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オリジナル小説を紹介しよう!の記事

1件〜50件

  • 尾探しヘビー
    2020/10/24 10:44
    尾探しヘビー

      大きなヘビが現れた。 地面の中から現れた。 はじめ、体長2メートル程だったが、動物園のオリの中で、徐々に伸びだした。 すぐ、オリはいっぱいになり、ヘビは別の場所に移されることとなった。 郵送トラックに詰まれたケージ内で、ヘビは頭に麻袋を被せられ、自分がどこへゆくのか分からないまま、静かな眠りについていた。 寝る子はよく育った。 運転手がケージを見た時、ケージははち切れんばかりに歪み、ヘビの皮膚...

    リエミ

    リエミブログ

  • 予言者
    2020/10/24 10:42
    予言者

      その国は昔から、幾度の争いにも勝利し、長らく繁栄を保ってきた。 国王の裏には、偉大な力を持つとされる予言者が一人いて、どうすれば他の国に負けず、大国を維持できるか、国王に指示しているという。 国王は自分では何もせず、すべてはその予言者の指示にかかっている。 そうと知った他国の軍が、予言者をさらってしまおうと考えた。 しかし、考えただけで、その意思は予言者の脳裏に行き届いてしまう。 これにより、...

    リエミ

    リエミブログ

  • 未亡人下宿〈3〉 障子穴の世界
    2020/10/23 02:21
    未亡人下宿〈3〉 障子穴の世界

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

    シランケン・重松シュタイン

    シランケンの不純愛講座

  • 二階からメガスリー (ショート・ストーリー)
    2020/10/21 19:49
    二階からメガスリー (ショート・ストーリー)

    弟は最近妙な特撮ヒーロー番組に凝っている。  ありきたりの子ども向け集団ヒーローだと思う。でも、弟に言わせると 「センスがいい」 らしい。 あたしは別に何の興味もなかったのだが、なんだかんだで口車に乗せられて、一緒に録画を見ることになってしまった。 これが信者の布教活動か。恐るべし。 タイトルは「二階からメガスリー」。投稿者:クロノイチ...

    Anthony

    Anthony’s CAFE

  • 後悔先に立たず (ショート・ストーリー)
    2020/10/21 19:49
    後悔先に立たず (ショート・ストーリー)

    「後悔先に立たず」 という言葉がある。 当然だ。後で悔やむから後悔なのだ。 では、もし、仮に時空の法則をねじ曲げて後悔を先に立てることができたとしたら、どうなるのだろう。 幸せになれるのだろうか。投稿者:クロノイチ...

    Anthony

    Anthony’s CAFE

  • 舞台・羅生門 (ショート・ストーリー)
    2020/10/21 19:49
    舞台・羅生門 (ショート・ストーリー)

    ※時代考証は全くしていません。 新劇 「舞台・羅生門」 は初日から閑古鳥が啼く惨憺たる有り様だった。 最終日、舞台を見に来ていた原作者に新聞記者がインタビューを試みる。「芥川龍之介さんですね。取材させていただいていいですか?」「いいですよ。まあ、舞台はこんな体たらくですが、僕は原作を提供しただけですからね。責任は一切私にはありません。ですから遠慮せず何なりと訊いてください」投稿者:クロノイチ...

    Anthony

    Anthony’s CAFE

  • 小説の神様 (ショート・ストーリー)
    2020/10/21 19:49
    小説の神様 (ショート・ストーリー)

    唐突な質問だった。「よう、姉ちゃん。 『マンガの神様』 って誰か知ってる?」「手塚治虫でしょ。有名でしょ。知らないの?」「アチャー。 『オサム』 っていうんだ。 『オサムシ』 かと思ってた」「馬鹿ねえ。で、いきなり何でそんなこと聞いてきたの?」   あたしがツッコミを入れると、弟は慌てた様子でこう言った。投稿者:クロノイチ...

    Anthony

    Anthony’s CAFE

  • 砂漠の薔薇 三、転機(turning point)
    2020/10/18 18:08
    砂漠の薔薇 三、転機(turning point)

      ジャカラは母の胎内で蘇生した。黒い悪魔の日のことである。悪魔の使いは砂塵の嵐だけではなかった。無数に飛び交う飛蝗が累々と屍を積み上げていくその下からジャカ…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 新世界
    2020/10/18 11:15
    新世界

      人間は多くの争いにまみれ、絶滅品種になりました。 そこで、新世界を築いていたロボットたちにより、最後の一人を保護することになったのです。 彼は人類最後の貴重な一人で、名前も「ヒト」とされました。 その頃、ロボットたちにはすでに人工知能・AIが埋め込まれており、新世界と呼ばれるこの地球を、自らの意思で管理し、新たな発展へと成り立たせていたのです。 人間以上の知恵を持っていましたから、ロボットたち...

