自作小説を紹介！！

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…26

　　ズシリと背中に重みを感じる。たぶん、あのでっかい弁当箱のせいだ…と思う。だけども裕太はあえて、何も言わなかった。　玄関を出ると…母さんが裕太の後を、追いか…

緩い急行、遥かな愛〈32〉 屋根の上の告白

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…20

　　どういうことだ？　なぜ、そんな必要ある？やはり恭介には…よくわからない。「わからなくて、当然よ！　私にだって、本当はよくわからないんだから」この時ようやく…

本日のおすすめは？夕焼けと本とケンタと紫のバラ…第2章…８

こんばんは！暇人です。今朝は久しぶりに、たっぷりと寝て…寝すぎか、というくらい寝て…夢で、遅いとか、遅れるとか言ってて、なに？と思うとえっ、10時？飛び起きた…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…25

「えっ？あっ、どうして？」　うまく言葉にならない。母さんの目が鋭い光を帯びて、裕太を見返す。「そりゃあ、わかるわよぉ。　外を見れば、すぐにね！　それに…あんた…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…19

　　それは、不思議な光景だった。グルグルと枯れ葉のダンスが続く中…強い風が吹きつけると、降り積もっている落葉の山を、切り崩しにかかっていた。徐々に埋もれていた…

紅葉に誘われて…空とお鍋とケンタと紫のバラ…第2章…７

こんばんは！暇人です。今朝は中々起きられなくて、物音を聞き付けて、外を見るときれいな空が見えました。雲が多めでしたが、ヒンヤリとした空は、とても綺麗で…夜オリ…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…24

　　じゃあ、なんで？　　なんで、ボクの物じゃない物が、この中に入っているんだ？裕太はじぃっと、そのリュックを見つめる。「あんた、自分で入れて、忘れているのよ。…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…18

「どう　難しいんですか？」　思わず噛みつくように、言ったけれども…山下さんは、それにはあまり取り合わなかった。「それは…あなたが自分で体験したら、わかることで…

やったぞ、終わった！HAPPYのお裾分けと…ケンタと紫のバラ…第2章…６

こんばんは！暇人です。今朝も寒かったですね～でも、昨日よりは日中は暖かでした。雲が多めでしたけどね今日ですね、ようやく…無事に原稿をポストに投函いたしましたパ…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…23

「何しろ裕太しか、あの子のいた場所を、知らないんだからね！　さっさと行ってあげなさい」　母さんの言い分は…無茶苦茶だけれども、確かにそうだ。「でも…ジュンペイ…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…17

　　聞き方が、まずかったのかもしれない…恭介はすぐに、そう思った。まさか、幽霊ですか、とは聞けない。ゾンビですか、などとは聞けるわけもない。　だが…どうして自…

2人の運命はいかに？神様のみが知っている？ケンタと紫のバラ…第２章…５

 こんばんは！暇人です。今朝はヒンヤリとして、かなり寒かったのですが…きれいな空でした。雲のすき間から、太陽が上ってる～気持ちがいいね寝ぼけ眼で、見とれており…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…22

　　ボーイスカウトにでも、入ったことがあるのかなぁ？ジュンペイのことを、まだよく知らないことに気付く。確か、年の離れたお兄ちゃんと妹たちが、たくさんいる…と聞…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…16

　だが思ったような反応もなく、山下さんは「そうですねぇ～」と曖昧に笑う。「ここには時々…迷い込んでくる人が、いますからねぇ」　あなたも、そうでしょ？意味あり気…

ヒヤリしたレントゲンとまさかのbeforeafter～ケンタと紫のバラ…第２章…４

こんばんは！暇人です。今日はヒンヤリとした天気でした。朝は晴れていたのですけど…午後から曇り少し小雨も降りました。地元の病院の診察でしたが…思いの外、待たされ…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…21

　　懐中電灯やロープの間に挟まるようにして、四角くて見慣れぬものを見つけた。「えっ、なに？」　こんなもの…どうしてここにあるの？裕太は不思議に思う。　これって…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…15

「あっ、あぁ～　いや、あのぉ～　ルームサービスって、何時までかと思って…」　さすがに驚いて…思っていたこととは、まるで違うことを、しどろもどろに恭介が言う。「…

いきなり冬がやって来た！虹とケンタと紫のバラ…第２章…3

こんばんは！暇人です。昨日から、雨が全国的に降っているみたいですね！こちらは昨晩はかなり激しく雨が降りまして、朝起きたら、曇り空でした。次第に晴れてきましたが…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…20

（これって、なんだ？）　裕太はグンッと、リュックに手を突っ込む。何か、固くて四角いもの。（えっ？）手探りするけれど…薄い辞書くらいの厚さか？でもこれは…入れた…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…14

