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こんばんは、あんぐろいどです。 今日は読書感想文です。 『バイバイ、ブラックバード』- 伊坂幸太郎 を読みましたので、感想をまとめたいと思います。 物語の核心となる深い部分までは語りませんが、 多少のネタバレを含みますので、ご了承下さい。 あらすじ 率直な感想 気に入った部分 繭美 星野一彦 五人の恋人たち 第3話のヒロイン 第5話の終わり方 気になった部分 まとめ あらすじ 星野一彦の最後の願いは何者かに<あのバス>で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。 そんな彼の見張り役「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」--これらの単語を黒く塗りつぶしたマイ辞書を持つ粗暴な大女、繭…
にほんブログ村6月30日は「人魚の日」だそうです。おもに、ツイッターで広まっているのですが、ちゃんとした由来は見つけられず。なんだか、ベラルーシかどこか、東欧のほうのおまつりだという新聞記事はみましたが、いまひとつ確信はもてないのですが、まあ、いいや、ということで、今回は木下昌輝『人魚ノ肉』をおすすめします♪6月30日は何の日? 『人魚ノ肉』これは、結構にエグくてスプラッタな歴史ホラーです。私は基本的にホラー小説は苦手であまり近づかないようにしている
にほんブログ村6月29日はビートルズ記念日です。これは、1966年6月29日にビートルズが初来日したことを記念したことに由来したそうです。ということで今回は、連作短編集で、「愛こそすべて」というビートルズの曲名が短編の題名としてついている、小路幸也『東京バンドワゴン』をおすすめします。6月29日は何の日? 『東京バンドワゴン』「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ」という献辞がこの本の最後にあるように、この『東京バンドワゴ
ことばだけで世界の文化を感じられる一冊 ある国ではひとつの単語で言い表すことができる感情を、 私たちはたくさんの言葉を並べても伝えることができないかもしれません。 文化が違うと、生まれることばも違います。 この本で紹介されていることばの中に、 その国の人々が大切にしてきた感情や文化が見えてきます。 日本ではことばにならなかったものでも、 世界中の国のどこかでは、ひとつのことばとして存在しているのかもしれない。 そして大切に語られているのかもしれない。 それがとても興味深いです。 この単語はこの言語で言うとこれ。というように、 同じ意味を持つことばの方ばかりに注目していましたが 他の国の言語では…
スティーブ・バッコルツさん、トム・ロスさん著書の「成長企業が失速するとき、社員に”何”が起きているのか?」を読みました(o^^o)📚 二人の著者さんが、『成長企業が失速するとき、社員に“何”が起きているのか?』と題して、人のエネルギーに着目したリーダーシップ論を指南してくださる一冊です。「働きがい」と「エネルギー」を取り戻す★ 職場で一日仕事をしています。自発的に何人の人が、質問や他愛もない話をしに、あなたのところにやって来ますか? 本書は、企業の失速の原因は「社員や組織のエネルギーの枯渇」にあると提起し、失われたエネルギーを取り戻させるためのリーダーシップ論が書かれています。 「エンゲージメ…
上岡正明 さん著書の「共感PR 心をくすぐり世の中を動かす最強法則」を読みました(*^-^*)📚 PRコンサルタントの著者さんが、これからのPRは”共感”にあると提起し、”共感”を生み出し、心をくすぐり世を動かすための最強法則「8×3」を伝授してくださる一冊です。広告費ゼロで、心をくすぐり世の中を動かす最強法則。とっても気になります★ PR。こう聞いて、どんな行動を思いつきますか? 本書は、SNSの発達により、顧客へリーチするルートが激変する現代に即したPR方法として、”8×3の法則”に基づく「共感PR」の活かし方が書かれています。 ■「8」の法則とは(1)新規性(2)優位性(3)意外性(4)…
実家が全焼したサノ さん著書の「実家が全焼したらインフルエンサーになりました」を読みました(o^^o)📚 実家が全焼した著者さんが、『実家が全焼したらインフルエンサーになりました』と題して、30年の人生を振り返りながら、切ない出来事に遭遇しても前向きに生きるヒントを指南してくださる一冊です。言葉で人生は変わる。自分の人生を言葉にする★ 自分のこれまでの人生。言葉にすると、どんな物語になりますか? 本書は、母親の蒸発→実家の全焼→父親の自殺をはじめ、これまで経験してきた数多くの”切ない出来事”をふり返りながら、それでも前向きに生きるヒントが書かれています。 なぜ、この人生を”切ない”と表現できる…