    リエミ

    リエミブログ

  • ダイエット
    2020/10/17 11:01
    ダイエット

      彼女は人には言えないが、体重が80キロあった。 何度も痩せようとダイエットを試みたが、その度にリバウンド。少し痩せると、油断して食べてしまうのがいけなかった。 ある朝、新聞に挟まれていた広告チラシを目にして、彼女は、もうこれしかない、と決意した。 チラシを持って訪れたのは、ある合宿所。 ここで専門のインストラクターに、特別な運動方法からカロリー計算まで、一日中、監視されながら過ごす企画に参加した...

    リエミ

    リエミブログ

  • 未亡人下宿〈2〉 Yの字の誘惑
    2020/10/16 21:33
    未亡人下宿〈2〉 Yの字の誘惑

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

    シランケン・重松シュタイン

    シランケンの不純愛講座

  • 碧玉の青い空 三部 五、霜月のきざはし
    2020/10/15 17:39
    碧玉の青い空 三部 五、霜月のきざはし

     秋が深まるにつれ、公彦は神楽に没頭していった。なぜこんなにも熱中できるのか。理由は霊にあった。いつまでいるのか。ねにをしたいのか。公彦にもそんなことはわかり…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 碧玉の青い空 四、残月の残り
    2020/10/13 17:06
    碧玉の青い空 四、残月の残り

     「それで…」「今じゃもう信じてくれないだろうけど、里々衣が生まれたときほんとうに嬉しかった。隣におまえがいて、いつか彼が帰ってくる。三人で家族になる…そう思…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい
    2020/10/13 14:55
    伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい

    明日、わたしは顔も知らないおじさまと結婚するために旅立つ。だから——。伯爵令嬢のシャーロット・グレイは部屋の窓をそっと開いた。その向こうには雲ひとつない抜けるような青空が広がっている。降りそそぐ光はとてもまぶしい。きっと雨にはならないだろう。どうか今日だけは晴れますようにと天に祈った甲斐があった。準備は万端だ。この時間なら庭に使用人がいないことも確認済みだし、屋敷内から目につかない経路も調査した。今日はひとりで過ごしたいからそっとしておいて、と両親や侍女に頼むことも忘れていない。ひとつ深呼吸をして靴を履いたまま窓枠に立つと、向かいの木に飛び移り、すぐさま軽い身のこなしで音もなく庭に降りた。動きやすさを優先した簡素なドレスなのでそう難しくはない。ごめんなさい、最後のわがままを許して——。誰にも見咎められることなく...伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい

    瑞原唯子

    瑞原唯子のひとりごと

  • 星の丘
    2020/10/11 11:53
    星の丘

      ジョンはいつもの、なだらかな道を歩いて、小高い丘へやってきました。 今は夜。 悲しくなると、ジョンはここに来るのです。 そして、空を見上げました。 真っ暗な広い夜空に、画びょうで穴を開けたような、小さな光がありました。あっちにも、こっちにもです。 いつの日かお父さんが、あれは遠い場所にあって、決して触れない、星というものだよ、と教えてくれたことを、ジョンは思い出しました。「星」 とジョンは呼ん...

    リエミ

    リエミブログ

  • 未亡人下宿〈1〉 大家夫人の客
    2020/10/10 23:18
    未亡人下宿〈1〉 大家夫人の客

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

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  • わんころがし
    2020/10/10 09:52
    わんころがし

      えいちゃんは、ペットのわんくんを、ヒモでつないでお散歩に出ました。 わんくんはよく「わんわん」鳴いてばかりいて、なかなか前へ歩きません。 立ち止まっては「わん」、人が通っては「わん」でした。 えいちゃんは早くお家に帰りたかったので、わんくんのヒモを引っ張りました。 するとわんくんは、ちっちゃかったのでコロコロ転がってきたのです。 それを見た人々は、えいちゃんのことを「わんころがし」のえいちゃん...

    リエミ

    リエミブログ

  • 宝箱
    2020/10/10 09:50
    宝箱

      その宝箱は、地中深くから見つかった。 恐竜の骨を発掘している人が、発見したのだった。 かなり大昔のものと思われた。 しかし、どこにも傷はなく、真四角で、開け口もない箱だった。 何の物質でできているのか分からない。ただ木ではなく、鉄でもなく、プラスチックでもなかった。 でも振ってみると、中でコロコロ、音が鳴り、何かの入れ物だと検討されて、それは宝箱と呼ばれるようになった。 まず、X線レントゲンを...

