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小説書いてる人〜全員集合!!

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小説書いてる人〜全員集合!!の記事

1件〜50件

  • 第4話 侯爵家の気弱な従僕は先輩侍女に逆らえない
    2021/05/12 00:10
    第4話 侯爵家の気弱な従僕は先輩侍女に逆らえない

    「ジョン、服を脱げ」 豪奢な椅子にゆったりと座している美しい男性が、尊大に命じる。 その正面に立たされていた八歳のジョンはビクリとして固まるが、すぐ後ろに控えている叔父夫妻に脱ぎなさいと促されて、おどおどしながらシャツ、ズボン、靴下とひとつずつ脱いでいく。 やがてパンツ一枚になった。恥ずかしいというより、何をさせられているのだろうという不安のほうが大きかった。うつむき加減のままチラリと視線だけを前...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • 第3話 侯爵家の強がり夫人は元婚約者を忘れられない
    2021/05/12 00:09
    第3話 侯爵家の強がり夫人は元婚約者を忘れられない

     そのときまで、ロゼリアは世界でたったひとりのお姫さまだった。 貴族の中でも裕福なクレランス侯爵家に生まれ、蝶よ花よと育てられ、いつどんなときもロゼリアを中心に世界がまわっていた。そして、それをあたりまえのこととして享受していた。けれど——。 それは、五歳になってまもないころのことだった。 ロゼリアは両親に連れられて初めてパーティに行った。敷地外に出るのも初めてだったので、馬車から見える光景にわくわ...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • 第2話 公爵家の騎士団長は一目惚れの少女と結婚したい
    2021/01/14 00:14
    第2話 公爵家の騎士団長は一目惚れの少女と結婚したい

     俺って本当に信用ないな——。 雲ひとつない穏やかな青空の下、ウィンザー公爵家の嫡男であり王都の騎士団長でもあるリチャードは、殊更美しい白馬に乗ったままチラリと後ろを振り返ると、その光景にあらためて嘆息した。 二人の執事が、それぞれ栗毛の馬を駆って着いてきている。 来なくていい、その必要はない、むしろ来るなと言い渡したにもかかわらず、二人は旦那様の命令ですからと聞く耳を持たなかった。雇い主は父である...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • 人生に「スリーノックダウン制」はない
    2020/12/04 09:43
    人生に「スリーノックダウン制」はない

    Blue あなたとわたしの本 241 夢を追い続ける、ってことはさ、 別にスゴいことでもなんでもなくって、僕たちの場合、 「まとも」と呼ばれる生き方に、どうしても 馴染み切れないから、 違和感を覚えるから、 身も心も神経も〝もたない〟から── むなしく感じたりなんかもしてしまうから── なんとか自分を助けるために、 自らの命を救うために、 居場所を手に入れようと、 自分にとっての現実=夢、を掴もうと、 がんばってるところはあると思うよ。 「叶ったらいいな」じゃなくて、 叶わなかったら死ぬしかないっていうかさぁ。 でも死ぬ気はないっていうさぁ。 自分の居場所に、 24時間 居たいんだよなぁ。 あ…

    智(とも)

    Blue あなたとわたしの本

  • 第1話 伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい
    2020/11/26 21:29
    第1話 伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい

     明日、わたしは顔も知らないおじさまと結婚するために旅立つ。だから——。 伯爵令嬢のシャーロット・グレイは部屋の窓をそっと開いた。 その向こうには雲ひとつない抜けるような青空が広がっている。降りそそぐ光はとてもまぶしい。きっと雨にはならないだろう。どうか今日だけは晴れますようにと天に祈った甲斐があった。 準備は万端だ。 この時間なら庭に使用人がいないことも確認済みだし、屋敷内から目につかない経路も調...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈38〉 贈る歌
    2020/11/11 23:39
    ローズマリーの詩〈38〉 贈る歌