浅田すぐる さん著書の『「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ』を読みました(*^-^*)📚 「1枚」ワークス・代表取締役の著者さんが、『3』という数字と『動作』という言葉を武器に、「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツを解説してくださる一冊です。 「うまく説明できたのに、相手の反応が悪いな…」「うまく説明しようと思うほど、頭が真っ白になる」「わかってくれたはずなのに、実際に動いてくれない」こうした悩みを経験したことはありませんか? 本書は、わかりやすさは「3つ」に絞ることでうまれると説き、あなたの説明スキルを飛躍的に高めるコツが書かれています。 あれもこれもと拡げず、3つに…
新井直之 さん著書の「執事が教える 至高のおもてなし」を読みました(o^^o)📚 日本バトラー&コンシェルジュの著者さんが、相手の心をつかんで離さないおもてなしの秘密を公開してくださる一冊です。人は何に感動し感謝するかを考えることで、おもてなしの心は磨かれる★ おもてなし。あなたは、どんなときに感動しますか? 本書は、100人以上の大富豪に直接仕えてきた著者が、その”サーヴィスの道”で気づき大切に育ててきた、誰からも好かれ信頼される方法が書かれています。 「至高のおもてなし」を、著者さんは次のように定義します。『相手がどんな人で、どんな状況であれ、臨機応変に究極のサーヴィスを提供し、お客さま…
石黒圭 さん著書の「段落論」を読みました(*^-^*)📚 日本語学者の著者さんが、『段落論』と題して、段落という”箱”を使いこなすことで文章のわかりやすさは増すと提起し、段落の仕組みと段落づくりのコツを指南してくださる一冊です。段落を極めるほど、わかりやすさが増す★ 文章における段落。どこまで意識していますか? 本書は、わかりやすい文章は段落がしっかりと構成されていると提起し、文章作成力が飛躍的に向上する、段落の仕組みと段落づくりのコツが書かれています。 文章を読むときも、文章を書くときも。わたし達は、ほとんど意識することなく段落に接しています。 そして、知らず知らずに段落の影響を受けているの…
堀田秀吾 さん著書の「いじめのことばから子どもの心を守るレッスン」を読みました(o^^o)📚 明治大学教授(言語学博士)の著者さんが、『いじめのことばから子どもの心を守るレッスン』と題して、遭遇しがちなシーンを題材に、いじめのことばへの対処法を解説してくださる一冊です。ことばの大事さ。自分の心を守り、相手の心も守る★ 人が誰かをいじめる目的。なんだと考えますか? 本書は、学術研究からあきらかになってきた、いじめのことばを発さない・いじめのことばから心を守るなど、いじめのことばへの対処法が書かれています。 人が誰かをいじめる目的は、考えた人の数だけあるとおもいます。ただ、研究によると大きく3つに…
前田めぐる さん著書の「この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術」を読みました(*^-^*)📚 コピーライターの著者さんが、思わず読みたくなるSNS文章術を核に、人・仕事・情報が集まる”自分メディア”の構築法を伝授してくださる一冊です。この一冊で投稿が楽しくなる、面白いほど人が集まる★ 『もう少し「いいね!」があっても‥。』SNSを使っていて、こう思った経験ありませんか? 本書は、あなたの文章力を磨くことで、ソーシャルメディアを最大限に活用できると提起し、そのために必要な「文章力の磨き方」が書かれています。 ◎「会いたい人」にあえる◎「仕事」につながる◎「情報」があつまる この3つが確立でき…
金子敦子 さん著書の『「その話、聞いてないよ」と言われない伝え方』を読みました(o^^o)📚 武蔵野大学准教授の著者さんが、「伝えた」が「伝わった」に変わる効率よく効果的なコミュニケーション術を解説してくださる一冊です。行き違いがなくなり、きちんと伝わる伝え方が学べる★ 「それで?」「後にしてくれる?」こんな言葉を投げかけられた経験、ありませんか? 本書は、証券会社やコンサルティング会社で著者さんが身につけた、「伝えた」が「伝わった」に変わる効率よく効果的なコミュニケーション術が書かれています。 『最適な伝達手段で、簡潔かつ明瞭に伝える』コミュニケーション本で、くり返しくり返し述べられているこ…