    リエミ

    リエミブログ

  • 碧玉の青い空 三部 三、残月の胸にだかれて
    2020/10/09 18:39
    碧玉の青い空 三部 三、残月の胸にだかれて

    『 萌え出ずるも枯るるも同じ野辺の草    いずれか秋にあわで果つべき 』百合の母親は白拍子が好きだった……栄華と衰退を辿った平家の物語はいつの世も人のありよ…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい
    2020/10/08 19:42
    伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい

    きっと、恋を知らないままでよかった。伯爵令嬢のシャーロットはもうすぐ顔も知らないおじさまと結婚する。だから最後にひとつだけわがままを叶えようと屋敷をこっそり抜け出した。そこで知り合ったのは王都の騎士団に所属するという青年で——。第1話 伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい▼ランキング...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • 砂漠の薔薇 二、砂の人(A sand man)
    2020/10/06 17:11
    砂漠の薔薇 二、砂の人(A sand man)

     少年が目を覚ますまで十日を要した。傷口から菌が入り、不衛生な環境が破傷風を引き起こしたと見られていたが、果たしてそれだけであったろうか。菌は砂であったかもし…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 砂漠の薔薇 一、巡礼の道(Pilgrimage road)
    2020/10/05 17:41
    砂漠の薔薇 一、巡礼の道(Pilgrimage road)

     赤裸な太陽は惜しげもなく巡礼者を焼き、数分後にはかげろうの燃えカスを砂漠の肌に印した。炎王が焼いたのは巡礼者だけではない。商人、羊飼い、家畜、奴隷、遊牧民、…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 不思議の穴のアリス〈8〉 ミラーの向こうの禁断の真実
    2020/10/05 08:37
    不思議の穴のアリス〈8〉 ミラーの向こうの禁断の真実

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

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    シランケンの不純愛講座

  • 顔
    2020/10/04 09:26

      神様は人間を創りました。 人間をたくさん創るにあたって、一人ずつを区別できるようにと、顔をそれぞれ変えました。 しかし、これも長いことやっていると、レパートリーがなくなりました。 一人につき二人の両親がいるのですから、彼らを合わせた顔にするとよいことに気づきました。二番目に産まれた子は、さらに一部分を変えればいいわけです。 そしてしばらく、神様は創作が楽になりました。 しかし、ついにネタがつき...

    リエミ

    リエミブログ

  • 碧玉の青い空 三部 二、手の中の空
    2020/10/03 17:05
    碧玉の青い空 三部 二、手の中の空

     これはターコイズ?里々衣は日名東公園(ひめいのひがしこうえん)のベンチに腰を下ろして、少年の手から落ちた青い石をじっと見つめた。少年の手から落ちた?…物は言…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • コード
    2020/10/03 09:12
    コード

      ある日私は、自分の背中からコードが出ていることに気づいた。 背中を鏡で見てみると、テープや接着剤で引っ付いている様子はなく、じかに生えているといった感じだ。毛のように。 私はコードの先にあるべきものを探した。すなわちプラグだ。コードがあるなら、あるはずだ。 しかしコードはただ垂れて、地面に伸びているだけで、その先は見えなかった。 コードは延々と、どこまでも伸びていた。 私は記憶を辿ったが、思い...

    リエミ

    リエミブログ

  • 碧玉の青い空 三部 一、藤井里々衣という娘
    2020/09/30 17:35
    碧玉の青い空 三部 一、藤井里々衣という娘

     少女は生まれた時とても愛くるしい娘だった。育つにつれ少女の笑みは母親の悲しみや苦悩を癒すようになっていた。少女はまさに太陽だった。その笑みは母親を癒すばかり…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 碧玉の青い空 二部 七、幻を追って
    2020/09/29 12:43
    碧玉の青い空 二部 七、幻を追って

     腹への一発で体中の筋肉が中心に集まり、公彦の体はがっくりと折れた。太腿への一撃が続き、両膝をついた腹部へさらに一発。胃液が逆流する。怪我した右腕を庇いながら…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 碧玉の青い空 二部 六、ジルエット石工房
    2020/09/27 14:12
    碧玉の青い空 二部 六、ジルエット石工房

    「ふ~ん。会って話してみないとわからないけど、事故のせいだろうね。たとえば…」友里絵は朝一番に従兄である国見雅人に相談した。「…植物なんかはね、生命の危険を感…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • ひよこ触れ合いデー
    2020/09/27 10:37
    ひよこ触れ合いデー

     「ねぇ、お母さん」「なぁに、ぴよちゃん」「またあのおじさんが来て、わたしを連れてゆくのよ」「そうね。でもぴよちゃんだけじゃないでしょ、みんなもでしょ?」「うん、そう。たくさんのぴよを、大きなサクに入れて、それからたくさんの子供たちが来て、追いかけるの」「それはぴよちゃんたちがカワイイからよ」「でもとっても怖いよう。お母さん、今日はサクの側にいて、ぴよちゃんたちを見ててね」「わかった、わかった。あ...

