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641人

自作小説!!の記事

2022年07月 (1件〜50件)

  • #てん
  • #自作小説
  • 2022/07/31 06:31
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十九話を更新★

    永劫輪廻のすえに裏切りと疑いの果てにやっと結ばれた絆に恐れなし!どんな運命にだって神様にだって負けっこない!ふたりの強さから学べることは生きる原動力になりますね(^^♪****第十九話:貴女と私は二枚貝、おなじ想いでひとつにはなれぬ媛子はちらりとそんな千華音の殺気を予知しながらも、おくびにも恐怖を出さない。──でもね、千華音ちゃん。あなたは、その本を読んだらきっと変わるんだよ。だってね、多くの女の子たちも、男の子たちでさえ、そのお話を好きになって10年以上もその伝説を信じているの。ううん、きっと七夕の伝説みたいに、その悲恋はきっとずっと百年も千年も語り継がれていくのかもしれない。だから、未来のあるあなたにそれを残してゆくんだよ。あなたは知らないよね。最期に笑うのは、誰なのか。最期に泣くのはどちらなのか。で...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十九話を更新★

  • 2022/07/29 06:18
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十七)

    ****「──ていうお話なんだけど、どおかな?」にこににこと笑顔ふりまき、道行くときはかならず腕を組んでくる愛くるしい少女。おねだり目、甘い匂い、柔らかい肌。艶のありそうな唇のリップ。くるくるとよく回る指先。紅茶いろの毛先を巻き取っては離して、をくりかえす。爪には透明なマニキュア。意外にも耳にピアスは空けていないあたりが、なんとなく好ましい。いかにも都会の女子高生といった感じだった。日乃宮媛子という少女は天然ぽく、瞳を逸らさない笑顔をしてくる。明るい感じの女の子だった。目前のテーブルには、漫画のコミックスがある。ふだんスマホで電子コミックとやらを読む媛子にしては珍しい。藍黒髪の少女・皇月千華音は憮然とした面持ちでそれを手にもとらずに、視線をちらりと投げたのみだ。この斜に構えた冷徹な少女はたとえ、札束を積ま...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十七)

  • 2022/07/28 12:46
    第14話 カリンの嫉妬

    結婚する前に軽井沢に旅行に行った時、ペンションで出してくれた手作りのかりん酒がたいそう気に入った妻はペンションの奥さんに作り方を聞いていた。庭にはかりんの木があり多くの実をつけていた。 庭のある家に住んだ時かりんの木を植えたいという妻の希望に応えることができたのはそれから数年後のことだった。苗木を植えてから3~4年経ったころだろうか、すくすくと背丈を伸ばし見事な実をつけだした。しかしその時にはかりん酒への情熱はとうに冷めていた。それでもかりんは毎冬鈴なりに実をつけていた。その実は落ちるまでほっとかれ、落ちたらそのままごみ袋に入れられ、重いと文句を言われ、かわいそうな庭の木となっていた。 「なん…

  • 2022/07/27 06:12
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十六)

    「どうやって…?」「大丈夫よ、姫子。強力な助っ人を用意してあるの」千歌音がひと呼吸おいて、その名を呼ぶ。片手をすっと上にあげて、召喚のポーズ。念のため申し上げておくが、ダイミダラーかむひあ!ではない、あしからず。「お願い、来栖守さん!来てちょうだい!」「え?くるす?まさか、あの千歌ねえちゃんと姫子ちゃんを呼んであるの?」ぱっと顔輝かせて、姫子が驚き声をあげたその直後──。扉が開かれて飛び込んできたのは、おなじ乙橘学園の制服らしきものに身を包んだ姫子のそっくりさん。腕に指無し黒手袋をはめ、ロザリオを宙にかざす。面ざし甘いが、潔癖症な感じの声だった。「謎の魔者たちよ、おとなしくしなさい!私、神鍵・エレキシュガル・来瑠守が退治します!」のんびり屋の来栖川姫子が、ぽかーんとした顔をする。え、わたしと同じ制服?わた...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十六)

