chevron_left

「小説」カテゴリーを選択しなおす

cancel

自作小説!!

help
自作小説!!
テーマ名
自作小説!!
テーマの詳細
自分の小説を誰かに見てもらいたい!!って方! こちらにトラバしてください♪
テーマ投稿数
24,629件
参加メンバー
650人

自作小説!!の記事

1件〜100件

  • #ウラシマン
  • #朗読劇
  • 2022/09/28 11:30
    昨夜見た夢「ちえ」という女の子

    こんにちはトクです。本日もブログ訪問くださりありがとうございます。今回は、昨夜見た懐かしい思い出の夢について書いてみたいと思います。高校の同級生に「ちえ」とい…

  • 2022/09/28 06:17
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(三十一)

    気分をあらためるために飲んだコーヒーが、なんとなく苦い。いつもの癖でたっぷり甘くするはずのフェイトですら、砂糖を入れ忘れていた。なのはがカップの水面に溜息を落としつつ、ぼやくには。「ほんとうの臨時教導官が、ギンガだっただなんて、ね」「それに、ギンガもある意味、このテストの試験生だったんだよね」ギンガが「失格」という言葉を告げたいちばんの相手は、彼女自身だったのかもしれない。宅配業者を装った男は、隣町に住む会社役員の男性で正真正銘の一般人。暇を持て余していたのでこのプログラムに参加したらしい。そのプログラムとは「時空管理局オンブズマンシステム」最近、管理局職員による汚職や犯罪が絶えない事態を憂えて、市民団体有志が管理局職員の予備演習や、犯罪者の更生プログラムにエキストラ参加する動きだった。小耳に挟んではいた...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(三十一)

  • 2022/09/25 07:24
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(三十)

    高町家の壁時計は、午後十時半を知らせていた。リビングにいたのは二人だけだった。ヴィヴィオは奥の部屋で、眠りの淵に憩っているだろう。「きょうはいろいろあったねぇ、フェイトちゃん」「課外授業が多すぎるよ」長いソファに肩を寄せ合って、一枚の毛布を膝で分け合って座っている、なのはとフェイトはくたびれた顔をしていた。──半時間前のこと。耳を揺さぶるような風船の割れる音がして、紙ふぶきがさかんに舞った。ギンガの撃った拳銃は、おもちゃだったのだ。銃口からは吸盤つきの玉が飛び出し、犯人の額にヒットした。のけぞって倒れていく男のおでこから銃口までは、紙製のカラフルな国旗が連なって広がっていた。情けなくも犯人は口から泡をしこたま出して、仰向けの蟹のごとく失神してしまっていた。手にした拳銃を、ギンガは倒れた男の腹に放り投げた。...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(三十)

  • 2022/09/23 21:10
    みんな友だちだよ #39

    喫茶での中華食がもう少しで終わるというところで、自分の店が建築終了した。1階は店舗で、2階は住居だ。喫茶に置かせてもらっていた中華食の物を自分の店へと移していく。最初はラーメン屋だ。そのラーメン屋を始め2年経った年の10月末。このラーメン屋は、11月から中華店になる。元々店舗は広いので余裕に中華店ができる。そう、10月末という時期はハロウィン。大学の仲間と共にハロウィンの仮装パーティーに出る。なぜ急に中...

  • 2022/09/23 14:14
    第26話 早め早めの伊藤さん、せっかち武藤さん。

    「早め早め」と「せっかち」はほぼ同義語のようでありながら少し違う感じもする。 10ほど年上の会社の先輩、伊藤さんと武藤さんは同期。伊藤さんは総務、武藤さんは営業と部署は違うが大の仲良しで、二人で飲みに行く姿をしばしば見かける。 伊藤さんはとにかく早め早めの人だ。それは早く!早く!とあたふた急がせるわけでもなく、穏やかにそつなく確実に終わらせていくタイプだ。総務部の掛け時計はいつも5分進めてある。会社には誰よりも早く着いているらしい。 以前社員旅行のあった頃、時間を間違えて1時間以上早く待ち合わせ場所に着いてしまった時、伊藤さんはひとりゆっくりとコーヒーを飲んでいた。「おう、早いな」「時間間違え…

  • 2022/09/21 21:07
    みんな友だちだよ #38 拉致られる!

    その事件とは、ボスが誰かに拉致られてしまった事だ。それを教えてくれたのはマサだった。しかも、犯人は発砲したがる爺ときた。ボス、奪回だ!でも、ここで動くのは他の皆で、私はユタカと連携コンビだ。話をしている間に不機嫌になったと教えてくれたので、これは骨が折れる仕事が一番最初かよと、内心では嫌気がさしていた。うーん、どうか機嫌が良くなりますように。管制塔に足を踏み入れるとモニター画面がいくつもあり、緊張...

  • 2022/09/20 06:08
    原作者は、ファン活動としての無償二次創作を死にさらせと呪っている?!

    タイトルからおわかりのとおり。この記事には、プロの作家さんにとって不機嫌になる内容がふくまれています。閲覧にはくれぐれもご注意ください。***ツイッター上では、しばしば二次創作関連の話題が湧出するものです。2020年11月下旬にトレンド入りした話題は、とある漫画家が匿名で漏らした愚痴でした。こういう本音をこぼす行為を昨今は、お気持ち表明というそうです。「ファン活動としての二次創作活動を許容しなければならない空気感と文化を破壊したい」この文面、いささか論点が多岐にわたっていますので、箇条書きで拾い出してみます。・日本のクリエイターが自作の二次創作活動容認を強いられている・精魂こめてつくりあげた自作キャラと設定とを他人にいじられたくない・読者に寛容な作家像であることに苦痛を覚えている、媚びたくはない・憧れの先...原作者は、ファン活動としての無償二次創作を死にさらせと呪っている?!

  • 2022/09/19 21:12
    みんな友だちだよ #37

    皆の戦闘を見ていると、ウズウズしてきた。ソイツは私の獲物だ!なので、ボスに交渉していた。 「ボス! 私も参戦したいっ。あいつは、私の畑に毒を入れて食材をダメにして閉店を余儀なくさせられた。食い物の恨みを晴らしたい!」はあ……と溜息を吐いていたが許しを貰った。 「一本だ。いいな。」 「ラジャ!」そこに突っ立っているマサから警棒を2本引ったくり、向こうに走っていく。叫んでいた。 「おらおらおらぁー! 最...

  • 2022/09/18 07:40
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十九)

    「あれ、やっぱりホンモノだったんだ?」「私は、てっきりニセモノだとばかり」この期に及んで、まだしも真贋論争に明け暮れている。なのはときたら、紛うことなき強盗犯だと思い。フェイトにしてみれば、善良な宅配業者を装い、さらに素人くさい強盗犯を演じる教導官だと考えを足してみただけなのだった。要するにあまりにも、犯人がへっぴり腰なことに、判定をひっくり返されている。ギンガが握り締めたままのナイフからは、血が滴り落ちている。顔いろひとつ変えないギンガに対し、腰砕けになってへたへたと座り込んだのは、犯人のほう。腰を落とした男はみぞおちのあたりを押さえている。ギンガの肘鉄を食らったからだった。にしても、教導官にしては情けない。ここまで、気の弱そうな犯人を演じる必要があるのだろうか。フェイトの疑問はつきない。「夜も遅いです...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十九)

  • 2022/09/17 06:54
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十八)

    「フェイトちゃん、もしかしたら、この人は本物?」「本物って、どれの?」宅配業者なのか。臨時の教導官なのか、はたまた正真正銘の極悪強盗犯なのか。腕組みして、うーん、唸っているなのはとフェイト。その隙をついて、芋虫状態で床に額づいていたはずの男はたちあがっていた。「君たち、油断したね。このお嬢さんがどうなってもいいのかい」ふたりが考え迷っているわずか数秒は、男の腕を自由にし、さらにギンガを人質にとる余裕まで与えてしまったようだった。ギンガを後ろから捕まえている男は、隠し持っていたカッターナイフの刃を、彼女の白い首筋に突きつけていた。なのはとフェイトは、それでも動じない。フェイトのバインドを解いたのだから、魔道師の端くれといえるだろう。だとしたら、今晩やってくるべき教導官さまなのか。「やっぱ、ホンモノかなぁ」「...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十八)

  • inkrich
  • 2022/09/16 21:18
    みんな友だちだよ #36 捕り物(洋一視点)

    それに、ちょうどタカとユウマも着いたみたいだ。だから中に入れてやる。どうせ暇だろ、お前ら。見学するより動けよ。そう思い付け足してやる。「マサとユタカ。それに、今着いた奴ら。タカとユウマ。お前等もだ。入れ。」マサは驚いている 「えっ! 私は仕事……」ユタカは舌打ちしている。 「くそったれ、そうなるよな……」タカとユウマは、これだ。「えー……。せっかく着いたばかりなのに……」「何をやらせる気だ?」その2人にこ...

