個人的に読みたいこともあって、ホラーに関する記事を募集! 小説などの創作物、実話の語り、怪談、都市伝説、事故物件についてなど、ホラーに関することなら、なんでもOK! よろしくお願いします(^^)/
もしも1億円当たったら?とりつかれちゃった?魔法の扉 第3章 信じる者は救われる?…17
勤労、ご苦労様!お姫様とハッピーデート!キミをさがして…第4章 秘密のかくれんぼ…56
大雨と落ち込む娘と…キミをさがして…第4章 秘密のかくれんぼ…49
お姫様、お風呂騒動前編~とりつかれちゃった?魔法の扉 第3章 信じる者は救われる?…9
ばあちゃんは鉄子さん!キミをさがして…第4章 秘密のかくれんぼ…42
子育ては親も育てられる?キミをさがして…第4章 秘密のかくれんぼ…39
いつまで暑い?異常気象!とりつかれちゃった?魔法の扉…第2章 なんで、ついてくるの?…23
もう二度と乗らない、と娘言う~御手洗さんのいうことには…169
ようやく感じる秋の風~とりつかれちゃった?魔法の扉…第2章 なんで、ついてくるの?…21
美味しいものは、二人で~御手洗さんの言うことには…160
やはり私は嵐を呼ぶ女?御手洗さんの言うことには…158
足指の筋力がある娘!キミをさがして…第4章 秘密のかくれんぼ…26
親バカ仮面、ここにあり~とりつかれちゃった?魔法の扉…第2章 なんで、ついてくるの?…11
ゴンベ君はお米が大好き~とりつかれちゃった?魔法の扉…第2章 なんで、ついてくるの?…9
暑い日は、これにかぎる!とりつかれちゃった?魔法の扉…第2章 何で、ついて来るの?…4
泣ける曲を口ずさんでいる男が街角を歩いていると、本当は喫茶店をやりたかった八百屋の前でいつもニヤニヤしている男と出会った。泣ける曲を口ずさんでいる男といつもニヤニヤしている男は中学時代の同級生であったが、特に仲が良いわけではない。「やあ、久しぶりだね(ニヤニヤ)」 いつもニヤニヤしている男はこのときもやはりニヤニヤしていた。もちろん泣ける曲をくちずさんでいる男も、泣ける曲を口ずさんでいたからこそそう呼ばれている。二人は十年ぶりに出会ったが、十年前に偶然遭遇したときも二人はその状態だった。だから泣ける曲を口ずさんでいる男は、いつも泣ける曲を口ずさんでいる男と言ってもいいかもしれない。これからはそ…
信じられない。 警察や刑事で9割方が埋め尽くされている所に単身で来るだなんて。 余程、バレないと自信があるのだろうか。 しかも、私を担いでくれる。 「ちょっと、ショーン」 「それを消毒してやる」 ロビーには大勢の人が集まっている。 その中をショーンは堂々と立ち去ろうとする。 恥ずかしいなあ、もう。 でも堂々と拉致られてたまるものか。 「拉致罪で逮捕だ。被疑者ショーン・コナー捕獲っ」 シ...
―…戦いの旗が ダブリンの町に誇り高く翻る異国の地ではなく アイルランドの空の下で死ぬのだ霧の中 野蛮なイギリス軍がやってくる鉛の雨の中 銃剣にきらめく銃火勇敢な者は倒れ 鎮魂の鐘が哀しく鳴り響く春めく復活祭の季節に命を落とした者たちのために恐れを知らぬ精鋭たちに 世界は括目した深い霧の中 自由の光が輝くまで戦いは終わらない…―この歌詞は、イギリスの支配から独立を試みたアイルランド共和主義者たちの武力...
ルノーの口から自分のモノを救い出す。 「喧嘩は嫌いだが、やられたらやり返すほうでね」 ルノーを無理矢理立たせ腕を捕まえ交差させる。 だけど力は少ししか出していない。 「どうするつもりだ」 「ルノーは少林寺と合気道できる?」 「少林寺ならできる」 「空手は?」 「できない」 その言葉にOKと返事をし少林寺の構えを取る。 それを見て、今度は武術だと見て取ったのか、ルノーも少林寺の構えを...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
こうなると観客はしらけてしまい帰ろうとする。 相手が負けるからだ。 いいところまでいって盛り上がって興奮していたのに興ざめだ。 「そっちこそ出し惜しみしているくせに自分のことは棚上げか? 昇進話を蹴ってヒラにとどまっているのは相手のプライドが傷つくのを観るのが楽しいのだろう」 「なに?」 「誰もなにも言わない。それは自分が万年ヒラに負けたからだ」 「誰が万年ヒラだと」 「誰でも決闘相...
