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第16話 あれから一年
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…793
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…792
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…791
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第15話 銀世界
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…790
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…789
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…788
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…787
巳
第14話 好きなひと
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…786
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…785
第五章 翌朝、昴と銀河はルームサービスで朝食を摂った。建物内の移動で銀河の脚に負担がないようにというのは表向きの理由で、本当はあのレストランにて朝から彼らと遭遇することに気後れしていたからである。 オレンジジュース、トマトとツナのサラダ、湯気を立てているスクランブルエッグとコーヒーがテーブルに並ぶ。トーストにバターを塗りながら、銀河が上目遣いに昴を見た。「ねえ、さっきから考え込んじゃって、いったいどうしたの?」「どうって、何もねえよ」「いや、おかしい。何かある。昴がそういう顔をしているときは何か悩みを抱えているときだよ。生まれてからこの方二十五年間、長きに渡ってつき合ってるボクの目は誤魔化せな…
後ろから何かが追いかけてきているという気配を感じ取った岳斗は立ち止まり振り返って見ていた。誰なのだろうと、じっと見ているとランニング姿の人だ。 「誰だろう……」次第に、その人物のシルエットが近づいてくる。思わぬ人だったから呆然としていた岳斗に、その人は大声をだしてくる。 「20ペナルティでも追いついたー」 「え……、う、嘘。陽樹さん?」てか、ちょい待ち。早くないか。ダッシュを強めにかけ走りながら陽樹さん...
第四章 ようやく晩餐がお開きになり、四階のエレベーターの前で慧児たちと左右に別れた昴と銀河はふらふらしながら、自分たちにあてがわれた部屋へとたどり着いた。 広さは十畳、いやもう少し広いだろうか。入ってすぐ右側にユニットバスがあり、反対側にはウォークインクロゼットが、さらに中へと進むと、ラタンのテーブルを挟んでベージュ色のソファが一組、向かい合わせに置かれている。 奥にはサイドテーブルを間にセミダブルの大きさのベッドが並び、その向こうにコバルトブルーのカーテンがかかった大きな窓がある。窓の外には海の景色が広がるオーシャンビューだが、今はもちろん、どっぷりと深い闇に包まれていた。 ソファに倒れ込む…
第三章 さっきの要領で自転車を乗せたあと、助手席に乗り込んだ昴は運転席に座る男にそっと目をやった。 慧児の姿を見てホッと安心するなんて、戻ってきてくれて嬉しいと感じるなんて、彼に反発をおぼえていただけの今までの自分には考えられない、信じられない変化だ。 思えば、これまで彼とはどこぞの出版社で顔を合わせるくらいで、こんなふうに接触する機会はなかった。ましてや、車で一緒に移動するなんて、想像もつかなかったのだ。 昴の安堵を感じ取ったのか、慧児は前方を見つめたまま、静かに話しかけた。「銀河くんなら心配はいらない。打撲だけで済んだようだし、フロントで救急箱を借りて天宮が手当てをしているところだ」「そう…
第二章 三十分とかからないうちにフェリーは凪島へと到着した。 青い空、エメラルドグリーンの海に緑溢れる島の姿が映え、風になびくオリーブの木々が異国情緒を演出しているが、さりとて地中海に来た感じはしない。 日本の、瀬戸内海の島から脱却していないのだが、それは外国風のイメージを売り物にしている全国どこの施設でも同じことが言えるだろう。所詮ここはジャパン・日本という国なのだから。 イタリアかスペイン辺りを意識した周囲の白い建物と、昔ながらの漁村の面影が残る港の光景はどこかちぐはぐで、昴はその渾然一体となった景色をファインダーに収めるとシャッターを切った。「とりあえずホテルに腰を落ち着けてから行動開始…
第一章「あった! あの船だ。ほらほら、兄貴ってば早くしろよっ!」 季節は初夏、爽やかな朝の港にあたふたと現れたのは若い男の二人連れ。タクシーからの猛ダッシュに、勢い余って海に落っこちるのではとハラハラする周囲の目が注がれているが、ご当人たちはそんなことを気にしてはいられないらしい。「待って! お願い、その船待ってくださーいっ!」 白い船体に鮮やかな緑のペンキで『リゾートホテル・オリーブアイランド』と描かれた小型のフェリーにドタドタと乗り込んだとたん、出発の汽笛が鳴り響いた。船は桟橋を離れて海原をゆっくりと進み始め、お騒がせな二人は客室に入ると、黄緑のビニールを張った横長の座席まで進み、五列のう…
俺の通っている高校は神戸電鉄の岡場駅で降りるのだが、途中に建設中の図書館がある。その外側は完全にできあがっているので、皆が横目で見ながら学校へと行き、帰りは駅へと向かう。三学期も終わろうとしていた、その日も同様にチラ見していた。図書館のスタッフなのだろう、声が聞こえてくる。 「陽樹君、今度はこっちをお願い」 「はい」 「陽樹君、そっち終わったら搬入口で待機な」 「いよいよですね」 「ああ、新しい本...