　　ようやく見つけたスィッチを押すと、どんな部屋かと思いきや…普通の客室だった。（よかった）思わず声が漏れる。まさか　崖の上とか、壁がないとか、とんでもないと…

本日はお疲れモード！ケンタと紫のバラ…第２章…２

 こんばんは！暇人です。今朝は気持ちのよい晴れでしたが…午後から雲ってきて、1時過ぎには降るかな？降るかな？という空…6時過ぎに、激しく降りだしました。4時過…

斗鬼の舞ー夏生のヴリクシャ　　八、舞と武

　采女の声が空から降ってくる。『さあ、舞うのですよ！』そう言って采女は夏生を促した。夏生の内側から暖かい風が吹いて来る。その風に沿いながらするするすると回転すると、夏生は黒い獣の近くへと忍び寄っていった。『怖れることはありません。古来舞踏は武術の精髄なのです。呼吸を乱さず、引力に縛られず、血の流るるままお前を解放するのです』采女の声が空間に響き渡る。『さあ！一緒に！』夏生はその声のまま、空に舞う采...

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…19

「とにかく見つけてくるのよ！　わかってるわね！」　母さんの強い口調に、うなづきつつも、大丈夫かなぁ～と、裕太は珍しく弱気だ。（そんな簡単に、見つかるものだろう…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…13

　　そんなことがあるのか？恭介にはまだとても、信じがたいことではあるけれど…それでもこのホテルは、そもそもあり得ない世界だ。（しいていうなら、ここは彼岸…なの…

お義父さんは晴れ男！不思議な出来事と…ケンタと紫のバラ…第２章…１

 こんばんは！暇人です。今日は…初めは雨の予報でしたが…金曜日からかな？急に晴れに変わり…よかったなぁ～などと思っておりました。あっ！実は今日は、義父の納骨の…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…18

（え～っ、また、置いてきぼりにされたの？）昨日あんなに、話したのに…裕太は朝から、ガッカリする。「え～っ、じいちゃん、一緒に行ってくれるんじゃあなかったの？」…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…12

　　そこには確かに、４２５と金色のプレートが、くっついていた。あぁ～やはり、そうか…恭介はガッカリする。もしかしたら…ミアさんの部屋を案内してもらえる…と、淡…

ドラマチックに恋をする？のか？ケンタと紫のバラ…第1章…18

こんばんは！暇人です。今朝は気持ちのよい晴れでしたが…段々雲が広がって、ヒンヤリとした空気になりました。明日は雨が降るとか、降らないとか…一気に気温が下がるそ…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…17

　　もしもあの時…ジュンペイと一緒にいたら、自分も行方不明になっていて、大騒ぎになっていたのではないだろうか…「そんなことよりも、何か手がかりはないのか？」　…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…11

　　いきなり妙な事を言うなぁ～彼は「はぁ～」と気の抜けた返事をした。 　エレベーターはグングン上昇する。自分は、どこまで行くのだろう…そう思っていると、チン！…

縁は異なもの味なもの…筋肉痛の金曜日！ケンタと紫のバラ…第1章…17

こんばんは！暇人です。今日も気持ちのよい青空が、広がりました。いつもよりも少し早めに家を出ると、ホカホカのんびりと、秋の空を楽しむ。キンモクセイの甘い匂いに誘…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…16

　　寝なさい…と言われると、余計に眠れないものだ。それに、自分のせいで、ジュンペイが帰って来ない…となると、なおさらそうだ。（単に、遅くまで遊んでいて、帰れな…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…10

（もっとも、元気そうに装っていただけなのかもしれないけれど…）　山下さんは困ったように、彼を見ると「あなたは…この世界の住人では、ないわね」いきなり気になるこ…

秋の日の忍び寄る美味しい罠？ケンタと紫のバラ…第1章…16

こんばんは！暇人です。今朝は雲が広がりましたが、比較的過ごしやすい天気でした。ところにより、雨が降ったようですが…気持ちのよい空が広がりました。段々～冬支度、…

斗鬼の舞ー夏生のヴリクシャ　　七、狩りの本質

　そのとき。年配の男性が境内から出ていくのと交互して二人の男女が入って来るのがわかった。その姿を内なる目で見もした。プネーが取り憑いた男子大学生と女性である。女性の歳の頃は男子大学生と同じぐらいだがいつ一緒になったのか。待ち合わせでもしていた恋人だろうか。それともプネーに操つられた獲物だろうか。夏生は呼吸を悟られぬように細い息を長く吸っていた。ニニギは訪れるであろう好機に糸を張っている。プネーが襲...