こんにちは。呂彪《ナガトラ》です。 色んな小説の形を見かける昨今になりました。そこで、気になっていたチャットノベルというものに挑戦しました。 小説サイトで超短…
馬から降り、タイマン勝負になる。 ルノーは水を得た魚みたいに生き生きと剣を繰り出してくる。 私は防御に徹していた。 相手の癖、性格などから剣筋を読み取っていく。 今までの態度を考えて素早く計算する。 なるほどデータにアクセスできなから私をナメていたのか。 一撃が来た。 「つ……」 「へえ、案外、小さいんだな」 「卑怯者」 「この小さいものでショーンは満足しているのか。信じられないな」 ...
あれから十日が過ぎても、創真と翼の関係は何も変わっていなかった。 終わらせたよ、と遊園地から帰るときに言っていたので、予定どおり綾音に告白してふられてきたのだろう。寂しそうでありながらどこかすっきりとした様子で、気持ちに一応の区切りがつけられたことが窺えた。 しかしながら創真との今後についてはまだ何も話をしていない。さすがにふられてすぐには難しいだろうし、翼が自ら話したくなるまでゆっくり待とうと...
二騎が勢いよく駆ける。 奥の手は、まだ出さない。 だから右手で剣を持ち左手で手綱を握る。 キーンッ! お互いの剣が交わる。 カンカンカンカンッ! 突きが出せないように接近戦にもちこんでいく。 ラリーが続き、こんなのだと埒があかない。それに”くろちゃん”も動きたがっているのでいったん離れるかと思い、左側に強めの一本を打ち込む。 「ツゥ……」 すかさず馬を走らせ落ち着かせる。 先ほどとは反対...
決闘当日 晴れ渡った日の午前、それは開催された。 雲一つない青空で風はあまりない。1月とは思えないほど寒さは感じなかった。 フェンシングスーツに身を包み、面をかぶり剣と盾を手にする。 ルールは傷を負わすのはいいが、殺さない。 相手がギブアップした時点で勝敗が決まる。 審判はフェンシング協会のスタッフという本格的なものだった。 お互いが一礼すると馬に乗りフェンシングを構える。 盾は自分の背に...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
馬に乗りフェンシングで決闘する。 最終的には2人とも馬を捨ててフェンシングするんだ。だから擦り傷、切り傷だらけになる。 と、ボスは簡単に説明してくれた。 その相手、ルノーは自分を負かした相手には敬意を払って接するが、自分が勝つと言うことを聞いても上辺だけ。 ボスになったとき決闘を申し込まれ勝ったから言えるんだとも話してくれた。 「彼は、ルノーは、ここに来て、どのぐらいですか?」 「13、いや...
そのジャケットが完成するまでには、およそ150もの工程を要する。生地のカッティング、アイロン掛け、縫製の工程にはそれぞれ専門の職人がつき、彼らの服作りにかける情熱と誇りが生み出したそれはもはや芸術品と言える。並々ならぬ生地へのこだわりを創業当時から守り続け、まるで着ていないかのように軽やかで動きやすいその着心地は、工房が置かれているイタリア・ナポリのみならず、世界中を見ても追従するものがないとまで言...
それは、私が下っ端なのに警視になったからと言う理由だった。 日本だと下っ端には下っ端なりの仕事がある。 だけど、ここはフランスだ。上下に関係なくチャンスは平等にある。 刑事になってからの年数は短いが実年齢は30歳を超えている。大学卒業して、すぐ警視庁に入っていれば警部補とかになっていただろう。「親の七光り」という言葉付きで。 そう言われるのも嫌でフランスに来たんだ。 ここでは自分の力が全てを指す。...
ショーンの口の中に押し込み我慢していたものを放つ。 「んんっ」 ショーンは私のを舐め取るとモノをしゃぶっている。 ああ、気持ちいい。 「ショーン……」 ショーンは口を離すと言ってくる。 「お前にも、俺がしたのと同様にしてもらうからな」 「いいよ」 嫌でない。 だからできたことだ。 ショーンのモノを口に含む。 デカくて喉につっかえる。 嘔吐きながらも根元まで含むことができた。 と同時に...