SCENE №007 パトカーの赤いランプが去っていくのを見送ると「無事解決ですね」と言って立花は微笑んでみせたが、こちらの二人は浮かない顔をしたままだった。 簡単な事情徴集とはいえ──詳しくはのちほど立花が説明しに行くということで開放されたのだ──刑事に質問されたのは初めてだ。これまでにない疲労が隼人を襲った。「二人とも疲れたでしょう。車で来ていますから、とりあえず戻りましょうか」 商店街専用の駐車場に停めてあったPHカンパニーのロゴ入りの銀色ワゴンに乗り込むと、立花がアクセルを踏んだ。 後部座席に尊と並んで座った隼人は腕組みをした難しい表情をチラリと盗み見た。(怒ってるのかな、当然だよな……
SCENE №006 また連絡すると言ったにも関わらず、この数日間、尊からの電話はなかった。 毎日でも会いたい、せめて声を聞きたい。そんな気持ちは強まるばかりだが、何かと忙しい人に対して、こちらからかけるのは気が引けるために、そのままにしている。 隼人の生活はバイトを始める前と同じサイクルのまま、今日も平凡な一日が終わろうとしていた。 風音とは学校で顔を合わせたが、お互いに視線で合図を送るだけで、会話をするには至らない。学園アイドルと親しげに話すだなんて、彼女のファンに袋叩きになってはかなわないし、PHカンパニーについて、外部で話題にするのは避けた方がいいだろうと考えてのことだった。 ところが…
それから1週間後に連絡が着た。「滅多にしないから気がつかないことがある」とのことだった。まあ拒否されないだけいいかと思い直し、了解と返事をする。だけどメル友関係では物足りなくなってきた頃、メールが着た。一言だけだった。 「住むところが決まった」それを見て返していた。 「おめでとう。どこに住むの?」 「神戸」 いや、それは分かってるよ。神戸のどこなんだよと思っていたらピコピコッと追加がくる。 「仕事...
SCENE №005 翌日曜の朝、時計が問題の十時を示すと、十文字家の門前に一台の車が停まった。 言わずと知れた黒いクーペから降りてきた尊はこれから隼人を泉泰大のキャンパスに案内しがてら、そこの図書館で勉強をさせたいと早苗に持ちかけた。 彼にすっかり惚れ込んでいる早苗はもちろん了解し、リュックを抱えた隼人が乗り込むのを待って、黒い車体は動きだした。 約束通りに迎えに来てくれた尊、二度と会えないと思っていた人とこうして一緒にいる。会いたいという思いが通じたのだ。 昨日の事件も、冷たく感じた彼の態度も、バイトを辞めたいと思ったことも忘れてウキウキしている自分に気づくと、隼人は急にうろたえてしまった…
SCENE №004 再び黒いクーペの助手席へと乗り込んだ隼人だが、相変わらず無言のままで車を走らせる尊の態度に、次第に失望を感じていた。 優しく話しかけてくれたのは慰めたつもりなのではと、勝手な解釈をした自分にも腹が立った。相手に親しみを抱くようになった分、失望感も大きかった。 尊自身の仕事は隼人を会場へ連れて行くことと、北斗たちに引き合わせること。隼人の初仕事での大失敗も、人々の冷たい反応に遭うのも、彼にとってはどうでもいい出来事なのだ、それで当たり前なのだ。(ちっくしょう、何がエナジー指数だ、何がバトルモードだ。そんなのもう、知ったこっちゃない! そもそもだ、バトルモードで暴走する可能性…
引き戸を開けて入りバカ弟に声を掛けてやる。 「良太、煩いぞ」 「あ、兄貴見てみて。陽樹さんのデカいよ」 「なにが?」 「陽樹さんの息子さん」 「息子さん?」 「そうそう、男のシンボル」 「ああ、それね」 「兄貴、知ってるの?」 「知るわけないだろ」 「兄貴のは、どうなのかなぁ」 「るさいっ。見世物じゃねえよ」 「小さいのかあ」 「お前はどうなんだよ。見せてみろ」 「やん。兄貴のエッチ」弟の良太は外...
