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小説更新連絡所の記事

1件〜50件

  • #洞窟
  • #連載もの
  • 2022/09/10 00:21
    満月の夜の神社の姫子〈2〉 木陰から覗く白い腕と白い脚

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/09/07 02:37
    野のバラと谷間のユリ〈5〉 無国籍の漂流

     連載   荒野のバラと谷間のユリ   5 小野田に誘われて、ボクと栞奈と金治は、六本木のそのスナックに行った。そこでママが歌う『時には母のない子のように』に胸を打たれていると、「おまえも何か歌え」と小野田が言い出した。ギターを手にしたボクが歌ったのは…

  • 2022/08/29 22:32
    満月の夜の神社の姫子〈1〉 大きな楠の木の陰で

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/08/28 22:36
    荒野のバラと谷間のユリ〈4〉 黄色いケトルとマグカップ

     連載   荒野のバラと谷間のユリ   4 栞奈と敦子がボクに「引っ越し祝い」としてプレゼントしたのは、黄色いケトルとマグカップのセットだった。その黄色が、部屋のグリーンと青のカーテンに映えた。そのマグカップで、コーヒーを飲む相手を、ボクは想像した――。

  • 2022/08/25 00:36
    荒野のバラと谷間のユリ〈3〉 彼女を操る「魔女」

     連載   荒野のバラと谷間のユリ   3 栞奈というバラには、いつもつるんで動く年上の女がいた。編集部員が「魔女」と呼ぶ彼女はボクたち男が知らない彼女の秘密を掴んでいるように見えた。そのふたりが、ボクに声をかけてきた――。 管理人の近著    ボク

  • 2022/08/22 22:03
    自伝的創愛記〈49〉 アンドロメダを探して

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/08/14 23:42
    留学難民・グエンの日々〈18〉 そして、彼女は海の彼方へ

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/08/08 22:44
    自伝的創愛記〈48〉 美しすぎる初友

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/08/03 22:34
    留学難民・グエンの日々〈17〉 幻想のルームシェア

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/27 23:01
    自伝的創愛記〈47〉 同性愛の発見

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • ブログみる効率的にブログをみる - キャンプの時間
  • 2022/07/19 18:18
    留学難民・グエンの日々〈16〉 仕事を忘れた彼女のベルを押す

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/09 21:30
    自伝的創愛記〈45〉 さよなら、男女共学

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/06/28 19:01
    自伝的創愛記〈44〉 赤面の疾走

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/06/28 06:08
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十四)

    じょ、冗談ではない!私がキスをしていい姫子はたった一人しかいない。顔をぐいと引きはがし、押しのけようとしても、どこまでも、どこまでも縋りついてくる。こんな強引な姫子の力強いまなざしを、千歌音は知らず。気おされそうになる。姫宮千歌音、唇を奪われまいと、制服のポケットに隠したマスクを着用──のはずが、真っ二つ。ちょっと待って、あなた、ひとの顔にためらいもなく真剣をふるうって…。千歌音の顔がとたん青ざめる。「千歌音ったら、野暮ね。スペイン風邪はもう終わっているのに、まだこんな口覆いをするの?世界はいつも、ふたりの邪魔をする。わたしたちの間を隔てるものは切り捨てるの、──全部ね」ちょっと、待ってください。それ、こっちの台詞なんですけど?何かの漫画の読み過ぎではなくて?クレイジーサイコなんとかいう不名誉な称号をいだ...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十四)

  • 2022/06/25 07:43
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十二)

    「ふふ。姫宮千歌音さん、貴女にお会いできてうれしかったです。神無月の巫女の私たち、すばらしいおふたりでした」来栖守千歌音が一歩近づいて、姫宮千歌音に握手をもとめた。千歌音も微笑み返す。いつのまにか、三組のあいだで、互いの健闘をたたえ合い、別れを述べる流れになっていた。「こちらこそ、まさか、私と姫子が姉妹になっているなんて思いもしなかった」「私たちはもともと同じ魂をもった巫女のつがいの生まれ変わり、だそうです。私は妹と引き離されるのがいやで、神を否定しました。神を愛さず、この世の理を壊して、つくりなおそうとした。しかし、そんなことをしなくてもよかったのかもしれません。姫宮さんと来栖川さん、貴女がたお二方を見て、そう確信したのです」姫宮千歌音が目を瞬かせする。私たちがお手本ですって?むしろ、彼女たちの方が一年...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十二)