     連載   ローズマリーの詩   38 あの歌に送られて破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。聡史と私の門出を祝うパーティ。祝宴の最後にスピーチに立った哲司おじが選んだのは、あの曲、『七つの水仙』だった。その曲に涙をぬぐったあの

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • KANATA 3
    2020/10/28 22:30
    KANATA 3

    翌日も、いつも通りに、目が覚めた。 「おはよう。」まずは、夫の遺影に、朝の挨拶をするのは、 あの頃から、ずっと何年も欠かしたことのない私の朝の習慣だ。 それから、お化粧をして、身なりを整える。これも、若い頃から変わらない私の習慣。 年を重ねれば、老化はするが、努力を怠ってはならない。夫の年齢を超えた頃から、この想いが強くなったのは、年を取らなくなってしまった夫への、私なりの愛情表現なのかも知れない。 その割には、例えば立ち上がる時には、どっこいしょなどと、いつの頃からか、 こんな言葉が口をついて出るようになってしまった。 近所の友人4人で、お茶を飲んだのは、昨日のことだ。 どっこいしょよっこい…

    emi

    拝啓、空の彼方のあなたへ

  • 伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい
    2020/10/08 19:43
    伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい

    きっと、恋を知らないままでよかった。伯爵令嬢のシャーロットはもうすぐ顔も知らないおじさまと結婚する。だから最後にひとつだけわがままを叶えようと屋敷をこっそり抜け出した。そこで知り合ったのは王都の騎士団に所属するという青年で——。第1話 伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい▼ランキング...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • KANATA 2
    2020/09/25 18:53
    KANATA 2

    亡き夫に手紙を書き始めてから、もう、何年が経っただろう。 夫が亡くなってから、2年が経とうとする頃から、数十年、私はこうして、 夫への手紙を書いては、インターネットに掲載し続けてきた。 きっと、空の彼方にいる夫の元へ、この手紙が届きますように。そんな願いを込めて。 夫が亡くなったのは、あの子・・・夫との間に生まれた息子が、 中学1年生に上がった最初の夏休みのことだった。 あれから、大変なことも、苦労したことも、たくさんあったけれど、あの子が成長していく姿を見守るのは、本当に楽しかった。 いつの頃からか、夢を持ったあの子は、 そこへ真っ直ぐに向かって歩むようになり、自分の夢を叶え、今では、夫の年…

    emi

    拝啓、空の彼方のあなたへ

  • KANATA 1
    2020/09/24 12:17
    KANATA 1

    あなたへ あなたを見送ってから、 これまでの日々のことを振り返っていました。 あの日から、私の歩むスピードは、随分と、ゆっくりでしたが、幸せのカケラを、ひとつ、ひとつ拾い集めながら、自分のペースで歩んできました。 あなたが此処にいてくれたら そんなふうに、たくさん泣いたけれど、楽しかった時間も、笑った時間も、たくさんありました。 あの頃、12歳だったあの子も、今は、立派に大人になり、夢を叶え、自分の居場所を見つけました。 時々、顔を出してくれるあの子は、いつでも幸せそうで、あの子の笑顔を見る度に、私まで、幸せな気持ちになります。あの子が幸せで、本当に良かった。 先日、あの子は、おじいちゃんにな…

    emi

    拝啓、空の彼方のあなたへ

  • ローズマリーの詩〈37〉 若い旅立ちと老いた再会
    2020/09/22 23:23
    ローズマリーの詩〈37〉 若い旅立ちと老いた再会

     連載   ローズマリーの詩   37 小さな宴の陰で…破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。エジプトに赴任が決まった聡史と私は、結婚式を挙げ、小さな宴を挙げることになった。聡史が赴任中、私は、千里さんの部屋で子育てしながら彼の

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • ローズマリーの詩〈36〉 母子像に刻まれた秘密
    2020/07/31 15:46
    ローズマリーの詩〈36〉 母子像に刻まれた秘密

     連載   ローズマリーの詩   36 母子像に刻まれた秘密破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。子どもを産み、育てながら彼を待つのなら、部屋を提供すると言う千里さん。私は聡史とおじをその部屋におじは、そこで、あの母子像を見つけ

