ガガガ文庫から発刊されているライトノベル 「ささみさん@がんばらない」についてなら何でもOKなトラコミュです。 原作者 日日日 原作イラスト 左 アニメ化決定
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こんばんは。 まずは、ダチョウ俱楽部の上島竜兵さん、俳優の渡辺裕之さん、ご冥福をお祈り申し上げます。 とても素敵な方たちだったのでお隠れになったのは非常に残念です。 一刻も早く世界中が綺麗に洗い流されますように。 本題に入ります。 新しい小説が完成しました。 「 意味が分かると不...
姫神の巫女とならぶもうひとつの神無月の巫女アフター神に叛逆し、軛(くびき)を乗り越えた「絶対少女聖域アムネシアン」もオススメです(ただし読む人を選びます(笑))****第五話:ふたりだらけの舞踏会、いざ第六話:神無月の巫女VS神様VS絶対天使しかし、今はともかく、姫子の安全確保が最優先事項。どう考えても、この表裏一体のふたりの千歌音似は、姫子ひとりを奪い合っているらしい。この二人は、人間の顔をしたバケモノとしか思えない。人間の気配が皆目しない。人間は人間ではないもの容赦はしない。まして、それが愛しの君を傷つけられそうになっているのなら。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。更新は不定期です。◆姫神の巫女ほか二次...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第五話・第六話を更新★
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
どうやらわたしは公園のベンチで、サングラスを掛けたまま眠り込んでいたらしい。おかげで昼か夜か、起きてすぐにはわからなかった。サングラスを外すと、これまでに見たことのないような、色とりどりの世界が目の前に広がった。色とりどりにもほどがあった。それはつまり自動的に、夜ではないということになる。 正面にフーリッシュグリーンの芝生が広がり、それを囲い込むように配置されたオールドスクールレッドのベンチの脇には、ミートボールブラウンの土に満たされた花壇が並んでいる。 花壇のそこここには、アコースティックブルーやオルタナティヴイエローやジューシーオレンジに彩られた花が咲き乱れ、その傘の下をデスパレートブラッ…
兄2人が起きてきたのは翌日の朝だった。 「ゆ・う・ひ・くん」 「元気そうだなあ。」睨んでいる2人に雄飛君は朝食を差し出す。 「おはよ、お兄ちゃん。昨日はごめんね。おじさんに言われた通りにしていれば良かったのに、特攻隊になっていたんだ。お腹すいたでしょ。はい、どうぞ。」そう言って夕べの夕食のおかずも出している。 「お前は、朝から」 「太れと言うことか?」そんな兄に雄飛君は応じている。 「こっちは昨日...
もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。近頃少し、地球のご飯に飽きたところよ♪な千歌音ちゃんと姫子が珍しい夜食をご所望です。神無月の巫女の二次創作小説第十五弾。姫神の巫女漫画化記念に書いた、お笑い中編SSです。ご笑覧ください。全二〇話を予定しています。基本ギャグですが、百合度はいまの前世編二次小説よりはやや高めに設定しています。姫神の巫女については、ウェブノベル版および漫画版単行本二巻を既読であれば大丈夫な程度のネタバレを含みます。神無月の巫女二次創作小説の第十五弾としていますが、【姫神の巫女二次創作小説一覧】に所属させています。お時間がありますときに、お楽しみいただければ幸いです。ちなみに、作者はべつにカップ焼きそばが好きではありませんので、あまり食べません。このSSを書くにあたって試しに食しましたが、...【序】神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(〇)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
若いって良いねえ。まだ幼かった頃の自分たちを思い出していた。 「なんか楽しくなってきた。ねえ、デフォルトでやってみたい。」 「ものすごく速くなるし、位置も高くなるよ。できないと思う。」 「高いってどれぐらい?」 「低くて3m、一番高くて7m。」 「それがデフォルトなの? それは無理かもぉ……」頑張り屋な雄飛君を見ていると、不思議と“この子なら”と思えてくる。 「さあ、下りるよ。」 「まあ、明日から2日...
