個人的に読みたいこともあって、ホラーに関する記事を募集! 小説などの創作物、実話の語り、怪談、都市伝説、事故物件についてなど、ホラーに関することなら、なんでもOK! よろしくお願いします(^^)/
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【やる夫スレ紹介・感想】きよひーは原始時代を生きるようです【ADONIS】【天地創造・魔族転生・内政】
連載 ローズマリーの詩 29 40年後に訊きたいこと破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。おじを千里さんの店に誘い出す少し遠めの散歩。40年ぶりに再会したかつての恋人同士は「どうして?」と声をそろえた。その「どうして?」の
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
ジュンヤの心療に引っかかり、内心を曝け出したのですっきりした。 日本にエアメールを書くことにした。 『お父さん、お母さん。 私は仲間と一緒に毎日を過ごしています。 2人とも元気で。 By Masataka 』 さようならという言葉は心の中だけにした。 だから、私は甘いのかな。 迷わず投函した。 その年の10月。 47歳の誕...
当ブログの投稿記事のコメント欄に埋もれていたNao氏の官能小説を校正・再構成して、ここで発表させていただきます。 → 「セレブな方が、熊の出没を注意して下さっておられます!」(Anthony's CAFE 2008/09/12) の記事に触発されたNao氏が突如、同コメント欄に 「熊のような男に強姦されたセレブ妻」 をテーマに官能小説を書き始めたのが、11年前のこと。 3週間の間に6回、コメントとして送信されましたが、そのコ...
当編集部にある物理的に破壊しようとしていたHDD。 データ復旧しようにも破損が酷くて、どうしょうも出来なかったモノで、10年間放置しておいた。 それを破壊(分解してから、ディスクをハンマーで粉々にする)する前にダメ元で、ジャンク屋で買った電源付きのHDDケースに入れてみたら断片的にではあるけれど、データを少なからず回収できた。 今年が故Nao氏の七回忌ということで、ここ数か月間でボツ記事用の画像...
そんな表情をしているユタカを見るのは久しぶりだ。いつぶりだろうと記憶を遡っていたら思い出した。 「そういえば、ボスが骨折紛いなことされた時のユタカの表情ったらなかったぞ」 その言葉に食いついてきた。 サトルは興味津々な顔をして、「なになに」と。 ジュンヤは遠い目をしている。 「そんなことあったね」 「真っ青でドンヨリとしたドス黒いオーラで、この世の終わりが来たみたいな感じだった」 「...
居住スペースに移動するとスポーツドリンクのペットボトルを1本ずつくれた。 「ありがと」 「どいたしまして」 4人で喉を潤す。 「そっか、マサのとこは毒親なんだね」 「なに、それ」 「親の強いたレールの上より、自分で歩くことを選んだ。反抗期はないと言っているが、医学部を受けることは反抗の一部だったのだろう。それとフランス行きもだな」 「いい顔されなかった」 「母親とは、得てしてそん...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
ケースを開きスマホの画面を見ると、電池が残り三十パーセントを切っている。 この先何日かの入院生活を考えて少々焦り、充電用のケーブルを持ってきてくれたか聞いてみた。「良美、スマホの...
良い子でいれば笑ってくれるだろう。 良い成績を取れば褒めてくれるだろう。 そういう思いで頑張ってきたんだ。 それを……。 お母さんは、自分がこうだからって。 自分の好みを子どもに押しつけているのか。 それをなんとも思わずにバカ正直に従っていた自分が情けない。 ヨシと離れろと言われていた理由も分かった。 私の意思はなんだ? 私の思いを……。 お母さんは、粉々に砕いてくれた。 付き合う仲間を親に...
