個人的に読みたいこともあって、ホラーに関する記事を募集! 小説などの創作物、実話の語り、怪談、都市伝説、事故物件についてなど、ホラーに関することなら、なんでもOK! よろしくお願いします(^^)/
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第4章 ここから始まる…15
ペンス副大統領による【対中政策演説】2018年10月4日
2020年 インド国境へ侵入した中国軍との衝突
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…564
もしも1億円当たったら?とりつかれちゃった?魔法の扉 第3章 信じる者は救われる?…17
【小説紹介・感想】モンスターハンターかと思ったらHUNTER×HUNTERだった…【異世界転移・勘違い】
⑤ ガルワン攻防(Galwan attack and defence)6
まずは、物事の始まりから7-3
恐竜の島に会いに行こう 宝の島続々編 第4章 ここから始まる…14
【夜想曲18話】眠れるリュイの妻2
No.6-029 Blue Dreaming
ジョーカーはどこだ?~よみがえる幻の城と魔界の使者…563
出た!コタツ守り!御手洗さんのいうことには…188
#14 代わりという名の解放
【if】~もう少しだけアイツと一緒にいられたら~ 第18話
そして約束の日。 ポールはエドと共に、ヒロとトモが暮らしている本宅の裏門の一つから中に入った。 正門から入るとセキュリティが動いてユタカの知るところになるからだ。 ヒロが立っている。 「いらっしゃい」 「ここは不思議な建物だね」 「そう?」 「なんで、ヒロはこんな風に建てたの?」 「私じゃない」 「違うの?」 「違うよ。トモの母親がデザインして建てたんだって」 「へえ、ト...
クリスマスの日、博人がボソッと呟いた言葉。 「ペーパー用の講義があれば」 その言葉が頭の隅に引っかかり、それ以降ずっと考えていたということを話していた。 だが、自分一人でいい。 皆は、皆の生き方がある。 その話を聞いた博人は、友明とともにエドの部屋へ行き話した。 「内緒にして欲しい」 そう言われていたが、エドはポールに喋っていた。 「なあ、これは3人だけの秘密なんだが、手伝って欲...
パーン! と音がする。 だけど、この音は銃声ではない。 だからこそ、ベッドから動かないでいたんだ。 すると布団ごと抱きかかえられる。 何処に行くのだろうと思っていたら、リビングに連れて行かれる。 入った途端、布団ごと落とされた。 これだと受け身取れないじゃないか。 「ったいなあ……」 先ほどと同じ銃声が聞こえるが正体はクラッカーだ。 その音と二つの声が聞こえてきた。 「Happy Birthday!!」 ...
いつも読みに来て頂きありがとうございます。最新作、開始です!しかも!!全年齢、対象です!エロっ気は、まったくありません!(断言w本日、7月27日は友明の誕生日です。ハッピーバースディ、友明♪なぜか友明に「誕生日なのだから、今日中に書いて更新しろ」と尻を蹴られ、更新しています。~あらすじ大学卒業後、ある事故に遭いドクターストップをもらった福山友明は、そこの病院のボスをしていた博人と恋人になった。今で...
朝の光を浴びて、雛の目覚めみたいに布団から顔を出して、隣に在る筈の体温を探った。まだ夢の途中だろうか、左手をいくら伸ばしてもあなたの何にも辿り着かない…
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
いつも読みに来て頂きありがとうございます。 『好きになったのは年上で意地悪な人』は、如何でしたでしょうか? 岡崎は退社して、本業であるバイオリンを奏でながら他にもバイトを掛け持ちし二足の草鞋で生活することにしました。 そして、宮田常務も。 今作で宮田常務の話がやっと書けてよかったです。 自分の子どもと変わらない年齢の岡崎を抱く。 そういうことに抵抗ない人だと分かって頂けたと思います。(笑) ...