湯気のもわもわと立つアルミの蓋を指先で撫でるように閉めながら、姫子があかるく振り向いた。蓋には「UFO」──ウホッいい男、の暗号ではない、念のため──と印字されており人気漫画のヒロインが描かれている。「わるキューレ」という美少女キャラらしい。キューリのQちゃんとごろあいが似ているが別物である。人気声優が主演したアニメもヒットしたし、主題歌がオリコンランキング入りした話題作らしいと、緒方恵美姐さんが若い子向けにツイートしたから間違いない。アタシ、どうしたらいいのかな。笑えばいいと思うよ。姫子が延々と語るヲタク節を、千歌音は微笑ましく耳傾ける。アニメに詳しくなどない彼女にとって実際はなんのこっちゃさっぱりなのだが、姫子の言葉を否定しないのは嗜みでもあるし、千年越しの愛の業ともいうべきであろう。「千歌音ちゃん、3分間...「召しませ、絶愛!」(二)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
GWは神無月ワールドへトリップ!角川コミックウォーカーで、スピンオフ漫画『姫神の巫女』第六話まで無料掲載中!!下屋則子さん、第二子ご誕生おめでとうございます!!****第三話:かさばる日月、はりきる宮様第四話:愛と死と、いとし恋し君への招待状しかし、そこはさすがの姫宮千歌音。偶然をチャンスに変える、絶望を絶対に変える女。百合の歴史史上、最強にして最愛の攻めの名を勝ち取った女である。姫子の悲しみは笑顔にするのが、わが務めとばかりにすぐさま対処を。「だいじょうぶよ、姫子。私がなんとかするから」***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。更新は不定期です。◆姫神の巫女ほか二次小説◆に収録しています。百合度はやや高めですが、...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第三話・第四話を更新★
3人とも、こんな事を言ってくる。 「甲賀忍者って、時代劇に出てくるよな。」 「明智だっけ、織田だっけ? どこかが手懐けていたっていう忍者だろ。」 「暗躍したっていう江戸時代の影武者?」これはテレビの見過ぎか。この子たちの情報源はテレビなのかと思うと本当の事を知って欲しくて言っていた。 「この蔵の中にある本を読むと少しでも祖先のことが分かるよ。」すると3人とも同じ発想なのか、似たような言葉が返ってき...
紅いろづき、落ち葉舞い、風に鈴虫の鳴き音がまぎれて、夜がいっそう近くなる。そんな秋深まる神無月のとある日のこと──。これは、凄絶な運命に結ばれたふたりの少女に生じた、世にも不思議な物語である。****姫宮邸には、誰も知らないメニューがある。このお屋敷の主・姫宮千歌音のために饗される食事は、ただ一人の口にあうために、多くの人手が介在している。和洋中の一流のシェフを揃え、管理栄養士に献立を考えさせ、名器に彩りよく盛られて配膳される。すべては、この館の侍女長の抜け目ない差配のもとで。メニューに主が文句をつけたことなど一度たりとてない。だが、そんな当たり前は、とあるひとりの平凡な少女の登場で変わりつつあるのだった──…。「乙羽さん、きょうのお夕食、要らないわ」麗しい唇から発せられたその言葉は、如月乙羽の胸にぐさりと刺さ...「召しませ、絶愛!」(一)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
俺たちは中学校に入学すると独り立ちを強要された。何のために?兄貴は明るく振る舞うようになり誰からも好かれるキャラになってしまい、高校入学と同時に年上女性と付き合い半同棲するようになった。でも根っこは変わってない。落ち込んだ時は俺に抱きついてきていたからだ。なら、今回は?思いに没頭していた。何かを決意していたのは分かっていた。だから来たのだろう。あの時、兄貴はなんと言っていた?来た理由を並べ立ててい...
アニメ版神無月の巫女のひめちかツーショットは、はたして誰の目線なのか?漫画版姫神の巫女で、ちょこっと客演した「乙羽さん」がファン待望のアフター同人誌ではいい役回りに****第一話:姫宮邸の暗黒メニュー第二話:3分でおいしくなる魔法ふふ。かすかに笑って千歌音は優雅にピアノ椅子に腰かける。一年前は遠慮がちだった私たち。いまでは、姫子とも気軽に冗談を言い合える仲になっている。触れ合うのが怖くて、遠慮がちだったけれど、友達以上には進んだはずだ。想いたまう君を困らせるような茶化しをしたくはなったけれど、そこはさすがの姫宮のお嬢さま。姫子の提案したお夜食に免じて、こちらは名演奏を進呈しよう。3分で弾けるエチュードのうち、さあ、どれにしよう。両の手を鍵盤に下ろしかけた──。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第一話・第二話を更新★
姫神の巫女が終わってもヒメコとチカネの歴史はまだまだ続く(続編を希望!!)神無月の巫女からやがて姫神の巫女になる二次創作小説をお届けします。以前に発表した姫神の巫女二次創作小説「さくらんぼキッスは尊い」とほぼ同時期の、漫画化記念に書きあげたコメディ中編です。もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。※原作のイメージからかけ離れています、要注意!!お読みになりたい方はコチラから♪【目次】神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」更新がいつも不定期で申し訳ありません。お時間のありますときに、覗いていただけますと嬉しいです。すでに姫神の巫女は最終巻も出て、さらに昨年末にはアフターストーリーの同人誌も発売され、楽し...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の掲載開始★
こんばんは。 部屋の運気をよくするために、在宅ワークの合間に時間見て布団を洗濯しました。 本題に入ります。 新しい小説がまた出来ましたので載せます。 今回からは、ブログ初のスカッとする話になります。 ある日のツボウチ洋菓子店にて。 七瀬虹郎「此処のケーキ美味しいなあ!」 キャラメ...