「ねえ、姫子。稲穂はなぜ、最初からそのかたちで生まれてこないの?」口にしてしまってから、なぜこんな馬鹿げた質問をしたものか、と思った。だが千歌音の真剣な眼差しとその疑問の口調に、姫子は掌に落としていた視線を愛しいものへと、優しく注いでくれた。瞳の光はいちだんと温かくなっていた。その優しさに縋りつきたくなった、紅い陽におびえてじわじわと膨らんでいる胸のなかの不安の塊を、預けてみたくなった。不安を押し広げると、ふしぎとまばたきが多くなる。「どうして、そんなことを聞くの?」「私は親の顔も知らないの。気がついたら自分がこの世にいて、勝手に育って、なんとなくお腹が空いたら適当に口にして、喉が渇いたら川の水を飲めばいい。そういうことは、誰かに言われなくても知っていたの。だから、自分はいつでもその体の思うところのままに、動い...神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(拾)
漫画「神無月の巫女」第十三話最終頁より(『月刊少年エース』2005年4月号)めでたく15周年!めざせ、祝20周年!月と地球と太陽と貴女がいればそれでイイ!********神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第十話:最初からそのかたちで生まれてこないを更新しました。「ねえ、姫子。稲穂はなぜ、最初からそのかたちで生まれてこないの?」口にしてしまってから、なぜこんな馬鹿げた質問をしたものか、と思った。だが千歌音の真剣な眼差しとその疑問の口調に、姫子は掌に落としていた視線を愛しいものへと、優しく注いでくれた。瞳の光はいちだんと温かくなっていた。その優しさに縋りつきたくなった、紅い陽におびえてじわじわと膨らんでいる胸のなかの不安の塊を、預けてみたくなった。不安を押し広げると、ふしぎとまばたきが多くなる。(「創作小説...★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第十話更新★★
中学を卒業するまでヨシと一緒だった。 ヨシは近所の公立高校に行ったが、私は区を跨いだ進学校に進んだ。それでもヨシとは仲が良かった。 水泳をやめて武術を習いに行きだした。 もちろん、ヨシと一緒だ。 近場の道場に通い、2人して空手と少林寺を習った。 大学を卒業しても、私は習いに行っていた。 勉強もそうだけど、武術も段を取ると笑顔を見せてくれるだろう。 褒めてくれるだろうと思っていた。 医学部に金...
ヨシが近寄ってくる。 「マサ、何か言えよ」 「バカ……」 「俺たち、友だちだろ」 「バカ……」 「それもそっか。俺たち、バカ友たちだもんな」 「バカ……」 「それしか言えないのかよ」 「大バカ」 ヨシは笑い出した。 その笑い声を聞くのは久しぶりだ。 少し力を貰えた気がした。 だから勇気を出して言ったんだ。 「お母さん、ごめんなさい。約束は守ります。だからぶたないで、殴らないで」...
近づいてきた姫子の胸元に、いつになく力強く引き寄せられて。全身にくまなく熱いものが駆け巡って。千歌音はいまそのあまりの接近に、我を忘れて、神かけて祈る聖職たるものがけっして犯してはならない過ちに走りそうになった。なぜ、そんな情動が閃いてしまったのかは分からない。そして、それはどうにもならない。姫子に抱きとめられているかぎり、そのあまりに高い胸の弾みは収まりそうにない。こんなにみっともない、あけすけなしるしを認められたくはないと思うがあまり、逃げ出したくもあったが、姫子は離してくれそうにもない。姫子は知っているのだろうか。私が貴女に対して抱いているものの、そのあまりの危うさと愚かしさについて。「姫子、私は…なんだかおかしい」「じっとして。だいじょうぶ。大人しくするの」恥ずかしさに胸に頭を俯けたままでいると、馬のた...神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」(玖)
今年で15周年!まだまだ愛される神無月の巫女月と地球と太陽と貴女がいればそれでイイ!********神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第九話:黒髪の巫女の障りを更新しました。近づいてきた姫子の胸元に、いつになく力強く引き寄せられて。全身にくまなく熱いものが駆け巡って。千歌音はいまそのあまりの接近に、我を忘れて、神かけて祈る聖職たるものがけっして犯してはならない過ちに走りそうになった。なぜ、そんな情動が閃いてしまったのかは分からない。そして、それはどうにもならない。姫子に抱きとめられているかぎり、そのあまりに高い胸の弾みは収まりそうにない。こんなにみっともない、あけすけなしるしを認められたくはないと思うがあまり、逃げ出したくもあったが、姫子は離してくれそうにもない。姫子は知っているのだろうか。私が貴女に対...★★神無月の巫女二次創作小説「禁色の圃(ほ)」第九話更新★★
「お待たせしてごめんなさい」 玄関で待っていると、桔梗があわてたように階段を駆け降りてきて謝罪した。 だが、待ったといってもほんの数分程度のことだし、そもそも創真がすこし早く来てしまったのがいけないのだ。いまがちょうど約束の時間くらいだろう。「いえ……」 むしろ焦らせてしまったことを申し訳なく思いながら返事をすると、それだけで桔梗は安堵したように表情をゆるめた。そしてあらためて創真と目を合わせてにっ...