  • 2022/07/26 18:36
    自伝的創愛記〈47〉 同性愛の発見

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/25 22:15
    みんな友だちだよ #14

    一方、洋一は昭栄から課題を出され四苦八苦している。「うーん……」「ヨーイチ、無心になれ!」「あっ!」「邪心を心から追い払うんだ!」物を大事に扱っているつもりでいたのだけど、どうやら、俺の思っているのとでは大いに違う事がすぐ分かった。物を持ったままスキップする事だったのだ。最初は鉛筆やノートのような軽い物で。どうして、すぐ落としてしまうのだろう。「物は大事に扱いましょう」「はい」「返事はいいのだけどね...

  • 2022/07/25 06:10
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十八話を更新★

    タピオカより細くても息の長い人気で、とうとうスピンオフ漫画まででちゃいました!ひめちか成分が足りないので、毎週、神無月の巫女シリーズを摂取しておかないと生きられないカラダになったら、あなたも立派なひめちか廃人です。気をつけましょう(笑)2020年から21年の漫画の連載期間は毎月楽しみでした。****第十八話:いつか逢える神無月の巫女、いつも読める姫神の巫女に「千華音ちゃん、わたしたち最期まで、ずっと、ずっといっしょにいようね」「そうね」媛子が品をつくって首を傾げる。そのほっそりした首先にあてたいのは刃先ではなくて──。千華音はいつもよりなぜか甘く柔らかくなっている唇をおさえた。さきほど、飲みあいっこしたタピオカの味のせいなのかもしれない。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけ...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十八話を更新★

  • 2022/07/24 07:09
    魔法少女リリカルなのは二次創作小説「翠のゆりかご」(目次)

    2007年頃発表の魔法少女リリカルなのはStrikersの二次創作小説「翠のゆりかご」の目次頁です。全十七話で完結済み。このSS(サイドストーリー)は、はじめて書いたリリカルなのは物の二次創作小説でした。当時交流していた先輩ブロガーさんの妄想からヒントを得たもので、私にとっては思い出深い作品のひとつです。前書き:最初にお読みください。第一話:海鳴市、午後五時第二話:翠屋のエース第三話:母ふたり子ひとり第四話:ふたつのリボン第五話:ひみつの会話第六話:波乱のゆりかご第七話:海鳴市、午後十時第八話:ずるい女第九話:みどり児のゆりかご第十話:貴女とおなじ道第十一話:おとなのしゃぼん玉第十二話:悲しきかけら第十三話:ふたりのリボン第十四話:幼いくちづけ第十五話:貴女を呼んで第十六話:ゆりかごの制服第十七話:エース...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「翠のゆりかご」(目次)

  • 2022/07/21 06:08
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十五)

    黒髪の巫女こと、前世の千歌音はやおら無気味な赤い仮面で顔を覆う。照れ隠しにしては、なんだか場違いなマスクである。というか口を隠してもいないので、衛生対策にもならない。「うっ、うっ、ぐす。私が病篤いからって、こんな仕打ちを…。あなたは明るく元気だから、お日様みたいにあちこち照らしてやりたい放題。私は家に閉じこもって、いつも日陰者なのに…。ああ、ひどい、ごほ、ごほっ、ぐふ」血をどばあと吐いて、シーツを赤い海にしてしまったまま、千歌音なる巫女は倒れ伏した。やっとこさ目の色を変えた生意気姫子が慌てて介抱している。どうでもいいが、なぜ看護するのに脱がす必要があるのか。しかも下から。解かれた帯が腰に絡んだままで、ふたりの肌がひとつになる。小瓶から手のひらに落とした塩水でくまなく清めたあとで、姫子がやさしく、ときには強...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十五)