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • 番外編 恋ではなかったはずなのに
    2020/07/23 13:25
    番外編 恋ではなかったはずなのに

    「武蔵が好きなんだ。だから、僕とつきあってほしい」 まさか七海から恋心を告白される日がくるなんて、夢にも思わなかった。 武蔵にとって彼女は恩人の娘である。その恩人が自分のせいで亡くなったことに責任を感じ、天涯孤独となった彼女と一年半ほど一緒に暮らしたが、そのときはまだプレティーンの子供だったのだ。 あれから三年半が過ぎ、再会した彼女は十六歳の女子高生になっていた。見た目はそれなりに女性らしく成長し...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈35〉 キミよ、死ぬな!
    2020/06/23 15:03
    ローズマリーの詩〈35〉 キミよ、死ぬな!

     連載   ローズマリーの詩   35 贈る言葉は「死ぬな!」破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。『七つの水仙』を聞かせてほしい。一緒に訪ねた「千の里」で、聡史が突然、口にしたリクエスト。しかし、そこには、つま弾くギターはない

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • 番外編 義理の兄の初恋
    2020/06/11 22:34
    番外編 義理の兄の初恋

    「乾杯」 誠一は用意されたペアのグラスにシャンパンを注ぐと、二人掛けの応接ソファに並んで座っている澪と乾杯して、軽く口をつけた。なめらかな泡がはじけて芳醇な香りが鼻に抜けていく。 澪もグラスから口を離すと感じ入ったように息をつき、背もたれに身を預けた。「たまには実家でのんびりするのもいいよねぇ。ごちそうにシャンパンにおつまみに至れり尽くせり。あ、でも誠一はあんまり落ち着けない?」「いや、十分くつろ...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • 番外編 この感情に名前はつけない
    2020/05/12 23:01
    番外編 この感情に名前はつけない

     東條圭吾は後方の扉から大講義室に入った。 試験だからか、始業十五分前なのにすでにちらほらと席が埋まっている。圭吾も階段状の通路を降りてやや前寄りの長椅子に座った。席は決まっていないが普段から何となくこのあたりなのだ。 さて、と——。 前回からちょうど三週間。試験も今日で終わる。 だから次はこの日にしようと前々から決めていた。メッセンジャーバッグを机に置いてスマートフォンを手にとると、お決まりのメッ...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • 0コンマ4秒の線香花火
    2020/05/04 13:02
    0コンマ4秒の線香花火

    Blue あなたとわたしの本 235 「線香花火の国」に行ったことがあります。もう30年以上まえの話です。 それはただの線香花火ではなく、その花火たちは、0コンマ4秒しか発火することができないのです。そんな「線香花火の国」でした。 フード付きの白いマントの男性と並び、ガラスでできた高みにある部屋から僕は外を見ていた。僕たち以外、ほかには誰もいません。 純白の広大な敷地に、無数の線香花火が生えていました。火玉が上を向いたかたちです。閃光が確かにひらめいているのですが、0コンマ4秒のことです。見えるか見えないかの一瞬で燃え尽きてしまいます。火が消えてしまうとそれが下がり、同じ場所からまた伸びてきま…

    智(とも)

    Blue あなたとわたしの本

  • ローズマリーの詩〈33〉 「七つの水仙」をもう一度
    2020/04/30 00:08
    ローズマリーの詩〈33〉 「七つの水仙」をもう一度

     連載   ローズマリーの詩   34 おじと聡史と私と彼女破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。聡史との結婚を決意した私と家を出る決意を固めたおじ。しかし、結婚に反対する母は、なかなか聡史と会おうとしない。私は聡史を連れて、「

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • 番外編 ルームシェア
    2020/04/13 17:02
    番外編 ルームシェア