    リエミ

    リエミブログ

  • 避難用シェルター
    2020/09/26 09:35
    避難用シェルター

      お金持ちのゴールドさんは、いざという時のために、避難用シェルターを購入しておこうと思いました。 どんな災害が起こっても、命を守れる、性能のよいものです。 そこで、シェルターや地下室など開発している会社へ直々に向かいました。 若い営業マンがスーツを着て、商品の展示室へ案内してくれました。 そこには数々の長方形のハコが置いてありました。 研究員らしき白衣の男がゴールドさんに近づいて、ハコについて教...

    リエミ

    リエミブログ

  • 不思議の穴のアリス〈6〉 姉のバイト
    2020/09/24 18:23
    不思議の穴のアリス〈6〉 姉のバイト

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

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    シランケンの不純愛講座

  • 碧玉の青い空 二部 五、クリムゾンスター
    2020/09/22 17:20
    碧玉の青い空 二部 五、クリムゾンスター

     白く美しい子ウサギが野原をかけていました。ぴょんぴょんぴょん。と。母ウサギに追いつこうと懸命にかけていたのです。すると先を行く母ウサギがとつぜん立ち止まりま…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 最短記録
    2020/09/22 10:31
    最短記録

     「お集まりの皆様、こんにちは。今回は、全世界の各代表者が、お互い競い合うシステムで賞金を勝ち取る、というルールでございます」 司会者のような男が、一本のマイクを持って告げた。 彼を囲むように、世界中から集まった、さまざまな人種の者たちが、輪になって座っていた。「まずは、日本からお越しのタロウさん」 と司会者が言って、タロウと呼ばれた男にマイクを渡した。 タロウは椅子から立ち上がり、マイクで話し始...

    リエミ

    リエミブログ

  • 医者のしたこと
    2020/09/22 10:28
    医者のしたこと

      宇宙飛行士たちはスペースシャトルに、この世で最も優秀な医師を、ともに連れてゆくことにした。 どんな病気も治せるという、知識の深い医者だ。 そこで、候補の中から選び抜かれた一人の医師がいた。 若いし体も丈夫な男だった。 この男はまず、宇宙の環境に耐えぬく訓練を受けた。 そしてそれ以外にも、通信の手段や、さまざまなシャトル内の対応方法を学んだ。 宇宙飛行士たちは、彼となら、と安心して宇宙へ飛び立つ...

    リエミ

    リエミブログ

  • 地底探索団
    2020/09/21 09:17
    地底探索団

     「わー!」「うわーいたい」「重い、足踏んでるよ!」「あ、ごめん」「いったい何が起こったんだ? 突然真っ暗になるなんて」「どうやら、地面が落っこちたらしい」「そんなぁ。ここはオレたちの敷地内だぞ」「そうだけど、もしかしたら他のグループも、この陣地に攻め込んできているかもしれないっていうことだ」「こんな立派な落とし穴作って!」「オレたちより腕は上だ。油断するな」「よし、こんなところにいてもしょうがな...

    リエミ

    リエミブログ

  • ローズマリーの詩〈37〉 若い旅立ちと老いた再会
    2020/09/20 12:13
    ローズマリーの詩〈37〉 若い旅立ちと老いた再会

     連載   ローズマリーの詩   37 小さな宴の陰で…破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。エジプトに赴任が決まった聡史と私は、結婚式を挙げ、小さな宴を挙げることになった。聡史が赴任中、私は、千里さんの部屋で子育てしながら彼の

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • ダイヤモンドマン
    2020/09/20 09:17
    ダイヤモンドマン

      大富豪の自己満足で、全身ダイヤでできた人形が作られました。 身長1メートルほどです。 ダイヤモンドマンと呼ばれ、大富豪は常に持ち歩きました。 ダイヤモンドマンは精妙に作られていて、心を持ち合わせていましたので、自分を大切にしてくれる大富豪のことを大好きになりました。 ある時、ダイヤモンドマンが自分があまりにも輝いていて眩しいので、大富豪の側でご主人の顔を見つめておりますと、大富豪はそれに気づい...