結局、逃げ切れずに一晩付き合わされてしまった。 「ん」 「お前の身体はイイよな。素直だ」 「く、う」 「締めるな。まだだ」 「あ、あ、あ」 もう身体が動かない。 「も、う……」 「まだ2回しかしてないぞ」 「2回もすると」 「あと1回だ」 「ええー」 ふいに持ち上げられ膝の上に座らされる。 「え、なにを」 何かが当たってくる。 すると尻を鷲掴みにされる。 「ちょ、それ...
これはなんだ。 一体、なにが当たっているんだ。 しかも右耳には小銃だし、背のは大きいなにかだ。 大砲なのか。 もしかして、こいつがシンガポール銃撃戦の犯人なのか。 そんな私を無視して、なにやら3人は話し合っている。 「なあ、あの男って、もしかして……」と、ライが。 「こいつだろ」と応じたのはスマホをいじっているリチャードだ。 そのスマホの画面を見たリーダーは「よく似ているな」と言ってくる。 ...
善は急げと言う言葉があるとおり、翌月の9月付けでフランスのインターポールへ入庁した。 日本のように終身雇用でないので、3年か5年の契約になる。迷わず5年契約にした。 ただ、日本では刑事と言っても雑用ばかりだったので、基礎的なことも分からず苦労していた。肝心の言葉の壁というのは難なく読み書きもできるし理解もできるからいいのだけど、当時のボスには手を焼くなあと言われたほどだった。 フランスでの仕事と...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
被疑者ショーン・コナーに逃げられてしまった。 なのにインターポール本部から「是非、こっちで働いて欲しい」と連絡が着た。 刑事になっても、まだペーペーだし勉強不足だと断りの返事をするが、その返信の文章にとどめを受けた。 『年数より、なにをどのようにして生きてきたのか。また勉強不足というのは何を基に言っているのか。あなたは自分の力を試そうという気はありますか?』 その言葉は、学生時代ボスから言わ...
尻の狭間に指を宛がわれ入れられる。 「あ、め」 熱い。 無性に熱くて欲しい。 「あ、ショ……」 「くそ、脱ぎにくい」 その言葉に、こう返していた。 「あとで嵌めるから」 「ああ」 右手の手錠も外す。 いきなり尻を鷲掴みされて下に押さえつけられた。 身体が仰け反る。 「あっ」 「は、はあ……。やっぱり最高だな」 ガンガンと下から突いてくる。 その腰使いに、どこか安心を感じていた。...
屋上に走って行く。 戦闘機は昼のままみたいだ。誰も手を付けてなさそうに見える。 割れたガラス穴から、その中に飛び込む。 「ショーンッ」 「遅い」 「何を考えている」 「あいつは駄目だ。お前がいい」 「何を言って、よっ……」 足を引っかけられるがジャンプして躱す。 「大人しくキスされろ」 「何を言って」 体当たりされスッポリと腕の中に入らされる。 「ちょっと待てよ」 「待たない...
独房の中には真っ裸になった上司が震えていた。 声を掛ける。 「ヨシ、どうした」 反応してくれた上司ヨシは、こう返してきた。 「マサ……」 「どうしたんだ。まさか、その格好……」 ヨシは私の顔を見ると安心したのか抱きついてきた。 「あの野郎、絶対に緩さねえ」 「いったい何があったんだ」 「あいつは、お前のが外せなくて両手塞がりだ。お前ならできるだろ。とっとと引っ捕まえてこい」 「そ...
ショーンが口を挟んでくる。 「へえ、日本の警視総監は若いねえ」 「こら、大人しく」 「一人で独房に居るより、マサと二人で居たいな」 「なに言ってるんだ。とっとと歩け」 後ろから父の誇らしげな声が聞こえてくる。 「マスコミを呼べ。世界に届けろ! タイトルはこうだ。『国際犯罪者ショーン・コナー。日本の警視総監の息子である刑事に逮捕された!』 とな」 「はいっ、かしこまりましたっ」 号...
鞄から取り出す。 いいタイミングじゃないか。 私が、お前を利用してやる。 日頃のお返しだ。 「おいっ」 ショーンも言ってくる。 「マサ、大人しく」 ガチャッとショーンの手首に掛け、自分の手首にも掛ける。 「マサ?」 息を吸う。 「ルーブル美術館、及びド・ゴール空港での殺人。そして拉致及び薬剤使用で逮捕だっ」 「なっ?!」 「被疑者、ショーン・コナー、確保っ!」 「この声って...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
時間を遡ること10分ほど前。 ショーンは操縦席で舌打ちしながら手を動かしていた。 「くそ、あいつがバタつくから……。ああ、こんな所も」 ため息が出る。 こっちは色々としているのに、そいつは後ろの広場でゴロゴロと揺れている。 「おい、静かにしろ」 「揺れるのだから仕方ないだろ」 「お前がゴロついて計器類を触ったり蹴ったりしてくれるから」 「ならシートベルトで固定してくれ」 余分なシートベ...