SCENE №003 次に二人が向かったのは『ひまわり保育園』、午後はこの場所にて、さっきのふたば保育園と同じイベントをやるのだ。 駐車場に車を入れると、先に到着した三崎たちが準備をしている姿が見え、尊はといえば、携帯電話を取り出してどこかに電話をかけ始めたが、よく見るとその電話機が黒っぽく光っているのに気づいた。(あんな機種、あったっけ?) 自分の知らない、新発売されたものかもしれない、などと考えていると、こちらを向いた尊は「ヤツらに連絡がついた。行こう」と促した。 車を降りて向かったのは保育園の建物から少し歩いたところにある公園だが、土曜の昼間にしては小学生らの姿もなく、所在なさそうにして…
SCENE №002 ビルの裏側にある駐車場まで来ると、尊は自分の車に乗るよう、隼人を促した。 漆黒の車体、スポーツタイプのクーペは黒ずくめの美男子にこれ以上ぴったりな車はないという車種である。隼人がおずおずと助手席に乗り込むと、車は軽やかに発進した。エンジン音はさほど大きくない、このテの車にしては静かで落ち着いた乗り心地だ。 尊がカーステレオを操作すると左右のスピーカーからジャズが流れてきて、こんな気障っぽい演出も彼ならでは。 黙って運転を続けている相手に話しかけることもできず、隼人は仕方なく景色を眺めていたが、繁華街を抜け、住宅地にさしかかったところで、思い切って口を開いた。「あの……交通…
外面のいい陽樹さんは母だけでなく弟受けもよかった。にこにことして身体の線が細い陽樹さんはスムーズに受け応えている。 「ねえ、本当に男なの?」 「こら、失礼なことを言うな」 「だってパッと見が女っぽいもん」 「だからって」 「脱げば胸の膨らみがあるとか」 「ないわっ」 「叩かないでよ。暴力兄貴」バカ弟が変なことを口にしたせいで夕べのことを思い出してしまった。しかも母まで、そっちの話しを口にしてくる。...
SCENE №001 育ち盛りは腹が減る。話題に乗り遅れないように、マンガ雑誌に目を通さねば。お気に入りのCDも、新しいゲームソフトも欲しい。みんなと盛り上がるためのカラオケボックス、携帯電話の料金は自分の小遣いで支払えと母のお達し。高校生だって何かと物入りだ。 先月まで勤務していた書店が閉店となり、目下失業中の隼人はその日、自分の部屋でアルバイト情報サイトを検索している最中に、ある求人広告に目を止めて思わず呟いた。「『誰にでもできる仕事ですが、やりがいもあります』って、何か矛盾してないか?」 依頼の主は株式会社PHカンパニー。まったく聞いたことのない社名である。 ✰ 記 ✰ ◎正社員・契約社…
岩屋から猛スピードで明石大橋を一気にスピードダウンすることなく走り抜けると、海岸線は安全速度で神戸の水族館まで走る。三時間強掛かって水族館に到着した。その駐車場で涼を取っていた。「あっちぃー」「やっと追いついたー」「ここが水族館だよ」「今は飲み物が欲しい」「はい、どうぞ」ペットボトルを1本買い渡すと、一気に半分を飲み下している。ゴックンと音が聞こえ、喉仏が上下に動く。その喉仏に沿うようにペットボト...
