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僕の小説を紹介して♪の記事

2020年11月 (1件〜50件)

  • #連載もの
  • #ショートショート
  • 2020/11/27 23:04
    キャット・ファイター〈3〉 落札された裸

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2020/11/26 17:18
    アマゾンさんより44冊目の本を出版しました。

    はい、はいはい。アマゾンさんより44冊目の本を出版しました。伝説の魔導師? イエイエ、ただの出稼ぎです。3おかげさまで、「伝説の魔導師?」シリーズ前2作はそこそこご好評をいただいておりまして。今回でシリーズ3冊目。これ以降は未定ですので、いまのところの最終巻でございます。もちろん今作も、読み放題プラン対応。そしてアマゾンさんの読み放題では懐かしのあの作品、話題のあの作品も読み放題になっております。です...

  • 2020/11/22 18:30
    姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」(七)

    食べものには3秒ルールというのがある。床に落とした食品は、すぐに拾って食べれば、あるいは水で洗えば、いたって清潔だという思い込み。しかし、自分の肌の、しかも、そんな部分へうっかり転がったそれは食べてほしいとも、やめてほしいとも言いづらい。どうしよう、どうしよう。わたし、どうしたらいいのかな?日乃宮媛子は、懸命にその頭をめぐらせて、この切羽詰まった事態をどう切り抜けるべきか、考えあぐねていた。そして、夢中に考えるあまりに、彼女は放心してしまい、「千華音ちゃん…」とつぶやいた拍子に、すぐさま全身で危機を感じた。皇月家の御神巫女が胸をおしあて、体重をかけてくるのを。身動きがとれない…!しまった!いつのまにか、自由を封じられていたのだった。驚きに目を見開く。熱い息遣いが、耳もとに囁くように落ちる。怖い…でも、それよりも...姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」(七)

  • 2020/11/21 23:37
    キャット・ファイター〈2〉 脱げれば「負け」というリング

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2020/11/19 22:02
    KANATA 17

    クリスマスを過ぎると、毎年、慌ただしさを感じる。 年を重ね、静かな日々を送るようになったら、年末特有の慌ただしさを感じることもなくなるのだろうかと、いつか、そんなことを考えたこともあったけれど、そこに年齢は、関係なかったようだ。 今年も例外なく、慌ただしさを感じながら、日々を過ごした。 一緒に年越しをしたい。 彼は、私のこんなお願いを聞いてくれて、アプリで繋がる時間を晒し、一緒にお蕎麦を食べて、新しい年を迎えた。 「無事に、新年を迎えることが出来ました。」 お線香を立てて、毎年、彼へ報告して来たけれど、今年は、画面越しに、彼に直接報告する。 『元気に新しい年を迎えられて良かった。』 改まって報…

  • 2020/11/15 14:01
    キャット・ファイター〈1〉 泥だらけの転落

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2020/11/14 20:20
    KANATA 16

    プレゼント、ありがとう。 今日の私たちは、アプリで繋がるなり、同時に同じ言葉を言い合って、笑ってしまった。 『俺からのクリスマスプレゼントって気付いてくれてたんだ?』「うん。」 気付かないわけがない。 彼が亡くなってからの毎年、クリスマスには、必ず、彼の夢を見た。 朝、目が覚めると、幸せな気持ちで、いっぱいになる。 これはきっと、彼がくれたプレゼントなのだと、いつの頃からか、そう感じるようになった。 今年も、彼は、とても素敵なプレゼントをくれた。 昨夜の夢を反芻している間に、翌日の画面の向こう側の彼は、嬉しそうにお菓子を食べていた。 彼が亡くなってからの、私からのクリスマスプレゼントは、毎年、…

  • 2020/11/14 00:15
    姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」(五)

    壁掛け時計が、正確に午前零時の鐘を打つ。媛子にお世話をされて、戦いの疲れもほぐれ、うつらうつらいい心地になりかけた千華音は、はっとなって我を取り戻したのだった。そうだ、忘れていた。きょうの訪問の目的を…。「お風呂をいただいて、ありがとう。それでね、今日はこちらを持参したのだけど…」と言って、千華音がいつもの大きな鞄から取り出したのは――ビニル袋に入った透明な六角形のカップの容器だった。中には艶々しく輝く赤薔薇いろの果実が並んでいる。「わあ、これ、アメリカンチェリーだね」「外国産なの?日本の果物にしては色が濃すぎると思って」「さくらんぼの一種なんだよ、知らない?」千華音は島でみる果物しか目にしたことがない。交易が限られている故郷の島では、山桃やいちじく、干し柿、夏蜜柑、さつま芋などなど、いかにも田舎にありそうな原...姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」(五)