カート・モーテンセン さん著書の「相手の心をつかんで離さない10の法則」を読みました(*^-^*)📚 経営コンサルタントの著者さんが、相手の心をつかんで離さない、あなたのしてほしいことを喜んでしてくれるようになる10の法則を指南してくださる一冊です。もう、命令も嘘もいらない。人を動かす意味を知る一冊です★ 人に動いてほしい。こう思った時に、人は動いてくれますか? 本書は、数千時間に相当する学術的・科学的な調査結果に基づき、自分の仕事と人生をよりよくしていくための「人の心をつかむ法則」を、10個に凝縮して解説されています。 あなたは、どんな時に「この人のために動きたい」と思いますか?すこし整理…
五十嵐康雄 さん著書の「稼げる講師、稼げない講師どこが違うか」を読みました(o^^o)📚 人づくりの講師の著者さんが、『稼げる講師、稼げない講師どこが違うか』と題して、講師を続けていくために理解すべきことを、稼げる人と稼げない人を比較しながら指南してくださる一冊です。稼ぎたいなら在り方を磨け★ 稼げる講師と稼げない講師。どんな違いがあるとおもいますか? 本書は、年間200日の研修を各地で行う著者さんが、自身の仕事術と経験を棚卸ししながら、講師を続けていくために理解すべきことが書かれています。 ①だれのために講師をやるのか②なんのために講師をやるのか③なぜ自分が講師をやる必要があるのか この3つ…
アルトゥール・ショーペンハウアー さん著書の「読書について」を読みました(*^-^*)📚 哲学者の著者さんが、『読書について』と題して、読書は他人の思考を追体験しているに過ぎないと指摘しながら、自分の頭で考え軸をつくる真の読書法を指南してくださる一冊です。 読書は有益か無益か。あなたはどちらだとおもいますか? 本書は、ただ読書するだけではなにも生まないと提起し、自分の頭で考えて自分の軸をつくる真の読書法が書かれています。 読書とは、他人の思考の過程を文章にしたものを読むことです。言い換えれば、あるモノゴトについて他人が考えたことの結果を、文字で受け取る行為といえます。 これ自体は、悪いことでも…
初めての、文章を書きたくなった本 文章を書く為に、本を読もうと思っているのなら、 絶対に、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を読んでほしいです。 私はこれまでに、文章力を上げる本や、webライティングの本を読み、 学んだことを生かそうと頑張り、記事を書いたことがありました。 でもこの本は、これまでに読んだ本とは、圧倒的な違いがあります。 読んだ後に、早く書きたい、と思った本はこの一冊だけです。 今まで自分が逃してきた、全ての思考を掴み 人生が、良い方向に進みそうな気さえ、してきました。 「20歳の自分に受けさせたい文章講義」をおすすめする理由 ガイダンスでいきなり見つけた悩みの答え 「読者…
にほんブログ村6月28日は、「JAZZりんごの日」だそうです。これはニュージーランドのリンゴ、JAZZリンゴが日本にはじめて入荷したことを記念して作られた記念日のようです。ということで今回はリンゴつながりで、名木田恵子『レネット 金色の林檎』をおすすめします♪6月28日は何の日? 『レネット 金色の林檎』20歳になった海歌(みか)は、別居している父親と5年ぶりにあうために、東京から北海道に向かいます。海歌は、行きの飛行機のなかで、自分の家族の崩壊がは
私の内面をぶつけながら読み切った一冊 音とひたむきに向き合う青年から、目が離せませんでした。 この小説で描かれている、主人公の成長の中に、 私が、ずっと求めてきた人生があったからです。 それがあれば、どんな世界でも道を探すことができる、 「たった一つの何か」を持っている人生です。 主人公の彼にとっての調律が、その「たった一つの何か」でした。 羊と鋼の森/宮下奈都 出版社:文藝春秋 ISBN:978-4167910105 発売日:2018/2/9 amazon 楽天 kindle この小説では、音の美しい描写と、 音と向き合い成長する、主人公の姿が印象に残ります。 ピアノの調律という繊細な音の変…