  • 2022/09/16 12:31
    第25話 朝、指名手配犯と

    朝の通勤は決まった時間に出る人が多いのでいつもの人に会う確率は高い。 駅へ向かうバス。バス停では60代の太ったおじさんと40代のO Lとぼくの3人が決まったメンバーだ。おじさんとは稀に挨拶をするが「暑いですね」「寒いですね」それ以上の言葉はない。女性は何度か駅前のスーパーで見かけたことがある。お菓子コーナーでチョコビを買っていたので小さな子供がいるのだろう。 電車の中。始発駅の3人がけの右端がぼくのポジションだ。少し遅れていつもアディダスを履いている40前後の女性が左端に座る。スタンスミスだけで数種類持っているほどのアディダス好きだ。職業柄なのだろうか?ひと駅進むと若い男性が間に座る。この若い…

  • 2022/09/14 21:15
    みんな友だちだよ #35 毒男発見!

    喫茶が中華になって客足はどうなのか心配だったが、順調にいっている。そんな時、ある事件が起きた。ある夜、誰かが走り出てきた。ユタカの声が聞こえてくる。 「ソイツを捕まえろ!」へぇ、捕まえるだけで良いんだと思い追いつく。だけど、そいつは忘れもしない毒男だ。 「お前……。もしかしてブラッディか!」そいつはこっちを見ると立ち止まってしまったので足を払ってやる。 「隙有りっ!」地に膝を付いたソイツを立たせてい...

  • 2022/09/12 05:59
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十七)

    フェイトがギンガを連れて出ようとした矢先。玄関のチャイムが鳴った。フェイトがドアノブを回したのか、向こうから押されたのかわからない。宅配業者の男は、さも当然といったふうでお構いなしに押し入ってきた。小柄な撫で肩の訪問者は、自分の肩幅分だけのドアを開いて、するりと身を滑らせてきたのだ。野球帽をとって広くなった額を撫で付けるようにしながら、白髪交じりの髪がおじぎする。好々爺といったふうの初老の男に、警戒心も緩くなる。フェイトとギンガは、男のために玄関の脇へと退いていた。「どうも、夜分遅くにすみません。お届けものにあがりました」「あれ。うちのマンションね、夜間の宅配は一階の保管庫のほうへお願いして…」なのはがウグイス嬢のようなかしこまった、しかしじんわりと甘みの残った声を出すので、フェイトはすこし面食らった。初...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十七)

  • 2022/09/10 06:40
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十六)

    「この電話、さっきまでコードが抜かれていたんだけど」「コードがですか?犯人役の人、そこまで手が込んでたんですね」電話機に身を寄せたなのはは、真剣な表情をして視線を落としていた。あるプッシュボタンを押すと、電話機のモニタには、「19:58ツウワ」と表示が出ている。何回か押すと、表示の数字は若くなり、ツウワの横に、見慣れた電話番号が現れた。登録していた懐かしい友人宅のナンバーだった。「コードを抜いたのは、たぶんあの人じゃないよ」「じゃ、誰が?」「問い詰めてもいいけど、きょうはもうお寝んねしちゃったし。また明日にしよっか」なのはの視線の先には、すこやかにソファで眠りこけていたヴィヴィオ。まさか?といぶかしむフェイトとて、寝た子を起こすのは酷だと思った。寝かしつけるほうがたいへんなのだから。「もう夜遅いけど、ギン...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十六)

  • #何者
  • 2022/09/09 12:20
    第24話 サイババみたい

    サイババをご存知だろうか? インドのスピリチュアルリーダーで教育、社会、医療に多くの奉仕した人として名を馳せたが、ぼくは手から砂(聖灰)を出す人としてのイメージが強い。 実はぼくもその能力を身につけてしまったのだ。数日前から右の手のひらがムズムズする感覚があった。その時は虫にでも刺されたのかと思って気にもとめていなかったが、日が経つにつれその感覚はムズムズから今まで味わったことがない浮遊するような感覚へと変わっていった。 妻と子供たちはスーパーへ。ぼくはひとりで遅めの朝食をとっていた。テーブルがざらついている。子供が砂糖をこぼしていったようだ。やれやれ、テーブルを拭いていってくれればいいものを…

  • 2022/09/09 00:21
    満月の夜の神社の姫子〈2〉 木陰から覗く白い腕と白い脚

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/09/07 12:49
    ブログ小説「(仮)恋する弁護士たち~泣きたいくらい君が好き~第5話『萌の秘密〇〇』」

    恋する弁護士たち 恋する弁護士たち 登場人物のイメージ 第5話 萌の秘密〇〇 登場人物のイメージ 飯島英慈(主人公 弁護士) 32歳くらいの時の玉木宏…風の人 相原萌(主人公 パラリーガル) 18歳くらいの時の有村架純…風の人 山内美恵子(法律事務所の所長) 60歳くらいの音無美紀子…風の人 山内健太郎(英慈の親友の弁護士) 32歳くらいの佐々木蔵之介…風の人 第5話 萌の秘密〇〇 萌は事務所でボーッと、英慈のことを考えていた。 英慈がニコッと笑った顔を思い出すと、萌は胸が高鳴った。 イケメン俳優が無差別級に一般人を魅了するのに似ていた。 萌は、英慈に惹かれている気持ちを認めたくなかった。 萌…

  • 2022/09/07 12:49
    ブログ小説「(仮)恋する弁護士たち~泣きたいくらい君が好き~第4話『デートの約束』」

    恋する弁護士たち 恋する弁護士たち 登場人物のイメージ 第4話 デートの約束 登場人物のイメージ 飯島英慈(主人公 弁護士) 32歳くらいの時の玉木宏…風の人 相原萌(主人公 パラリーガル) 18歳くらいの時の有村架純…風の人 山内美恵子(法律事務所の所長) 60歳くらいの音無美紀子…風の人 山内健太郎(英慈の親友の弁護士) 32歳くらいの佐々木蔵之介…風の人 山田綾香(法律事務所の事務員) 伊藤沙莉…風の人 第4話 デートの約束 萌は、事務所を出ていった英慈を追いかけた。 萌「あの…、飯島先生。」 英慈は、萌に声をかけられて内心びっくりしていた。 萌「…ちょっと待っててください。」 と、言っ…

  • 2022/09/07 12:49
    ブログ小説「(仮)恋する弁護士たち~泣きたいくらい君が好き~第3話『親友・健太郎』」

    恋する弁護士たち 恋する弁護士たち 登場人物のイメージ 第3話 親友・健太郎 登場人物のイメージ 飯島英慈(主人公 弁護士) 32歳くらいの時の玉木宏…風の人 相原萌(主人公 パラリーガル) 18歳くらいの時の有村架純…風の人 山内美恵子(法律事務所の所長) 60歳くらいの音無美紀子…風の人 山内健太郎(英慈の親友の弁護士) 32歳くらいの佐々木蔵之介…風の人 山田綾香(法律事務所の事務員) 伊藤沙莉…風の人 第3話 親友・健太郎 美恵子は、サンライズ法律事務所のデスクにいた。 美恵子「昨日の講演会、あんなに人が来るなんて驚いたわね。だって、単なる一市議の講演会だよ。 しかも、会場は小学校の体…

  • 2022/09/07 12:49
    ブログ小説「(仮)恋する弁護士たち~泣きたいくらい君が好き~第2話『衝撃のキス』」

    恋する弁護士たち 恋する弁護士たち 登場人物のイメージ 第2話 衝撃のキス 登場人物のイメージ 飯島英慈(主人公 弁護士) 32歳くらいの時の玉木宏…風の人 相原萌(主人公 パラリーガル) 18歳くらいの時の有村架純…風の人 山内美恵子(法律事務所の所長) 60歳くらいの音無美紀子…風の人 山内健太郎(英慈の親友の弁護士) 32歳くらいの佐々木蔵之介…風の人 山田綾香(法律事務所の事務員) 伊藤沙莉…風の人 第2話 衝撃のキス 萌は英慈の体の上にいた。 唇と唇が重なっていた。 英慈と萌は、床の上で抱き合う形になっていた。 まるでベッドの上で抱き合うように。 萌の唇は英慈の唇を思い切りふさいでい…

  • 2022/09/07 12:49
    恋愛小説書きました!!仮名「恋する弁護士たち~泣きたいくらい君が好き~」

    約1年半ぶりのブログの更新です。 ちょうど去年の8月(2021.8月)くらいから、コツコツと書き始めました。 ままだだ途中です。 結末はまだまだ先です。 切なくて切なくて胸が熱くなって苦しくなるようなラブストーリーを書いている最中です。 エロ場面もたくさんあります。 週2回更新したいと思っていますが、たぶんキツくなる時がくると思うので、 週2回を目標にして、確実に週1回は更新したいと思っています。 勝手に主人公をイメージして、楽しみながら書いています。 私の中で、登場人物のルックスはこういうイメージです。 一応、〇〇風…としています。どうぞご理解ください。 登場人物のイメージ 飯島英慈(主人公…