まだ敦は怒っている。 悟と一緒に徹が持っている袋を渡すために外に出ている。 「返却するからな」 「使えよ」 「いらんっ」 「第一、あん……」 思わず立ち止まってしまった。 悟は、その様子を口にする。 「おや、自分で付けてる」 猫耳に首飾り、しかも尻尾まで付けている。 一瞬、可愛いと思ってしまった。 脳内では裸にした徹に自分が付けていくシーンが浮かびあがる。 「これは、また。岡崎...
優介は声を掛けてくる。 「ねえ、徹」 「なに?」 「一緒に暮らしてどう?」 「な、なにを急に」 「3階で一緒に暮らしてエッチなことしてるの?」 「ゆーすけー、お前ね、なにを言い出すんだよ」 「大丈夫だよ」 「なにが?」 あのね、と優介は話してくれる。 はいはい、どうせ優介にはバレていると思っていたよ。 それになんだって。 師匠と優介は恋人で同棲中だと。 分かんなかったなあ。 ...
7月5日水曜日。東京は朝から曇り空。竹内みなみは高田馬場にあるオフィスビルの17階で印刷した書類を確認していた。プリントアウトできるコピー機は席から離れた場所…
開店初日。 コンビニ店長と、師匠から花輪が届いた。 しかも、退社した会社の社長からも。 ああ、そういえば大学の同期で仲がよかったと言われてたな。 そして、こともあろうに卒業した大学からも。 そういえば、社長と同期なら俺と同じ大学だ。 俺とは学部は違うが、それでも同じ東響大学でも「医学部卒業生仲間より」「経済学部卒業生仲間より」「教育学部卒生業仲間より」と送り主が違う。 敦さんは、それを見て呆れ...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
前回の話はこちら 平穏な秋の風が俺らの間を遠慮気味に通り抜けた。「あ、すみません」とでも聞こえそうな緩やかな風。俺の内側にも同じものが吹くから、…
斜め気味に設置されたヨットとクルーザーは、一店舗にするため壁を潰し天上も取っ払って広げる。 手前にあるヨットはトイレを残し、他は潰した。 クルーザーのほうは操縦席とキッチンを残し、他は潰し広げる。 キッチンには簡単な物しか置かれていない。 まずコンロ系はない。 冷蔵庫もないので、敦さんは自分の部屋のを置いているみたいだ。 「どうした?」 「部屋に冷蔵庫がないと不便では?」 「部屋にはある...
7月下旬、皆で敦さんのヨットに乗りに行く。 今日はコンビニ、道場、シュークリーム屋も休みだ。 優介は元気にはしゃいでいる。 「格好いい-」 そんな優介に師匠は牽制の意を込めて声を掛けている。 「優介、はしゃぐな」 「だって、ヨットだなんて初めてだもん」 「はしゃぎすぎると落とすぞ」 「いいよ。海パンになっとくから」 そんな二人のやり取りに、皆は笑い出す。 「んー、気持ちいいなあ」...
前回の話はこちら 最終話はこちらから 「意外と淫乱なんだね。セックスなんか興味ないみたいな顔してるくせに」「うるっせぇな。見た目で判断すんな」「ま…
話しは色々と進んでいく。 「それなら、あとは保健センターに登録して許可もらわないとな」 「夜は自分でする」 悟はなにかを思い立ったのか優介に持ちかけている。 「優介、それなら販売でなくシュークリームの卸屋でやればいい」 「卸屋って」 「昌平と宮田のところに卸す。そしたら、お前も気が楽になるだろう」 「悟さん、なにを考えて」 「忘れたか? お前は栄養士の資格を持っている」 「あ...
木曜日に退院した敦さんは週末までゆっくりしていた。 入院中に考えていたことを話してくれた。 「もう、どこにも行ったり来たりできない。一つの所に腰を落ち着けた方がいいと言われたけど、私はまだ60の半ばだ。まだ働ける。どうしたらいいのか、ずっと考えていた」 「敦さんのやりたいことってなんですか?」 「分からない。今までは絶え間なくオファーあったからな」 「それなら新しく何かに挑戦されてはいか...