「去年すこし君は1人だったけど、今年の花見はこんな可愛い萌ちゃんと一緒、良かったねぇすこし君」(いい加減スコッチって覚えろと言いたかったが…諦めた)「はい!まぁ」スコッチは照れながら、右手で頭の後ろを押さえ、首だけを何度も前に出した。若者独特のお辞儀なのだろうか?「萌ちゃん、もう慣れた?」「はい?」萌ちゃんは質問の意味がわからなかったみたいだが涼介、恵里、ポン太の3人はすぐに気付いて焦った。それは、母ちゃんの質問は、スコッチのブ◯◯クな顔に慣れた?って意味だから。 世の中本当に不思議な事があるもので、テレビやメディアに出てもおかしくない可愛いさ満点の萌ちゃんと、テレビやメディアに出てもおかしい…
「兄貴……」 「翔馬。あいつは高校の時から、お前を敵対視していた。」 「え?」 「ほら、学校の成績って同点だと順位はどうなる?」 「あいうえお順……」 「だろ。だから、あいつは優位に立てていたんだ。」 「意味が分からないのだけど?」そう言うと、瑞樹は溜息をつき、こう言ってくる。 「頭良いくせに鈍いよな……」 「誰が何だって?」 「そういう所は全然変わらん。」 「瑞樹君?」睨んでいるにもかかわらず瑞樹は...
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「で、全員やっつけたの?」 「5人ぐらい残っているよ。」 「ブランクもあり全然やってない奴には、まあまあなデキだな。まぁ、ここの連中は弱いからなあ。」すると違う声が聞こえてきた。 「いい加減、そこからどけ。」 「お、起きた? ここの連中、5人残してやっつけたよ。」 「そりゃ、お前にかかれば赤子の首を切るようなものだろう。それよりも、どけ。」 「はいはい。」 「まったく、こいつらは揃いも揃って同じ...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
こんばんは。 本日は買い物帰りに桜の並木道を見てきました。 桜が咲き続けるとチューリップや蒲公英などが咲き続けますので、春を迎えたなあという感じになりますね!🌸 本題に入ります。 今作は、 二次元版の都市伝説 の話になります。 小説では面白系だけでなく、このようなお話やスカッと...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
目を開けると伯父は固まっている。思わず口に出ていた。 「ウブなのか……」 「お、おと、おと、おと……」 「男とするのは初めてなのか。なるほど納得。」 「お、ま……」 「なら手加減してやるよ、童貞君。」そう言うと床に身体を押し倒してやる。 「だ、誰がどう、こら、何を」 「ケツ掘ってやる。もっと良い気分にさせてやるよ。」 「バカ、やめろ。チビ」 「チビじゃないの見りゃ分かるだろ。」 「めろっ」 「あんたが、...
今晩は。 4月本番と言う事で、今回は面白小説を載せたいと思います。 そろそろ桜が満開の時期(関東辺りでは既に咲いてるらしい)ですので春らしい内容になっております。 とある蒲公英畑に、皆で遊びに来ていた時の事。 パト&リズ「わあ~!すごーーーーーい!」 栗山沙織「一面黄色だなー。」...
「翔馬っ!」微かに聞こえてくる怒声と嬌声に不安が過るので、自然と走ってしまう。翔馬、翔馬。俺は高校の頃から、ずっと見てきたんだ。誰にも渡したくない。誰にも触れさせたくない。俺だけのものにしたい。そう思いながら、今まで側に居たんだ。お前が、俺の事をどう思っていようが俺は手を離す気はない。段々と怒声が大きくなってくる。 「翔馬っ!」これは正門か。よりにもよって人の多い所でするとは。そんな俺に誰かが声...
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ここだと言ってノブを回して開けると甘い匂いが鼻につく。甘い匂いって何だ? 「何しているんだ?」その問いの返事はキッチンではなくリビングから聞こえてきた。 「お帰り。今ね、シュークリームが焼き上がったんだ。」 「ったく、お前は……。これ以上、俺を太らせる気か?」 「運動すれば大丈夫だよ。おきゃ……」俺を見る目が大きくなった。おそらく、その“おきゃ”を目にしたからだろう。その”おきゃ”と呼ばれた人物は声を掛け...
今晩は。 まずは更新が遅くて申し訳ありませんでした。 先週の16日の深夜は大きな地震がまた起きました。 あの地震は東日本大震災以来の経験です。 幸い我が家では、ガスも電気も水道も無事でしたので今回は冬至の2011年の時ほどではありませんでしたが、お気に入りの食器は可也割れてし...
エリザベスは頭が痛かった。 王妃として、ウィンザー公爵家の跡取りが結婚したことはめでたく思うが、その経緯と相手のことを考えると手放しで喜んではいられない。国王たる夫も一枚噛んでいるというのだからなおのこと——。「そんなことより用件をおっしゃってください」 そう言い放ったのは、件のウィンザー公爵家の跡取りであるリチャードだ。 近況を尋ねたのだが答える気もないということだろう。侍女が淹れた紅茶にも軽く...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
ここに来て20年以上経ったが、まさか長兄の子どもがいるとは思いもしなかったな。大人しく男らしくなった。弟の方かな。いつの間にか参謀となり、今度は総代のペットへと変わってしまった。どういう事だろう。それに、総代は頭が良いしキレるので、こちらもフル回転させないといけない。だからターゲットが分かった時は、どのようにして避けさすが考えたものだ。なのに、10年間も狙っていたのだがパタリと止んだ。なぜなのか聞きた...