  • 2022/09/07 12:49
    小説「(仮)恋する弁護士たち~泣きたいくらい君が好き~第1話『運命の出会い』」

    登場人物のイメージ 飯島英慈(主人公 弁護士) 32歳くらいの時の玉木宏…風の人 相原萌(主人公 パラリーガル) 18歳くらいの時の有村架純…風の人 山内美恵子(法律事務所の所長) 60歳くらいの音無美紀子…風の人 山内健太郎(英慈の親友の弁護士) 32歳くらいの佐々木蔵之介…風の人 山田綾香(法律事務所の事務員) 伊藤沙莉…風の人 第1話 運命の出会い 飯島英慈 32才。 彼は恵まれたルックスを持つハイスペックな男だった。 英慈のキャリア… それもまた、傍から見れば、順調そのものだった。 一橋大学在学中に、司法試験に受かり、卒業後すぐに司法修習を経て、弁護士になった。 その後、4年の町弁を経…

  • 2022/09/07 12:37
    第23話 鈴木さん、リーチです。

    今住んでいる所へ引っ越してきてから早いもので10年以上の月日が経った。世代交代が進んでいる住宅街でお年寄りが多い一方で我が家のように小さな子供がいる家庭も年々増えている。 世間では近所トラブル、ゴミ屋敷等々住みにくいところもあるようだけど、ここはそんなことは一切なくて良いところに住めて良かったと今更のように思う。あえて言うのであれば子供が騒ぐ声が通りに響き渡る我が家こそが迷惑な家なのかもしれないが、クレームを受けたことはないし、お隣の佐藤さん老夫婦はいつも僕たちに優しい。 日本の苗字のベスト3は佐藤さん、鈴木さん、高橋さんであることを先日テレビで見たが、確かに町内にこの御三方は複数軒いる。 左…

  • 2022/09/07 02:24
    管理人、官能小説第2弾! 『初夜盗り物語』を発売しました!

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/09/05 21:12
    みんな友だちだよ #31 親友の結婚式

    4年生、5年生も同じように過ごし、6年生に上がる前、就活をしていく。どこに行こうかと迷ったが、とりあえず親がやっているので、そこでいいやと思い進路先を新潟にする。その前に、実地研修だ。附属病院から始め、区立病院もやり、近隣の病院も数院に実地に赴く。机上と実地は違うということは知っている。知っているが、ここまで差があるとは思ってもいなかった。実地が終わり、家に連絡する。「どした?」「そこで2~3週間、...

  • 2022/09/04 01:44
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十五)

    ヴィヴィオをソファに横たえさせたなのはは、がさごそと箱を開封してみた。段ボールの中に四方を緩衝材でまもられた、さらに小さな紙製の箱。そこを開けると、プラスティック製の容器に保護された、青い小瓶が見えた。本体の容量には見合わない程かさ増しした、明らかな過剰包装だとわかる。取り出した拍子に、つづら折にされた説明書きが落ちた。拾ったフェイトの手がそれを開いて目を通している隙に、なのはは小瓶を電灯の明かりに透かして眺めた。壜が厚いわりには、中身は三分の一ほどしか詰められていない。「化粧水…かな?」「『お買い上げありがとうございます。本品は開封なさいましたら、お客さまがすでに使用したものとみなし、返品には応じかねます。商品が到着後、一週間以内に同封の振込み伝票にて代金をお振込みください』──だって。ええっ?!一本で...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十五)

  • 2022/09/03 23:36
    自伝的創愛記〈50〉 クラス替えの季節

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/09/03 07:01
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十四)

    「なのは、これ何だか知ってる?」「ううん。覚えがないんだけど」ヴィヴィオを寝かしつけたなのはは、いとものん気な顔をして首を振る。子どもを眺めたあとの、母親の顔はどんな嫌なことがあっても穏やかだ。不安を押し隠すための質問をしたフェイトですら、思わずほっこりしてしまう。だが、不審物の調査は侮れない。ましてや、法務を司る者の自宅ともなれば。過去の判決を不服とした逆恨みで送り付けられたものかもしれない。今日届く予定の荷物なんてなかったし、仮に届いても一階の集合郵便受けの近くに各戸の荷物預かり金庫があったはず。この大きさならば、たいがいそこに保管してもらう手はずになっているのだ。「宅配業者を装うって言ってたよね。その荷物だったとか?」しかし、犯人役の男は宅配業者らしい出で立ちではなかった。目だし帽で顔を隠し、黒いジ...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十四)

  • 2022/09/02 12:26
    第22話 夏子シンドローム

    夏子さんは営業事務をやっている50代独身の女性だ。 夏子さんは仕事をそつなくこなす。小さいミスを見つければ必ず連絡をくれる。「そんな小さなことどうでもいいじゃなか」という人もいるが、夏子さんの小言は会社に良い働きをもたらしていることは間違いない、と思う。 それどころか夏子さんの発言は会社に大いなる影響を及ぼすことがある。朝礼での前日の報告、今日の予定など夏子さんが何か言うんじゃないかと皆ピリピリしている。「なんか言わないでくれ」という思いでその時が過ぎるのを待っている。 そんな夏子さんの一言を誰かしらが夏子シンドロームと名付けた。 「外階段が汚いのできれいしたらどうでしょう?」ああ、言ってしま…

  • 2022/09/02 00:03
    野のバラと谷間のユリ〈5〉 無国籍の漂流

     連載   荒野のバラと谷間のユリ   5 小野田に誘われて、ボクと栞奈と金治は、六本木のそのスナックに行った。そこでママが歌う『時には母のない子のように』に胸を打たれていると、「おまえも何か歌え」と小野田が言い出した。ギターを手にしたボクが歌ったのは…

  • 2022/08/31 06:01
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十三)

    陸士108部隊と連動した調査があって、この日ギンガといっしょだったフェイトは、彼女を送ろうと車を走らせていた。そこに、最近首都を賑わしている宅配業者を装った押し入り強盗の報が入ったものだから、現場に急行してみれば、なんとそこは高町家が引っ越して間もないマンション。そして予感は的中し、ターゲットが潜んだのは幼子が留守居をもまもる一世帯。フェイトが身の毛のよだつ思いがしたのはいうまでもない。空いていた玄関口からはギンガが、そしてフェイトは壁伝いに上ってベランダから侵入した。ヴィヴィオに襲いかかろうとした目だし帽の男を、ギンガが間一髪で体当たりして弾き飛ばした。男は体格がよくてそれしきのことではひるまない。ポケットから取り出したサバイバルナイフで切りかかってきたのを風のようにかわし、みぞおちに一発叩き込んだあと...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十三)

  • 2022/08/30 12:48
    第21話 高速寿限無

    「もっとゆっくりでいいからしっかり読みなよ」 小学校の宿題に「音読」がある。字の如く声に出して読むことなのだが、下の男の子はこの音読を高速で終わらせたがる。早く宿題を終わらせたいというより、速く読みたいらしい。とにかく速く読みたいらしい。 ぼくに似たのか準備や整理が苦手で、「早く」やることを事あるごとに言い聞かせたが息子はこれを「速く」と解釈したのだろうか、物事をスピード重視で進めることが多く、それに快楽を覚えている感がある。 学童で流行ってるというけん玉を買ってあげたことがあった。初めは大皿に乗せることにも難儀していたが、やはり子供は飲み込みが早い。その日のうちに大皿、中皿、小皿を制覇してい…

  • 2022/08/29 12:26
    第20話 H.ONDA

    家の近所のアパートに20代後半の青年が住んでいる。アパートの前にはホンダのバイクが停まっていて、休みの日にバイクで出かける姿を見かける事がある。 ぼくも昔、深夜勤務があった頃、通勤用に中型免許を取ってカワサキのバイクを乗っていたことがある。通勤用に単に足代わりに使っていたぼくと違い彼は根っからのバイク好きなのだろう、いつもピカピカに磨かれている。 ツーリング仲間なのだろうか、休日には数台のバイクが停まっていることがあって、僕たち親子がララ(我が家の可愛いメス犬)の散歩でアパートの横を通ると彼は「ヒロ」と呼ばれていた。表札から「恩田」であることは分かっていたので「恩田ヒロシ」「恩田ヒロユキ」そん…

  • 2022/08/29 06:13
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十二)