戦闘機は本来揺れないように設計されている。 そのために水平似た持つように水平翼を付けているのだ。 だけど、この揺れはどうしたのだろう。 ショーンは操縦席だし、私は後ろの広場でゴロゴロと揺られていた。 「おい、静かにしろ」 「揺れるのだから仕方ないだろ」 「お前がゴロついて計器類を触ったり蹴ったりしてくれるから」 「ならシートベルトで固定してくれ」 自分のことは棚に揚げて他人のせいにし...
「もう食えないと思うほど食ったのは初めてだ」「オレもだよー、お腹パンパン」「たらふく食って、飲んで…これぞバカンスだな」落ち着いた店構えに魅かれて入ったパブの常連客たちに勧められたエールと食事をゆっくりと時間をかけて味わい、心地の良い酔いをそのままホテルに持ち帰ってきたハインリヒは沈み込むようにソファに腰掛けた。かつては、どんなに強い酒でも酔えなかったというのに。今も酩酊することはできないが、アル...
片脚を広げられ、ある箇所に指を突っ込まれる。 「く、う」 キツイ。 しかも、操縦席という安定のない場所での安定のない体勢をとられている。 何かに捉まりたいという思いで手を上に伸ばし突起部分を掴む。と同時にショーンの指が中を強く擦ってくる。 「く、うぅ」 普通の戦闘機は狭い。 だけど、この戦闘機は広い。 操縦席に大人二人が座れるほどの広さがあり手脚を伸ばせられる。 ショーンの指の動きに翻弄...
あぁ不覚。まだ残っているとは思いませんでしたよ。横組みレイアウトの自作品が。というわけで、アマゾンさんで販売中の以下2冊のレイアウトを変更しました。横組みを縦組みに変更しただけレはなく、文字間をキンドルやスマホで読みやすいように広げ、目次を追加したりしましたので、かな~り読みやすくなったはず。今回は幸いなことに誤字はほとんどありませんでした。短編集 ...
先ほどのキスで頭の中がボヤけている。 ふわふわとしている感じだ。 痛みが襲ってくるがくすぐったい感じだ。でも、その痛みは最初だけだった。 「ん……」 舐められている。 「あ……」 何処をと思っていたら、乳首だ。 ショーンは舌を使って私の乳首を舐めたり押したり引っ張ったりしてくる。今は吸い付いてくる。 「あ、あ、あ」 自分でも乳首がどうなっているのかが分かる。 「んっ」 今度は、反対の...
現在Amazonさんで絶賛販売中の、大人小説2冊。どちらも2014年・2016年とだいぶ前に発売したものなので、レイアウトが少々……まぁ紙をそのままコピペしたような読みづらさでございました。目が覚めたら、おっさんになってました(泣)。 Kindle版 ...
中に入ると、2階建てになっているのに気が付いた。 しかも、2階にはシャワーとキッチンが付いている。 ショーンは目的地を会わせ自動操縦モードにするとシャワーを浴びに行った。 私は横のパネルに見入っていた。 そのパネルは太陽を中心に恒星が並んでいる。 ナビに近寄り、行き先を中国でなく日本にする。これがシンガポールからだと方角が全く違うけれどフランスからだから方角は同じで距離が少し伸びるだけだ。機体...
その中にあったのは一機の戦闘機だった。 紺色のボディにシルバーのラインとゴールドの星模様が入っている。 普通の戦闘機とは何処かが違う。 それが第一印象だった。 これはなに?と指さすと、ショーンは説明してくれる。 挙げ句の果てには嬉しそうな表情をしている。 「男は、こういうの興味あるよな」 「好きだよ」 「この翼の穴は砲弾できるんだ。それに、この先端はビームが放たれる」 「本物?」 「...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
すると第三者の声が割って入ってくる。 「失礼。戻ってくるのが遅いぞ。これに乗らないと、次は明日になる。とっとと来い」 そう言って腕を引っ張られる。 だけど背中に当たっている物があるんだ。 それもあり動けないでいた。 動かない私に業を煮やしたのか、その人物は振り向いてくる。 「おい、早くしないと」 ショーン。 なぜ、こいつに助けられるんだ。 いや、こいつなら大丈夫かもしれない。 「おい?...
