個人的に読みたいこともあって、ホラーに関する記事を募集! 小説などの創作物、実話の語り、怪談、都市伝説、事故物件についてなど、ホラーに関することなら、なんでもOK! よろしくお願いします(^^)/
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草木はとうに眠りに就いたが、獣たちはギラギラと目を輝かせる夜半。 隣県へと通じる国道は峠を越えると、大口を開けて獲物を待ち構えているかのような暗いトンネルへと続いていく。トンネルの
近況報告として、この常務室で社食でカレーを作り、15時からデスクワークをしてると言ったら、明智は笑っていた。 「はははっ。政行らしいな。でもな、そうやって社内の人間に食べに来てもらうのは良い事だと思うぞ。手伝ってやる」 「え、どっちを?」 「どっちではなく、模様替えするんだよ。社食スペースとデスクワークのスペースを作るんだ」 ミニキッチンに鍋等が置かれてあるのを見ると、キッチンスペースも作るかと、明...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
しかたないので高瀬に言ってやる。 「高瀬、俺はお父ちゃんに拉致られて来たんだ。今日はせっかくの休みで食料品の買い出しに行ってたのに」 「拉致って……、社長?」 「暇そうにしてたから連れてきただけだ」 「休みの日は誰でも暇でしょっ」 何かを思い付いたので折れてやる。 「分かった。今日と明日だけだ。その2日間で決めといてねっ」 そう言うと、社長室から出て行った。 人質に取られた買い物袋を持って、明智が常...
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ある日、買い物帰りに誰かに拉致られた。 「だ、誰かたす」 「いいから黙って付いてこい」 その声の持ち主に驚いた。 「お父ちゃん? なんで」 「いいから」 車は、お父ちゃんの会社へと入っていった。何を考えているのか分からないが、買い物袋を人質に取られているので黙ってついて行った。 そこで、話しをし出した。その中身に驚き、思わず大声を出してしまった。 「何言ってるのっ」 「お前ならできるだろ」 「でき...
見学の日、担当の先生は俺達を最上階に連れて行ってくれたのです。エレベータから降りると、嘉男さんの驚きの声が聞こえてきた。 「すごっ……」 プールに向かう廊下を下っていくと、リハビリしている人が見える。プールにはビュールームが付いており、そこに入る。そこからはプールだけでなく、富士山の見える方角だという事が分かる。 たとえ見学だとしても、ソワソワしてくるものがある。その人達の笑い声が聞こえてくるので、...
5話 『表のおはよう 裏のオハヨウ(上)』 立夏の姉 (緊張してきた……) いつもと違い、今朝はスマホを擦る手が汗ばむ。寝起きは時間に追われ、職場の老人ホーム『すみれ山荘園』に来
都会の喧噪を離れたリゾート地たけのこの里に、ルヴァンという名の王子がいた。ルヴァンはことあるごとにパーティーを催すことでお馴染みのリッツ家の跡取り息子で、顔にあばたが多くその皮膚はところどころ塩を吹いている。 かつて隆盛を極めたリッツ家も、ルヴァンの代になるとすっかり勢いを失っていたが、そんなときに限って危機は訪れるものだ。 先ごろ、海の向こうの無人島に聳え立つきのこの山に暗黒の帝王ダースが降臨し、部下の暴君ハバネロとともに、まもなくこのたけのこの里へ攻め込んでくるらしい――そんな剣呑な噂が、里の耳聡いカントリーマアムたちのあいだでまことしやかに囁かれていた。 そんなある日、リッツ家の分家であ…
それから5年の月日が経った、ある日。 チリリンッ♪ 「いらっしゃいませー」と、言うと相手はにこやかな表情で入ってきた。その相手に驚いた。 「え……、ひ、博人先生っ?」 「パスポート更新でね、2ヶ月程だけど」 「食べに来て下さりありがとうございます」 嬉しくて報告していた。 「俺、きっぱりと吹っ切れました」 「え、きっぱり?」 「はい。綺麗さっぱりとですっ」 恋人である嘉男さんと1日の内の半分以上を過...
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新部署に配属されたばかりの越智裕三が、スーパーのおやつ売り場でお菓子のパッケージをひとつひとつ手に取りながらひとりごとを言っている。「『ポッキー』か……これはやっぱり、食べたとき鳴る音からそう名づけられたんだろうな……だとすれば確実にアウト、と。えーっと『ポテトチップス』は……ポテトのチップス……って以外に理由はないだろうから、これもアウト。ああ、『じゃがりこ』ね。もちろん原料がじゃがいもだからなんだろうけど、後半の『りこ』の部分は見えてこないから……まあ審議対象か。といっても25%ラインは遥かに超えてしまっているから、駄目なことは駄目なんだけどな――」 裕三はお菓子を手に取っては棚に戻しなが…
←前話 第4話 『アフターダイブ 下』 匿名サラリーマン 「そっすか。ゲームも止めちゃうんすか?」 「いや、時々は遊ぶつもりだけど、頻度が落ちるから、チームに属さない野良
誰かの声が秘書の声を遮る。 「御馳走様でした」 「あ、ありが、あ。博人先生」 「ん?」 「その、今迄ありがとうございました」 「いえいえ。これからは苦しみ悩んでいく期間が待ち受けてる。それをどのようにして切り抜けるかが、問題になってくるからね」 「はい」 クリニック・ボスが割って入ってくる。 「良いかい? 私は、自分の事を君に話せた時点で、一歩を踏み出せた。君も、自分の事を話すと、一歩を踏み出せる...