    高町家の壁時計は、すでに午後九時半を知らせていた。訪れ客は二名に減っていた。例の侵入者の身柄は、この区域担当の首都警備隊隊員に引き渡されたのだった。リビングのテーブルを囲んで、三人のうら若き女性がぐったりした顔つきで、お茶を啜っていた。唯一、疲れた顔を見せなかったのは、卓上の中央に広げられた土産のシュークリームをぱくついているヴィヴィオだけだった。この夜にめまぐるしく色んなことが身に振りかかったはずなのに、まるで灰を浴びただけのように平然としている六歳児を、ギンガは横目に見やりつつ、感服している。シュークリームは子どもの手のひらには余る大きさだった。柔らかな皮に勢いよくかぶりつくと、カスタードと生クリームとがミックスした中身が、ぶにゅうっと飛び出す。ヴィヴィオの口まわりは白い泡をまぶしたようになった。「マ...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十二)

  • 2022/08/28 22:21
    満月の夜の神社の姫子〈1〉 大きな楠の木の陰で

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/08/27 06:31
    ☆魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」第三十一話まで更新☆

    ******Lesson-30:私を捕まえるときは、切れにくいバインドにしてLesson-31:本当のエキストラティーチャー「はい?」「ギンガ、いま、なんて?」傍から様子を伺っていたフェイトも、我が耳を疑った。──そこにいるのは、柔面のなじみの後輩。だが、発せられたのは別人の声。「失格」を宣言したのは、犯人役の小心の男だけではなかった。むしろ、ギンガは親しい先輩に失望の色合いを深めているのだった。******魔法少女リリカルなのはシリーズ二次創作小説第八弾「高町家のアフターレッスン」の第三講からをお届けします。やってみせ、言って聞かせてさせてみて、誉めてやらねば人は動かず。お留守番ヴィヴィオとお帰りなのはママたちが遭遇する、思いがけない出来事。続きをお読みになりたい方はコチラから。【目次】魔法少女リリカル...☆魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」第三十一話まで更新☆

  • 2022/08/26 23:56
    荒野のバラと谷間のユリ〈4〉 黄色いケトルとマグカップ

     連載   荒野のバラと谷間のユリ   4 栞奈と敦子がボクに「引っ越し祝い」としてプレゼントしたのは、黄色いケトルとマグカップのセットだった。その黄色が、部屋のグリーンと青のカーテンに映えた。そのマグカップで、コーヒーを飲む相手を、ボクは想像した――。

  • 2022/08/26 12:30
    第19話 おじさんはタクシードライバー

    おじさんはタクシードライバーだ。いや、正確には引退したからタクシードライバーだったということになる。おじさんというのは親父の兄の明おじさんのことで、このおじさんが破天荒というか、かなり無茶苦茶な人生を歩んでいる。二度の離婚歴があり、子供は二度目の結婚で二人の男の子を設けた。ぼくは下の子と同い年で年に数回程度だがLINEでやりとりしている仲だ。 二度の離婚ともおじさんの無茶苦茶な言動によるものらしい。その内容を親父が「兄貴はほんとしょうがない」と呆れたように、それでも嬉しそうに話しているのを聞いた。 「急いで空港へ行ってくれ!飛行機の時間に遅れそうだ!」「お客さんがそういうから、高速道路を200…

  • 2022/08/25 19:15
  • 2022/08/25 12:41
    第18話 りんご箱からサインボール

    ぼくが子供の頃、子供たちのスポーツと言えば野球だった。遊びでサッカーをやったりもしていたけど、断然野球だった。地域の少年野球クラブに入っていたし、よく親父とキャッチボールをやったものだ。暴投をすると「取ってこい!」と取りに行かされたことを思い出す。ぼくは誕生日プレゼントに買ったもらったミズノのグローブを使っていたが、親父のグローブはどこのメーカーかもわからない形も崩れたものだった。今ぼくも父親になってその気持ちがわかる。限られたお金は自分にではなく子供のために使いたかったのだと。 実際うちの子はナイキやアディダスの靴を履いているのにぼくはスーパーの安売りの靴をはいている。それを嫌だと思ったこと…

  • 2022/08/25 06:08
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十一)

    「フェイトちゃん、お、お帰り~」「なのは、今日はかなり遅かったね」平静を装ってなのはがかけた言葉は、いささか不機嫌そうなフェイトに手厳しく返されてしまった。「え、とね。これには事情があって。それより…」「どうして、玄関に男物の靴があるの?」「は?」有無を言わせない、フェイトの口調であった。この部屋の正当な主、高町なのはにとってみたら、まずもって帰宅時に目についた異常──フェイトの足元に転がっている「それ」の何たるかを、問い合わせしておきたいところだったのだが。フェイトにとっては、まずなによりの一大事が玄関に置いてあった紳士靴だったらしい。なのはは、床に寝転がった「三番目の」客人に視線を落とした。猿ぐつわをされて、うんうん唸っているその男。玄関の靴はそいつのものではない。なにせ、その男はちゃんと安っぽい革靴...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十一)

  • 2022/08/24 12:33
    第17話 源泉垂れ流し

    何となくそれと分かるけど、間違えて覚えてしまっている言葉がある。 ぼくは子供の頃「8日」を「はつか」と思っていた。そのせいか「はつか」と「ようか」は今でも意識してしまう。 ぼくの奥さんはそんなぼくをはるかに凌駕している。「団塊の世代」を「だんこんのせだい」「順風満帆」を「じゅんぷうまんぽ」分からないでもないけど、、、 先日プールの授業が嫌いという娘に対して「練習しないと、トンカチになるよ」「なにそれ?」「トンカチは沈んじゃうでしょ。だから泳げない人のことトンカチっていうの」冗談で言っているのかと思った、、、 そんな奥さんとまだ結婚したばかりの頃、二人で草津温泉に行った事がある。草津温泉といえば…

  • 2022/08/24 12:33
    第16話 リアル ジャイアン

    ドラえもんはいつから始まったのだろう? こんなに長い間愛され続けているコミックは他にあるだろうか? ぼくが子供の頃からアニメ放送されて以来、今では子供たちが土曜日の放送を待ち望んでいる。ぼくも一緒に見てしまう事があるがおもしろい。 ドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんのトップ5。出木杉、ジャイ子、主要メンバーの親たち、カミナリさん、ドラミちゃん、クラスメイトの帽子の少年、小太りの少年、伊藤つばさちゃん。サブのメンバーも強力だ。 どっかで会った事があるようなキャラがまたいい。いつも点数が悪い子。いたいた。ややもするとうち末っ子が、、、いや足はめちゃ速いから同じではないか、、、。 …

  • 2022/08/23 06:09
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二〇)

    ****「すっかり遅くなっちゃったなぁ」高町なのはは呟きながら、ルームキーを鍵穴にねじ込んだ。あれ、回しても軽い?がちゃがちゃ回すと、おかしなことに逆に閉まってしまった。二度目の開錠をする。意外にレトロな戸締りではある。このマンションに引っ越してからこのかた一箇月になるが、機動六課の隊舎みたいにカードを滑らすタイプではないので、どうにも慣れない。小首を傾げながらドアを開けた彼女は、土間に並んだ靴にその不可思議の答えを見出した。そこにあった靴は四足。一番端には置物のように揃えられた紳士靴。その横にはひときわ小さい女児のスニーカー。その隣にぴったりとつけたのは、見覚えのある黒いハイヒール。なのはは微笑んだ。その左に位置する地味なパンプスはあまり見かけないものだった。この玄関事情から察するに、この夜の来客は「女...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二〇)

  • 2022/08/22 23:55
    荒野のバラと谷間のユリ〈3〉 彼女を操る「魔女」

     連載   荒野のバラと谷間のユリ   3 栞奈というバラには、いつもつるんで動く年上の女がいた。編集部員が「魔女」と呼ぶ彼女はボクたち男が知らない彼女の秘密を掴んでいるように見えた。そのふたりが、ボクに声をかけてきた――。 管理人の近著    ボク

  • 2022/08/22 21:01
    みんな友だちだよ #25

    2年の前期試験前。なにやら皆が嬉しそうにしているので話しを聞いていると、悟君の父親の誕生日パーティーに参加できるとのことで。「マジで? 行く行く」悟君は意地悪モードに入り、こう言ってくる。「私よりテスト結果が悪いと連れて行かない」変動はなく、いつもの悔し顔の悟君が見れてラッキーだった。「そったれー!」いえーい!!おっと、タキシードの用意だ。余興で何かをしたいな。させてくれるかなと悟君に言うと、翌日...