それから三日後の昼過ぎ、空港に向かう。 その空港でショーンと出会った。 ショーンの顔を目にした途端、ため息が出ていた。 「なんで、こんなにも会うんだ……」 「偶然だ」 しかもゲートを通ったのでフランス国内に戻ることはできない。 シンガポール行きのボーディングスペースには多国籍の人たちがいる。 その中をかき分け走ってくる数人の男たちが居た。 「いたぞ、あそこだっ」 フランス語ではなく、ドイ...
はじめまして、わたしの名前はルー。10歳の女の子だよ。今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ オリガは、自分が普通じゃないことを知っていた。 小さい頃から、犬や猫が無惨な姿で死んでいるのを見るとワクワクした。 やがて自分で殺してみたくなり、何匹もの小動物を捕まえては手にかけた。 そして大人になったオリガは、ついに、もっと大きな動物、 人間を殺してみたいと思うようになった。 そんな黒い欲望が頂点に達していた時、オリガはインターネットで、 「誰でもいいから人を殺してみたい方へ」というタイトルのサイトを見つけた。 なんでも、そのサイトに「日時」、…
はじめまして、わたしの名前はルー。10歳の女の子だよ。今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 山奥を、2人の親子が歩いていた。 父親のマルクスは、幼い息子マルコの手を引いて、暗い深い山の奥へ奥へと歩いて行く。 マルクスがここへ来たのは、息子を捨てるためだった。 マルクスの住む村ではもう長いこと飢饉が続いていて、 口減らしのために子どもを捨てるしかなくなってしまったのだ。 ただ、マルクスがマルコを捨てようと思った理由は、それだけではなかった。 「あのね、お父さん」 ふいに、マルコが口を開いた。「どうしたんだい?」とマルクスは訪ねる。 「ぼくは…
目が覚めるとショーンと向かい合って寝ていた。 一つのベッドを誰かと寝るだなんて初めてのことだ。軽くパニックになっていた。 目の前で寝息を立てているショーンは格好いい。 一介の刑事が国際指名犯に尻を掘られる。 この言葉の意味は分かる。 学生時代のゼミ教授がホモだったから、その手の話しは嫌と言うほど染み込んでいる。 父には、絶対に知られたくない。 「警視総監の息子が国際犯罪者になにをされていたの...
はじめまして、わたしの名前はルー。10歳の女の子だよ。今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 美術学校に通うアーロンは、ある日、不思議な絵画に出会った。 「愛する人のデルマ」というタイトルのその絵は、なんでも、傷をつけたら呪われるという噂があるのだ。 「あまりに美しい絵だから、他の絵描き達の嫉妬を買って、 これまで何度もズタズタにされてるらしいんだけど、 そのたびに傷をつけた人達が不幸になったそうなの。」 アーロンの恋人で同じ美術学校に通うメイヤが、そんなことを言っていた。 「愛する人のデルマ」は、美術学校の廊下に飾られることになった。 話…
はじめまして、わたしの名前はルー。10歳の女の子だよ。今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ シモンとディーナは、同じ病院の、同じ病室に入院している、小学生の男の子と女の子。 それぞれ病気にかかり、長い間ずっと一緒の部屋にいた。 同い年の2人はすぐに仲良くなり、やがて、なんでも話し合える親友になった。 ディーナのベッドは、シモンのベッドのとなり。 ディーナは、毎朝起きると、シモンにその日見た夢の話をするのだった。 お城のお姫様になって、素敵な王子さまにプロポーズされる夢。 世界中を旅してまわる夢。 あこがれのTVスターと握手をする夢。 夢の…
はじめまして、わたしの名前はルー。10歳の女の子だよ。今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ リズの最愛の妹ロリサは、重い心臓病で、長い間入院していた。 リズがお見舞いに行くとロリサは喜んで彼女をむかえ、 面会時間ぎりぎりまで二人で楽しくおしゃべりしていた。 けれど、ロリサの症状は段々ひどくなり、 最近では、リズが病院に行っても、会うこともできない状態になってしまっていた。 ある日、リズが無理を通してロリサの病室まで行くと、 そこには、担当医のアバルキン先生や看護師たちに囲まれ、 何本ものチューブや点滴に繋がれて苦しそうに息をする妹の姿があ…