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←前話 『アフターダイブ 上』 匿名サラリーマン アパートの真っ暗な部屋に心が溶け込む。 最後に助けてくれるのは、いつだって無色の居場所。やっぱり僕は陰の者。 パソコンの電
『カレーの辛さで冒険しよう屋』がオープンして2週間。出だしから売り上げは好調だ。問題は、これからだな。 博人先生とクリニック・ボスが食べに来てくれた。 「いらっしゃいませっ」 博人先生が応じてくれる。 「私達は、明後日戻るから」 「そうですか。戻られてもお元気で」 「ありがとう」 そう用事が済んだのか、でも食べに来てくれて嬉しいな。すると、大きな音と声が聞こえてきた。 バンッ!!チリリンッ……。 ...
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←前話 第二話 『おはようございます!』 ~匿名サラリーマン~ 車を事務所の前に駐めるか、それとも、工場裏手の社員専用駐車場へ回すべきか。 運転しながらしばらく迷った。 頭が
一章 『ウェイクアップ!』 立夏 チリチリ焼かれた鉄のお鍋が、夢の中まで転がってきた。 料理の匂いで目覚める朝は、幸か不幸か自問自答。 胃を刺激する油の蒸気に、部屋が侵食され始め
竜は素直じゃない男だ。彼は産道の中ですらも、「産むなよ、産むなよ」と心の中で念じていたという。もちろん産まれたくないわけではなかった。だが本当に産まれたかったのかどうかは、物心ついていないのでよくわからない。 竜の少年時代には苦い思い出が多い。ある日、昼休みのドッヂボールに夢中になりすぎた小学五年生の竜とクラスメイトたちは、遅れて教室へ突入すると廊下に並ばされ、担任の男性教師に説教を喰らうはめになった。しかしこの担任は温厚な青年で、このときも恫喝するような調子は微塵もなかった。 だが人間、何でスイッチが入るかわからない。そんな気配など微塵もない担任の説諭の最中に、竜が突如として「ぶつなよ、ぶつ…
高瀬は憮然としたままだ。 「……何が言いたいんだ」 「客としてなら歓迎する。だけど、それ以外では来ないで欲しい」 「どうして?」 「さっきも言った様に、俺は好きな人が居る。その人と一緒に暮らしてるんだ」 「なっ……」 「俺は、お父ちゃんの会社を継ぐつもりはこれっぽっちも無い。お父ちゃんは、帰って来いとも何とも言わなかった。だけど、俺は2ヶ月間、家に居たんだ。でも、お父ちゃんとの会話は無かった。それは、...
『五感を生かす』 描写というと、どうしても見た目の話になりがちだけど、描写が生きるのは視覚に限った話じゃないんだ。味覚、聴覚、触覚、嗅覚、それぞれの描写を絡めることで、より情景が伝わりや
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
そして次の日。18時過ぎると、高瀬が来た。 「高瀬? なんで……」 「何回か来たのだけどリフォーム中だったから。その内にオープン日が書かれて。昨日来たんだけど、多くて入れなかった」 「昨日は73人も食べに来てくれたんだ」 「最初は物珍しさもあるからな」 「うん、そうだね。それに持ち帰りメニューも作ったんだ。だけど、今日は完売したんだ」 高瀬は真面目な顔をして言ってくる。 「政行。俺の気持ちは変わらない」...
個人的に読みたいこともあって、ホラーに関する記事を募集! 小説などの創作物、実話の語り、怪談、都市伝説、事故物件についてなど、ホラーに関することなら、なんでもOK! よろしくお願いします(^^)/
新世紀エヴァンゲリオンのLAS小説に関する記事をまとめたテーマです。 #LAS #ラブラブアスカシンジ #惣流・アスカ・ラングレー #式波・アスカ・ラングレー
シンガーソングライター伊東歌詞太郎さん関連のブログ。新曲、歌ってみた、歌い手、ロックスター、小説、エッセイ、イベント、ライブレポなどなど何でもOK
親鸞
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
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薄桜鬼の二次小説(BL、百合ネタは除く) 夢小説もどうぞです(*´ ∇`*)
「奇跡」を司るのが「神」 時間・空間・物質に「奇跡」が起きた。 生命は「奇跡」の連続 「大いなる意思」は「神の愛」 人間は皆、「神の子」です。
まどかが、今 夢中になっているドラマ・音楽番組。 そして、今 読んでいる小説などを 熱く語ります!