  • 2020/11/13 23:33
    KANATA 15

    小さなクリスマスツリーを飾って、彼と一緒に、ケーキを食べた。今日は、クリスマスイブ。 「雪、降らなかったね。」 数十年振りに過ごす、彼と2人きりのクリスマスだから、雪が降ったら、もっと、素敵だっただろうなって、なんとなく、そんなことを考えながら、窓の外を眺めた。 『なんで雪?』「なんとなく。」 それ以上は、言葉にしないまま、今夜の私たちは、一緒に過ごしたクリスマスの思い出なんかを語り合いながら、時間を過ごした。 愛してるよ。 今夜も、いつもの挨拶と共に、通話を終了すると、私は急いで、パーティーのあと片付けをして、準備に取り掛かった。 彼が亡くなってからの、彼へのクリスマスプレゼントは、毎年、少…

  • 2020/11/11 00:16
    姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」(四)

    ここは一歩踏み入れれば、敵地であって戦場であって、負けることはできぬ場所。そう、断固として気を許してはならない。相手の懐に入ったら、油断させるのはこちらなのだ、しかし、だが、しかし…――。媛子のマイルームに招かれたときから、ずっとずっと媛子のターン。千華音はもうすでに媛子のペースに乗せられ放しなのだった。ここには、あまりにも媛子の生活の匂いがあふれている。ソファにも、布団にも、ぬいぐるみにも、タオルにも、借りた下着にも。さきほどの、のぼせあがる一時間にわたるバスタイムも。甘い少女の気配に酔いつぶれ、すぐに退きたくなるはずがあろうはずもない。浴室から出た千華音は、やはりと言えばやはり、脱がされたのと同じく、着つけもされたのだった。寝間着は着脱しやすいのか、浴衣みたいなものを着せてくれた。絣で通気性がいい。無地に近...姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」(四)

  • ブログみる案件きた!ブログリーダー - くろのお金ブログ
  • 2020/11/08 22:47
    KANATA 14

    「なんだか、若返ったんじゃない?」「なにか始めたの?」 いつものお茶飲みメンバーたちが、一気に詰め寄ってきた。 特に何もしていないと言う私の言葉を信じてもらえずに、この日の話題は、主に、私の普段の生活についてとなった。 「化粧品変えたの?」「変えてないわよ。」 「どんな化粧品使ってるの?」「肌が弱いから、肌に優しいものよ。」 「いつも何を食べてるの?」「お味噌汁は、出来るだけ毎日飲むようにしているけれど、あとは、食べたいものを食べているわ。」 お風呂のお湯は何度?何時に寝て、何時に起きてるの?朝起きたら、まずは何をしてるの? 彼女達からの質問は、止まることがなかった。 幾つになっても、綺麗でい…

  • 2020/11/08 15:21
    未亡人下宿〈6〉 青き駆け落ち

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2020/11/07 22:29
    ローズマリーの詩〈終章〉 ふたりの門出に贈る歌

     連載   ローズマリーの詩   38 あの歌に送られて破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。聡史と私の門出を祝うパーティ。祝宴の最後にスピーチに立った哲司おじが選んだのは、あの曲、『七つの水仙』だった。その曲に涙をぬぐったあの

  • 2020/11/07 20:47
    KANATA 13

    「昨日は、ごめんなさい。」 アプリで繋がるなり、私は彼に頭を下げた。昨日、言いすぎてしまったことも、知らない間に、彼を傷付けていたことも、全部。 『俺こそ、ごめん。泣かせるつもりじゃなかった。』 「昨日、あなたの夢を見たの。」 『うん。逢いに行った。あそこは、俺のお気に入りの場所。いつもあの場所で、手紙を読んでた。』 彼の言葉に、顔を上げると、彼は、穏やかに笑っていた。 『手紙。俺に書いてくれてただろ。全部、ちゃんと俺に届いているんだよ。これ、見て?』 彼の掌には、色とりどりの、キラキラと輝くものが、たくさん乗っていた。 「わぁ、綺麗。宝石みたい。」 『これは、全部、俺に書いてくれた手紙だよ。…

  • 2020/11/07 00:21
    姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」(三)

