長編小説、ノベルシリーズ

　　オジサンは見た目にもよらず、思ったよりも身軽な人らしい。今までは、自分以外の人のことを…まったく関心を持たない様子だったけれども、今は裕太たちの動向がとて…

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戦う骨無し女

　　一方エラはといえば、12時の鐘が鳴り終わるまでに、帰らないといけないのだ。さもなると、どうなるのか、わからない…こうしている間にも、時の鐘が無情にも鳴り響…

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戦う骨無し女

漫画版「姫神の巫女」第二話は、電撃マオウ8月号（2020年6月27日発売）ほか、Webサイトなどでも好評連載中です。漫画「姫神の巫女」にまつわる、まさかの続編の、ネタ記事第二弾です。今回は第二話のネタバレを含みますので、くれぐれもご注意くださいね。・めでたく百合同衾するも、夫婦喧嘩で月の社をおっぽり出されてしまう宮様・ハロウィンに浮かれて、ふたりだけのお誕生日会を忘れてしまう、うっかり宮様・幸せ太りをしたせいで、交差点で姫子に見なかったことにされる宮様・食うに困ったあげく、舌なめずりしながらサンジェストを肉切り包丁で狙いだす宮様・神無月の巫女ED絵をバンクシーに描かせて、ギネスブック登録をもくろむ野心家の宮様・姫宮財閥の陰謀で、ひめちかキャッキャうふふシーンを増やせと編集を脅す宮様・電光ピカピカなひめちかトレー...神無月の巫女は好きだけど、こんな姫神の巫女だったら嫌だ！其の二

万葉樹（よろずは　いつき）

陽出る処の書紀

「ホント？何かいるものある？」思わず飛び跳ねるようにして、ジュンペイは元気よく駆け寄ると「いやぁ～何とか、なりそうだ」安心させるように、オジサンはニッコリと笑…

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戦う骨無し女

（いい加減、気づいてよ！）　思わず叫びたい気持ちを押し殺して…それでもエラは、そんなこと言っている場合じゃない、とがんばっていると・・・「せめて、お名前を！」…

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戦う骨無し女

「なんでも出来るわけじゃあ、ないんだけどなぁ」　ブツブツひとり言を言いながら、ゴソゴソと裏に積み上げている、ガラクタの山に、頭を突っ込むようにして探しているオ…

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戦う骨無し女

　　どこかで花火の上がる音が聞えている…さすが、最終日にふさわしく、やることもど派手だ。王様の王子に対するなみなみならぬ思いが、ここにも表れているのだろう。　…

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戦う骨無し女

「いつもの？」　いつものって、なんだ？　たった1人、話についていけない裕太は、困った顔で2人を見ている。そんな裕太に気が付くと、オジサンはニヘッと笑う。そして…

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戦う骨無し女

　　今度こそ、首尾よく帰って来よう…エラはそう勢い込んだものの、やはりそうは問屋が下ろさない！王子の方もさすがに、黙ってはいられない。今まで華麗に逃げ切られて…

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戦う骨無し女

「オジサンは、天才だからさぁ！　自転車も、ドローンも、ちゃっちゃと直せるよぉ」のん気な声でジュンペイは言う。無茶苦茶な要求だけれど、ジュンペイはとても大真面目…

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戦う骨無し女

　　カーンコーン、カンコーン、カンコーン　すっかり夢中になって、踊っていると…ついにどこかでまた、12時の鐘が鳴り始める…（えっ、もう時間？）さあ、大変！うま…

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戦う骨無し女

「そんなトコから来るから…空き巣かと思ったぞ」　その男は、先ほどとは打って変わって、にこやかな笑みを浮かべてこちらに近付いて来る。「オジサーン！お願いがあるん…

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戦う骨無し女

「お姉さんばかり、踊ってずるいわぁ」　下の義姉が指摘すると…「あら、あなたが魅力がないのが、いけないのよ！」澄ました顔で言う。「何言ってんの！ママに泣きついて…

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戦う骨無し女

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

シランケン・重松シュタイン

シランケンの不純愛講座

「なのはさん、あたし手伝いますよ」トレイを持ちながらせわしなく往来する高町なのはは、きりりとした高い声に足をとめた。宴席の方々へ酒を配りあるき、おつまみを勧めている高町教導官を見かね、かつてのかわいい教え子のひとりが名乗り出たのである。もともと給仕係に主賓の八神はやては当てにしていなかったし、頼みの綱のフェイトはどうやらクロノと話が弾んでいるらしい。実質、その時間は、なのは一人で切り盛りしていた状況だから、大変さもひとしおで。痒いところに手が届くこの申し出に、なのはの顔もおのずとほころんでいく。「ティアナ、ありがと。じゃ、キッチンの冷蔵庫で冷やしたワインを一本持ってきてくれるかな」「はい、わかりました」さっそく仕事に取りかかろうとするティアナ。と、そこへ、たんまりと食材を盛りつけた取り皿を片時も離さずにいた、ス...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「FalseofHeart」Act.1