にほんブログ村6月26日は、「雷記念日」です。これは、930年6月26日、平安京の清涼殿に雷が落ちたことで、数名の死者が出たことに由来するそうです。亡くなったなかには、大納言の藤原清貴もいて、それを目撃した醍醐天皇も、体調をくずして数か月後に亡くなったとか・・・。これは、菅原道真のたたりと恐れられたようです。たしかに今でも怖いし、死者も出ることのある雷、平安時代はたたりと結び付けて考えられてもおかしくないですよね。今回は雷といっても、かわいくて楽しいかみなりちゃんの
にほんブログ村6月25日は、「船員の日」です。国連の専門機関が制定した国際デーのようです。ということで今回は、船つながりで、吉本ばなな『白川夜船』をおすすめします♪6月25日は何の日? 『白川夜船』私がこの小説を読んだ30年前(なんて昔・・・)は、全然しらなかったのですが、この小説のタイトル「白河夜船」は、「何もわからないほどぐっすりと眠ることを指すことばです。そのことばのとおり、主人公の寺子は、ひたすら、深く眠ります。寺子には、大切な人がふ
にほんブログ村6月24日は「ドレミの日」です。1024年のこの日に、イタリアでドレミの音階が定められたことを記念して制定されたそうです。ずいぶん古くからドレミがあるんですね~。ということでなにか音楽に関連した小説を、と考えた結果、今回は大島真寿美『ピエタ』をおすすめします。6月24日は何の日? 『ピエタ』時は18世紀。ヴィヴァルディの訃報から、その物語は始まります。アントニオ・ルーチョ・ヴィヴァルディ。18世紀の、ヴェネツィア出身の作曲家、バイオリニ
「世界を変えることはできなくても、自分を変えることなら可能です。ひとり、またひとりと自分を変えていく。世界が変わるとはそういうことなのです。そして、あるとき、突然、共鳴が起こって世界は大きく変わるでしょう。」 日本での講演でこう語ったのは、「生命平和(ライフピース)運動」活動家、ファン・デグォン(黄大権)氏。 韓国で100万部を超える大ベストセラー「野草の手紙」という美しい本に出合いました。 アメリカで政治学を学んでいたファン氏は、帰国直後に身に覚えのない無実のスパイ容疑で拘束され、2ヶ月にわたる拷問を受け、国家反逆罪で無期懲役を宣告されました。独房に入れられても諦めず、5年もの間あらゆる抵抗…
本棚の整理をしていたら、奥の方に見覚えのある、小さくて薄い本を見つけました。禅の十牛図をモチーフにした本です。ここに紛れていたのかぁ、懐かしい。処分する本と残す本を選り分けようとしているのに、手に取るたびにいちいち反応していてちっとも整理が進みません。 ご存知の方も多いと思いますが、十牛図は中国北宋時代の禅師である廓庵(かくあん)が創った禅の入門書です。牛飼いの少年がいなくなった牛を探しに旅に出て、牛を見つけて帰る過程が「禅の悟りに至る道」として描かれています。 それがいわゆる現代の「自分探しの旅」と妙にマッチするということで、自己啓発本などで取り上げられ、「牛は自我の象徴だ」「逃げた牛は無く…
【読書】塔山郁『毒をもって毒を制す 薬剤師・毒島花織の名推理』
【読書】坂木司『アンと青春』
【新刊】[文庫化]横関大『わんダフル・デイズ』
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地底に都市が!?異世界への扉!地底都市の謎!!
【読書】東川篤哉『新 謎解きはディナーのあとで2』
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今週のお題「好きなお店」 私の好きなお店、今日は想い出の本屋さんをご紹介したいと思います。 それは東京青山の裏通りにあるちょっと変わった書店 「ブッククラブ回」です。 1989年にオープンしたブッククラブ回は、知る人ぞ知るスピリチュアルの専門書店。当時大手の書店には「精神世界」というコーナーができていましたが、スピリチュアルだけを専門に扱う書店は他になく、類をみない規模でした。(小さな書店は西荻窪のほびっと村にプラサード書店がありましたが) ファッションも食も、流行の最先端を行く青山。その一等地にニューエイジを専門的に扱う書店ができた。その驚きと感動は忘れられません。しかも表通りではなく、裏通…
今日は普段漫画にあまりなじみがない私が、ある漫画を読んで感じた漫画という媒体の可能性について考えてみたいと思います。 先日ヴィーガンの人たちのインタビュー動画をご紹介しましたが、その中の一人が「ある漫画を読んでヴィーガンになった」と語っていたのです。彼女は実はチーズ大好き人間だったけど、漫画の中で描かれる乳製品産業の現状を知り「苦しみは食べない」とベジタリアンからヴィーガンになったそうです。 retoriro.hateblo.jp ひとりの人間をヴィーガンに変えてしまうきっかけを作った漫画。私はどうしてもその漫画を読んでみたくなり、購入しました。 タイトルは「世界を変えたくて僕を変えた」です。…