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…15

　　いきなりひらめいたのだけれど、それは本当にあるのかもしれない…と、なぜだか裕太はそう確信した。「それなら余計に、1人だと危険だ」じいちゃんは裕太に向き直る…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…９

　　もちろん従業員としては、失格かもしれないけれど…やはり恭介の様子を見ると、放っとけないのだろう…「ミアさんはね、今…体調を崩して、寝ているのよ」とだけ言っ…

スター・ブクマ・コメントについて＆ネット部活＆カクヨムについて～！

こんにちは！DIT井上です！うわ、やべぇ。全然更新できてないや。 なんか、大丈夫なの？ね？１０月一回も出てきてない。 はいはい、色々ありました。ずっと小説書いてました。大変だった小説３作の うちの、１作が完結しました！ 背中の大きな荷物が１つ降りた！楽になったぁ～！ kakuyomu.jp ☝こちらの小説が完結しました。自信作ですよ！！ そして、新しい小説を書き始めました！！ kakuyomu.jp 小説も少なくなったので、前よりも記事も書けてみなさんのブログにも訪問できると 思います！でも、新しいコンテストが始まっちゃうから期間は長くないです。 kakuyomu.jp そして、今回は、スター…

はてなブロガーに10の質問、答えてみた

こんばんは！DIT井上です！そして、なんかお久しぶりです！ 全然更新されてないんですけどぉ～！ ほんとにごめんなさい。マジで。ほんとに。色々あって。 始めにです。みなさん、ホントごめんなさい。気づけば、この2週間更新０でした。 いや、ホントに小説が・・・どんどん更新するから・・・。長編を書くので、 しかも、作品のアイデアがたくさん浮かんでいて、どれも実現したいので、 １個の作品の頻度がすごくなるわけなんですね。それで全然更新が・・・ 出来てなかったわけです。ちなみに、１つ小説できたんで良かったらぜひ。 kakuyomu.jp そして、武蔵野市・都市伝説伝が完結しました！！ kakuyomu.j…

夢を見たっていいじゃない？ケンタと紫のバラ…第1章…15

こんばんは！暇人です。今日もいい天気でしたが…午後からは、雲が広がってきました。文化の日ですね。我が家は、ダンナが…「通帳がない」と騒ぐ義母のために、昨日今日…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…14

「好奇心だけで突っ走ると…とんでもないことに、巻き込まれたりするんだぞ」　じいちゃんは厳しい口調で、ピシリと言った。それは裕太が初めて見る、じいちゃんの怖い顔…

緩い急行、遥かな愛〈30〉 昌子の命令

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…８

　　山下さんは、じぃっと恭介の目を見ると…「もう…仕方がないわねぇ」大きくため息をつく。「あなたには…何も言わないように、と言われているんだけどねぇ」ポソリと…

全てがまぁるく繋がって…ケンタと紫のバラ…第1章…14

 こんばんは！暇人です。今日は気持ちのよい天気でした。ようやくヘルパーさんと、こたつ布団を出し、今晩はヌクヌクだぁ～喜んでおりました。昼間は暖かだったので、ま…

冒険の旅へ出かけよう！　宝の島　続編　第13章　　消えた仲間を探せ！…13

「じいちゃん…」　もしかして…聞いてはいけなかったのだろうか？裕太はうなだれる。じいちゃんは、そんな裕太の様子に気付くと「あっ、ごめん、ごめん。　大した事じゃ…

それは幻の…夢見るホテル 第６章 そして時計の針がゆっくりと進む…７

「あらっ！」　なぜか制服姿の山下さんが、乗っていた。恭介に気付くと、ニッコリと微笑む。「あの…ミアさんは？」彼女なら、きっと知っているだろう…と思い、聞いてみ…

あっという間に11月！ケンタと紫のバラ…第1章…13

こんばんは！暇人です。今日は雲が多めでしたが、暖かな1日でした。ついに、 11月に入りましたね！何かと気ぜわしくなる月です。この暖かさも、あと少しなのかな？も…

斗鬼の舞ー夏生のヴリクシャ　　六、狩りの設計

二　　　　　　　与えられたことがら、すなわち事実とは、いくつかの事態の成立　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　にほかならぬ。二・０一　　　事態は対象の結合である。二・０一一　事態の構成要素となりうるということは、物にとつて本質的であ　　　　　　　る。　　　　　　　「論理哲学論考」　ウィトゲンシュタイン　　ニニギの金色の眼で見つめられると緊張で身がすくむ。ましてこれまで体験したことのないことを...

斗鬼の舞ー夏生のヴリクシャ　　五、狩りの準備

　「ヤツを良く見ていろ！」火の男の近くにも常世海月が近づいている。男はぶるっと肩を震わしたように見えた。黒い靄、あれは…何？背中から手が出てきた。手はするすると鎌首をもたげ一匹の海月を摑まえそのまま口に入れた。男は空を見上げた。男の喉元を海月がごくりと通り過ぎたのが見えたような気がした。「まずいよ。叉鬼の眼になる」「心配はいらない。プネーがユフを食べるとしばらく眼を奪われる。その間に俺たちの狩りを...