  • 2022/07/20 06:04
    ★魔法少女リリカルなのは二次創作小説「翠のゆりかご」について★

    「彼女が掴んでいるものはもう大きくはない。けれどやっぱり重いものだった。世界を動かしてきた手は、いまたったひとりの揺りかごをゆらすあたたかな手だった。赤子を抱きしめる母親のおおきな手だった。掌のうえにある見えないものを押し出すように握り拳にして、瞳を閉じながら、なのはは決意の言葉をつむぐ」寝不足で倒れそうです、なのはさんたちは元気ですね。二次元だからあたりまえか。──そんな他愛もないことを十数年前の、しがない二次創作者デビュー間もない頃の私が書き綴っていました。当時はそうとうアホでした。2007年夏ごろ発表の、魔法少女リリカルなのは二次創作小説第一弾「翠のゆりかご」を、目次を再編成してお届けします。この作品に限らず、投げっぱなしの未完作やいきおいで書き上げた荒い仕上がりのものが、ゴロゴロ転がっているのが拙...★魔法少女リリカルなのは二次創作小説「翠のゆりかご」について★

  • ブログみる案件きた!ブログリーダー - くろのお金ブログ
  • 2022/07/19 12:54
    「なな」と空手の試合

    こんにちはトクです。本日もブログ訪問くださりありがとうございますm(*_ _)m今回も夢の中のお話しだと思って読んで頂けると嬉しいです。「なな」と付き合い始め…

  • 2022/07/19 12:54
    「なな」とほうとう

    こんにちはトクです。本日もブログ訪問くださりありがとうございますm(*_ _)m今回のお話しも夢のお話しだと思って読んで頂けると嬉しいです。「なな」と付き合い…

  • 2022/07/19 12:54
    「なな」という女の子

    こんにちはトクです。本日もブログ訪問くださりありがとうございますm(*_ _)mこれから書くことは、夢の中の話だと思ってください。夜見る夢の話です。そう理解し…

  • 2022/07/18 22:51
    留学難民・グエンの日々〈16〉 仕事を忘れた彼女のベルを押す

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/18 06:34
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十七話を更新★

    お嬢さまと庶民のティーンエイジな格差恋愛だった神無月の巫女。漫画版「姫神の巫女」では、厳しい運命をのりこえ、揺るぎない愛と責任、覚悟をもって新しい生活を築き上げたふたりが描かれます。令和に読んでよかった、オトナになった「姫子」と「千歌音」の物語。****第十七話:そんな私たちの転生ライフは形を変え「わたしは、千華音ちゃんに命をあげるから。命の次に大切なものも、きちんと預かってほしいかなあって。わたしの手にとったものを、千華音ちゃんの指先で見てほしいの。熱を伝えるってそういうことだから」「媛子のいう『一番大切な人になる』とは、好きなものをすべて同じにすること?」***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。更新は不...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十七話を更新★

  • 2022/07/16 10:54
    みんな友だちだよ #10

    孝一は手紙の封を開けたのを後悔した。封筒の中には、自分名義の通帳と印鑑が入っており、それを見ると毎月振り込まれている。プラス、この手紙だ。「洋一は、高校受験するため、自分の戸籍を手に入れた。その時点で、やっとお前のことを知った。今後は一切振り込まないので大事に使いなさい。」息子である洋一には一言も書かなかったのに、こっちには書いてある。「今後は振り込まない」ということは、洋一との関係はどうなるのだ...

  • 2022/07/15 08:35
    第13話 じょんがらブギ

    子供たちと公園で遊んでいると散歩中の吉田さん夫妻を見かけた。二人は公園に入るとぼくに気づき軽く会釈をしてベンチに座る。 70を機に退職して、近所のレンタル農園を借りて晴耕雨読の毎日らしい。ぼくはあることを確かめたくて二人のところへ行った。 「こんにちは、今年は夏祭りやるそうですね」 ぼくの住む町内会の夏祭りは、盆踊り、カラオケ大会、ビンゴ大会となかなかの充実ぶりだ。夜店はプロの店をはじめ、子供会、サッカーチーム、町内の有志と多くの出店がある。夏祭りの開始のカウントダウンは市長が行うのが恒例になっている。 そんな夏祭りもここ2年は流行病の影響で中止になっていたが、今年は3年ぶりの開催となる。もっ…