  • 2022/08/21 22:54
    自伝的創愛記〈49〉 アンドロメダを探して

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/08/21 07:24
    ☆☆魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」第三講の掲載開始☆☆

    ******Lesson-20:高町なのは、おかえりなさいLesson-21:フェイト・T・ハラオウンのただならない不機嫌小首を傾げながらドアを開けた彼女は、土間に並んだ靴にその不可思議の答えを見出した。そこにあった靴は四足。一番端には置物のように揃えられた紳士靴。その横にはひときわ小さい女児のスニーカー。その隣にぴったりとつけたのは、見覚えのある黒いハイヒール。なのはは微笑んだ。その左に位置する地味なパンプスはあまり見かけないものだった。******魔法少女リリカルなのはシリーズ二次創作小説第八弾「高町家のアフターレッスン」の第三講からをお届けします。やってみせ、言って聞かせてさせてみて、誉めてやらねば人は動かず。お留守番ヴィヴィオとお帰りなのはママたちが遭遇する、思いがけない出来事。続きをお読みになり...☆☆魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」第三講の掲載開始☆☆

  • 2022/08/20 22:54
    荒野のバラと谷間のユリ〈2〉 誘う理由、誘えない理由

     連載   荒野のバラと谷間のユリ   2 いろんな男が、彼女たちに声をかけた。バラは、危なそうでもついて行く。ユリは、納得した相手でないと、ついて行かない。バラは無頼派に弱く、ユリは常に正しさを選んだ。ふたりの間で、ボクの心は揺れていたた。 管理人の近

  • 2022/08/19 23:48
    シランケンの著書一覧

     実用エッセイ 「好き」を伝える技術~あなたの恋のメタメッセージ・テク「好き」「愛してる」とはなかなか口にできないあなた。しかし、言葉にはできなくても、それを伝える方法はある。それが、「メタメッセージ」。本書は、「愛と言わずに愛を伝える」そのテクニッ

  • 2022/08/17 06:10
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(二〇)

    後ろを振り返ってみれば。千華音は立ち止まって空を見上げている。媛子は道を後戻りして、側に並ぶ。冴え冴えとした光りを受けた少女の顔は美しい。香り高い風が吹いて、そこだけきれいに喧騒な空気が払われた気持ちになる。あんなに怖くて怯えて、それでも我慢して、このひとの隣に並んできたのに。泣きそうになって、媛子はあわててあくびをした。いつもぼんやりとした顔をするのは、気持ちの乱れを悟られないためだ。柔らかな自分のココロを守るために、媛子の顔は貝殻のようにきまりきった笑顔で固くなる。────だって、好きなものを壊すのって本当につらいから。愛したものをこの世に残さなくて、こころのなかにだけ埋め込むのって辛いから。うつろになった貝殻みたいに空(くう)になって生きるのなんてしんどいから。だから、千華音ちゃんにはそんな想いはし...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(二〇)

  • 2022/08/13 21:20
    留学難民・グエンの日々〈18〉 そして、彼女は海の彼方へ

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/08/12 21:18
    みんな友だちだよ #22

    5人が道場の真ん中に向かったが、すぐに飛ばされてきた。 「さすがだわ……。医学部1年の王偉強 (ワン・アンドリュー)。香港人だ。よろしく」 「くっそ……、少林寺では負けないと思ったのに。同じく医学部1年の高瀬正孝」 「柔道の師範してるのに、柔道で負けるとは……。同じく医学部1年の渡部優馬」 「得意の手刀で負けるとはな。同じく医学部1年の山口悟」そして、一番最初にぶっ倒れたのだろうと思える一人が這い出てき...

  • 2022/08/10 06:15
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十八)

    日乃宮家の御神巫女。ありとあらゆる殺人の業を仕込まれた自分からしたら、あまりにも手ごたえのなさすぎる相手だった。何かが物足りない。敵としてはまったく斃(たお)し甲斐のない相手。しかし、どこか充たされてしまう。それが一層不愉快でもあった。もし、この娘のお気に入りをめちゃくちゃにしてやったとしたら、そうしたら、この娘は本気の本気で私に刃向かってくれるのではないか。だとしたら、それもまた良し。全力で打ち込んでくる敵をみごと裁いてこその、あっぱれ戦士というものだ。十数年の修行の成果としても、腕が鳴る相手と巡り会いたいものだ。そう、彼女の大切なものを壊しさえすれば…──。地球を割るぐらいの、宝箱のようななにかを潰してやれば…、たとえば、わざとプレゼントをして、それを目の前で粉々にしてやるとか…。最近、私は拾った貝殻...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十八)

  • 2022/08/07 23:01
    自伝的創愛記〈48〉 美しすぎる初友

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/08/07 07:11
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第二〇話を更新(了)★

    月と地球と太陽と元気があればそれでイイ!めざせ20周年!続編をお待ちしています(^^♪****最終話:あれからの神無月の巫女、これからの姫神の巫女愛はみえるかたちで現れてこない。動いたときにそれが芽生える。貝殻が砂浜ではすでに命もたぬように、その海のなかへと飛びこんではじめてわかる。たったひとつの生命がどれだけ深い砂底でもがき、そして何を救おうとしていたかを。月が狂うほど美しいのならば、そこには言い知れぬ好きが溢れているはずなのだ。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話完結。◆姫神の巫女ほか二次小説◆に収録しています。百合度はやや高めですが、なるべくお食事中には読まないでください(笑)https://blog....★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第二〇話を更新(了)★

  • 2022/08/03 21:04
    みんな友だちだよ #18

    太極拳の道場を見つけたので、そこに通うことにした。いきなりだけど、と前置きされ、高2に上がる春先に3級を取り、夏には2級を取る。もちろん太極拳だけでなく進学の勉強もするが、進学先が決まらないでいた。お姉ちゃんに話すと、こう返してきた。「東京に行ったら?」「東京?」「こんな狭いところで終わるな。洋一は東京に行って、もっと視野を広げてご覧」そうは言っても、中々進路先が決まらない。高3の夏休み、中国に行...

  • 2022/08/03 06:02
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十九)

    会計を済ませた喫茶店を出てみれば、外はもう秋の夕陽を惜しむ時間を過ぎていた。先をぴょんぴょん跳ねるようにスキップしながら、媛子が嬉し気に歩いている。子どものようだ。その背中を千華音は追いかける。いつでも後ろから斬りつけられるように、鞄のなかの刀身に手を伸ばしながらも。誰かに抜け駆けされないように、その背中をまもりながらも。少女たちが出歩くにはそろそろ用心せねばいけない時間帯だ。追捕の九頭蛇どもに獲物を横取りされてはかなわない。千華音の警戒心がはりつめる。媛子はちらりとそんな千華音の殺気を予知しながらも、おくびにも恐怖を出さない。──でもね、千華音ちゃん。あなたは、その本を読んだらきっと変わるんだよ。だってね、多くの女の子たちも、男の子たちでさえ、そのお話を好きになって10年以上もその伝説を信じているの。う...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十九)

  • 2022/08/02 22:18
    留学難民・グエンの日々〈17〉 幻想のルームシェア

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/08/02 12:30
    第15話 庭から不発弾

    一昨年の夏祭りでとった金魚の成長が止まらない。2センチ程度だった金魚は20センチを超え水槽の中で苦しそうに泳いでいる。 「水槽大きくしないとダメだな」「でも邪魔じゃない?」「おじいちゃんちみたいに池にしようよ」「面白いね〜」結局子供たちの意見が採用になった。 快速に乗れば都心まで1時間程度だが、片田舎と言ってもおかしくないこの土地では20坪ほどの庭がある家が多く、ぼくの家にしても例外ではなかった。いくつかの草木は植えているものの小さな池を作るには十分な広さがあった。 ペットショップで埋め込みタイプのプラスチックの池とポンプを購入。全長が1.5メートル位のひょうたん型で深さが30センチ。それが収…

  • 2022/07/31 06:31
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十九話を更新★

    永劫輪廻のすえに裏切りと疑いの果てにやっと結ばれた絆に恐れなし!どんな運命にだって神様にだって負けっこない!ふたりの強さから学べることは生きる原動力になりますね(^^♪****第十九話:貴女と私は二枚貝、おなじ想いでひとつにはなれぬ媛子はちらりとそんな千華音の殺気を予知しながらも、おくびにも恐怖を出さない。──でもね、千華音ちゃん。あなたは、その本を読んだらきっと変わるんだよ。だってね、多くの女の子たちも、男の子たちでさえ、そのお話を好きになって10年以上もその伝説を信じているの。ううん、きっと七夕の伝説みたいに、その悲恋はきっとずっと百年も千年も語り継がれていくのかもしれない。だから、未来のあるあなたにそれを残してゆくんだよ。あなたは知らないよね。最期に笑うのは、誰なのか。最期に泣くのはどちらなのか。で...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十九話を更新★

  • 2022/07/29 06:18
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十七)