  • #王昭
  • 2022/06/22 06:03
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十一)

    「それで、わたしと千歌音ちゃん以外の皆さん。ずっと、ここに?」「そうね、姫宮の屋敷には客室がありますから。お好きに使ってくださっても」「わあい。それは大賛成です」これに乗じて、万歳をしたのは来栖守妹と、ひみこだった。ひみこはどうやら、この豪邸が気に入ったらしく、もう少しスケッチをしておきたいらしい。しかし、愛しの相棒に視線を投げると、かおんはといえば、縛られた女神について気が気でないようで。一刻も早くに帰りたがっている気配がうかがえるのである。そりゃそうだろう、このやんちゃ女神が次に狙うのは、自分のパートナーに違いないのだから。「お言葉に甘えたいところなのですが、私たち、すでに帰る手立てはあるんです」「…と言いますと」「カップ焼きそばと食い合わせのよくないものを口にしてみればいいらしいのです。それも全員一...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十一)

  • 2022/06/19 19:17
     留学難民・グエンの日々〈14〉 オレの胸を打つ手

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/06/18 04:07
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十三話・第十四話を更新★

    くりかえされる輪廻転生のなかで、大正時代の姫子と千歌音はどう運命に立ち向かったのか?神無月の巫女前世編いつか公式で読みたいですね~(^^♪****第十三話:あくる朝、光のどけき姫宮邸にて第十四話:神無月の巫女VS神無月の巫女「わたしね、なんだか今日はいつもより三倍は幸せな感じがするの」姫子だって覚えているのだ。昨晩の不可思議な出来事のことを。きっと他の誰かに言ってもわかってはくれない。だから、ふたりだけの秘密にしよう。そんな意味をこめて、千歌音は姫子の唇に指を立てた。「私は姫子ひとりさえいれば、もうそれでいい。月と地球と太陽と、貴女がいれば…」するすると唇が近づきそうになった、そのとき。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十三話・第十四話を更新★

  • 2022/06/17 05:59
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十)

    「…千歌音ちゃん、ごめんね。へんなことになっちゃって」「もういいのよ。はじめてなんだから、仕方なかったわ」姫宮千歌音と来栖川姫子。ふたりして、頭を下げる。姫子は千歌音を困らせたくはなくて、それ以上にみんなの迷惑をお詫びしたくて申し出たこと。そんな正直な素朴な姫子だから、千歌音は好きなのだった。出会ったときの胸衝いたその笑顔を護りたくて、どんな運命にだって、試練にだって、人からの非難にだって逆らい、耐えていけたのだった。私たちふたりならば──そんな自信が手をつなぎあったふたりの中にはしっかりとあるのだった。「私たち、そのカップ焼きそばを口にしてはいなかったのです。調理法を誤ってしまったもので」姫子がこくんと頷いてみせる。失敗したのは姫子だけのはずだが、千歌音も共に責任を分かち合ってくれるのが嬉しかった。さす...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十)

  • 2022/06/16 16:24
    番外編 公爵家の次期当主は最愛の妻をエスコートしたい

     リチャードは支度部屋の扉を開けるなり息を飲んだ。 そこに盛装したシャーロットがいることはわかっていたはずなのに、それでも圧倒されてしまった。言葉をかけるどころか息をすることさえ忘れたまま、ただただじっと見入ってしまう。 まるで天から降臨したかのようだ。 淡いアイスグレーに星々のようなきらめきが鏤められた、ふんわりと豪奢なドレス。その胸元は大きく開き、いとけない彼女もいつもよりすこし艶やかに見える...