    「大学生になったら二人で住もう」 始まりは、翼がさらりと口にしたそのひとことだった。 隣を歩いていた創真は、思わず「えっ?」と聞き返しながら振り向いた。にわかには理解できなかったというか、信じられなかったのだ。けれども翼は至極当然のように言葉を継ぐ。「いずれ結婚するんだから構わないだろう」「いや、家からでも通えるのに何でわざわざ」「僕は早くあの家を出たいんだよ」「ああ……」 尊敬していた父親のひどく...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈33〉 産まない反逆、産む反体制
    2020/03/15 20:03
    ローズマリーの詩〈33〉 産まない反逆、産む反体制

     連載   ローズマリーの詩   33 産まない反逆、産む反体制破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。体制に取り込まれることがイヤで、「子どもは嫌いだ」と口にしたことを後悔しているおじ。一方、聡史は、反体制を貫くために「子どもが

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • 第22話 未来への通過点(最終話)
    2020/03/13 07:54
    第22話 未来への通過点(最終話)

    「いらっしゃい、諫早くん」 チャイムを押すなり待ち構えていたかのように玄関の扉が開き、東條が出迎える。七分袖のカットソーにデニムパンツというカジュアルな格好だ。創真が汗だくなことに気付いてかハハッと笑う。「上がれよ。部屋はだいぶ涼しくしてあるぞ」「おじゃまします」 彼がひとり暮らしをしているこのマンションには、すでに何度も来ているのでいまさら遠慮はない。それでも律儀に挨拶してから、創真は馴染んだス...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈32〉 「結婚宣言」と「家出宣言」
    2020/02/19 20:31
    ローズマリーの詩〈32〉 「結婚宣言」と「家出宣言」

     連載   ローズマリーの詩   32 「結婚宣言」と「家出宣言」破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。「結婚しよう、いますぐ!」私が妊娠を告げると、聡史はそう言って私の手をとった。「そんなふしだらな……」と、気色ばむ母に、おじ

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • 第21話 プロポーズ
    2020/02/11 22:27
    第21話 プロポーズ

    「え……桔梗さん……?」 創真は扉のところで立ちつくしたまま、目を瞬かせる。 執事に案内されて入室した西園寺家当主の書斎に、なぜか桔梗がいたのだ。彼女は流れるような所作で応接ソファから立ち上がり、会釈する。創真も怪訝に思いながらつられるように頭を下げた。「桔梗にも関係する話なのでな」「あ、はい……」 奥の執務机にいた徹は、創真のつぶやきにさらりと答えて腰を上げた。 この面会は翼が執事を通して取り付けてく...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • 第20話 ともに時を刻みたい
    2020/01/21 18:57
    第20話 ともに時を刻みたい

    「十六歳の誕生日おめでとう」 あらたまって口にするのはすこし照れくさいが、それでも創真はしっかりと目を合わせてそう告げて、洋菓子店のロゴが描かれた白い紙袋を差し出す。「ありがとう」 翼は小さく笑いながら心得たように受け取り、創真を招き入れた。 翼の誕生日は、今日、四月一日である。 小学生のころから、それぞれの誕生日に一緒にケーキを食べることが恒例行事となっている。今日もそのために来たのだ。このパー...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈31〉 口をつぐんだ罪
    2020/01/14 22:39
    ローズマリーの詩〈31〉 口をつぐんだ罪

     連載   ローズマリーの詩   31 口をつぐんだ罪破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。アフリカに赴任する聡史の子を宿してしまった。迷った私は、千里さんの店を訪ねた。私の迷いを見抜いた千里さんが「変なこと考えてないでしょうね

    シランケン・重松シュタイン

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  • ローズマリーの詩〈30〉 受胎告知
    2020/01/06 14:24
    ローズマリーの詩〈30〉 受胎告知

     連載   ローズマリーの詩   30 受胎告知破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。再会を果たしたおじと千里さんは、最近、よく会っているようだ。もう、『スカボロー・フェア』も歌わなくてすむらしい。しかし、私の体には、小さな変化