万葉樹（よろずは　いつき）

陽出る処の書紀

　　コソコソと子供たちが言いあっていると、目の前の茂みがいきなり大きくガサリと揺れた。「おい！何してるんだ？」　いきなり背後から声がする。ビクリと肩を揺らし、…

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戦う骨無し女

にほんブログ村7月7日は「川の日」です。これは、七夕伝説の天の川のイメージや、7月が河川愛護月間であることなどからきているようです。ということで今回は、松浦寿輝『川の光』をおすすめします♪7月7日は何の日？　『川の光』この小説は、読売新聞の夕刊に連載されていたものです。新聞小説というと、社会派ミステリーとか、歴史ものとか、そういうものを思い浮かべていたのですが、これは小さな野ネズミの親子の冒険物語でした。野ネズミのタータと弟のチッチは、優しい

masaco

あしたの図書室

（こうなったんだ？）　エラにうながされ、王子はシブシブエラの義姉の手を取ると…義姉はすっかり舞い上がり、夢見心地の顔になり、頬を染めてうっとりと王子の顔を見上…

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戦う骨無し女

「ね…誰か、いる！」　小声で裕太にささやくと…足元に落ちていた自転車のハンドルを拾い上げ、まるでバットのように握り締めると、ジュンペイはゆっくりと、音の方へと…

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戦う骨無し女

「あなたは知らないの？」　お妃さまは、大臣の方を振り返ると、そこに居並ぶ男たちは一斉に、頭を振る。「まぁ」と呆れるけれど、「これで王子がその気になるのなら、ど…

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戦う骨無し女

私が魅了され続ける【森博嗣】の世界へ一緒に迷い込みませんか？ ミステリー好きには、たまらない出会いになるかもしれませんよ！

どこの娘さん

どこの娘さん

「いえ、そうじゃなくて。バイクで来たんです」「へぇ～。ヴァイスくんので？」「いえ、自分のです」「そっか、新しく買ったんだ。おめでとう。ティアは二輪の免許持ってたんだよね」「はい。飛行ができないものですから、せめて小回りの利く移動手段にと。でも、執務官補佐のときはほとんどフェイトさんの車での移動が多いので、あまり活躍の機会はありませんでしたし。執務官になったらなったで、艦船の次元渡航もありましたし」「ティアは陸のストライカーだもんね。似合いそうだね。残念だけど、これは次の機会にね」「あ、はい。いずれ、頂きますね。お気づかい、ありがとうございました」なのははワイングラスを引っ込めて、テーブルの上に戻した。代わりに、そこたしのテーブルにあった烏龍茶を渡す。なのはのワイングラスと乾杯しようかというそのとき、スバルが割り...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「FalseofHeart」Act.3

万葉樹（よろずは　いつき）

陽出る処の書紀

「みんなはもう、慣れっこになっちゃって、何にも言わないよ！だけどあのオジサン、頼まれたらなんでも引き受けてくれるって、評判だよ！」　さも嬉しそうにそう言うと、…

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戦う骨無し女

　　エラは内心（来た！）と思ったけれど、あえて口にはしない。「もちろん、喜んで」とニッコリとする。こうなったら…とことん楽しみましょ、と腹を決めたのだ。（私も…

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戦う骨無し女

こんばんは！暇人です。昨日は夜に雨が止み…今日は１日曇り空でした。梅雨の中休み…的な。熊本の方が、とんでもないことになっているようですが…まだ今晩から、西日本…

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戦う骨無し女

「見た目も性格も、普通のオジサンだよぉ」とジュンペイは言うけれど…それでも何かが違う、と直感で思う裕太だ。「だけど、ドローンを作ってくれたんでしょ？」すかさず…

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戦う骨無し女

　　思い返すと…継母とお義姉さんたちの悔しそうな顔！帰ってくるなり、癇癪を起して、椅子をひっくり返し、ヒステリックにエラに、あたりちらしていたのだ…その屈辱に…

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戦う骨無し女

魔法少女リリカルなのは魔法少女どうしでコラボそれより、Forceの続きをですね…（禁句）＊＊＊＊＊＊Fiction-03;NotForgiven─飲んだら許されない─自分の前では言葉を濁し、答えを延ばしのばしして理由をしぶっていたのに。友人の前だとこうもまあ、するりと言い訳をぶつけられるものか。なのはは、こういうティアナとスバルのやりとりを眺めるのが好きで、極上のワインを口に含みながら、ひそかに笑いを噛みしめていた。こういう本音をポンポンぶつけあう仲は、フェイトと過ごした十年ではなかったことかもしれない。＊＊＊＊＊＊流れるビールは泡を立てない。諸君、急ぐなかれだ。実をいえばその男、ナカジマパパ。娘たくさんに恵まれてしまった男の素顔とは。魔法少女リリカルなのは二次創作小説「Fの必要」シリーズの第八部。初めての方は...☆☆☆魔法少女リリカルなのは二次創作小説「FalseofHeart」第三話更新☆☆☆