    ****「──ていうお話なんだけど、どおかな?」にこににこと笑顔ふりまき、道行くときはかならず腕を組んでくる愛くるしい少女。おねだり目、甘い匂い、柔らかい肌。艶のありそうな唇のリップ。くるくるとよく回る指先。紅茶いろの毛先を巻き取っては離して、をくりかえす。爪には透明なマニキュア。意外にも耳にピアスは空けていないあたりが、なんとなく好ましい。いかにも都会の女子高生といった感じだった。日乃宮媛子という少女は天然ぽく、瞳を逸らさない笑顔をしてくる。明るい感じの女の子だった。目前のテーブルには、漫画のコミックスがある。ふだんスマホで電子コミックとやらを読む媛子にしては珍しい。藍黒髪の少女・皇月千華音は憮然とした面持ちでそれを手にもとらずに、視線をちらりと投げたのみだ。この斜に構えた冷徹な少女はたとえ、札束を積ま...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十七)

  • 2022/07/28 12:46
    第14話 カリンの嫉妬

    結婚する前に軽井沢に旅行に行った時、ペンションで出してくれた手作りのかりん酒がたいそう気に入った妻はペンションの奥さんに作り方を聞いていた。庭にはかりんの木があり多くの実をつけていた。 庭のある家に住んだ時かりんの木を植えたいという妻の希望に応えることができたのはそれから数年後のことだった。苗木を植えてから3~4年経ったころだろうか、すくすくと背丈を伸ばし見事な実をつけだした。しかしその時にはかりん酒への情熱はとうに冷めていた。それでもかりんは毎冬鈴なりに実をつけていた。その実は落ちるまでほっとかれ、落ちたらそのままごみ袋に入れられ、重いと文句を言われ、かわいそうな庭の木となっていた。 「なん…

  • 2022/07/27 06:12
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十六)

    「どうやって…?」「大丈夫よ、姫子。強力な助っ人を用意してあるの」千歌音がひと呼吸おいて、その名を呼ぶ。片手をすっと上にあげて、召喚のポーズ。念のため申し上げておくが、ダイミダラーかむひあ!ではない、あしからず。「お願い、来栖守さん!来てちょうだい!」「え?くるす?まさか、あの千歌ねえちゃんと姫子ちゃんを呼んであるの?」ぱっと顔輝かせて、姫子が驚き声をあげたその直後──。扉が開かれて飛び込んできたのは、おなじ乙橘学園の制服らしきものに身を包んだ姫子のそっくりさん。腕に指無し黒手袋をはめ、ロザリオを宙にかざす。面ざし甘いが、潔癖症な感じの声だった。「謎の魔者たちよ、おとなしくしなさい!私、神鍵・エレキシュガル・来瑠守が退治します!」のんびり屋の来栖川姫子が、ぽかーんとした顔をする。え、わたしと同じ制服?わた...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十六)

  • 2022/07/26 18:36
    自伝的創愛記〈47〉 同性愛の発見

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/25 22:15
    みんな友だちだよ #14

    一方、洋一は昭栄から課題を出され四苦八苦している。「うーん……」「ヨーイチ、無心になれ!」「あっ!」「邪心を心から追い払うんだ!」物を大事に扱っているつもりでいたのだけど、どうやら、俺の思っているのとでは大いに違う事がすぐ分かった。物を持ったままスキップする事だったのだ。最初は鉛筆やノートのような軽い物で。どうして、すぐ落としてしまうのだろう。「物は大事に扱いましょう」「はい」「返事はいいのだけどね...

  • 2022/07/25 06:10
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十八話を更新★

    タピオカより細くても息の長い人気で、とうとうスピンオフ漫画まででちゃいました!ひめちか成分が足りないので、毎週、神無月の巫女シリーズを摂取しておかないと生きられないカラダになったら、あなたも立派なひめちか廃人です。気をつけましょう(笑)2020年から21年の漫画の連載期間は毎月楽しみでした。****第十八話:いつか逢える神無月の巫女、いつも読める姫神の巫女に「千華音ちゃん、わたしたち最期まで、ずっと、ずっといっしょにいようね」「そうね」媛子が品をつくって首を傾げる。そのほっそりした首先にあてたいのは刃先ではなくて──。千華音はいつもよりなぜか甘く柔らかくなっている唇をおさえた。さきほど、飲みあいっこしたタピオカの味のせいなのかもしれない。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけ...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十八話を更新★

  • 2022/07/24 07:09
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「翠のゆりかご」(目次)

    2007年頃発表の魔法少女リリカルなのはStrikersの二次創作小説「翠のゆりかご」の目次頁です。全十七話で完結済み。このSS(サイドストーリー)は、はじめて書いたリリカルなのは物の二次創作小説でした。当時交流していた先輩ブロガーさんの妄想からヒントを得たもので、私にとっては思い出深い作品のひとつです。前書き:最初にお読みください。第一話:海鳴市、午後五時第二話:翠屋のエース第三話:母ふたり子ひとり第四話:ふたつのリボン第五話:ひみつの会話第六話:波乱のゆりかご第七話:海鳴市、午後十時第八話:ずるい女第九話:みどり児のゆりかご第十話:貴女とおなじ道第十一話:おとなのしゃぼん玉第十二話:悲しきかけら第十三話:ふたりのリボン第十四話:幼いくちづけ第十五話:貴女を呼んで第十六話:ゆりかごの制服第十七話:エース...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「翠のゆりかご」(目次)

  • 2022/07/21 06:08
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十五)

    黒髪の巫女こと、前世の千歌音はやおら無気味な赤い仮面で顔を覆う。照れ隠しにしては、なんだか場違いなマスクである。というか口を隠してもいないので、衛生対策にもならない。「うっ、うっ、ぐす。私が病篤いからって、こんな仕打ちを…。あなたは明るく元気だから、お日様みたいにあちこち照らしてやりたい放題。私は家に閉じこもって、いつも日陰者なのに…。ああ、ひどい、ごほ、ごほっ、ぐふ」血をどばあと吐いて、シーツを赤い海にしてしまったまま、千歌音なる巫女は倒れ伏した。やっとこさ目の色を変えた生意気姫子が慌てて介抱している。どうでもいいが、なぜ看護するのに脱がす必要があるのか。しかも下から。解かれた帯が腰に絡んだままで、ふたりの肌がひとつになる。小瓶から手のひらに落とした塩水でくまなく清めたあとで、姫子がやさしく、ときには強...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十五)

  • 2022/07/20 06:04
    ★魔法少女リリカルなのは二次創作小説「翠のゆりかご」について★

    「彼女が掴んでいるものはもう大きくはない。けれどやっぱり重いものだった。世界を動かしてきた手は、いまたったひとりの揺りかごをゆらすあたたかな手だった。赤子を抱きしめる母親のおおきな手だった。掌のうえにある見えないものを押し出すように握り拳にして、瞳を閉じながら、なのはは決意の言葉をつむぐ」寝不足で倒れそうです、なのはさんたちは元気ですね。二次元だからあたりまえか。──そんな他愛もないことを十数年前の、しがない二次創作者デビュー間もない頃の私が書き綴っていました。当時はそうとうアホでした。2007年夏ごろ発表の、魔法少女リリカルなのは二次創作小説第一弾「翠のゆりかご」を、目次を再編成してお届けします。この作品に限らず、投げっぱなしの未完作やいきおいで書き上げた荒い仕上がりのものが、ゴロゴロ転がっているのが拙...★魔法少女リリカルなのは二次創作小説「翠のゆりかご」について★

  • 2022/07/19 12:54
    「なな」と空手の試合

    こんにちはトクです。本日もブログ訪問くださりありがとうございますm(*_ _)m今回も夢の中のお話しだと思って読んで頂けると嬉しいです。「なな」と付き合い始め…

  • 2022/07/19 12:54
    「なな」とほうとう

    こんにちはトクです。本日もブログ訪問くださりありがとうございますm(*_ _)m今回のお話しも夢のお話しだと思って読んで頂けると嬉しいです。「なな」と付き合い…

  • 2022/07/19 12:54
    「なな」という女の子

    こんにちはトクです。本日もブログ訪問くださりありがとうございますm(*_ _)mこれから書くことは、夢の中の話だと思ってください。夜見る夢の話です。そう理解し…

  • 2022/07/18 22:51
    留学難民・グエンの日々〈16〉 仕事を忘れた彼女のベルを押す

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/18 06:34
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十七話を更新★

    お嬢さまと庶民のティーンエイジな格差恋愛だった神無月の巫女。漫画版「姫神の巫女」では、厳しい運命をのりこえ、揺るぎない愛と責任、覚悟をもって新しい生活を築き上げたふたりが描かれます。令和に読んでよかった、オトナになった「姫子」と「千歌音」の物語。****第十七話:そんな私たちの転生ライフは形を変え「わたしは、千華音ちゃんに命をあげるから。命の次に大切なものも、きちんと預かってほしいかなあって。わたしの手にとったものを、千華音ちゃんの指先で見てほしいの。熱を伝えるってそういうことだから」「媛子のいう『一番大切な人になる』とは、好きなものをすべて同じにすること?」***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。更新は不...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十七話を更新★

  • 2022/07/16 10:54
    みんな友だちだよ #10

    孝一は手紙の封を開けたのを後悔した。封筒の中には、自分名義の通帳と印鑑が入っており、それを見ると毎月振り込まれている。プラス、この手紙だ。「洋一は、高校受験するため、自分の戸籍を手に入れた。その時点で、やっとお前のことを知った。今後は一切振り込まないので大事に使いなさい。」息子である洋一には一言も書かなかったのに、こっちには書いてある。「今後は振り込まない」ということは、洋一との関係はどうなるのだ...