  • 2022/07/12 18:13
    自伝的創愛記〈46〉 合格。その栄光は苦悩でもある

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/12 12:23
    第12話 忍者の末裔

    親戚の義孝くんの結婚式で三重県伊賀市に行ってきた。招待は父と母だったが、最後に会ったのは何十年も前だし、三重県に行くほどの元気もないので「お前代わりに行ってこい」という指令を受けた。「ぼくなんて小学校の頃一度会っただけで覚えてもいないよ」「どうせ人数合わせだから誰でもいい」 旅行がてらで前乗りで伊賀に行くことにした。多くの人がそうだと思うが、伊賀と言って思い出すのは忍者しかない。そういうわけで伊賀流忍者博物館へ行くことに。 忍具展示、からくり屋敷と興味深く見ることができた。極めつけは忍術実演ショーで迫力満点。手裏剣が板に突き刺さる音は「おーっ!」と思わず声を上げてしまった。その後は城下町お菓子…

  • 2022/07/12 06:06
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十三)

    ****姫子と千歌音が目覚めたのは客間の床の上だった。卍の字をつくったかのように、頬を寄せ合って眠りこけていたのだった。千歌音が上体を起こすと、肩から薄絹がずり落ちた。どうやら気を利かせた侍女がかけてくれたものらしい。時計のアラームもなく、自然にいっしょに目を覚ますのは珍しかった。「おはよう、千歌音ちゃん」「おはよう、姫子、素敵な朝ね」「わたしね、なんだか今日はいつもより三倍は幸せな感じがするの」姫子だって覚えているのだ。昨晩の不可思議な出来事のことを。きっと他の誰かに言ってもわかってはくれない。だから、ふたりだけの秘密にしよう。そんな意味をこめて、千歌音は姫子の唇に指を立てた。「私は姫子ひとりさえいれば、もうそれでいい。月と地球と太陽と、貴女がいれば…」するすると唇が近づきそうになった、そのとき。どこか...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十三)

  • 2022/07/10 04:47
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十六話を更新★

    神無月の巫女の前身作「十字架トライアングル」全一巻で終わったものの、令和リメイクしたらどんな結末になるのか気になりますね****第十六話:神無月の巫女VS神無月の巫女VS黄金律の星の聖女神よ、こんなの、私たちの知っている世界じゃありません。どうして、いつもいつも、私たちをこんな運命に遭わせるのですか。出会っては別れをくりかえし、ぎこちない笑顔で触れあい、悲しさを投げあう。ささいなことで傷つけては怯え、愛する人に殺されるのさえ幸せだと思いなし、涙で胸あわせたときには、またはじまりを迎えるような刹那のなかで、こんなに儚い私たちを生まれ落とすことが──!!***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話予定。更新は不定期です。...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十六話を更新★

  • 2022/07/08 12:25
    第11話 ベンジャミン文庫

    母はブログで恋愛小説を書いている。ブログタイトルは「ベンジャミン文庫」ベンジャミン好きの母らしいタイトルだ。実家には数種のベンジャミンがリビングや出窓、トイレに置いてある。母の日にはカーネーションではなくベンジャミンを送るのが恒例になっている。 禁断の恋が中心のブログでファンもそこそこいるらしいく、ぼくもいくつか読んだことがあるが、自分の母親書く恋愛小説はなんだか読んでいて恥ずかしいくなったのを覚えている。 妻帯者の上司と事務員教師と生徒ママさんバレーのコーチとママさんなどなど 作品の特徴としてドロドロの関係というものはなく、叶わないとわかっている切ない胸の内を描くものになっていた。「ローマの…

  • 2022/07/07 16:33
    自伝的創愛記〈45〉 さよなら、男女共学

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/07 08:17
    第10話 UFOがルイルイ

    家の前で子供たちとキャッチボールをしていた時、かすかな耳鳴りを覚えた。慢性疲労とストレスからきているのだろう。休みでも子供に急かされ寝ていることはできないのだから。今までも耳鳴りはあったが今回のはいつもとは違い、耳鳴りはどんどんと大きくなっていった。 「やばくない、この音。キーンって。すごい」 子供たちも騒ぎ出している。これは、あの時ぼくだけ聞こえなかったモスキート音なのだろうか?UFO飛来したあの時、子供だけに聞こえたモスキート音が聞こえるようになったのだろうか? 空を見上げる。 うわぁぁぁ、、、マジかよ。 上空にはUFOが群がっている。重なり合っているようにも見える。 左:UFO群 右:拡…