神無月の巫女二次創作小説第七弾「グリーン・バレンタイン」の目次頁です。売れッ子だけど人間離れした漫画家レーコ先生と、リアリストな駆け出し歌姫コロナとの、淡いつながりを描いたもの。2009年2月14日のバレンタイン記念SSとして発表したものです。加筆修正して、2022年3月14日再構成し掲載いたします。後書きも現在の状況に応じ、加筆しています。また、タイトルを片仮名に、ナンバリングを漢数字に変更しました。前置き:初めにお読みください。第一話:グレー・バレンタイン第二話:レギュラー来賓第三話:レス・ザン・キャット第四話:偶像への贈り物第五話:ビター・バレンタイン第六話:グリーン・バレンタイン最後に:御読了ありがとうございました。(2009年2月14日初出、2021年10月10日加筆修正のうえ再構成、2022年3月1...【目次】神無月の巫女二次創作小説「グリーン・バレンタイン」
ストイックな漫画家は二次元世界の完成を前にして、人間であることをやめてしまうのだ。妄想のかすみだけ食んでいれば生きていられるのに。どうして、自分は描かれた理想の国に行けないのだろう。からだが重い、熱い。正直、食事なんてめんどくさいと思う。神無月の巫女二次創作小説第七弾「グリーン・バレンタイン」を加筆修正してお届けします。2009年2月に発表しました「GreenValentine」をタイトル、ナンバリング変更して、目次頁を追加のうえ再投稿しています。ストーリーに大幅な路線変更のない範囲で修正なので、リンクは変わっていません。話数同じ。このふたりって、性格がアッパー系とダウナー系でまるきり正反対なのに、なぜ惹かれ合っていそうなんだろう?──を当時追及したら、こんな話になりました。お読みになりたい方はこちらから。【目...★神無月の巫女二次創作小説「グリーン・バレンタイン」の改訂版★
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
何かが俺の顔に当たってくる。それは段々と硬く大きくなってくるのが伝わってくる。瑞樹は諦めたのか溜息まじりの声がする。 「ったく、こいつは……」ジッとしていると、その塊は熱を持ち、もっと大きく固くなってくる。そのうちに俺のも固くなるのが分かる。 「翔馬、俺の止め方が悪かったから……」言いたい事は分かるよ。でもね、俺は脱力状態になっているんだ。でも、変だな。今まではこういうのはなかったのに、目の前の黒いモ...
今晩は。 昨日からPCのマウスの調子(基本的にはSUBハブ)がおかしくなったりして大変でした。 何とか我がPCは生きてますが(笑)にしても3月に入り、日が長くなりましたね! 本題に入ります。 小説の第3話になります。 最近、YouTubeで「 意味が分かると怖い話 」シリーズ...
痛みが来ないのは何故なのだろうと思っていると声が聞こえてくる。 「大丈夫か?」 「ああ、大丈夫。何かに躓いて」 「怪我していないなら良い。」 「うん、それは大丈夫だよ。」でも、目の前が暗いのだけど、これはどういう事なのかな。たしか床はフローリングのはずだ。 「瑞樹……」 「どうした?」 「俺、俺……」 「やっぱり、痛みは後から来るっていう意味か……」 「違う。俺の目の前が真っ暗なんだけど、どうしてなんだ...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
あれから1週間経ったので決行した。風呂はいつも一緒に入っているのでいつでもできるが、難点は俺の甘え方だ。兄貴だと思えばいいのかな。試しに甘えてみるか。もしいけそうなら、そのまま空手に持ちこんで体術を教え込んでやる。そう思い少しずつ甘えているのだが、中々いけそうにない。 「なあ、俺の世話を焼くの楽しい?」 「ああ、楽しいぞ。」 「瑞樹の、その概念はどこにあるの?」 「可愛くて、ずっと手元に置いておき...
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特撮で有名な円谷プロの元スタッフのブログです。面白くてためになる「小説」や「お話」「詩」をお届けします。【通常ブログ画面】 からお入り下さい。
特撮で有名な円谷プロの元スタッフのブログです。面白くてためになる「小説」や「お話」「詩」をお届けします。【通常ブログ画面】 からお入り下さい。
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
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皆様、 今晩は。 最近、無料で遊べるキャラメーカーっぽい物は無いかなあと調べていたある時「 2022年の脳内メーカー 」を見つけてしまいましたのでやってみました(管理人の結果は後述にて)。 今回は、二次元の世界でも脳内メーカーで遊ぶ話を書かせて頂きました。 最後まで、見て頂けると...
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今晩は。 此方のブログでは初めて書いた小説を載せます。 二次創作物が殆どになると思いますが、前のブログの続編も兼ね、中身は少々新しい要素を取り入れました。 まず、看板組の代表である 桜道舞 が挨拶致します。 桜道舞「ジュエルズフィールドは、その名の通り 宝石のように輝かしい街。 ...
気がつくとベッドに横たわり布団もかけられている。あれは夢だったのだろうか、それにしても身体の節々が痛いのはどうしてだろうか。牢屋の鍵が開いて誰かが入ってくる。 「お前の処分が決まった。」この声は瑞樹だ。 「追放されるの?」 「いや、お前はペットだ。」 「ペット?」 「ああ、そうだ。俺のペットだ。」 「それって」 「お前が使っていた部屋は没収して、今夜からは新しい所になる。」 「どこ?」ベッドから下...