第七章 よく晴れた日、久しぶりに見る「緑のお屋敷」別名「樹神御殿」は昔とちっとも変わっていなかった。 高くそびえる木立も、水滴を涼しげに振りまく噴水も、咲き乱れる花々も二十年近く前のあの頃と同じだった。 いや、屋根や壁がいくらか古びたり、窓の奥のカーテンの色が変わったりと、それなりに変化しているのだが、オレの記憶の中にある姿をとどめていた。「うっわー。懐かしいな」「さっきから懐かしいの大安売りだな」 建物を目の前にして、同じ感嘆句ばかりを口にするオレに、傍らの健吾がやれやれと苦笑する。 隣の公園では数人の子供たちが遊具で遊んだり、砂場でじゃれ合ったりしていたが、野球をやる少年たちはいなかった。…
やはり鉄子なのか?御手洗さんのいうことには…297
私に優しいご飯って?御手洗さんの言うことには…296
小暑?大暑の間違いでしょ?御手洗さんの言うことには…295
7月5日、本日も異常な暑さです。御手洗さんの言うことには…294
危険な暑さに気持ちもダウン?御手洗さんの言うことには…293
危険な暑さと危険な生き物…御手洗さんの言うことには…292
本日も暑いです!御手洗さんの言うことには…291
梅雨明けと暑さにノックダウン!御手洗さんの言うことには…290
困ったもんだ、どうする?どうする?御手洗さんの言うことには…289
梅雨空が戻ってきたぞ~御手洗さんのいうことには…288
今晩も涼しく眠れるかな?御手洗さんのいうことには…287
ついつい買ったもの~御手洗さんの言うことには…286
ついに暑さに観念!御手洗さんの言うことには…285
やらかした話と~御手洗さんのいうことには…284
ムシムシの1日~御手洗さんのいうことには…283
第六章 樹神の危惧が現実となり、オレは今、この場所にいる。時刻はたぶん、夜の十一時ぐらいのはずだ。 この場所で──恐らく新宿からほど近い、どこかの廃ビルの一室──目覚めたのはほんの数分前、クロロホルムを嗅がされたせいか、未だに頭がぼうっとしたままだ。 当然ながら電気は通じていないが、床に転がされた懐中電灯が室内の一部を照らしているので、そこに脚が傾いた事務机やら書類棚、ひっくり返ったクズカゴなどがあるのはわかる。以前はオフィスとして使われていたのだろう。 事務机の御供だったであろうスツールに全身を縛りつけられたオレは身体を揺すって脱出を試みたが、ガッチリと固められたロープが肌に食い込むだけで、…
第五章 心を鬼にして、鉄の意志で捜査にあたるオレはその日も樹神を張り込んでいた。 今日の服装は黒いスーツにロイヤルブルーのワイシャツ、シルバーのネクタイにお決まりのサングラス……と、かなりド派手。 どう見ても先生に相応しくない、職業を間違えている格好だけど、イイ男は何を着ても許されるというか、その男ぶりを引き立てているのだから、大したものだ。 さて、彼はふだんどおりに予備校の事務所へと出勤し、そこから講義を担当する校舎へと向かった。当然あとを尾ける。 オレに尾行されていると承知の樹神はこちらの存在を無視するかのように、無表情のままでさっさと車に乗り込んだ。 教室に入るのを確認すると、出入り口が…
第四章 降り注ぐ太陽の光を受けて、キラキラと輝く緑の葉をつけた木々が林立する広い庭、白いカーテンのかかった黒枠の出窓に赤茶色のレンガ造りの大きな西洋館── あれ、何だっけ? 何て呼ばれていたんだっけ? うーん、ダメだ。 近所で「緑のお屋敷」あるいは「緑屋敷」と呼ばれていた建物の、もうひとつの呼び名がどうしても思い出せないが──まあ、いいや。 とにかく、その「緑のお屋敷」のすぐ隣にある広い公園がオレの小学生時代の放課後の遊び場だったのは確かだ。 公園にはたくさんの遊具の他に、芝生の広場が設けられているのだが、そこで野球をやるのが高学年男子の楽しみであり、ステータスでもあった。「あー、また入っちゃ…