前回の話はこちら 22話はこちらから 最後の1回はどちらからともなくだった。誘ったのは俺だが、わざわざ会って別れを告げるのなら、マモルもそのつもり…
※利根川視点※ もう、どうしたらいいのか分からない。 高瀬、今どこに居るんだ? なにをしているのだろう。 どうやら自分の住む住処から見つけないといけないみたいだ。 今まで贅沢していたからなあ。 ふと坊ちゃんの言葉が浮かぶ。 「社食する?」 いや、冗談じゃない。 誰が、見ず知らずの奴に作って食べさせないといけないんだ。 高瀬と坊ちゃんだったから作って食わせたんだ。 自分の力がなにに向いてい...
「付き合わせて悪いな、アル。誕生日だと言うのに…」「ううん、お仕事でもこうしてハインと一緒にいられるから嬉しいよ」「明日は何が何でも休んで、祝い尽くしてやるからな」「ふふ、楽しみにしておくね」小さく笑うアルフレードに気付かれないように、ハインリヒは寄り添い立つ彼を見下ろして感嘆のため息を落とした。普段は自由に遊ばせている柔らかな金糸の髪は丁寧に撫でつけられ、一流のテーラーが仕立てたスリーピーススー...
その騒ぎを聞きつけた副社長は利根川を社長室へと連れて行く。 「もう庇うことはできない」 「副社長」 「利根川君。君は、誰になにをしたのか分かってるかい?」 「あの男は、あいつを隠した」 「あいつとは、誰のこと?」 「岡崎です。この2ヶ月、出社せずに」 「彼は3月末で退社した」 「なにも聞いていません」 「彼は常務秘書だったからな」 「高瀬だけでなく、岡崎まで……。どうして」 ...
前回までのあらすじっ! 昔ながらの手口しか認めない、折野佐木助(おれの さぎすけ)の元で、オレオレ詐欺を働く破天夫(はてお) 連日詐欺を見破られ、心がオレかけていたある日、『オレオレ』と呼びかけた相手の口をついて出た言葉は『まさか破天夫かい?』という驚きのものだった。 電話の向こうにいるのは、果たして破天夫が幼い頃生き別れた母親なのか? それとも… ※前回のお話はこちら↓ www.xn--btr663e.xyz 続・魂のオレっ! 「母さん!オレだよ!破天夫だよ!ずっと昔に生き別れた破天夫だよ!」 「え?…まさか、本当に破天夫なの?…いいえ、騙されないわ。いつか破天夫と暮らすためにとコツコツ貯め…
次男は仕方ないと思い父親のほうを振り向く。 「タヌキ」 「私に固執するな」 「それとこれとは違う。人の親を突き落として、のうのうと専務という肩書きにしがみついている大きな子どもは許されないことをした」 三男まで言ってくる。 「そうそう。なにしろ見舞いに来たのは社長と副社長の二人だけだ」 今度は長男だ。 「あと近所の、秘書課長。この三人だけだ。それに、こいつは謝罪の言葉もなしだし怒鳴...
前回の話はこちら 21話はこちらから 期待は裏切られるためにあるのかもしれない。 改札を抜け、マモルの背中を見付けたときから、何となく不穏な…
怜は父親に言っていた。 「親父、この三人を止めて」 その言葉にため息がでそうになった父は、仕方なく言ってやる。 「そこまでして私の居場所を突き止めてどうする気だ。智弥、お前には家をやっただろう。それに生前分与で4人に分けたはずだ。これ以上なにを搾り取ろうとするんだ。何も残ってないぞ」 その言葉に即座に応じたのは末っ子の怜だ。 「親父には、残りの人生が残っているでしょ。この三人は、それを狙...