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まさか撃ってくるとは思わなかった。腕が痺れる。 「おいおい、腕が痺れたじゃないか。」 「……してやる。」 「翔馬、お前は自分の事を考えろ。こっちはこっちで今までのように逃げ切ってやるから。」その声に反応したのは瑞樹だ。 「今までって……。翔馬、まさか、お前がリークしていたのか。」 「リークって何の事?」 「何って……。あ、そうか。話し合いには参加させなかったんだ。」兄貴の声が聞こえてくる。 「じゃーな。...
兄貴のおどけた口調が聞こえてくる。 「おんやぁ、腰巾着じゃないか。」 「とにかく逃げて。」 「はいはい、分かったよ。」 「逃げて。逃げて生き延びてね。」 「ほいほい。」 「兄貴、早く」 「任せなさい! 本家の家系図のありかが分かったので一安心だ。」瑞樹は、その言葉に反応した。 「本家の、家系図って……」 「腰巾着ちゃん、翔馬をよろしく。」 「てめぇに言われなくても。」なにを2人して言いあいっこしてい...
俺は兄貴とチャットで話していた。 「しかし、お前の予想は昔からよく当たるよな。」 「双子特有のテレパシーかも……」 「俺には、そんなのないなぁ。」 「でも怪我とかはあるでしょ。」 「それぐらいはある。」 「かくれんぼとかね。」 「うんうん、かくれんぼにはならなかったな。」 「だから、お願い」 「今回も、か。」 「うん。だけど今回より先は見えないんだよね。どうしてなのだろう?」 「力が消えるということ...
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総代と呼ばれていた男の娘は翔馬に近づきだした。だから邪魔をしていた。なぜ翔馬が欲しいのか分からなかった。その答えは総代が教えてくれた。甲賀忍者について話をしだし、本家の血筋を手に入れたいということだった。元々、甲賀は地名で、皆が皆、当て字を使っているとの事だった。「本家の家系図は本家代々しか持っていないので手元にはないが、彼が欲しいんだ。友人、いや親友の君になら話をしてくれると思うが、手を組まない...
怪しい雰囲気を身に纏っている女性が翔馬の頬に手を触れている。 「お前の女かと思っていたのだけど違うのか。なら良かった。」翔馬は固まっている。こんな風に女性と触れあった事はないのだろうなと簡単に分かる感じだ。なので助け船を出してやる。 「何が良かったって?」 「お前には関係ない。この男は貰う。」 「こいつは俺の」 「友人は黙っていろ。」 「友人ではなく親友だ!」 「同じだ。」 「このアマ」翔馬は俺の...
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その紙切れを渡され、単身で乗り込もうとしているのは翔馬の兄の体育バカ。 「なんで……」 「ん? おー、腰巾着じゃないか。久しぶりだなあ。」 「なんで、あんたが……」 「自分の妻を助けるのは当然だろう」 「妻って……。ええっ!」単身で乗り込むにはバカにも程がある。そう言ってやると、考え込んでしまった。結局、3人で乗り込んだ。 「1人でと言ったはずだがな。」 「ああ、もちろん1人だ。」 「どう見ても3人だな...
それは、休日の朝に響いた呼び鈴から始まった。 常識的にいって来客にはすこし早い時間だ。約束もなかったので、執事に対応を任せて妻のシャーロットとゆっくりダイニングを出ると、そのとき玄関のほうがやけに騒がしいことに気がついた。「さっきの来客か……君はここにいて」「はい」 シャーロットを残し、いささか緊張しながら玄関の様子を見に向かう。よほどの馬鹿でもないかぎり、正面きって公爵家に殴り込みには来ないだろ...
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翔馬、俺は高校生の頃から狙っていた。あの体育バカと双子だと知って軽くショックを受けたものだ。本が好きで図書委員を3年間やり、司書の資格を取ったほどの奴だ。そのせいか博識で知識があり真面目だけど、どこか抜けているところがあり憎めない。どちらかというと、片割れである兄貴の方が女子にモテていた。そんな翔馬に女が近寄ってきたのは大学生の時だった。翔馬とは大学は違うが、同じアパートに住んでいて部屋は隣同士だ...
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部屋の中をぐるりと見回す。自分が持ってきた物は、この家系図だけで他はここに来て買った物だ。なくても大丈夫なので未練も悔いもない。でも、この家系図も必要ない。頭の中に入れたので跡形もなく消そう。兄貴、ごめんね。そう思っていると、部屋の中が薄暗くなってきているのに気がついた。急いで電気を灯し食事を作る。今夜は何にしようかな。皆で食べる食堂はあるが、俺は自室で作って食べている。個室連中は食堂を利用しない...
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パソコンの画面越しに話していた。 「無事に逃げられて良かったね。」 「翔馬のお陰さ。」 「こういう事しかできないから……」 「そういう顔をするんじゃないの。お兄ちゃんを信じなさい。」 「もちろん信じてるよ。だから逃げて、逃げまくって捕まらないでね。」 「おう。それじゃ、またな。」 「うん。」プツンと切れたディスプレイに向かって独り言を言っていた。 「兄貴、和志君、拓真君、雄飛君。皆、元気で生きてくれ...
