないのだけれど…おそらく光のトンネルの影響のせいなのだろう…と、信子は勝手に解釈をしていた。（この世界にも、魔法…

大切なあなたに、思いを込めて…ある日の善行さん ミツキちゃんとひな祭り 9

こんばんは！暇人です。昨晩は少し冷え込みましたが…日中は暖かい陽射しに恵まれました。今日はですね、ヘルパーさんが来た後、久しぶりに電車に乗って、隣の街の図書館…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第２章　　忘れられた墓標…9

「これって、もしかして…犬小屋かなぁ」　突然裕太が声を上げる。　草に埋もれるようにして、ポツンと小さな小屋が、姿を現した。「そうだ、それって、犬小屋だぁ！」　…

おかえりなさい、シンデレラ 第14章 チェンジ！ 7

　　するとピタリと2人の男女が足を止めると、クルリと振り向いた。「そうなんだけど…このまんまじゃあ、夜になってしまうから…　準備をして、また出直すわ」　ニッコ…

おっとウッカリ！緊急連絡網…& ある日の善行さん ミツキちゃんとひな祭り 8

こんばんは！暇人です。今朝はどんよりとした曇り空でしたが…地元の病院の診察で、バタバタとした１日でした。昨晩ですね、体操教室のお休みの連絡網がありまして…コロ…

小説「彼に、コロナがうつったコロかナ」投稿しました

// 昨日、うんこをもらす夢をみました。 夢にうんこが出てくることは本当によくありますが、自分がもらす夢は初めてです。朝目覚めて、夢でよかった～と思いました。 何年か前に初夢でうんこが便器からどんどんあふれ出る夢を見た年は宝くじが２,３回当たったので、宝くじを買いに行きました。ちなみにうんこの夢はいい夢らしいです。 その場で当たりがわかるスクラッチが好きなので、２００円のを２枚、３００円のを２枚、合計１０００円買って、娘と分けてこすりました。すると、私がこすった３００円のスクラッチがなんと！！当たりました！！なんとなんと３００円当たりました。 １０００円ぶん買って、３００円当たったのだからいい…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第２章　　忘れられた墓標…８

「あっ、ダメだ！鍵がかかってる！」　裕太はガッカリするけれど、むしろこれで…あきらめがついた。「さぁ、それよりも…早く探そう！」あわてたように、先を急がす颯太…

おかえりなさい、シンデレラ 第14章 チェンジ！ 　６

　　信子はなぜか、この人のことを…信じてみよう、と思う。「はい」とうなづくと、「とりあえず…うちにおいで！　その後のことは…ゆっくりと相談しよう」と言った。「…

豚もおだてりゃ、木に上る…&ある日の善行さん ミツキちゃんとひな祭り 7

こんばんは！暇人です。昨日の夜から雨が降りだしまして、今朝も雨が残っていて…止むかな？と思うと、また降りだしました。３時頃にはやみましたが…どーんより太陽が見…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第２章　　忘れられた墓標…7

　　目の前に現れたのは、打ち捨てられた小屋のようなものだった。大きさ的には、ごくごく小さな掘立て小屋のようだ。おそらくは、物置きか何かに使われていたのかもしれ…

おかえりなさい、シンデレラ 第14章 チェンジ！ 5

　　困ったように立ち尽くす、信子に向かって　その人は、ニッコリと微笑むと…「ね、あなた…これから　どこへ行くの？」と声をかけた。「どこへ？」うつむいた顔を上げ…

ある日の善行さん ミツキちゃんとひな祭り 6 &マスク争奪戦！勝つのはどっちだ？

こんばんは！暇人です。 今朝はがんばって早起きして…何とか頑張ろうペッタンコの力こぶを作り…朝ごはんもゆっくりと食べないまま、よし！決戦の火ぶたは下ろされた！…

小説「俺、コロナにコロされるかナ」投稿しました

// 久しぶりに、小説を書きました。白血病の旦那さんをかかえている妹が、１時間並んで７枚入りのマスクを２パック買った話を聞いて、マスクを買い占める転売ヤーに憤りを感じて、小説を書きました。 このお話は、私の願望かもしれません。 ですが、あながち空想の世界でもなく、現実に起こりえることなのです。 １か月前、マスクが買えなくなったときは、１か月もすれば手に入るようになると思っていたのですが、中国製のマスクは日本に入荷しづらくなっているのでしょうか、マスクはいまだに店頭でみかけません。増税前に買っておいた我が家のマスクもメイドインチャイナと書いてありました。 もうすぐマスクが転売禁止になります。そう…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第２章　　忘れられた墓標…6

「いやぁ～ここに、何かありそうな気がするんだけどぉ」　裕太がしげしげと、体を乗り出している。「もしかしたら…キツネか何か、いるかもよ」冷静に颯太が、裕太に声を…

スペシャルストーリー ある日の善行さん ミツキちゃんとひな祭り 5

こんばんは！暇人です。昨日はかなり雨が降りまして…今朝も残っていたようですが、割りとすぐに止んでいました。ヒンヤリと風が冷たくて、今日はおとなしく本を読んでお…

おかえりなさい、シンデレラ 第14章 チェンジ！ 4

　　本当いうと信子は…そういう魔法とか、非科学的なことは、信じないたちなのだけれど…だけども、今回は違う。何しろ自分自身が体験しているのだから、信じるしかない…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第２章　　忘れられた墓標…5