はじめまして、わたしの名前はルー。10歳の女の子だよ。今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ レフはいじめられっ子の男の子。 毎日、小学校の裏庭の大きな木の前に呼び出されて、 同級生の男の子達に殴られたり蹴られたりしていたんだ。 気が弱くて体の小さいレフは、何をされても言い返せずにいたの。 それから、レフが呼び出される裏庭の大きな木には、なぜか切り裂いたような傷跡が沢山あったんだって。 その日もレフは、その木の前に呼び出されていじめを受けていた。 わたしは何もかも見ていた。だから言ったの。 『ダメだよ。そんなことしちゃ』 「......は?…
はじめまして、わたしの名前はルー。10歳の女の子だよ。今日は、わたしの知っている『怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 展望台や山の頂上みたいに、高いところで遠くが見渡せる、景色がきれいなところってあるよね。 そういう場所で、普通の人は、遠くのきれいな景色を見て楽しんでる。立ち並ぶ建物や山々をね。でもね、たまーに、遠くの景色じゃなくて、「真下」の景色を見ている人がいるの。高いところで遠くが見渡せるのに、わざわざ「真下」を見てる。これってどういうことか分かるかな? .........そういう人はね、 「ここから飛び降りて死にたい」って思ってる人なんだって。 高いところから真下を見て…
はじめまして、わたしの名前はルー。10歳の女の子だよ。今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「どういうことだ!話と違うじゃないか!!」 画家の青年ルスランは、汚く変色したバラの絵を見て怒鳴り声をあげた。 「どうか怒らないで、兄さん。 私、兄さんに言われた通り、バラの絵を描くのに最適な絵の具を用意したのよ...?」 アトリエに一緒に住み、仕事の手伝いをしている妹のミリヤは、懸命に兄をたしなめる。 「ああ、たしかにお前が昨日の夜に持ってきた絵の具は、見たこともないくらい綺麗な色だったよ。......昨日まではな!」 ルスランはいっそう語気を強…
はじめまして、わたしの名前はルー。10歳の女の子だよ。今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ (雪山には、エルパドローサという人を殺す怪物が出るらしい。 そいつは、かつて雪山で遭難した人間の成れの果てなんだ) 友人の言葉を思い出し、ローリャは、ただでさえ凍りそうに冷えた身体を震わせた。 一面深い雪で覆われた山の中腹で偶然見つけた小屋の中で、 彼はもう半日は続いている大吹雪が過ぎ去るのを、じっと待っていた。 「雪山で遭難した人間の成れの果てか.........。 このままじゃ、俺もエルパドローサになっちまうかもな」 ローリャは、趣味である登山…
はじめまして、わたしの名前はルー。10歳の女の子だよ。今日は、わたしの知っている『意味が分かると怖いお話』を教えてあげるね。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ガヴリルは、とても有能なアメリカの州知事。 「すべての人々に貢献すること」をモットーにかかげ、 その地位につくとすぐさま人々のために多くの改革を行った。 税金を減らす、働きやすい会社を作る、保育園や老人ホームを増やすなど、 改革はガヴリルのモットーの通り、老若男女みんなにとってためになる、素晴らしいものばかりだった。 「ガヴリルは本当に『すべての人々』のことを考えてくれる」 州の誰もがそう言っていた。 そんな中、ある時ガヴリルは、 「黒人と白人の収…
個人的に読みたいこともあって、ホラーに関する記事を募集! 小説などの創作物、実話の語り、怪談、都市伝説、事故物件についてなど、ホラーに関することなら、なんでもOK! よろしくお願いします(^^)/
新世紀エヴァンゲリオンのLAS小説に関する記事をまとめたテーマです。 #LAS #ラブラブアスカシンジ #惣流・アスカ・ラングレー #式波・アスカ・ラングレー
シンガーソングライター伊東歌詞太郎さん関連のブログ。新曲、歌ってみた、歌い手、ロックスター、小説、エッセイ、イベント、ライブレポなどなど何でもOK
親鸞
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
妄想でもなんでもオッケー! 気軽に更新してね!
薄桜鬼の二次小説(BL、百合ネタは除く) 夢小説もどうぞです(*´ ∇`*)
「奇跡」を司るのが「神」 時間・空間・物質に「奇跡」が起きた。 生命は「奇跡」の連続 「大いなる意思」は「神の愛」 人間は皆、「神の子」です。
まどかが、今 夢中になっているドラマ・音楽番組。 そして、今 読んでいる小説などを 熱く語ります!