| 順位 | 画像 | 記事タイトル / プロフィール / 記事本文 / 関連キーワード |
|
 1位 |
 |
- 情報提供63 応援団 鰤の部屋

- 逃げる。逃げなければならない。 奴らに見つかってしまった俺は、煙に撒こうと走り続ける。「待てー、逃げるなー」 野太い声の奴らが追ってくる。納豆のようにしつこく、どこまでも追いかけてくる。俺が何をした?何もしてはいない。 ただ3ヵ月後の試験を頑張ろうと心の中で奮起していただけだ。「応援させろー。応援してやるぞー」 恐ろしい。地獄へ誘う悪魔の声のようだ。「応援なんか必要ない!だからもう構わないでくれっ!
-
|
 2位 |
 |
- 情報提供影は遠い日から射して(296) 江戸川静の写真つき旬編小説

- 「これからが踏ん張りどころですよ!」中原弁護士に言われた関根は、とっさに「これで首になることはない」と思った。「頑張ります」「関根さん、何か質問があれば……」「……支援企業の噂をいろいろ聞いていますが、正式に決定したんでしょうか?」その質問も織り込みずみだったらしく、中原はむやみに口外しないようにと断った上で、噂どおりの社名を告げた。二社とも東証一部上場、全国的に知名度の高い企業だ。
-
|
 3位 |
 |
- 情報提供影は遠い日から射して(297) 江戸川静の写真つき旬編小説

- 飯田と関根が洋食屋を出たのは十一時半すぎで、周辺にはランチタイム第一陣のサラリーマンがちらほら目につく。二人はいつもの喫茶店の二階に移動した。「ここから見てると、ほんとに平和だよなぁ」「飯田さん、この前もおんなじこと言ってましたよ」「だって、そう思わない?ほら、あいつなんか爆笑してさ。何が楽しいんだか……」「幸せそうで、いいじゃないですかー」「あれ?他人の不幸が好きじゃなかった?」「そんときの場合
-
|
| 4位 |
 |
- 情報提供見えない敵 江戸川静の写真つき旬編小説

- ――プロボクサーになって、あいつを見返してやりたい。塚本武司が佐々木ボクシングジムの門を叩いたのも、ひたすらその一心からだった。「塚本さん、ご希望のコースは“ボクササイズ”か“健康コース”ですよね?ここのところ、つけ間違いでしょう」佐々木昌造会長は入会申込書を指し示しながら、塚本が丸印で囲んだ箇所を訂正するように求めた。プロのライセンス取得など、初めから無理な注文だ。「いえ、プロテストに挑戦したい
-
|
| 5位 |
 |
- 情報提供62 タイムキーパー 鰤の部屋

- 「はいはい朝だよ朝。起きて、ほら、起きて!!」「うるさいなぁ。後5分……」「駄目駄目駄目。ほら起きる!!」 ぼくは、というよりもこの世界で寝坊する事はない。この世界には1人1人にタイムキーパーと呼ばれる不思議な存在が居るのだ。 彼らはぼくらが知りたい時間について教え、時に起床の手伝いだってしてくれる。彼らの言う時間通り動けば、バスに乗り遅れる事も、待ち合わせに遅れる事も無い。「ほら、後2分以内に朝食を食べ
-
|
| 6位 |
 |
- 情報提供61 引越し挨拶 鰤の部屋

- 俺は最近ここに引っ越してきた。仕事終わりで疲れている中、ちびらちびらと荷解きをし、ようやくそれも終わり、達成感と共に疲れで床に寝転がっていた。 コンコンと戸がノックされる。こんな時間に誰だろうか?「はい、どちら様ですか?」「あ、どうも始めまして。私、お隣に引っ越してきたものです。ご挨拶に伺いまいりました」 疲れた体に鞭を打って扉を開ける。廊下には母、父、子という関係らしい3人の姿があった。「改めま
-
|
| 7位 |
 |
- 情報提供伊勢神宮の変態 エトピリカのささやき

- これはフィクションである。伊勢神宮の変態としたが、ここで言う「変態」は、格式のある意味で使っている。「変態とは」広辞苑では「もとの姿・形を変えるこ...
-
|