  • 2022/07/15 08:35
    第13話 じょんがらブギ

    子供たちと公園で遊んでいると散歩中の吉田さん夫妻を見かけた。二人は公園に入るとぼくに気づき軽く会釈をしてベンチに座る。 70を機に退職して、近所のレンタル農園を借りて晴耕雨読の毎日らしい。ぼくはあることを確かめたくて二人のところへ行った。 「こんにちは、今年は夏祭りやるそうですね」 ぼくの住む町内会の夏祭りは、盆踊り、カラオケ大会、ビンゴ大会となかなかの充実ぶりだ。夜店はプロの店をはじめ、子供会、サッカーチーム、町内の有志と多くの出店がある。夏祭りの開始のカウントダウンは市長が行うのが恒例になっている。 そんな夏祭りもここ2年は流行病の影響で中止になっていたが、今年は3年ぶりの開催となる。もっ…

  • 2022/07/12 18:13
    自伝的創愛記〈46〉 合格。その栄光は苦悩でもある

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/12 12:23
    第12話 忍者の末裔

    親戚の義孝くんの結婚式で三重県伊賀市に行ってきた。招待は父と母だったが、最後に会ったのは何十年も前だし、三重県に行くほどの元気もないので「お前代わりに行ってこい」という指令を受けた。「ぼくなんて小学校の頃一度会っただけで覚えてもいないよ」「どうせ人数合わせだから誰でもいい」 旅行がてらで前乗りで伊賀に行くことにした。多くの人がそうだと思うが、伊賀と言って思い出すのは忍者しかない。そういうわけで伊賀流忍者博物館へ行くことに。 忍具展示、からくり屋敷と興味深く見ることができた。極めつけは忍術実演ショーで迫力満点。手裏剣が板に突き刺さる音は「おーっ!」と思わず声を上げてしまった。その後は城下町お菓子…

  • 2022/07/12 06:06
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十三)

    ****姫子と千歌音が目覚めたのは客間の床の上だった。卍の字をつくったかのように、頬を寄せ合って眠りこけていたのだった。千歌音が上体を起こすと、肩から薄絹がずり落ちた。どうやら気を利かせた侍女がかけてくれたものらしい。時計のアラームもなく、自然にいっしょに目を覚ますのは珍しかった。「おはよう、千歌音ちゃん」「おはよう、姫子、素敵な朝ね」「わたしね、なんだか今日はいつもより三倍は幸せな感じがするの」姫子だって覚えているのだ。昨晩の不可思議な出来事のことを。きっと他の誰かに言ってもわかってはくれない。だから、ふたりだけの秘密にしよう。そんな意味をこめて、千歌音は姫子の唇に指を立てた。「私は姫子ひとりさえいれば、もうそれでいい。月と地球と太陽と、貴女がいれば…」するすると唇が近づきそうになった、そのとき。どこか...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十三)

  • 2022/07/10 04:47
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十六話を更新★

    神無月の巫女の前身作「十字架トライアングル」全一巻で終わったものの、令和リメイクしたらどんな結末になるのか気になりますね****第十六話:神無月の巫女VS神無月の巫女VS黄金律の星の聖女神よ、こんなの、私たちの知っている世界じゃありません。どうして、いつもいつも、私たちをこんな運命に遭わせるのですか。出会っては別れをくりかえし、ぎこちない笑顔で触れあい、悲しさを投げあう。ささいなことで傷つけては怯え、愛する人に殺されるのさえ幸せだと思いなし、涙で胸あわせたときには、またはじまりを迎えるような刹那のなかで、こんなに儚い私たちを生まれ落とすことが──!!***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。更新は不定期です。...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十六話を更新★

  • 2022/07/08 12:25
    第11話 ベンジャミン文庫

    母はブログで恋愛小説を書いている。ブログタイトルは「ベンジャミン文庫」ベンジャミン好きの母らしいタイトルだ。実家には数種のベンジャミンがリビングや出窓、トイレに置いてある。母の日にはカーネーションではなくベンジャミンを送るのが恒例になっている。 禁断の恋が中心のブログでファンもそこそこいるらしいく、ぼくもいくつか読んだことがあるが、自分の母親書く恋愛小説はなんだか読んでいて恥ずかしいくなったのを覚えている。 妻帯者の上司と事務員教師と生徒ママさんバレーのコーチとママさんなどなど 作品の特徴としてドロドロの関係というものはなく、叶わないとわかっている切ない胸の内を描くものになっていた。「ローマの…

  • 2022/07/07 16:33
    自伝的創愛記〈45〉 さよなら、男女共学

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/07 08:17
    第10話 UFOがルイルイ

    家の前で子供たちとキャッチボールをしていた時、かすかな耳鳴りを覚えた。慢性疲労とストレスからきているのだろう。休みでも子供に急かされ寝ていることはできないのだから。今までも耳鳴りはあったが今回のはいつもとは違い、耳鳴りはどんどんと大きくなっていった。 「やばくない、この音。キーンって。すごい」 子供たちも騒ぎ出している。これは、あの時ぼくだけ聞こえなかったモスキート音なのだろうか?UFO飛来したあの時、子供だけに聞こえたモスキート音が聞こえるようになったのだろうか? 空を見上げる。 うわぁぁぁ、、、マジかよ。 上空にはUFOが群がっている。重なり合っているようにも見える。 左:UFO群 右:拡…

  • 2022/07/04 06:05
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十二)

    「ふふ。姫宮千歌音さん、貴女にお会いできてうれしかったです。神無月の巫女の私たち、すばらしいおふたりでした」来栖守千歌音が一歩近づいて、姫宮千歌音に握手をもとめた。千歌音も微笑み返す。いつのまにか、三組のあいだで、互いの健闘をたたえ合い、別れを述べる流れになっていた。「こちらこそ、まさか、私と姫子が姉妹になっているなんて思いもしなかった」「私たちはもともと同じ魂をもった巫女のつがいの生まれ変わり、だそうです。私は妹と引き離されるのがいやで、神を否定しました。神を愛さず、この世の理を壊して、つくりなおそうとした。しかし、そんなことをしなくてもよかったのかもしれません。姫宮さんと来栖川さん、貴女がたお二方を見て、そう確信したのです」姫宮千歌音が目を瞬かせする。私たちがお手本ですって?むしろ、彼女たちの方が一年...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十二)

  • 2022/07/03 18:42
    留学難民・グエンの日々〈15〉 ハグとラブサイン

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/03 08:23
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十五話を更新★

    神無月の巫女設定資料集によると前世の姫子はお姉さん、千歌音は病弱なお嬢さまという設定の模様(どっちが攻めなのか聞くまでありません!)2005年頃、原作者先生が出された同人誌パイロット版の続きが読んでみたいですね~(^^♪****第十五話:姫子と千歌音の欲しかった永遠の夜あの巫女たちは、私たちの前世。そして、この浮世には存在しない。死がふたりをわかつまで、離れがたきのひとときをむさぼるように楽しむならば。情熱と生との喜びに満ちた、あの愛あふれる巫女たちほど愚かで、しかし、憐れで、どこか愛おしいものもなかったはずで。あれが私たちの罪ぶかき過ぐり世ならば、私たちのいまはどこへ導かれるというのだろうか。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんで...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十五話を更新★

  • 2022/07/01 12:33
    第9話 老人とエレベーター

    スーパーのエレベーター乗り場でのこと。 先頭にいる老夫婦の会話。「なんで上を押すんだ」「だって上に行くんでしょ?」「馬鹿だな、お前は。今上にいるんだから、下へ来いってやらなきゃだめだろ」 昭和を思わせる亭主関白ぶりに奥さんは何も言えずにいたが、救世主になったのはたまたま居合わせた清掃係のシルバー作業員だ。 「上行きたいなら上押してくださいね」 旦那さんは気まずそうな顔でプイとそっぽを向く。奥さんは作業員の方に軽く会釈する。その姿にはしりやったり感はなく、あくまてまも控えめだ。 それにしてもエレベーターを呼ぶという考え方は面白い。行く方向を示すのではなく、まずお前がこっちに来いという姿勢はやはり…