評価:55点/作者:前沢和之/ジャンル:歴史/出版:2008年 『日本史リブレット 72~古代東国の石碑』は、山川出版社による、「日本史リブレット」の第72弾…
恩田陸「ドミノ」 出版社: KADOKAWA ISBN: 978-4043710010 発売日: 2004/1/23 amazon 楽天 kindle 東京駅を舞台に、ドミノ倒しのように次々と連鎖していく出来事を描いています。 この小説は慎重に並べた牌のひとつを倒すことで始まる圧巻のショーです。 完成したドミノが、予定通り綺麗に連鎖し倒れていくのを見ているようでもあるのに、 望まずに倒れてしまった牌を見ているようでもある、という二重の見方ができ、とても面白かったです。 一生懸命に並べている途中で たったひとつが倒れてしまっただけなのに、 始まってしまうドミノ倒しって、無情ですよね・・・。 「止…
評価:55点/作者:木本雅康/ジャンル:歴史/出版:2008年 『日本史リブレット 69~遺跡からみた古代の駅家』は、山川出版社の日本史シリーズ、「日本史リブ…
にほんブログ村6月21日は、「世界キリンの日」です。いや、正確にいうと、6月21日というより、毎年夏至の日をキリンの日、と定めているそうです。もっとも昼の長い夏至の日に、もっとも首の長いキリンのことを知ろう、という意味で制定された記念日だそうです。もっとも鼻の長いゾウや、最も体長の長いザトウクジラはどうなんだ?という疑問はさておき、今回は、加納朋子『ガラスの麒麟』をおすすめしたいと思います。6月21日は何の日? 『ガラスの麒麟』この小説は、「日常の謎
引きこもる。それが夏の過ごし方 夏になると、長い休みもあるせいか、 人々がとんでもなくアクティブになる気がします。 やたらと大人数で海に行ったり、山に行ったり、 フェスに行ったり・・・ じっとしているだけでも暑いのに、すごいなぁと 毎年思っています。 しかし新型コロナウイルスの影響もあって、 今年は大勢で集まって盛り上がる夏、という過ごし方はできなさそうですね。 まさかこんな夏が来るとは・・・。 今年の夏はお家に引きこもって、 身体ではなく頭の中をフル回転アクティブにして過ごすのが いいのではないでしょうか。 海や山に行かなくったっていいじゃない。 こんがり肌を焼かなくったっていいじゃない。 …
にほんブログ村6月19日は「朗読の日」です。これは、「ろう(6)どう(10)く(9)」のごろ合わせにちなんでいるようです。ということで今回は、小川洋子『人質の朗読会』をおすすめします♪6月19日は何の日? 『人質の朗読会』小川洋子らしい、静かで繊細な小説でした。日本の裏側にあたる国で、反政府ゲリラが日本人のツアー客と添乗員、あわせて8人を拉致し、身代金と仲間の開放を要求する、という事件が起きました。事態は膠着状態に陥り、3か月以上たったある日
評価:60点/作者:寺崎保広/ジャンル:歴史/出版:2002年 『日本史リブレット06~藤原京の形成』は、山川出版社による、「日本史リブレット」の第6弾。「日…
信長の上洛戦以降、柴田勝家は、織田軍の先鋒を務めることが、多かったが、小谷城の戦いにおいては、木下秀吉が、先鋒を務めている。織田家の譜代の家臣を自認し、勇猛な…
にほんブログ村6月17日は、「砂漠化および干ばつと戦う世界デー」です。1994年の砂漠化防止条約の採択によって制定された国際デーだそうです。ということで、今回は砂漠の話が出てくるわけではなにのですが、母と子の優しい物語、北村薫『月の砂漠をさばさばと』をおすすめします♪6月17日は何の日? 『月の砂漠をさばさばと』小学3年生のさきちゃんはお母さんはふたりで仲良く暮らしています。お母さんは、作家さんです。ケーキ屋さんの子なら、ケーキを食べられるの
2019年4月、5月、6月に読んだ本です。 お勧めは川瀬七緒『テーラー伊三郎』、古市一絵『きまぐれな夜食カフェ - マカン・マラン みたび 』と、中島京子『夢見る帝国図書館』。『夢見る帝国図書館』は文学賞や、2019年のベスト本に入りそうな予感。 ■図書館の魔女 第一巻 (講談社文庫) 高田大介 著者は言語学者で、本書でメフィスト賞受賞。原稿用紙3,000枚に身構えてしまう。キリヒトとマツリカの邂逅は、第1回メフィス…