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • ローズマリーの詩〈29〉 40年後に訊きたいこと
    2019/12/27 15:28
    ローズマリーの詩〈29〉 40年後に訊きたいこと

     連載   ローズマリーの詩   29 40年後に訊きたいこと破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。おじを千里さんの店に誘い出す少し遠めの散歩。40年ぶりに再会したかつての恋人同士は「どうして?」と声をそろえた。その「どうして?」の

    シランケン・重松シュタイン

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  • 第19話 今日一日だけは私を
    2019/12/21 19:41
    第19話 今日一日だけは私を

    「お待たせしてごめんなさい」 玄関で待っていると、桔梗があわてたように階段を駆け降りてきて謝罪した。 だが、待ったといってもほんの数分程度のことだし、そもそも創真がすこし早く来てしまったのがいけないのだ。いまがちょうど約束の時間くらいだろう。「いえ……」 むしろ焦らせてしまったことを申し訳なく思いながら返事をすると、それだけで桔梗は安堵したように表情をゆるめた。そしてあらためて創真と目を合わせてにっ...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • 第18話 ホワイトデー
    2019/12/04 10:25
    第18話 ホワイトデー

     三月十四日、放課後の教室はいつもよりこころなしか賑やかだった。 しかしそれも落ち着き、残っている生徒たちがだいぶ少なくなってきたころ、他クラスまで出かけていた東條が畳んだ紙袋を片手に戻ってきた。そのいかにも疲れたと言わんばかりの表情を見て、翼は軽く笑う。「お疲れ」「ああ」 ホワイトデーということで律儀にも全員にお返しを用意したらしく、今日一日、東條は休み時間になるたびに方々へ渡しに行っていたのだ...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈28〉遠すぎる散歩
    2019/11/28 20:38
    ローズマリーの詩〈28〉遠すぎる散歩

     連載   ローズマリーの詩   28 遠すぎる散歩破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。年が明けると、おじを散歩に誘った。少し遠出の散歩。そこが草野駅だと知ると、おじの足が固まった。私はその背中を押した。その人は、おじの顔を見

    シランケン・重松シュタイン

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  • 第17話 バレンタインデー
    2019/11/25 16:58
    第17話 バレンタインデー

    「僕を待たせるとはいい度胸だな」 翌朝、翼は西園寺邸の玄関でいたずらっぽくそう言って創真を出迎えた。まるで昨晩のことなどすっかり忘れてしまったかのように。創真は困惑するが、だからといってわざわざ蒸し返すようなことを言うのも躊躇われる。「……悪かった」「次はペナルティだぞ」「気をつける」 翼はふっと笑い、いつもと変わらない颯爽とした足取りで玄関をあとにする。 創真はその後ろ姿をぼんやりと目で追うが、ほ...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • 91話まで更新
    2019/11/25 00:34
    91話まで更新

    「走る少年大開戦」第91話まで更新しました。リンクにほんブログ村...

    元々島の人

    小説の置き場

  • ローズマリーの詩〈27〉おじさんの蹴りたい背中
    2019/11/09 10:46
    ローズマリーの詩〈27〉おじさんの蹴りたい背中

     連載   ローズマリーの詩   27 おじさんの蹴りたい背中破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。子どもは嫌いだ。かつておじが発したひと言が、千里さんの部屋に置かれた聖母子像の秘密に違いない。そう推理した私は、おじの発言の真意

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • 第16話 指名
    2019/10/31 11:53
    第16話 指名

     あれから十日が過ぎても、創真と翼の関係は何も変わっていなかった。 終わらせたよ、と遊園地から帰るときに言っていたので、予定どおり綾音に告白してふられてきたのだろう。寂しそうでありながらどこかすっきりとした様子で、気持ちに一応の区切りがつけられたことが窺えた。 しかしながら創真との今後についてはまだ何も話をしていない。さすがにふられてすぐには難しいだろうし、翼が自ら話したくなるまでゆっくり待とうと...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • 第15話 十年越しの初恋に終止符を
    2019/09/27 15:38
    第15話 十年越しの初恋に終止符を