このスイミングスクールは都内でも有名な所だ。 あのお母さんだって最初は近場で良いと言ってたのだけど、テストを受けて合格したから許してくれたんだ。 そんなスイミングスクールにヨシは、どうやって入れたのだろうか。 帰りのバスでヨシは話しかけてくる。 「なあ、俺ばっか話しているのだけど。マサは、いつも何してるんだ?」 なにも言わず目を瞑って黙っていたら覗き込んでくる。 「おーい。マサー」 ち...
それがヨシと遊ぶようになって、お母さんは変わった。 「付き合う子は選べって言ってるのよ」 「僕は、ヨシ君と遊びたいの」 「正孝っ」 バチンッと殴られた。 挙げ句の果てには、こうも言われた。 「お母さんの言うことを聞かない子は幼稚園に行かなくて良い」 「そんなの嫌。幼稚園行きたい」 「なら、ヨシのような子と付き合うな」 「お母さん……」 「返事は?」 「分かりました」 それをヨ...
「お待たせしてごめんなさい」玄関で待っていると、桔梗があわてたように階段を駆け降りてきて謝罪した。だが、待ったといってもほんの数分程度のことだし、そもそも創真がすこし早く来てしまったのがいけないのだ。いまがちょうど約束の時間くらいだろう。「いえ……」むしろ焦らせてしまったことを申し訳なく思いながら返事をすると、それだけで桔梗は安堵したように表情をゆるめた。そしてあらためて創真と目を合わせてにっこりと微笑む。「おはよう、創真くん」「おはようございます」「来てくれてよかった」「約束したので」「そうね、約束だものね」彼女は含みのある言い方をして肩をすくめると、すぐに靴を履き始めた。それを待っているあいだ、何となく視線を感じたような気がして顔を上げたところ、翼が階段の中ほどに立ったままこちらを窺っていた。目が合うとふっ...「オレの愛しい王子様」第19話今日一日だけは私を
最初に気が付いたのは幼稚園の頃だった。 どこからか声が聞こえてくる。 「何に気が付いたの?」 その言葉に促されるように話しをしていた。 母が笑顔を見せてくれない。それが不思議だったんだ。 「体調が悪かったとか」 いや、いつもなんだ。 他の子の親は○○ちゃんとか笑って話しかけているのに、自分だけ呼び捨て。 それに、いくら頑張っても褒めてくれない。 一度、口答えしたことがあった。 その当時、僕...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
誰かのフォローをするというのは苦手な部類なのだけど、この際だから仕方ない。 そう思い、少しでも笑いを提供してやろうと話し出す。 「そのジュンに、今朝迎えに行ったら不審者呼びされて参ったんだ」 「迎えってなに?」 「毎日、チャーチに送迎している」 「なんで不審者?」 「昨日までと違う顔だから」 ぶははっと3人に笑われてしまった。 「スズメが出てこようとしたから急いで2人を担ぎ上げて...
悲しかった。 なにも言われず勝手に配線も取っ払われて。 だけど隠れ聞いていたジュンヤの言葉で気付かされた。 「黙っていても分かって貰える。そういう存在」 トモ。 私はトモを愛している。 たとえ届かなくても、この思いは揺るぎない物だ。 しかし、サトルの隣に居る真っ黒がマサだとは気が付かなかったな。 「で、そこで隠れてなにをしているのかな?」 「え、他にも誰かいるの?」 サトルが手を出...
ジュンヤにアドバイスを貰いたくて行く。 背中も見せると、こう言われた。 「諦めろ」 「どういう意味だよ」 「背中は服で隠れる。時間は掛かるが消える。だが顔は今のが地顔だと思え」 「えー」 「色白な顔に色が付いたと思えば良い」 その言葉に応じたのはサトルだ。 「それもそうだな」 「おい」 「物は考えようだよ。色白でいつまで経っても細身でおれると思うな」 「人をなんだと思って」 ...
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(二十九)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(二十八)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(二十七)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(二十六)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(二十五)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(二十四)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(二十三)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(二十二)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(二十一)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(二十)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(十九)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(十八)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(十七)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(十六)
【哲学ミステリー小説】『ツァラトゥストラはかく語りき』(十五)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
仕方ない。 こうなると左腕だ。 ケーキ屋に向かう。 ドアを開けると左腕のパートナーが顔を向けてくる。 「こんちは」 怪訝そうな表情をしている。 「いらっしゃいませ」 ああ、やっぱり気が付いてない。 仕方ない、ダイレクトに聞くか。 「ひだ……、サトルは?」 「居ますが」 「呼んでくれる?」 「待ってくださいね」 少し待ってると、サトルは店内に顔だけを覗かせている。 あの子は、どんな...