  • 2022/06/12 07:20
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十二話を更新★

    神無月の巫女続編アニメとしてファンが注目した「京四郎と永遠の空」DVD付録特典の小話「逢瀬」は必見!!コミックス(全三巻)にも同じ番外編が収録されています。****第十二話:微睡みの楽園、天使たちの逢瀬「どの世界にいっても、私の代わりがいて姫子を救ってくれる、愛してくれるはず。だったら、私は私の時代の生き方で、姫子を好きになり、姫子とともに生きればいいんです。無理に神様を封じ込めたりせずに、共存できる道もあるのかもしれない。輪廻転生から外れるのもいいけれど、あえてそれに乗っかるのも悪いことではないのかもしれませんね」***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。更新は不定期です。◆姫神の巫女ほか二次小説◆に収録し...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十二話を更新★

  • 2022/06/11 07:11
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(九)

    残りの四人はもちろんその光景に視線を外すことができない。かおんとひみこのふたりは、光り輝いている。口もとから、光がこぼれ落ちている。眩しいくらい美しい眺めだった。やっぱり、マスクなんて要らないわ。鉄壁だった姫宮千歌音の衛生観念はチョロいもんである。「ありがとう、ひみこ。助かったわ」「かおんちゃん、もう無理をしたらだめだよ」そう言いながら、逆に倒れ込んだのはひみこのほうだった。かおんに膝枕をしてもらいながら、髪をかき混ぜられている。どうやら、マナというのは人間の生命エネルギーのことで、キスで絶対天使に与えるらしい。それにしてもなんて羨ましい。姫子とずっとキスできるなら、どんな豪華なディナーだって極上のワインやデザートだって不要なのに。こんなことを不謹慎にも考えてしまう宮様である。千歌音ちゃん、もう全身が煩悩の塊だ...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(九)

  • 2022/06/07 19:00
    留学難民・グエンの日々〈13〉 ネットの中の彼女

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/06/06 06:08
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(七)

    「それはカップ焼きそば現象ですね」一人の千歌音の言葉に、残り二人である千歌音とかおん、三人の姫子たちは驚きを浮かび上がらせる。そんな現象、見たことも聞いたこともない。しかし、彼女たちはいま見てしまったのだ。女神様は縛り上げられて、床に転がされていた。シティハンターよろしく、あはれ、布団に簀巻きにされている。とある十月の午前零時。ここは、姫宮邸の数ある大広間の客室。重厚な木目のテーブルの左右に、ビロード張りのソファが並ぶ。入口から向かって右側には、説明役の来栖守千歌音、通称千歌ねえちゃん。および、その妹の姫子とは、仲睦まじそうな姉妹である。その向かいには、白衣に藤袴のかおん。マントは脱いだらしい。片膝を立てたまま小粋に座っている。いつでも臨戦態勢なのは、女神を監視しているためだった。その隣には、眼鏡のひみこ。スケ...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(七)

  • 2022/06/04 04:18
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十話・第十一話を更新★

    動画視聴から入った方にも超おススメ!ドラマCDはアニメ本編のサイドストーリー学園祭の演劇をめぐって姫子と千歌音にドキドキの舞台が…!!ブックレットの声優さんコメントも笑えます(^^♪****第十話:時をこえ、処うつし、刻まれた永遠の絆第十一話:さよならはいつまで経っても想い出になりません姫宮千歌音と来栖川姫子。ふたりして、頭を下げる。姫子は千歌音を困らせたくはなくて、それ以上にみんなの迷惑をお詫びしたくて申し出たこと。そんな正直な素朴な姫子だから、千歌音は好きなのだった。出会ったときの胸衝いたその笑顔を護りたくて、どんな運命にだって、試練にだって、人からの非難にだって逆らい、耐えていけたのだった。私たちふたりならば──そんな自信が手をつなぎあったふたりの中にはしっかりとあるのだった。***もしも、ひめちか...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十話・第十一話を更新★

  • 2022/06/02 06:09
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(六)

    「あ、千歌ねえちゃん!!」シスター服の姫子が喜色あふれてふりむくと、そこにいたのは。これまた、黒い服が似合う、凛然とした美しい少女だった。千歌音よりもすこし年上ぐらいだろうか。仮面をかぶっていて、前髪をふたつ分けにしている。しかし、もう声からしてわかろうというもの。彼女もきっと、姫宮千歌音のいわば同位体なのだろう。いったい、何人目やねん。そろそろ、読者書子も飽きた頃かと。正直、作画にしたら漫画家が地獄を見る構図だが、これはたかが二次小説なのでいくらでも出し放題である。てへぺろ。それにしても、このきりりとした少女。どう考えても、これまでの登場人物よりはあきらかに悪の女幹部といったいで立ちなのだが。ほんとうに味方なのか?事態をややこしくしにきた、さらなるトラブルメーカーでは?これ以上、自分の顔の疫病神は増えてほしく...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(六)