大切な人が自分のために傷付いた。大切な人が自分のために不幸になった。そう思うのなら、今度は自分がその人のために傷付けばいい。だが、仮にそれで深い傷を負ったとしても、不幸だとは思わないだろう。大切な人のために負うその痛みは、確かに痛いかもしれないが。不幸になることなど、ありえない。人は人と交わることで、人と成る。想うことで他者の価値を知り、想われることで自分の価値を知る。人と繋がるということは、そう...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
階段を3段飛ばしで駆け上がる。 5階に着く前に利根川専務の声が聞こえてくる。 「だから、俺は、あいつの居場所を聞きたかっただけだ」 「それで突き落としたのか?」 対峙している、この声は兄貴だ。 まだ双子より兄貴のほうがいい。 「知らんとしか言わないから」 「知らないと言うのなら、そうかと言えばいいじゃないか」 「前科があるんだよ」 「前科とは?」 「夢の島に連れて行くとかなんとか...
●海中 高層ビルが沈んでいるのがぼやけて見える。 ビルの屋上から伸びるロープ。30mほど上が海面でロープの先に浮島がある。そこから放射状に海苔や牡蠣や海藻を…
前回の話はこちら 20話はこちらから 数日後、予想通りというべきか、裏切られたというべきか、蒼汰は元のサヤに戻った。チェストや収納ケースの空き…
翌週の月曜、宮田常務の息子三人は桑田コーポレーションに向かった。 名目は末っ子の顔を見るためだが、本来は父親に怪我をさせた犯人の顔を見るためだ。 受付で末っ子に電話を掛ける。 『どうしたの?』 「今、なにしてる?」 『昼ご飯食べ終わろうとしているけど』 「利根川は?」 その言葉で気が付いた。 『やめて』 「なにを? 顔を見るだけだ」 『俺の顔なら飽きるまで見せてあげる』 「俺が...
人が人を想うとき、それはいかほどの質量と熱量を持つのだろうか。かけがえのない大切な友を想うとき。かけがえのない愛する人を想うとき。それは、決して美しいだけのものではないだろう。想いが折り重なり、交わり、幾重にも複雑に絡み合って。それは、ときに残酷性を孕み、酷く醜い形を成すときもあるだろう。だが、それでも。それでも、とダイトは目の前に広がる光景にそっと口端を緩めた。(人の想いで、人はこれほど強く成れ...
魂のオレっ! 「もしもしオレだけど?」 「へぁ?…どちらさんですか?」 「やだなぁ母さん、オレだよ、オレオレ」 「ありゃ?もしかしてヨウスケかい?久しぶりじゃないの…どうしたの?」 「そ、そうだよ!ヨウスケだよ!いや、実はさ…交通事故を起こしちゃって、今すぐ示談金を払わないと大変なことになるんだよ」 上手く息子になりすませた!と意気込んだのだが… 「はい!残念でした。ウチにはヨウスケなんて子はいませ〜ん。警察に通報しま〜す」 ガチャっ!ツー…ツー… 破天夫(はてお)は、慌てて電話を切り、この日何度目になるか分からないため息をついた。 ハァ… 今日もダメだった… 時計の針は午後2時を回った。 銀…
何度も何度も煩く騒いでいたら、やっと出てきた。 しかも、眠たそうな表情をしている。もしかして、こんな昼間っから寝ていたのか。この位置大事なときに! という思いが湧いてくる。 「なあに? どうしたの?」 「師匠は?」 「何か用事?」 「大至急、見てもらいたい物があるんだ」 と言って、スマホを見せる。 徹が見せてくれているスマホに目をやると、優介は言っていた。 「これGPSだよね」 あり...
俺は素直に言っていた。 「そんな大変なことになっていたなんて知らずに、俺は避けられているんだと思ってた。俺の気持ちが重すぎて引かれてるのかなと思って、会えたら謝ろうと思っていたんです。オファーのことは忘れてくださいって。でも、言えてよかった」 「さっきも言っただろう。考える時間はたっぷりあったって」 「言われてましたね」 「私は、その場限りが多く長続きしなかった。それに社内の人間なんて論...