苛ついていた。 「くそぉ……。またか、またなのかっ!」その苛つきに輪を掛けてくるように戦闘部隊の隊長は報告してくる。 「は、はい。申し訳ございません。」 「いつも、いつも……」そこで言葉を飲み込み、深く息を吸い込み気を落ち着かせると睨み付けながら言ってやる。 「他の言葉はないのか。」 「もうし」シッと、横に立っている隊員に小突かれ気がついたみたいだ。 「て、徹底的に探し出し、こちらに連れて参ります!」...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
「涼介、イカ忘れてるでしょ!?」「あっ、!ヤベー忘れてた、ごめんしかもまだ切ってないし。でも今解け頃で一番切り易いかも、切ってくるわ」「いいよ涼介、お前酔っ払ってるから指切るぞ!俺がやるよ」ぽん太がイカを持って近くの調理台に向かうと沙織が後をついて行き「私も手伝います!」その行動に涼介と恵里は顔を見合わせてからにっこり笑った。緊張が少しほぐれた絶妙のタイミングで涼介の彼女恵里がナイスアシスト。お互い君とちゃんで呼び合う、タメ口で話す事を提案。そのおかげで男子はテンションが一気に上がった。女子は若干微妙かなぁ?と思った恵里だが今の沙織の行動で一安心した。実を言えば涼介は、ぽん太の好みは沙織ちゃん…
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
しかし、刑事、警察ね。私は、そんな者にはなりたくない。今は警視総監になっているが、あいつは私をハメたんだ。私をハメて、あいつは警視総監になったんだ。幼なじみで親友だと思っていた奴、小早川正浩。いや、思い出したくもない。ところで、あの女をどうするかな。いつものようにどこかに捨てるか。それよりも、目の前で嬉しそうにしてる奴が先だな。あんな服装だからナメられるんだ。副学長らしく、せめてポロシャツにしても...
結婚式のあと、ウィンザー公爵家の若夫妻となったリチャードとシャーロットは、しばらく領地で過ごしてから王都のタウンハウスに戻った。この地で、この家で、これから二人の新たな日常が始まるのだ——。「数日したら非番だから、そのときは二人で街に遊びに行こう」結婚休暇を終え、久しぶりに騎士団の仕事に出かけようというところで、リチャードは見送りのシャーロットにそう言った。唐突だったせいか、彼女はすこし驚いたように目をぱちくりとさせる。「お仕事のほうはよろしいのですか?」「ああ……」タウンハウスに戻ってからの三日間は、不在時にたまった書類などを処理するのに必死で、とても遊びに行くどころではなかった。だが、もうあらかた片付いたので一日くらいなら問題ない。「急ぎの面倒な案件さえ来なければな」「ふふっ、では祈っておきますね」シャーロ...「伯爵家の箱入り娘は婚儀のまえに逃亡したい」番外編公爵家の次期当主は愛する新妻とデートしたい
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
(やっぱ佐々本さん、美人だなぁ)「伸!何ポーッとしてんの。則子さんきれいだなぁー、とか考えてたんでしょ!」(何でコイツわかるんだ?) 「バ!バカな事言うな!」「いいよもう、顔に書いてあるんだから」慌てて顔をなでる伸彦「馬鹿…」 伸彦は咳払いをしてから 「えー、先程絢里さんがサラダバー行ってる間に佐々本さんから重大発言がありまして」 「笑笑!何その言い方、選挙にでも出るの?笑」 「うるさい!いいかよく聞け。さっき佐々本さんが俺をイ、イケメンだって!」 そう言うと伸彦の顔が秒速で唐辛子のように真っ赤になった。 「なわけ無いでしょ!聞き間違い、空耳、妄想」 「どんだけ否定するんだ!」 「そんなこと則…
『ねえ伸、昨日の私の行動知ってる?』『これはこれは絢里さん、おはようございます、昨日の記憶があまり、ほとんど、いや全く残っていらっしゃらないんですか?』(わー、この言い方、私絶対何かやらかした)『ねえ、とにかくちょっと来てよ』 「おはようございます」伸彦は普段、絢里の家に入る時は“ごめん下さい”などの挨拶はせずにそのまま絢里の部屋に行く。昨夜は“荷物”があったから呼鈴を鳴らしただけである。「伸くんおはよう、昨日はありがとね」「いえ、別に…」「部屋にいるわよ」絢里の母親はそう言ってから自分の旦那さんに向かって「だから伸くんでいいのにねぇ」(昨日から何だよ!伸くんでって、でって、なんでおめんちの絢…
『のーぶーちゃん!笑笑』(うーわ、コイツべろんべろんに酔ってる!どうせ迎えに来いって電話だ、1億円賭けてもいい)『今わらしは、何処にいるんでちょうか?』『どうせ“太郎”だろ?そこしか行かねぇじゃんかお前』『何でわかるのぉ〜?伸って超能力ちゃ?』 (何だそのお茶は?) 『それともスカートー?』『俺はスカートォでもないし、ストーカーでもない!はぁ…』『ねえスカートォ、迎えに来て』(ほら始まった)『おい絢、側にもっとマシなのいないのか?』『あんたねぇ!スカートォの分際で何言ってん笑笑笑、代わってちょらい!』『もしもしお電話代わりました、佐々本則子です』『あっ!はっ!さっ、佐々本さん!こ、今晩は』『あ…
深呼吸して店の中に入る。途端に名前を呼ばれる。 「彰君、お疲れ。こっちだよ」 「はい、ちづ………、雅デカ長」 「なによ改まって、変なの」だって、お小言食事とデートだと気分的に違う。しかも、もう1人は女性だし。 「食事はセット物だよ。もう頼んじゃった」 「ええっ」 「食べたい物あったの?」 「いえ、良いです」これはアルコール頼めないなと思い直していると、その女性を紹介してくる。は? なんだって、今、な...