第三章 未だ容疑者を一人に絞り込めない状況の中、確固としたアリバイがない樹神への容疑は強くなる一方だった。 彼が食事を摂ったという横浜の店での証言は得られたが、帰宅時間から逆算して、店からいったん川崎の被害者宅へ向かい、横浜に引き返して自宅に戻るのは充分可能だったからだ。 また、防犯カメラに残る映像の人物、黒い服の男に似ているのも彼を不利な状況に追い込んでいた。 この人物は犯人と考えてほぼ間違いないし、捜査本部もその方針で動いているため、樹神は容疑の濃さでは重要参考人中でナンバーワンになってしまった。「最重要参考人ってわけか。こりゃ面倒なことになったな」 田ノ浦さんは柔和な顔に難しい表情を浮か…
第二章 捜査状況を報告するため、その日のうちに捜査本部のある川崎署へ戻った。 午後十時からの捜査会議まで休憩を取っていたオレは自動販売機コーナー前のベンチに座ってぼんやりとしていた。中身の入った紙コップが手から落ちそうになり、慌てて持ち直す。 帰り際のあのキスはいったい、どういうつもりだったのか。 容疑者に不意を突かれた、それだけでも刑事失格なのに、挙句の果てに唇を奪われたなんて。 奪われたのが拳銃だったら最悪の事態になっていただろう。そんなの、比べる対象じゃないけど。 それにしても、よりにもよってキスをするだなんて、ふざけるにも程がある。 自分より年下のくせに、いっちょまえに刑事ぶっていて生…
第一章「おっ、帰ってきたぞ。ヤツだ」 田ノ浦(たのうら)警部補の押し殺した声を耳にして、全身に緊張が走る。 横浜市港北区にある高級マンション脇の駐車場にて、張り込みを始めて三時間あまり。太陽がすっかり西に沈んでしまった今、ようやく重要参考人のお出ましだ。 本部事務所の説明によると、今日の授業は都内の二つの校舎で午前と午後一番の二コマのみ。 夕刻には自宅へ戻る予定じゃなかったのかとも思うと、ちょっと納得いかないけれど、予定は未定ともいう。待つことを苦にしていたら、この仕事は務まらない。 さて、ここからがスタートだ。 オレは武者震いをしながら、黒塗りのセダンから降り立った男を食い入るように見つめた…
やばい、でる。でそうだ。 「出していいよ」その言葉に促され出してしまった。 「気持ちよかったんだね。僕も気持ちよくなったよ」 「俺は」 「寝るのは風呂から出てからだよ」 「それもそうだね」眠気もあるが、してはいけないことをしてしまったと、後悔の念がわく。俺から離れた陽樹さんは言ってくる。 「最後に貸して」なんのことが分からない俺は、その最後という言葉に頷いていた。 「いいよ」ありがとうと返してきた...
個人的に読みたいこともあって、ホラーに関する記事を募集! 小説などの創作物、実話の語り、怪談、都市伝説、事故物件についてなど、ホラーに関することなら、なんでもOK! よろしくお願いします(^^)/
新世紀エヴァンゲリオンのLAS小説に関する記事をまとめたテーマです。 #LAS #ラブラブアスカシンジ #惣流・アスカ・ラングレー #式波・アスカ・ラングレー
シンガーソングライター伊東歌詞太郎さん関連のブログ。新曲、歌ってみた、歌い手、ロックスター、小説、エッセイ、イベント、ライブレポなどなど何でもOK
親鸞
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
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薄桜鬼の二次小説(BL、百合ネタは除く) 夢小説もどうぞです(*´ ∇`*)
「奇跡」を司るのが「神」 時間・空間・物質に「奇跡」が起きた。 生命は「奇跡」の連続 「大いなる意思」は「神の愛」 人間は皆、「神の子」です。
まどかが、今 夢中になっているドラマ・音楽番組。 そして、今 読んでいる小説などを 熱く語ります!