前回の話はこちら 19話はこちらから 欠伸が伝染するように怪しい雲行きもまた、伝染する。23時台のニュースをBGMに、俺はひとり、スクロールを繰り…
強く細かな雨がノイズのように降り注ぐ平日の昼下がり。差した形跡のない白い粉を吹いたビニール傘を手に、濡れそぼった姿で我がオフィスの会議室に現れた自称23歳の女は、面接官である私の目の前で、恐るべき志望動機を語ったのであった。「《ABCマートの店内でだけ流れてるラジオ》番組ってあるじゃないですか?」 聴取率30%台の番組を語るようなその自信にあふれた声のトーンに、私は「ですね」としか言えなかった。「わたし、あの《ABCマートの店内でだけ流れてるラジオ》のパーソナリティーになりたいんです。ここでなれますか?」 たしかに、当社はアナウンサーが多数所属する芸能事務所であり、私はその採用担当者である。そ…
3階に上がり呼び鈴を押す。 そんなにも待たずにドアが開く。 「なんだ、煩いな」 「さっきのシュークリームは俺ので、敦さんのは、こっちです」 はい、とプレゼント用に包んでくれた箱を持ち上げ見せる。 「どっちでもいいんだけど」 「よくないです」 中に入れてくれたので安心した。 テーブルの上にプレゼント用のシュークリームを置く。 カードが挟まっているのを見つけたので、それを手にする。 それ...
左頬に僅かな痛みが走る。普段ならば避けられて当然のそれを頬に受けてしまったのは。拳を振り上げたのが、己の主だったからか。それとも、その主の瞳がひどく優しい色をしていたからか。「…ッ!?え…?」護衛という職務柄、トレーニングは日々の業務のひとつでもある。デスクワークの合間を見つけては、秘書でありながらかつては護衛も兼ねていたフルアと手合わせをすることも少なくない。護衛対象でありながら、護られる自覚のな...
優介は奥に入っていく。 「悟さん。俺、なんとなくだけど分かったよ」 「なにが?」 「あの人の恋人って、徹だ」 「あの二人?」 信じられないとでも言いたそうな表情の悟に、優介は話し出す。 「さっき二人とも名前を口にしていたよ。誰にも知られたくないのは、男が好きだということなんだなと思ったよ。それに、二人とも同じ会社に勤務していたんだよ」 「そっか、岡崎君はやめたんだった。すると私は隠...
前回の話はこちら 18話はこちらから 夏休み真っ只中ということもあり、繁華街はどこを見回しても若い子で溢れ返っていた。ただでさえ炎天下の真夏日だっ…
チリリン♪と鈴の音がする。 「こんちは。生と梅とレモンを二つずつください……。あれ、優介?」 奥から声が聞こえてくる。 「あ、ちょっと待ってて」 「はーい」 少し待ってると出てきた。 「ごめん、ごめん」 「優介、お前泣いていたのか」 「ちょっとね。時々やっちゃうんだよ。ひっくり返して怒られて。ごめんね、気にしないで」 「まったく、そそっかしいのは変わってないんだな」 「あはは…...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・長住哲雄が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
それは、朝からしとしとと小雨が降りつづく肌寒い梅雨の日のことだった。榎本茉美は母親に連れられて祖父の葬儀に参列していた。祖父といっても会ったこともないひとだ。母親も含めて皆が沈痛な面持ちをしている中、どんな顔をしていいかわからずひどく居心地が悪かった。葬儀のあと、亡くなった祖父の屋敷に移動したのだが、母親の実家でもあるそこは見たこともないような豪邸だった。母親がとんでもないお金持ちのお嬢様だったことを、茉美はこのとき初めて知った。中学生になりたての娘から見ても彼女は品のある美しいひとだ。それも育ちのよさゆえだったのかと納得する。喪服で儚げにうつむく姿は、不謹慎かもしれないがいっそう美しさが際立って見えた。「史絵」ふいに呼ばれたのは母親の名前だ。振り向くと、喪主を務めていた男性がこちらに歩み寄ってきた。彼は史絵の...「オレの愛しい王子様」第13話彼女の理由