     年明けから、創真は再び翼の後継者教育に同席することになった。 逆に東條が同席することはなくなった。西園寺家と東條家が話し合いをしたときにそう決まったらしい。双方の両親の感情を思えば致し方ないのかもしれない。きっと補佐役になることも許されないのだろう。 創真にとってそれは願ったり叶ったりの結果ではあるのだが、さすがに素直に喜ぶことはできなかった。こんなかたちで終わることを望んでいたわけではない。翼...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈25〉 聖母子像に秘められた想い
    2019/08/28 20:03
    ローズマリーの詩〈25〉 聖母子像に秘められた想い

     連載   ローズマリーの詩   25 聖母子像に秘められた想い破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。きょうのこと、おじさんに話すの?帰ろうとする私に、千里さんが訊いてきた。私は迷っていた。ほんとうのことを言ってしまうと、おじの

    シランケン・重松シュタイン

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  • 第14話 大切な友達
    2019/08/25 16:29
    第14話 大切な友達

    「あけましておめでとう」 駅前で待っていた東條は、翼と創真が連れ立ってやってきたことに気付くと、どこか気まずげな笑みを浮かべて年始の挨拶をした。翼は何でもないかのように笑いながら同じ言葉を返し、創真はその隣で会釈をした。 元日、三人で初詣に行こう——。 そう提案したのは翼だった。よりによって拉致事件の首謀者と動機が明らかになったあのあとに。東條は渋っていたが、翼が待ち合わせ場所と時間を決めてしまった...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈24〉 子ども嫌い
    2019/08/10 23:08
    ローズマリーの詩〈24〉 子ども嫌い

     連載   ローズマリーの詩   24 子ども嫌い破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。かつて愛し合ったおじと千里さん。しかし、ふたりは結婚しなかった。「どうして?」と問う私に、千里さんが重い口を開いた。おじは、女としてどうして

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  • ローズマリーの詩〈23〉 写真も残ってない男
    2019/07/05 11:04
    ローズマリーの詩〈23〉 写真も残ってない男

     連載   ローズマリーの詩   23 写真も残ってない男破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。千里さんの部屋は「千の丘」の上階にあった。私と千里さん、女ふたりですき焼きを囲む幸せな食卓。そこにもうひとり、いてほしい人がいた。そ

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  • 第13話 彼女の理由
    2019/07/03 19:50
    第13話 彼女の理由

     それは、朝からしとしとと小雨が降りつづく肌寒い梅雨の日のことだった。 榎本茉美は母親に連れられて祖父の葬儀に参列していた。祖父といっても会ったこともないひとだ。母親も含めて皆が沈痛な面持ちをしている中、どんな顔をしていいかわからずひどく居心地が悪かった。 葬儀のあと、亡くなった祖父の屋敷に移動したのだが、母親の実家でもあるそこは見たこともないような豪邸だった。母親がとんでもないお金持ちのお嬢様だ...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈22〉千里さんのご招待
    2019/06/20 12:24
    ローズマリーの詩〈22〉千里さんのご招待

     連載   ローズマリーの詩   22 千里さんのご招待破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。聡史は会えば私の体を求め、アフリカの臭いのする精液を私の体にほとばしらせた。子どもができたらどうする?私の問いに聡史から答えはなかった

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • 第12話 首謀者
    2019/06/13 14:26
    第12話 首謀者

    「無事か、創真」 翼は横たわった男にサバイバルナイフを突きつけたまま、ちらりと振り返った。大丈夫だと創真が答えると、安堵したようにほっと息をついていたが、すぐさま表情を引きしめて男のほうに向きなおる。「動くなよ」 そう告げて、目出し帽をはぎ取った。 やはり見覚えはなかったようだ。急所を攻撃されて憔悴したのかぐったりとしていて生気がなく、鼻と口からは流血し、それが目出し帽でこすれてけっこう悲惨な見た...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈21〉 そのハーブは避妊の使者
    2019/06/02 13:35
    ローズマリーの詩〈21〉 そのハーブは避妊の使者