万葉樹（よろずは　いつき）

陽出る処の書紀

　　どうせなら、自転車に乗れば、もっと早くて　楽なんじゃないかと思うけれども…おそらくジュンペイは、自転車の前かごに、乗せているドローンに、なるべく振動を与え…

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戦う骨無し女

　　そうなのだ…王子様は結婚には興味がない、と言ってたわりに、エラがお城に到着するなり、「やぁ、待ってたよ！」たとえ他の女性と踊っていたとしても、手を振り払い…

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戦う骨無し女

にほんブログ村7月3日は「涙の日」です。「な（7）み（3）だ」のごろ合わせのようですね。ということで今回は、副題に「涙」が入る、櫻井剛・脚本、桑畑絹子・小説『表参道高校合唱部！　涙の数だけ強くなれるよ』をおすすめします♪7月3日は何の日？『表参道高校合唱部！』この小説は、2015年、ＴＢＳで放送されたドラマ｢表参道高校合唱部！｣をノベライズしたものです。主人公は、香川真琴。両親が別居することになり、母親と一緒に東京に引っ越してきました。高校は、両親の

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あしたの図書室

　　窓にはまだ、小さな女の子が、こちらをにらみつけるようにして、見ている。おそらくは、一緒に遊んで欲しかったのだろう…じぃっとジュンペイに視線を向けて、放さな…

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戦う骨無し女

「危ないところでしたね」魔法使いは、エラに向かって言った。「約束は、キチンと守ってくださいよ」そう言うと…エラはガラスの靴を脱ぐと、古ぼけた布にくるむ。「だっ…

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戦う骨無し女

にほんブログ村7月2日は「うどんの日」です。毎年7月2日ごろにある半夏生の日にうどんを食べる風習が香川にあったことから、制定された記念日のようです。ということで今回は、重松清『峠うどん物語』をおすすめします♪7月2日は何の日？『峠うどん物語』峠うどん、というのは、この話の主人公、中学生の淑子のおじいちゃんとおばあちゃんが営んでいるうどん屋の名前です。以前は、「長寿庵」といい、味で勝負のうどん屋さんとして繁盛していました。しかし、目の前に市営の斎場、つ

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あしたの図書室

「あっ、しぃっ！」　ジュンペイはすぐさま顔をしかめると、妹の口を手でふさぐ。「にいちゃん…」モガモガと口を動かす。「いいか？兄ちゃんはなぁ、とっても忙しいんだ…

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戦う骨無し女

にほんブログ村7月1日は「航空自衛隊安全の日」です。これは、1999年から2000年にかけて多発した、自衛隊墜落事故を受け、この日は訓練を行わず、教育に時間をさこう、としたものです。ということで今回は、有川浩の自衛隊三部作の一つ、「空の中」をおすすめします♪7月1日は何の日？　『空の中』高度2万メートルの空域で、不自然な航空機事故が続きました。１機は国産輸送機のテスト飛行中、１機は自衛隊の演習中の二機編隊で上昇中、ともに原因不明の爆発事故を起こしたの

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あしたの図書室

　　このお話は、2018年3月～2019年3月末まで、1年かけてアルファポリスで連載していたお話です。実は時間切れで…尻切れトンボで終わってしまったので、とて…

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戦う骨無し女

「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何？」を、科学的、文学的、ときどき叙情的（？）に解き明かす恋愛論ブログです。

シランケン・重松シュタイン

シランケンの不純愛講座

こんばんは！暇人です。今日はですね、曇りがちの空でした。風が強くて…ドアが重たい日傘が飛ばされそうな、そんな風の強い１日でした。お花の受け取りに行くと…トンボ…

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戦う骨無し女

先日、SNS嫌いの二次創作者に肩入れするような記事を書きました。（ＳＮＳだけが萌えの爆心地ではなく、二次創作者の咲き誇る場所でもない）以前から申し上げていますが、二次創作者のSNS使用をけなす意図はありません。SNSをいいかどうかは、そこでの人間関係に恵まれるか否かによります。しかし、どんな場所であっても居心地をよくするかは各自次第。ラジオやテレビでの失言をする有名人が絶えないように、叱責や不興を買うのは場所だけのせいではないのです。集団行動が苦手で、人との距離感が詰まるのが息苦しいひとは、あまり向いていません。私はばっちりSNS苦手派に属しますが、そうかといいまして、大手を振って旧式のサイトやブログでの二次創作活動がいいかとも推奨できかねます。お前はいったいどっちなんだ、旗幟鮮明にしろ、と言われそうですね。な...SNS嫌いの二次創作者、ひとりでは萌えない愛のパズルを抱いて

万葉樹（よろずは　いつき）

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