三月十四日、放課後の教室はいつもよりこころなしか賑やかだった。しかしそれも落ち着き、残っている生徒たちがだいぶ少なくなってきたころ、他クラスまで出かけていた東條が畳んだ紙袋を片手に戻ってきた。そのいかにも疲れたと言わんばかりの表情を見て、翼は軽く笑う。「お疲れ」「ああ」ホワイトデーということで律儀にも全員にお返しを用意したらしく、今日一日、東條は休み時間になるたびに方々へ渡しに行っていたのだ。放課後までかかってようやく完遂したらしい。ちなみに翼は昔からお返しはしないと公言している。それでもいいというひとからしか受け取らない。東條は今朝になって初めてその話を聞いたらしく、ずるい、俺もそうしたかったとうなだれていた。同情的なまなざしを向けていると、彼は大きく息をついて自分の席にどっかりと腰を下ろした。すぐにスクール...「オレの愛しい王子様」第18話ホワイトデー
翌日、ジュンの送迎のために裏口に向かう。が、思い出した。 そうだ、スズメのとこだ。 スズメの中華店の裏口のインターホンを押して声を掛ける。 「モーニン、チャーチの時間だよ」 ジュンの元気のいい返事が聞こえてくる。 「はーい。行ってきます」 「行ってらっしゃい」 裏口を出たジュンはキョロキョロしているので声を掛けてやる。 「ほら、行くぞ」 「不審者っ!」 その声の大きさに驚いた。 ...
無事にパースに帰り着いた。 「うー……、寒い」 「ったく、暑いと言えば、今度は寒いかよ」 「冬だから仕方ないだろ」 ヨットから下りると裏口に向かう。 「ただいまー。2号どんな?」 顔を覗かせると唸ってくる。 「え、なんで」 「真っ黒な顔だ」 「あ、そうか。顔は塗ってないや」 「イヨン、新しいのに替えてやる」 「ねえダウンクリームはどこ?」 「時間掛かるぞ」 ショーンが2...
今、ショーンはなんて言った? 聞き返そうかどうしようと思っていたら、ショーンは再度言ってくる。 「俺の中に入れるか?」 「入れるとは……」 こう返してきた。 「童貞を卒業させてやる」 「だ、誰が童貞」 「違うか?」 その言葉に返すことができなかった。 ショーンは私の大事な所を握ると、自分の穴の中に押し込む。 「あぅ、ぐ……」 「んー……、いつもと逆だからな」 「あ、あ、あ、あ……」 ...
「ん……」 何かを感じる。 これはなんだろう。 とっても気持ちいい。 でも、なにをしているのか気になるので目が覚めてしまった。 「な、に……」 「お、起きたか。もう朝だぞ」 「もう、そんな時間なんだ」 ベッドに身を起こし、ウーンと伸びをする。 ショーンは含み笑いをしているのか、いたずらっ子のような笑みをしている。 「なに、どうかしたの?」 「見事に焼けたなあ」 「なにが」 「その...
ショーン視点 「マサ」 返事が無い。これは寝てるな。 ヒロの言葉が思い浮かんでくる。 「あのね、人間って寝てる時が一番重いんだよ。だから起きてる時は軽いんだ。知っておくといいよ」 ヒロ。 ヒロ、会いたい。 マサはヒロに似ている。だから抱いているんだ。 本当ならばヒロを抱きたいんだ。 重すぎるのでゴロンと転がしてやる。 スースーと寝息を立てて寝ている。 これはどうしようかな。 このま...
パースを出て2時間後、ヨットは赤道付近に近づいたみたいだ。 思わず言っていた。 「熱い」 ショーンはシャツの袖を腕捲りして半袖にしており、下は珍しく短パンを穿いている。どんな格好をしていても様になるなあ。 エンジンを切って止める。 「熱いのと寒いの、どっちが苦手?」 「んー……、どっちだろう。日本には程よいという言葉があるだろう」 「うん。程よい、丁度いいという意味ね」 「日本語って難...