  • 2022/06/01 23:22
    自伝的創愛記〈42〉 鼻すすり事件

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/05/29 07:39
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第九話を更新★

    一度ハマったら関連作までトコトン追いかけたくなる神無月沼はかなり深いです(^^♪(十数年以上のひめちか廃人より)****第九話:くちづけ洗礼、三華月白夜お互いをかばい合う、いたわりあう。ひもじくなったら与え、温めあう。それは愛情の本質であろう。しかし、姫宮千歌音はなぜか浮かない顔つき。この天使はひとからエネルギーを奪う?さきほど、姫子は気絶していたではないか。まさか、この女に唇を奪われたの…?!***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。更新は不定期です。◆姫神の巫女ほか二次小説◆に収録しています。百合度はやや高めですが、なるべくお食事中には読まないでください(笑)https://blog.goo.ne.jp/yor...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第九話を更新★

  • 2022/05/28 03:36
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(五)

    隣にいるはずのひみこなる娘は、巫女服マントのかおんを応援している。姫子本人は、あのなかに守られている…はず。そもそも、私は暴れるもなにも、この騒動を起こしたのは私自身ではない。しかし、これはこの姫宮邸で起こったこと。この村の異常事態は、私のタスク。ここは早急な解決に乗り出さねば。どうでもいいが、こいつらマスクは無視かい。労働安全衛生法にもとづく、ダニひとつ生き残らせないはずの、厳格にして清潔なる姫宮邸のエチケットはいま崩壊寸前である。不法侵入者ひっくるめて焼却処分したろか、ただし姫子似はのぞく。「千歌音ちゃああああん。だからあ、ダメなんだってば!!」叫んでいたのは、黒づくめ修道服すがたの女の子だった。こちらも声を裏切らない、千歌音の愛した甘い顔立ち。今日は姫子が何倍にもなって帰ってくる。私、いつのまにか姫子の培...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(五)

  • 2022/05/26 19:38
    留学難民・グエンの日々〈12〉 風の噂の「それからの彼女」

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/05/24 03:33
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(八)

    「でも、なぜか、こうして出逢えてしまったのだったわ」「そうです。私もお会いできて光栄です。まさか、自分や妹のそっくりさんがこんなにいるとは…」来栖守の姉は、悪役然とした仮面を外して前髪をかき分けた。素顔はほんとうに、千歌音そっくりだった。千歌音なのだから、あたりまえなのだが。竜宮城の乙姫さまのような仮装をしているものだから、どこかこの世ならぬ雰囲気がある。自分の制服を貸したら、ぜったいに似合いそうだと姫宮千歌音はひそかに思う。「で、その原因がカップ焼きそばにあるとでも?」「おそらくは。皆さん、心当たりはありますか?」姫宮千歌音と来栖川姫子は目を合わせて、息を呑む。どう考えても自分たちの、いつにない夜食が引き金になったとしか思われない。かおんがすっくと立ちあがる。みんなが振り向く。彼女は戦士のせいか、なんとなくぶ...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(八)

  • 2022/05/22 04:22
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第七話・第八話話を更新★

    愛する人を奪われた少年は修羅の旅へそのそばに寄り添う少女の正体は…。物語に救われる者への作者の優しさと警告に満ちた意欲作「赤赫血物語」(例によって読む人をかなり選びます(爆))その他、神無月の巫女の原作者・介錯先生の代表作が電子書籍でセール中!!****第七話:それはカップ焼きそば現象ですね第八話:出逢ったときは、千年を超えた姫宮千歌音の応答に、来栖守の姉こと千歌音がすばやく相槌を打つ。この二人は、頭の構造が似ているのか、冷静に分析するのが得意なようだ。それに比べ、戦士のかおんは鉄火肌というか、見境なく動くタイプのようである。千歌音そっくりの女神さんときたら、もはや言わずもがな。同じにしてほしくはない。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとん...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第七話・第八話話を更新★

  • 2022/05/20 23:06
    自伝的創愛記〈41〉 理由なき勧誘

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/05/20 05:56
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(三)