  • 2022/07/04 06:05
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十二)

    「ふふ。姫宮千歌音さん、貴女にお会いできてうれしかったです。神無月の巫女の私たち、すばらしいおふたりでした」来栖守千歌音が一歩近づいて、姫宮千歌音に握手をもとめた。千歌音も微笑み返す。いつのまにか、三組のあいだで、互いの健闘をたたえ合い、別れを述べる流れになっていた。「こちらこそ、まさか、私と姫子が姉妹になっているなんて思いもしなかった」「私たちはもともと同じ魂をもった巫女のつがいの生まれ変わり、だそうです。私は妹と引き離されるのがいやで、神を否定しました。神を愛さず、この世の理を壊して、つくりなおそうとした。しかし、そんなことをしなくてもよかったのかもしれません。姫宮さんと来栖川さん、貴女がたお二方を見て、そう確信したのです」姫宮千歌音が目を瞬かせする。私たちがお手本ですって?むしろ、彼女たちの方が一年...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十二)

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  • 2022/07/03 18:42
    留学難民・グエンの日々〈15〉 ハグとラブサイン

    「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。

  • 2022/07/03 08:23
    ★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十五話を更新★

    神無月の巫女設定資料集によると前世の姫子はお姉さん、千歌音は病弱なお嬢さまという設定の模様(どっちが攻めなのか聞くまでありません!)2005年頃、原作者先生が出された同人誌パイロット版の続きが読んでみたいですね~(^^♪****第十五話:姫子と千歌音の欲しかった永遠の夜あの巫女たちは、私たちの前世。そして、この浮世には存在しない。死がふたりをわかつまで、離れがたきのひとときをむさぼるように楽しむならば。情熱と生との喜びに満ちた、あの愛あふれる巫女たちほど愚かで、しかし、憐れで、どこか愛おしいものもなかったはずで。あれが私たちの罪ぶかき過ぐり世ならば、私たちのいまはどこへ導かれるというのだろうか。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんで...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十五話を更新★

  • 2022/07/01 12:33
    第9話 老人とエレベーター

    スーパーのエレベーター乗り場でのこと。 先頭にいる老夫婦の会話。「なんで上を押すんだ」「だって上に行くんでしょ?」「馬鹿だな、お前は。今上にいるんだから、下へ来いってやらなきゃだめだろ」 昭和を思わせる亭主関白ぶりに奥さんは何も言えずにいたが、救世主になったのはたまたま居合わせた清掃係のシルバー作業員だ。 「上行きたいなら上押してくださいね」 旦那さんは気まずそうな顔でプイとそっぽを向く。奥さんは作業員の方に軽く会釈する。その姿にはしりやったり感はなく、あくまてまも控えめだ。 それにしてもエレベーターを呼ぶという考え方は面白い。行く方向を示すのではなく、まずお前がこっちに来いという姿勢はやはり…

  • 2022/07/01 06:15
    神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十一)

    「それで、わたしと千歌音ちゃん以外の皆さん。ずっと、ここに?」「そうね、姫宮の屋敷には客室がありますから。お好きに使ってくださっても」「わあい。それは大賛成です」これに乗じて、万歳をしたのは来栖守妹と、ひみこだった。ひみこはどうやら、この豪邸が気に入ったらしく、もう少しスケッチをしておきたいらしい。しかし、愛しの相棒に視線を投げると、かおんはといえば、縛られた女神について気が気でないようで。一刻も早くに帰りたがっている気配がうかがえるのである。そりゃそうだろう、このやんちゃ女神が次に狙うのは、自分のパートナーに違いないのだから。「お言葉に甘えたいところなのですが、私たち、すでに帰る手立てはあるんです」「…と言いますと」「カップ焼きそばと食い合わせのよくないものを口にしてみればいいらしいのです。それも全員一...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十一)

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