一方、こちらは新潟。今日も彰は千鶴の後を追う。 「千鶴さん」 「彰君、どうしたの?」 「その……、あれは治に渡してくれましたか?」 「あれ?」 「治だけでなく俊平にも渡してくださいねって、頼みましたよね?」その言葉で分かったのだろう。 「ああ、手紙の事か」 「そうです」 「渡したよ」 「ありがとうございます。なら、どうして返事が来ないのだろう……」何かを感じ取ったのだろう、直属の上司である千鶴は溜息を...
ヒマで、本当に暇で仕方なかったというのもあり、ナイフが医学部で教鞭を執っている時間、雅治の実父である副学長は体育学部のある教棟に行っていた。 「え……」 「お、おい……」 「あの人は……」ざわめく中、学部担当は立ち上がると側に駆け寄っていく。 「どうされたのですか? 呼んで頂けると参りましたのに」 「これを教えて貰いたいなと思って」と言って見せたのは、息子から貰ったアーチェリー一式だった。 「これってど...
副学長は俺にくっついてきたナイフを引き離してくれると、こう言いながらパンフレットを渡してくれる。 「はい、これが英語学部のスケジュール表だよ。これを見て動いてね」最初からさせる気だったのかと気がつく。でも、するのはお試しだけだからな。だから再度強調していた。 「副学長。お試しですよね?」 「そ、そう。お試しだよ」まったく、この2人は侮れないなあと思いながら体育学部の教棟に戻ってきた。そのパンフレッ...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
無事に夏休みも終えた9月、前期の後半が始まる。その日の終わり、副学長から話しを持ち出された。オリンピック前にも話しを出された事を思い出す。 「俊平先生、英語科の担当の話しだが、考えて貰ったでしょうか?」 「考えていませんでした」 「だろうね。来年度からになるので考えといてね」 「私は体育学部なので専門違いだと思いますよ」その言葉に即座に反応したのはナイフだ。 「基礎英語とヒアリングだけでもやってみ...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
ランチ会が終わると、学生達はホールを片付けていく。体育学部の連中ばかりだ。そうか、これが条件だったのかと納得した。ま、その有り余っている体力の発散方法はナイフが考えたのかな、なんて思っていた。治がいたので声を掛けてやる。 「治」 「あ、先に行ってて」 「分かった」 「あー、ちょっと待って」 「なんだ?」ボソッと言ってくる。 「着替えて来てね」 その言葉にスーツを着ていたんだと思い出す。分かったと返...
バイキングだと食事にありつけない。だけど何か食べておかないと夕食までもたないと思っていたらシュークリームを見つけた。1つを口に頬張る。 「ん、美味い」あと3つ、いや4つ、5つと口の中に入れていく。 「最高。これは美味いや」 「それは嬉しいな」その言葉に振り向くと学長がいた。 「もしかして、学長が?」 「いやいや、卒業生に作って貰ったんだ」 「美味しいです」 「ありがとう。そう伝えておくよ。こっちの...
一方、こちらは副学長と理事長たち。あきれ顔で言ってくるのはナイフ副学長兼理事長。 「ったく、いつまで経っても10秒挨拶だよな」 「いや、1分以上話したよ」その反論に返ってきたのはマッチョ理事長の言葉だ。 「正確には1分8秒だな」 「マッチョは測ってたのかよ……」フォローしてくれたのは手袋理事長。 「ゆっくり喋っていたから時間かかったのかもね」 「そうそう」嫌みを言ってくるのはメガネ理事長。 「でも、中...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
日本が誇る同人活動サークルの発表イベント、コミックマーケット。東京五輪2020が催された今年の夏は、コロナ禍もあり中止に追い込まれたものの。2021年7月の今現在、年末から来年明けにまたいで開催が予定されているようです。私はこうした大規模イベントには、ただの観客としてもご縁がなく、この先もないままでしょうけれども。稀にプロの作家さんがコミケで耳目を集めそうな頒布を行うらしいので、そのニュースはわりと楽しみにしています。過去には自分のお気に入り原作ジャンルでのサイドストーリー小説やら、資料集やらが発行されたりもして。あとで公式さんが御厚意で通販してくださったんですよね、今でも大切に保管しています。欲を言えば、商業出版で出してほしくはあったけれど。さて、世の中にはコミケ参戦の歴戦の猛者で、同人誌制作のことならなんで...オン専二次創作者のいいところは思いついたら日曜作家気分
結婚式のあと、ウィンザー公爵家の若夫妻となったリチャードとシャーロットは、しばらく領地で過ごしてから王都のタウンハウスに戻った。この地で、この家で、これから二人の新たな日常が始まるのだ——。「数日したら非番だから、そのときは二人で街に遊びに行こう」 結婚休暇を終え、久しぶりに騎士団の仕事に出かけようというところで、リチャードは見送りのシャーロットにそう言った。唐突だったせいか、彼女はすこし驚いたよ...