にほんブログ村6月16日は『和菓子の日』です。これは848年のこの日、菓子を神前に供えて疫病退散を祈ったという故事からだそうです。ということで今回は、坂本司『和菓子のアン』をおすすめします。6月16日は何の日? 『和菓子のアン』これは、和菓子屋周辺でまきおこる、ちょっとふしぎな謎を、アルバイトのアンちゃんを中心に解いていきつつ、和菓子の知識やデパ地下の裏側なども楽しめる、日常のなぞ系お仕事ミステリーです。梅本杏子、通称アンちゃんは、食べるのが
評価:60点/作者:黒崎直/ジャンル:歴史/出版:2007年 『日本史リブレット71~飛鳥の宮と寺』は、山川出版社による、「日本史リブレット」の第71弾。日本…
にほんブログ村6月15日は「暑中見舞いの日」です。これは、1950年に郵政省が初めて暑中見舞用郵便はがきを発売したことにちなんでいるようです。ということで今回は、暑中見舞いなどのお手紙を代書する主人公を描いた小川糸『ツバキ文具店』をおすすめします♪6/15 何の日 『ツバキ文具店』この小説の主人公は、鎌倉で文房具店と代書屋を営む、雨宮鳩子、通称ポッポちゃん。先代である祖母の厳しい教育に反発して高校生で家を飛び出したのですが、先代の死後、家に戻って代書
図書館再開と共に、「予約していた本が用意できました」というメールが届きまして、しかも、まとめてご用意していただけて・・・というか、上限まで予約していたので、…
にほんブログ村6月12日は「日記の日」です。これは、アンネ・フランクが、1942年6月12日の13歳の誕生日から日記をつけはじめたことに由来するようです。ということで今回は日記形式の小説である、ジェマ・マリー『2140サープラスアンナの日記』をおすすめしたいと思います♪6/12は何の日?『2140サープラスアンナの日記』2140年.人類が不死を手に入れた世界の話。長命薬が発明され、これを飲めば誰もが病気にかからず、死ななくなりました。しかし、死なない
にほんブログ村6月9日は「卵の日」です。これは、「69」が「卵」という字に似ているからだそうです。似てるかな?似てなくもないか。ということで今回は、瀬尾まい子『卵の緒』をおすすめします。6月9日は何の日? 『卵の緒』僕は捨て子だ、という文章からこの小説ははじまります。 ・捨て子だよね、というとおじいちゃん、おばあちゃんがどぎまぎする ・母親がへその緒を見せてくれない ・父さんがいないということが捨て子の根拠だ、と僕こと、小学4年生の育生は考えます。母
にほんブログ村6月8日は、国連が定める「世界海洋デー」です。世界の海はつながっているので、みんなで海のことを考えよう、という日のようです。ということで今回は、朱野帰子『海に降る』をおすすめします。6/8は何の日? 『海に降る』これは、海は海でも、深海の物語です。私たちが知っている魚が泳いでいる海は、全体の約5%にも満たないようです。残り95%は深海という闇の世界。その闇を探検するための潜水船をつくっている父親に憧れて、深雪は女性初の有人潜水調査船のパ
にほんブログ村6月7日は、「母親大会記念日」だそうです。1955年に第一回母親大会が開かれたことにちなんで制定された記念日のようです。今でも母親大会、あるみたいです。PTAみたいなものなのかな?ということで今回は、重松清『かあちゃん』をおすすめします。6/7は何の日? 『かあちゃん』私が、誰の小説で一番泣いているかといえば、たぶん、重松清だと思います。その次が辻村深月かな?重松清を読んで泣く、ていうのは、涙ぐむとか、うるっとくるとか、そういうレベルで
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新世紀エヴァンゲリオンのLAS小説に関する記事をまとめたテーマです。 #LAS #ラブラブアスカシンジ #惣流・アスカ・ラングレー #式波・アスカ・ラングレー
シンガーソングライター伊東歌詞太郎さん関連のブログ。新曲、歌ってみた、歌い手、ロックスター、小説、エッセイ、イベント、ライブレポなどなど何でもOK
親鸞
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
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薄桜鬼の二次小説(BL、百合ネタは除く) 夢小説もどうぞです(*´ ∇`*)
「奇跡」を司るのが「神」 時間・空間・物質に「奇跡」が起きた。 生命は「奇跡」の連続 「大いなる意思」は「神の愛」 人間は皆、「神の子」です。
まどかが、今 夢中になっているドラマ・音楽番組。 そして、今 読んでいる小説などを 熱く語ります!