     連載   ローズマリーの詩   21 そのハーブは避妊の使者破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。私は、かつてあなたを愛した男、牧原哲司の姪っ子です。「千の丘」の真坂千里に告白した私は、「おじが後悔している」ことを彼女に告げた

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • 第11話 女
    2019/05/13 20:09
    第11話 女

    「おい、いいかげん目を覚ませ」 臀部を蹴られ、その痛みで創真は意識を取りもどした。 どうやら朽ちた事務室のようなところに転がされているようだ。ライトグレーのタイルは砂や埃などで汚れており、壁はひび割れ、スチール製のロッカーは変形してところどころ錆びている。 ガシャッ——。 体を起こそうとして、両手が何かで拘束されているらしいことに気がついた。硬いものが手首に当たって痛い。背中側なので見えないが、おそ...

    瑞原唯子

    虚空碧海 - オリジナル恋愛小説

  • ローズマリーの詩〈20〉彼女を愛した男の姪っ子
    2019/05/11 17:42
    ローズマリーの詩〈20〉彼女を愛した男の姪っ子

     連載   ローズマリーの詩   20 彼女を愛した男の姪っ子破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。アフリカで傷ついて帰国した聡は、フィールドワークができなくなった体をのろいながら、NPO団体で支援活動に従事している。そんな彼の

    シランケン・重松シュタイン

    「おとなの恋愛小説」倶楽部

  • 第10話 クリスマス
    2019/04/22 00:04
    第10話 クリスマス

     その日は、二学期の終業式の日だった。 午前中に学校が終わり、創真は誰とも名残を惜しむことなく学校をあとにする。 もうひとりで登下校することにはだいぶ慣れた。その道すがら翼を見かけても、意識しない素振りはできるようになったつもりだ。もともと表情が乏しいほうなのでそう難しいことではない。 あっ——。 校門を出て信号待ちをしていると、チラチラと雪が舞っていることに気がついた。 折りたたみ傘は持っているが...

    瑞原唯子

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  • 第9話 積み重なる後悔
    2019/03/26 02:44
    第9話 積み重なる後悔

     ——今日からひとりで登校する。 迷ったすえ、創真は必要最低限のことを記した端的なメッセージを翼に送った。 かじかむ指先でアプリを閉じ、電源を落としてスマートフォンをスクールバッグに放り込む。そして白い息を吐きながら、チェック柄のマフラーをもぞりと口元まで引き上げると、寄りかかっていた自宅の塀から背中を離して歩き出した。 きのう、フェンシング対決で負けてから翼と顔を合わせていない。 ——今日は先に帰っ...

    瑞原唯子

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  • ローズマリーの詩〈19〉 許してくれるなら…
    2019/03/08 00:42
    ローズマリーの詩〈19〉 許してくれるなら…

     連載   ローズマリーの詩   19 許してくれるなら…破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。「千の丘」という店でパンを焼く、おじがかつて愛したひと。その人は、「許されるなら」と、かつての恋人との再会を望んでいる。そのことを伝

    シランケン・重松シュタイン

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  • 第8話 暴走のゆくえ
    2019/03/07 00:05
    第8話 暴走のゆくえ

     東條の家をあとにして、創真と翼はいつものように並んで帰路につく。 そのころにはもうすっかり夜の帳が降りていた。住宅街には家のあかりと街灯くらいしかないのでかなり暗く、ひっそりとしている。自分たちの足音だけがやけに響くような気がした。 ふっ——ひそかについた小さな溜息は、白いもやになる。 日中はそうでもなかったが、いまは厚手のダッフルコートを着ていてもぶるりと震えるくらいだ。きっと鼻も赤くなっている...

    瑞原唯子

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  • http://yuikomizuhara.blog91.fc2.com/blog-entry-363.html
    2019/02/12 00:02
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