    リエミ

    リエミブログ

  • 碧玉の青い空 二部 四、太鼓の拍子と笛の音と
    2020/09/19 17:06
    碧玉の青い空 二部 四、太鼓の拍子と笛の音と

     「公彦のやつどうしちまったんだ。今日顔出したかと思うと部活をやめるっていってたぞ」バスケ部の成沢亮太と楠木大志が友里絵の前に来てそう詰め寄った。まさに寝耳に…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 「盆かか=交歓」の夜、妙に何が起こったのか?
    2020/09/19 13:17
    「盆かか=交歓」の夜、妙に何が起こったのか?

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

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    シランケンの不純愛講座

  • 最有力候補
    2020/09/19 09:43
    最有力候補

     「今回、全世界中で、お米に合うものは何か、という議論が起きました。最も自分が合うと立候補される皆さんは、前へ進み出てください」 裁判官のような、低い声が言いました。 するとすぐあとから「それはわたしだ」とか「いや、おれだ」という勢いのある声が飛び交いました。「まぁ、静粛に」 と裁判官は落ち着いて言います。「まず、一人ずつ、自信がある者から前へどうぞ」「ではわたくしが」 真っ赤な顔のうめぼしでした...

    リエミ

    リエミブログ

  • 碧玉の青い空 二部 三、『ル・グラン・モーヌ』
    2020/09/18 17:10
    碧玉の青い空 二部 三、『ル・グラン・モーヌ』

    『かれが、ぼくたちの所へ来たのは、一八九・年のある日曜日だった。…』一行目を読み始めただけなのに公彦の胸はドキドキと高鳴った。それは心の奥深くから来る音信のよ…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • おまめのぼうけん
    2020/09/18 10:34
    おまめのぼうけん

      おまめは大きな木の下で生まれました。 まだ芽が出ないうちに、もっと景色のいいところへ根付くことに決めましたので、転がりながら移動をし始めました。 草むらに入ったところで、水溜りにはまりました。「ああ、もう風が吹くまで出られないぞ」 とおまめはしくしく泣きました。 そよ風じゃおまめの体を転がせません。 もっと強い突風でもない限りは。 さて、おまめは水溜りの中でしばらく泣いて待っておりますと、水溜...

    リエミ

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  • ぺんぺんとらっかせい
    2020/09/18 10:27
    ぺんぺんとらっかせい

     「やあ! ペンギン」「あぁ、らっかせいくんか」「きみ、ペンギンのぺんぺんくんでしょー?」「そうだよ。ぼくはぺんぺんくんだよ。きみは?」「ぼくは、らっかせいのらっかせいさ」「うん、そうだね。ところで、何か用なの?」「ううん。もうさむくなったから、きみが現れると思ってね。待ってただけさ」「そう、ぼく、さむくなったら出番がくるんだよ。それまでは、氷のあるところにいるんだけどね」「もう出ていいんだろ? ...

    リエミ

    リエミブログ

  • 不思議の穴のアリス〈5〉 彼女を指名する客
    2020/09/17 18:21
    不思議の穴のアリス〈5〉 彼女を指名する客

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

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  • 碧玉の青い空 二部 二、海が見える図書館
    2020/09/16 17:16
    碧玉の青い空 二部 二、海が見える図書館

     自分の部屋に入った時不思議な感じがあった。記憶の痕跡を追いながら部屋を見回した。机も、机の上の小物も、壁のバスケット選手のポスター、誰だろう?、にも目を止め…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 碧玉の青い空 第二部 一、雲が生まれるばしょ
    2020/09/13 17:36
    碧玉の青い空 第二部 一、雲が生まれるばしょ

     ぼくの中には雲の赤ちゃんがいる。こう書くと不思議といい得ている気持ちになる。雲にこれといった形もないし、その成長と消滅の早さには理由を問う暇すら与えない。だ…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 不思議の穴のアリス〈4〉 穴越しの口の愛撫
    2020/09/10 17:48
    不思議の穴のアリス〈4〉 穴越しの口の愛撫

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

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  • 碧玉の青い空   八、神無月 第一部の終わり
    2020/09/09 17:34
    碧玉の青い空   八、神無月 第一部の終わり

     季節の空が変わろうとしていた。青い切れ端を残して雲に覆われる日が多くなる。同時にルシアンは滅入る日々に心を悩ませていた。ビザの期限が切れているのである。一度…

    鹿子木結㐬

    エルの窓から

  • 自伝的創愛記〈16〉 先生のお気に入り
    2020/09/07 15:13
    自伝的創愛記〈16〉 先生のお気に入り

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

    シランケン・重松シュタイン

    シランケンの不純愛講座

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