　　そうしてまっすぐに、草をかき分けて行くと、ようやく道らしい所へとたどり着く。「この辺…人の通った跡がないからなぁ」　颯太が足元を見下ろすと、確かに草が猛々…

ピンちゃん〈終章〉 ボクたちのファイナル

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

おかえりなさい、シンデレラ 第14章 チェンジ！ 3

「あら、あなた…この辺の人？」　話しかけながらも、カスミさんは他の人たちのいる方向へ近付いて行く。「いえ…あのぉ」　ここはどこですか、と問い正したいと思うのだ…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第２章　　忘れられた墓標…4

「こっちの方って…来たことないよね？」　一体どこへつながっているのだろう…と、裕太は思う。自分たちが来たことがあるのは、この廃屋と地下室だけで、この家の周りま…

おかえりなさい、シンデレラ 第14章 チェンジ！ 2

　　カツンカツンと足音が響いてきて、しゃがみ込んでいる信子に近付いて来た。その人はゆっくりと、信子の顔をのぞき込むと、「あら、あなた！　さっきの女の子、見かけ…

スペシャルストーリー ある日の善行さん ミツキちゃんとひな祭り4

こんばんは！暇人です。今日も風が冷たい１日でした。空はきれいな青空で…どこか行きたいなぁと、１週間で家でおとなしくするのに飽きてしまいました…贅沢なやつだ今日…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第２章　　忘れられた墓標…３

「ね、これって…どこに埋める？」　建物の周りをキョロキョロと見回すと、あらためて裕太は言った。「うん…そうだなぁ」　颯太も何かないかと探す。そういえば、老人に…

おかえりなさい、シンデレラ 第14章 チェンジ！　　１

　　それは突然の出来事だった。まさか足元に落ちていた靴を、（なんでだか　知らないけれど…）拾って履いたら…いきなりまたどこかへ、飛ばされたからだ。　　なに　こ…

スペシャルストーリー ある日の善行さん ミツキちゃんとひな祭り 3

こんばんは！暇人です。今日は風の冷たい１日でした。今朝はヘルパーさんの日で、「花粉がすごいですよ！」と言われまして。窓を開けた途端、顔が痒い( ･д⊂ヽ゛厄介…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第２章　　忘れられた墓標…2

「ううん、なんでも」振り向く颯太に、あわてて裕太は頭を振る。「そう？」心配そうに、裕太を見つめると「じゃあ、行こうか？」明るい口調で、今度は颯太が先に立った。…

おかえりなさい、シンデレラ 第13章 あべこべシンデレラ 9

　　目の前に？　息をのんで、エラと女の子はじぃっと目の前の生き物を見つめる。なぜだか　その動物も、逃げる様子もないままに、じぃっと2人を見返しているようだ。「…

スペシャルストーリー ある日の善行さん ミツキちゃんとひな祭り2 &名探偵骨無し？

こんばんは！暇人です。今朝はかなり雨が降っておりまして…そこで！名探偵骨無し考える…もしかしてもしかして…雨の日ならば、みんな出掛けたがらないかもよそして…午…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第２章　　忘れられた墓標…１

　　いつもの通いなれた通学路を通り過ぎ、小川のほとりを歩いて行くと、次第に人里離れた雑木林の方へと向かって行く。そろそろだ…と思うと、自然と歩く足にも、力がこ…

おかえりなさい、シンデレラ 第13章 あべこべシンデレラ 8

　　すると魔法使いのおばあさんは、驚く2人を見やると「あぁ～あんまりうるさいから、ちょっとおとなしくしてもらったわ」澄ました顔で、そう言う。「おとなしく？」ど…

スペシャルストーリー　　ある日の善行さん ミツキちゃんとひな祭り 1

こんばんは！暇人です。今日は肌寒いけれども、気持ちのよい天気でした。風が吹くとね…顔がかゆーい😱😱困りましたね。花粉の飛散量半端ないです。今朝の空…なんか…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第1章　タイムカプセルに夢を乗せて…15

「もちろん、持ってきたよね？」「うん」　裕太はリュックサックに手をやると、あの時と全く同じ光景だな、とそう思った。ここに来る途中も、珍しく誰とも行き会わない。…

ピンちゃん〈15〉 ラスト・ショーの鶴

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

おかえりなさい、シンデレラ 第13章 あべこべシンデレラ 7

　　それは言いがかりだ…とエラは思うけれども、言い返すことはできない。「あら！当然の報いでしょ？」にらみつける継母に対して、魔法使いは澄ました顔で言う。継母は…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第1章　タイムカプセルに夢を乗せて…17

「ね、持ってきた？」　みんなの輪から離れると、颯太は裕太を誘って、校舎から離れた場所へ向かう。「うん、持ってきたよ」じいちゃんとの約束は、夕方だ。それまではま…

おかえりなさい、シンデレラ 第13章 あべこべシンデレラ 6

「あなた、何を人のことを、ジロジロ見ているの？」　エラの視線に気づいてもなお…継母はそれでもにらみつけるようにして、口を尖らせる。「あの…ここは、どこですか？…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第1章　タイムカプセルに夢を乗せて…16

「そうか…」岸本先生は、そう言うと、ため息を一つついて、「まぁ…気を付けて帰れよ」やけに真剣な顔で、そう言った。どうしたのだろう…と思うけれど、「あっ」急に思…