食料を買い込みショーンの家に行く。 先に2号に水をやり、それから人間だ。 ショーンはムスッとふてくされ暖炉に火を熾している。 「ショーン、どうしてヘソに行きたがるの?」 「まあ、マサが居るならどこでもいいけど」 「いきなり言われても無理だよ。せめて2,3日前に言って欲しいな」 「ところで、えらく綺麗だな。家政婦を雇った覚えはないが」 「月に3回、掃除死に来ているんだ」 「どうして?」...
銃を取り出し銃尻の出っ張りではずそうとしていた。そしたら何かに足を噛まれた感がきた。 「え、なに……」 2号がじゃれついているのかと思っていたら、その2号は5匹と対峙している。 5匹の目が今までとは違うことに気が付いた。 「早く外せ」 「う、うん」 出っ張りを引っかけ引っ張る。 だけど中々外れない。 「落ち着け」 「分かってる」 手を噛まれ銃を落としてしまった。 その反動で手錠が外...
三月十四日、放課後の教室はいつもよりこころなしか賑やかだった。 しかしそれも落ち着き、残っている生徒たちがだいぶ少なくなってきたころ、他クラスまで出かけていた東條が畳んだ紙袋を片手に戻ってきた。そのいかにも疲れたと言わんばかりの表情を見て、翼は軽く笑う。「お疲れ」「ああ」 ホワイトデーということで律儀にも全員にお返しを用意したらしく、今日一日、東條は休み時間になるたびに方々へ渡しに行っていたのだ...
防弾コート? 「本当にどこも怪我してないのか?」 「うん。だよね、ワン?」 ワンと呼ばれた医者は応じている。 「ああ。擦り傷もない」 その医者に聞く。 「診察の結果は?」 「疲れからくる寝不足」 「それはなんだ?」 「仕事のしすぎということだ。仕事を一つ減らしたらどうだ?」 「なるほど。マサは掛け持ちしてるからか」 「そういうことだ」 GPから出ると2号は寝そべっていた。 ...
ショーン視点 さて、迎えに行くか。 麻酔銃で、人は死なん。 まあ、心臓になにがしかの病がある奴は死ぬだろうが、マサは大丈夫だ。 ただ寝るだけ。 あんな見晴らしのいい場所で信号が変わるのを待っている状態の人間なんざ楽に撃てる。 目が覚める頃にはヘソに着いているだろう。 ゆっくりと歩いてもいいが、マサを何処かに連れて行こうとしているのが見える。 信号が青に変わると同時にマサはGPに連れて行かれた...
ジュンからの魔除けをペンダントよろしく首に掛けていた。1週間ほど経った頃だろうか、冬とは言え、その日はそんなにも寒くなかった。だから中庭で5匹の相手をしつつ意思疎通を図ろうとしていた。 いつの間にか5匹の耳がピンと立ち、ある一点を見つめている。 何かが起こりそうな予感がする。 姿を現したのは1匹の黒い犬。 5匹は唸っているが、その犬はお構いなしに向かってくる。 「まさか、2号……?」 2号は...
でも、他にも気になる言葉があるので聞いていた。 「で、裏ボスってなんだ?」 「だから警視総監の裏ボスだよ」 「はあ?」 「フランスに10年間居たんだ。その間のマサのことも知ってるよ」 「どんなこと?」 「決闘とか」 「決闘ってなに?」 「国立競技場でやってただろ」 その言葉を聞いた途端、思わず吹き出していた。 「まさか、あそこに……。観てたのか?」 「もちろん」 その言葉に、...
個人的に読みたいこともあって、ホラーに関する記事を募集! 小説などの創作物、実話の語り、怪談、都市伝説、事故物件についてなど、ホラーに関することなら、なんでもOK! よろしくお願いします(^^)/
新世紀エヴァンゲリオンのLAS小説に関する記事をまとめたテーマです。 #LAS #ラブラブアスカシンジ #惣流・アスカ・ラングレー #式波・アスカ・ラングレー
シンガーソングライター伊東歌詞太郎さん関連のブログ。新曲、歌ってみた、歌い手、ロックスター、小説、エッセイ、イベント、ライブレポなどなど何でもOK
親鸞
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
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薄桜鬼の二次小説(BL、百合ネタは除く) 夢小説もどうぞです(*´ ∇`*)
「奇跡」を司るのが「神」 時間・空間・物質に「奇跡」が起きた。 生命は「奇跡」の連続 「大いなる意思」は「神の愛」 人間は皆、「神の子」です。
まどかが、今 夢中になっているドラマ・音楽番組。 そして、今 読んでいる小説などを 熱く語ります!