学食のホールがいつもとは違う雰囲気になっている。ホールの奥と真ん中にはバイキング形式で料理や飲物が置かれ、大きな窓があるはずの日当たりのいい場所には大きなパネルが飾られている。やめて欲しい。しかも巨大スクリーンまであるし。これは、もしかしてDVDとか何かが流れるのか?やめてくれー。俺の思いとは裏腹に司会の声が流れてくる。 「それでは、学長の一言ではじめさせて頂きます。皆様、お飲み物はお持ちくださいね...
ガガガ文庫から発刊されているライトノベル 「ささみさん@がんばらない」についてなら何でもOKなトラコミュです。 原作者 日日日 原作イラスト 左 アニメ化決定
ライトノベル・漫画・劇場用アニメ作品「AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜」についてなら何でもokなトラコミュです。
「中二病でも恋がしたい!」のことなら何でもOKデス! アニメ(1期、2期 戀 REN、Liteなど)、ライトノベル等々、どれでもどうぞ。 ◇ライトノベル (KAエスマ文庫) 原作小説:虎虎、原作イラスト:逢坂望美 ◇アニメ (京都アニメーション) 監督:石原立也、制作:中二病でも製作委員会 ◇公式サイト http://www.anime-chu-2.com/
電子書籍を、出版する、読む、語るトラコミュです。
遥かに仰ぎ、麗しの(かにしの)関連のトラックバック記事。
ミニスカ宇宙海賊パイレーツ関連のトラックバック記事。
シンナー、大麻、覚せい剤、コカイン、LSD、マジックマッシュルーム、阿片、ヘロイン、モルヒネ、MDMA、合法ハーブの使用したことがある元ジャンキー、薬物依存症、アルコール依存症のブロガーさんが集めるトラコミュ。 頑張って断薬していることなどの記事をみんなで共有しよう! 依存症に負けないで生きてることを報告しあいましょう ( ゚∀゚)o彡°昔話でもよし、断薬の辛さを嘆くのもよし、そんなトラコミュ作ってみました☆
韓流ドラマ・華流ドラマの二次小説や、韓ドラ・華ドラテイストの小説を書いている方、気軽にトラバして下さいね。 韓流・華流小説書いている方、応援しています。 ファイティン!!(o^-')b
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ のトラコミュです
・内容 コミュ『無節操創作広場』と『〜絵師と物書きの集い場〜』による合同競作企画。 参加者同士で交流を深めることを目的の一つとし、文章力・画力の向上に努めるための企画。企画は参加者に合わせた一定期間行われ、参加後の辞退は認められません。 ただし、企画開始後に作品掲載が出来なくなってしまう、途中で投稿を止めるということは企画者へ連絡後に了承致します。しかしその場合、参加者一覧の項目に名前は残ります。 尚、参加者は競作番付によるランキングが製作され、次回以降の参加時に紹介文と一緒に掲載します。 ・参加資格 原則、物書きの参加者は基本的な文章作法を守れている人のみとする。『基本的な文章作法 』を参考のこと。 二次創作を中心としている人、一次創作の執筆が不可である場合は参加できないものとする。 性別、年齢、製作歴に関わらず、文章力の向上に努めるものであれば参加可能。 絵描きの参加者はルールをしっかりと読んだ上で参加を決定すること。 性別、年齢、製作歴に関わらず、画力の向上に努めるものであれば参加可能。 詳しくは、 http://nobel1and2illust.web.fc2.com/ を参照のこと。
個人的に読みたいこともあって、ホラーに関する記事を募集! 小説などの創作物、実話の語り、怪談、都市伝説、事故物件についてなど、ホラーに関することなら、なんでもOK! よろしくお願いします(^^)/
LAS小説に関する記事をまとめたテーマです。
シンガーソングライター伊東歌詞太郎さん関連のブログ。新曲、歌ってみた、歌い手、ロックスター、小説、エッセイ、イベント、ライブレポなどなど何でもOK
親鸞
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
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薄桜鬼の二次小説(BL、百合ネタは除く) 夢小説もどうぞです(*´ ∇`*)
「奇跡」を司るのが「神」 時間・空間・物質に「奇跡」が起きた。 生命は「奇跡」の連続 「大いなる意思」は「神の愛」 人間は皆、「神の子」です。
まどかが、今 夢中になっているドラマ・音楽番組。 そして、今 読んでいる小説などを 熱く語ります!