目が覚めると僕はプロ野球選手になっていた。これは僕が生まれてはじめて抱いた夢だ。寝て見る夢ではなく、起きて抱く夢だ。だからこれは夢の中の話ではなく、外の話ということになる。どちらが現実かなんて、取るに足らないことだろう。 しかしプロ野球選手の僕は、引退後に生き甲斐を失い、酒びたりの毎日を送ることとなった。毎日が無力感に溢れていた。子供のころ、引退後のことまで夢に見ることを忘れたからだ。こんなことならば、第二の人生まで計画的にしっかり夢に見ておくべきだった。だが夢に計算など似合わない。ひとり酒を飲んで前後不覚で眠る日々を続けるうち、再び目覚めの時が訪れた。 目が覚めると僕はパイロットになっていた…
久しぶりに長編小説を書こうと思っていて、何かネタになるものはないかという浅ましい思いで、当ブログに書いた自作短篇小説を珍しく読み返してみたりしている。本来自分が書いたものを読み直すのは好きじゃないのだが、改めて読んでみるとまったく身に覚えのないフレーズや展開が随所に出てきて興味深い。なので今日は、このブログを最近訪れるようになってくれた読者の方々への入門編として、また以前から訪れてはいるもののそんなにちゃんと読んでいない方々へ向けて(いやブログとは、だいたいそのようなものだと思ってます)、これまでに書いた短篇小説の中から、なんとなく思い浮かんだおすすめの5作を、今回の読み直しで印象に残った身に…
怜は、コンビニから出てきた人とぶつかり転げてしまった。 「ご、ごめんなさい」 「うわああ……」 「あ、あの、大丈夫ですか?」 「バカ。バカ、バカ、バカ親父-」 その声を聞いて、ぶつかった人が誰なのか分かった相手は黙っていた。 村上君かあ、仕方ない。こうなると……。 コンビニに戻り飲み物とシュークリームを買って出た。村上君は、まだ泣いている。 「はい、どうぞ」 すっと目に前に出されたのは...
連載 ローズマリーの詩 23 写真も残ってない男破産して家の離れに間借りするおじと、出戻りの私。それぞれの愛の物語。千里さんの部屋は「千の丘」の上階にあった。私と千里さん、女ふたりですき焼きを囲む幸せな食卓。そこにもうひとり、いてほしい人がいた。そ
●海強い陽射しにギラギラ輝く。汽船の舳先がしぶきを上げて進む。 ●汽船・甲板腕を組む主人公の坊っちゃん(23)が口を結んで前を見ている。海風。汽笛。 …
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新世紀エヴァンゲリオンのLAS小説に関する記事をまとめたテーマです。 #LAS #ラブラブアスカシンジ #惣流・アスカ・ラングレー #式波・アスカ・ラングレー
シンガーソングライター伊東歌詞太郎さん関連のブログ。新曲、歌ってみた、歌い手、ロックスター、小説、エッセイ、イベント、ライブレポなどなど何でもOK
親鸞
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
▽思いを綴りました▽ 「真っ白な。。。花は。。。」 あらすじ この季節が あれから10年 この季節だけは想い出そう #東日本大震災 #NHK/リスペクト #花は咲くプロジェクト/リスペクト 『真っ白な。。。花は。。。』 あれから10年忘れてる毎日思い浮かび考えた泣いた水電気ガスは止まった真っ暗なコンビニで初めて見る光景に言葉がつまった →続く 続き→ https://t.co/6c8gVgn6fT https://t.co/GWBujSemwN #小説 #日記 #連載 #短編
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薄桜鬼の二次小説(BL、百合ネタは除く) 夢小説もどうぞです(*´ ∇`*)
「奇跡」を司るのが「神」 時間・空間・物質に「奇跡」が起きた。 生命は「奇跡」の連続 「大いなる意思」は「神の愛」 人間は皆、「神の子」です。
まどかが、今 夢中になっているドラマ・音楽番組。 そして、今 読んでいる小説などを 熱く語ります!