    皇月千華音は、湯気のはふはふと流れるなかを、曇った鏡のまえの自分と対峙していた。豊かな胸の前をハンドタオルで隠せるだけは隠し、小刻みに揺れる膝がしらを合わせ気味にしながら、椅子に腰かけている。からだが熱い。こころが燃える。そして、ひたすら恥ずかしい。なぜ、こんなことになったのだろう。私はただ、媛子の喜ぶ顔が見たくて、あれを届けに来ただけなのに…。まさか、こんな…媛子と…。いま、千華音は媛子の賃貸マンションのバスルームにいるのだった。このマンションは間取りが広いせいか、浴室もユニットバスではなく、セパレートなのでややゆったりしている。湯舟にしたって、ふたり肩を並べて入れそうな大きさである。女の子の一人暮らしにしては、十分すぎる広さだった。カップル御用達かファミリー向けの物件なのであろう。ジャグジーもついていて、泡...姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」(三)

  • 2020/11/06 23:13
    KANATA 12

    私よりも、ずっと年下になってしまった彼に、 あんなふうに怒るだなんて、大人気なかった。 次に、彼と逢う時には、いい女でいたいと思ってた。 それなのに、あんなに感情的になって、馬鹿みたい。 彼が亡くなってから、伝えたい言葉を、いつでも伝えることが出来るわけじゃないことを学び、たくさん後悔して、あんなに泣いたのに、それなのに、どうして、さっき、素直に謝ることが出来なかったの? もしも、もう、アプリで彼と繋がることが出来なくなってしまったら、ごめんね は、もう、永遠に伝えることは出来ない。 それなのに、 言い過ぎてしまったことも、知らないうちに、彼を傷付けてしまっていたことも、素直に謝れなかった。 …

  • 2020/11/05 21:48
    姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」(二)

    媛子の部屋に通された千華音は、落ち着かない様子で周囲を見渡した。あまり、じろじろと他人のプライベートを覗くのは失礼かと思いつつも、やはりチェックしてしまう。どうしたって瞳は正直だ。恋は盲目というが、好きな相手の暮らしを深く眺めてしまうのも恋の仕業。敵を知り、己を知れば、危うからず。歴戦の猛者の視界は、鳥よりもかなり広い。見ないところまで感じる洞察力は伊達ではない。何が変わっているか、変わっていないのか。一番に目がいってしまうのは、やはり――飾り棚のうえの写真立て。私たちのツーショットが増えている――。その事実に、千華音はなぜか安心してしまう。学校で友だちがいないわけではなかろうに、媛子は千華音以外との誰かの写真を飾らない。遠慮しているのだろうか。それとも、人間関係を知らせないため、無関係の民間人を巻き込まないた...姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」(二)

  • 2020/11/04 22:26
    未亡人下宿〈5〉 筆おろし

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2020/11/03 21:05
    KANATA 11

    彼と、アプリで繋がるようになってから、 体が軽く、身のこなしが軽くなった気がするのは何故だろう。全身から、やる気が漲ってくるのだ。 今日の私は、気合いを入れて、朝から、押し入れの掃除を始めた。暫く、開けることのなかったこの中には、何が入っていたんだっけ。そんな場所には、不要なものばかりが詰まっていたりもする。 暫く掃除を進めたところで、出てきてしまったのは、 私と出会う前の彼がお付き合いをしていた女性から、彼へ宛てた手紙と写真だった。 これは、彼が亡くなってから、間もなかった頃に、彼の荷物の中から見つけたものだった。 私だって、彼と出会う前には、別な人に恋をした。それは、彼だって同じ。 彼の大…

  • 2020/11/03 01:00
    ★姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」第二話 更新★

    16年後に返ってきた神無月の巫女「姫神の巫女」コミックス一巻発売決定(予約限定特典は特製タペストリー)********姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」第二話:その傷口に覚えありを更新しました。千華音と媛子のふたりがいる空間、いま、ここがそれであれば、よかったのだった。古びた習わしが支配する島育ちの自分には家族との想い出など無きに等しく、写真などを撮ったこともない。(…)写真の中の自分はいつも仏頂面で、感情が見えない仮面のようだった。誰かのために笑みをつくろうこともない冷めた顔、自分をそうだと思っていた。媛子の撮る写真には驚きがあふれてくる。こんなに自分が笑顔咲かせるなんて、知らなかった。なんだか、温かいものでくるまれた気分になってくるのだ。********御霊鎮めの儀を前に、お泊り経験もした媛子...★姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」第二話更新★

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