    「どうしたの?!」「ご、ごめんなさい…」拡声器をさかさまに当てたかの如く、声が尻すぼみになった姫子は、叱られた仔犬のようである。床にはお湯が散らばり、変形した蓋が飛んでいる。幸い中身は落ちていないようだが。ゆであがった麺のうえには、気球のようにパンパンに膨らんだかやく入りの袋が…。取り出し忘れてお湯を注いだのだろう。カップ焼きそば愛好家がやりがちな初歩的なミスだった。さいわい袋は破れてはいない模様。「そちらは私がいただくから、姫子は残りのほうを」──と、千歌音が姫子のやり方を真似て、蓋開けして湯切りをしようとしたら。なんと、まあ!どばどばと穴から流れ落ちてきたのは、どす黒い醤油のごとき液体。湾岸戦争時の地中海に流れた重油を思わせる、至極不吉な色だ。これは、ほんとうに人間の食べものなのだろうか?関東のつゆはやたら...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(三)

  • 2022/05/17 06:28
    【目次】神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」

    神無月の巫女の二次創作小説第十五弾。姫神の巫女漫画化記念お笑い中編SSの目次頁です。名づけて、神無月の巫女からやがて姫神の巫女になる二次創作小説!スマホモードでも読みやすいように、各話リンクを貼っています。お気に召しましたら、好きなところからお読みください。お楽しみいただけましたら、幸いです♪【目次】前書き:事前注意【目次】神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」

  • 2022/05/14 21:59
    留学難民・グエンの日々〈11〉 そして、彼女は消えた

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/05/14 05:39
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第五話・第六話を更新★

    姫神の巫女とならぶもうひとつの神無月の巫女アフター神に叛逆し、軛(くびき)を乗り越えた「絶対少女聖域アムネシアン」もオススメです(ただし読む人を選びます(笑))****第五話:ふたりだらけの舞踏会、いざ第六話:神無月の巫女VS神様VS絶対天使しかし、今はともかく、姫子の安全確保が最優先事項。どう考えても、この表裏一体のふたりの千歌音似は、姫子ひとりを奪い合っているらしい。この二人は、人間の顔をしたバケモノとしか思えない。人間の気配が皆目しない。人間は人間ではないもの容赦はしない。まして、それが愛しの君を傷つけられそうになっているのなら。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。更新は不定期です。◆姫神の巫女ほか二次...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第五話・第六話を更新★

  • 2022/05/09 22:29
    自伝的創愛記〈40〉 学力テストを足切りする教室

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/05/09 06:16
    「召しませ、絶愛!」(二)

    湯気のもわもわと立つアルミの蓋を指先で撫でるように閉めながら、姫子があかるく振り向いた。蓋には「UFO」──ウホッいい男、の暗号ではない、念のため──と印字されており人気漫画のヒロインが描かれている。「わるキューレ」という美少女キャラらしい。キューリのQちゃんとごろあいが似ているが別物である。人気声優が主演したアニメもヒットしたし、主題歌がオリコンランキング入りした話題作らしいと、緒方恵美姐さんが若い子向けにツイートしたから間違いない。アタシ、どうしたらいいのかな。笑えばいいと思うよ。姫子が延々と語るヲタク節を、千歌音は微笑ましく耳傾ける。アニメに詳しくなどない彼女にとって実際はなんのこっちゃさっぱりなのだが、姫子の言葉を否定しないのは嗜みでもあるし、千年越しの愛の業ともいうべきであろう。「千歌音ちゃん、3分間...「召しませ、絶愛!」(二)

  • 2022/05/03 06:01
    「召しませ、絶愛!」(一)

    紅いろづき、落ち葉舞い、風に鈴虫の鳴き音がまぎれて、夜がいっそう近くなる。そんな秋深まる神無月のとある日のこと──。これは、凄絶な運命に結ばれたふたりの少女に生じた、世にも不思議な物語である。****姫宮邸には、誰も知らないメニューがある。このお屋敷の主・姫宮千歌音のために饗される食事は、ただ一人の口にあうために、多くの人手が介在している。和洋中の一流のシェフを揃え、管理栄養士に献立を考えさせ、名器に彩りよく盛られて配膳される。すべては、この館の侍女長の抜け目ない差配のもとで。メニューに主が文句をつけたことなど一度たりとてない。だが、そんな当たり前は、とあるひとりの平凡な少女の登場で変わりつつあるのだった──…。「乙羽さん、きょうのお夕食、要らないわ」麗しい唇から発せられたその言葉は、如月乙羽の胸にぐさりと刺さ...「召しませ、絶愛!」(一)