  • 2022/07/01 06:15
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十一)

    「それで、わたしと千歌音ちゃん以外の皆さん。ずっと、ここに?」「そうね、姫宮の屋敷には客室がありますから。お好きに使ってくださっても」「わあい。それは大賛成です」これに乗じて、万歳をしたのは来栖守妹と、ひみこだった。ひみこはどうやら、この豪邸が気に入ったらしく、もう少しスケッチをしておきたいらしい。しかし、愛しの相棒に視線を投げると、かおんはといえば、縛られた女神について気が気でないようで。一刻も早くに帰りたがっている気配がうかがえるのである。そりゃそうだろう、このやんちゃ女神が次に狙うのは、自分のパートナーに違いないのだから。「お言葉に甘えたいところなのですが、私たち、すでに帰る手立てはあるんです」「…と言いますと」「カップ焼きそばと食い合わせのよくないものを口にしてみればいいらしいのです。それも全員一...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十一)

  • 2022/06/29 12:28
    第8話 金柑とキンカン

    同じ読みでも違うものは沢山ある。 雨と飴。花と鼻。紙と髪、、、 それによる勘違いというのもある話しだ。学生時代にアルバイトで一緒に面接を受けた山田くんは、面接官から以前やっていたアルバイトは定期でやっていたのですか?の問いに、 「いえ、切符です」と答えた。 いや、話の流れから定期的にという意味でしょう。完全にツボに入ってしまい、笑いを堪えるので大変だったことがあった。 山田くんとはそれから2年間卒業するまでアルバイト仲間して楽しい時を過ごしたが、卒業を期にUターン就職してしまった。山田くん元気にしていますか? 最近、同音異義語による勘違いで驚いた事があった。 頭痛持ちのぼくは頭痛薬を常用してい…

  • 2022/06/28 12:32
    第7話 うんがつく

    15歳になるアメリカンコッカースパニエルと暮らしている。すっかりおばあちゃんになって寝ていることが多くなった。締まりも悪くなっているようで、うんちを所定の場所でした後もポトポトとこぼれうんちが床に落ちている時がある。うんちをした時は回りに注意!が家族の暗黙のルールになっていた。 それでも数ヶ月に一回は誰かが踏んでしまう。なんとも言えない気色の悪い感触は他に例えようがない。この時の被害者は次女で椅子の影に隠れて見えなかった物体を踏んだ途端に悲鳴をあげた。靴下は洗ったもののもう履く気はないというので、スーパーへ買いに行くことになった。 代わりの靴下をレジへもっていくと近くに花火のくじ引きがあったの…

  • 2022/06/28 06:07
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十)

    「…千歌音ちゃん、ごめんね。へんなことになっちゃって」「もういいのよ。はじめてなんだから、仕方なかったわ」姫宮千歌音と来栖川姫子。ふたりして、頭を下げる。姫子は千歌音を困らせたくはなくて、それ以上にみんなの迷惑をお詫びしたくて申し出たこと。そんな正直な素朴な姫子だから、千歌音は好きなのだった。出会ったときの胸衝いたその笑顔を護りたくて、どんな運命にだって、試練にだって、人からの非難にだって逆らい、耐えていけたのだった。私たちふたりならば──そんな自信が手をつなぎあったふたりの中にはしっかりとあるのだった。「私たち、そのカップ焼きそばを口にしてはいなかったのです。調理法を誤ってしまったもので」姫子がこくんと頷いてみせる。失敗したのは姫子だけのはずだが、千歌音も共に責任を分かち合ってくれるのが嬉しかった。さす...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十)

  • 2022/06/27 16:10
    第6話 ジョン、ポール、ジョージ、アップル

    僕の親父はビートルズ来日公演に行ったことがある。都合の悪くなった知り合いからチケットをもらって行ったものの黄色い声ばかりで演奏はまともに聞こえなかったと言っていたが、事あるごとにこの日のことを楽しそうに話している。 小学校3年生の時、親父に「4人はアイドル」のアルバムを買ってもらった。歌詞カードに載っている4人の写真の下にジョン、ポール、ジョージ、リンゴと教えてもらった名前を書いてから、4人はぼくのアイドルとなり何十年と聞く続けることとなった。 ビートルズと出会って何十年という時が過ぎ、子供が学校でカッコいい歌を聞いたと歌ってくれた。「あかるい みなみのまちの~♪」どこかで聞いたことがある。こ…

  • 2022/06/25 21:32
    自伝的創愛記〈44〉 赤面の疾走

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/06/25 07:42
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十四)

    じょ、冗談ではない!私がキスをしていい姫子はたった一人しかいない。顔をぐいと引きはがし、押しのけようとしても、どこまでも、どこまでも縋りついてくる。こんな強引な姫子の力強いまなざしを、千歌音は知らず。気おされそうになる。姫宮千歌音、唇を奪われまいと、制服のポケットに隠したマスクを着用──のはずが、真っ二つ。ちょっと待って、あなた、ひとの顔にためらいもなく真剣をふるうって…。千歌音の顔がとたん青ざめる。「千歌音ったら、野暮ね。スペイン風邪はもう終わっているのに、まだこんな口覆いをするの?世界はいつも、ふたりの邪魔をする。わたしたちの間を隔てるものは切り捨てるの、──全部ね」ちょっと、待ってください。それ、こっちの台詞なんですけど?何かの漫画の読み過ぎではなくて?クレイジーサイコなんとかいう不名誉な称号をいだ...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十四)

  • 2022/06/24 09:56
    第5話 ジョニー・ピー・グッド

    親父の実家は長野県安曇野市で代々続くりんご農家だが、8人兄弟の7番目の親父は実家に残ることはできずに中学を卒業すると同時に集団就職で東京に来た。子供の頃は家族で夏休みに遊びに行ったりしたもしたけど、最近では冠婚葬祭に行く程度になった。 家業を継いだ長男の十三回忌にすっかり足腰が弱った親父の代わりに家族旅行がてら安曇野市に行くことがあった。平成の大合併で市になったものの元は村だった土地はやはり村というにふさわしい。久しぶりに訪れた親父の実家は建て替えをして綺麗になっていたが昔の面影は残していて懐かしさが込み上げくる。四方を山に囲まれた土地に子供たちも興奮気味だ。 十三回忌の施主は僕と同い年のよっ…

  • 2022/06/23 13:38
    最新作! 「みんな友だちだよ」 #1

    甲賀の血を受け継いでいる人間が新潟に養子に出された。高河隆は、村上へと姓が変わった。結婚した相手は中国人で、どことなく生母に似ている。いわゆるマザコン気がある男を父に持って生まれた子ども。それが、村上洋一だった。その前にバツ一で娘もいるが、こちらは早死にした元妻との忘れ形見だ。この2人を手元に置いていた。娘は洋子と書いて、ヒロコ。息子は洋一と書いてヨウイチ。いずれも「洋」の字が入っているのは、双子...

  • 2022/06/23 12:36
    第4話 トム・クルーズと牛丼

    バラエティ番組でタレントが来店した時の写真やサインが店内に掲げられているのはしばしば見る光景だ。僕が住む片田舎でも例外ではなく、ラーメン屋、佃煮屋、定食屋でお笑いタレントや元スポーツ選手が店主とにこやかに写っている写真を見ることができる。 隠れ家的な店にお忍びで芸能人が来ているなんていうのも聞く話で、芸能ニュースが好きな妻は「〇〇ちゃんってこういう店が好きなんだぁ、意外」と興味津々。 僕が遭遇したのは半端な有名人じゃない。僕が遭遇したのは、トム・クルーズだ。それも僕が住む片田舎の駅前にある松屋。 それはトラブル処理で忙しく昼食も取れず空腹に耐えきれなくなり、帰宅前に松屋に飛び込んだときのことだ…

  • 2022/06/22 12:42
    第3話 回転レシーブ

    中学時代バレー部だった。一生懸命やってはいたけれど、三年間を通して補欠でレギュラーになることはなかった。 顧問の権藤先生は変わり者で、回転レシーブに異常な情熱を注いでいた。その情熱は常軌を逸していて、練習の半分を回転レシーブにあてるほどで、前転、側転のマット運動を取り入れていた様を見て、他の学生たちは回転レシーブ部と揶揄していたりもした。 ある日の試合のこと、全国大会にも出たことがある強豪校相手で、到底僕たちが太刀打ちできるできるわけもなく大差で負けたが、試合後のミーティング権藤先生はその結果に触れることはなく、何度か回転レシーブを決めたレギュラーたちをほめ上機嫌だったことを覚えている。 バレ…

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用