  • 2022/05/02 22:46
    留学難民・グエンの日々〈10〉 私を忘れないで

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/05/01 09:46
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第三話・第四話を更新★

    GWは神無月ワールドへトリップ!角川コミックウォーカーで、スピンオフ漫画『姫神の巫女』第六話まで無料掲載中!!下屋則子さん、第二子ご誕生おめでとうございます!!****第三話:かさばる日月、はりきる宮様第四話:愛と死と、いとし恋し君への招待状しかし、そこはさすがの姫宮千歌音。偶然をチャンスに変える、絶望を絶対に変える女。百合の歴史史上、最強にして最愛の攻めの名を勝ち取った女である。姫子の悲しみは笑顔にするのが、わが務めとばかりにすぐさま対処を。「だいじょうぶよ、姫子。私がなんとかするから」***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。更新は不定期です。◆姫神の巫女ほか二次小説◆に収録しています。百合度はやや高めですが、...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第三話・第四話を更新★

  • 2022/04/29 03:53
    【序】神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(〇)

    もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。近頃少し、地球のご飯に飽きたところよ♪な千歌音ちゃんと姫子が珍しい夜食をご所望です。神無月の巫女の二次創作小説第十五弾。姫神の巫女漫画化記念に書いた、お笑い中編SSです。ご笑覧ください。全二〇話を予定しています。基本ギャグですが、百合度はいまの前世編二次小説よりはやや高めに設定しています。姫神の巫女については、ウェブノベル版および漫画版単行本二巻を既読であれば大丈夫な程度のネタバレを含みます。神無月の巫女二次創作小説の第十五弾としていますが、【姫神の巫女二次創作小説一覧】に所属させています。お時間がありますときに、お楽しみいただければ幸いです。ちなみに、作者はべつにカップ焼きそばが好きではありませんので、あまり食べません。このSSを書くにあたって試しに食しましたが、...【序】神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(〇)

  • 2022/04/26 19:39
    自伝的創愛記〈39〉 トマトが青い……

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/04/25 06:27
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第一話・第二話を更新★

    アニメ版神無月の巫女のひめちかツーショットは、はたして誰の目線なのか?漫画版姫神の巫女で、ちょこっと客演した「乙羽さん」がファン待望のアフター同人誌ではいい役回りに****第一話:姫宮邸の暗黒メニュー第二話:3分でおいしくなる魔法ふふ。かすかに笑って千歌音は優雅にピアノ椅子に腰かける。一年前は遠慮がちだった私たち。いまでは、姫子とも気軽に冗談を言い合える仲になっている。触れ合うのが怖くて、遠慮がちだったけれど、友達以上には進んだはずだ。想いたまう君を困らせるような茶化しをしたくはなったけれど、そこはさすがの姫宮のお嬢さま。姫子の提案したお夜食に免じて、こちらは名演奏を進呈しよう。3分で弾けるエチュードのうち、さあ、どれにしよう。両の手を鍵盤に下ろしかけた──。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第一話・第二話を更新★

  • 2022/04/23 23:16
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の掲載開始★

    姫神の巫女が終わってもヒメコとチカネの歴史はまだまだ続く(続編を希望!!)神無月の巫女からやがて姫神の巫女になる二次創作小説をお届けします。以前に発表した姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」とほぼ同時期の、漫画化記念に書きあげたコメディ中編です。もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。※原作のイメージからかけ離れています、要注意!!お読みになりたい方はコチラから♪【目次】神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」更新がいつも不定期で申し訳ありません。お時間のありますときに、覗いていただけますと嬉しいです。すでに姫神の巫女は最終巻も出て、さらに昨年末にはアフターストーリーの同人誌も発売され、楽し...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の掲載開始★

  • 2022/04/20 23:22
    留学難民・グエンの日々〈9〉 帰りたい、でも帰れない

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/04/14 19:24
     自伝的創愛記〈38〉 寄り添う乳房

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/04/12 19:57
    留学難民・グエンの日々〈8〉 姫のご帰還

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/04/02 21:50
    留学難民・グエンの日々〈7〉 そこへコロナが来た!

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

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