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恋愛小説(悲恋) 注目記事ランキング

1位〜50位

  • 1位

    秘恋6

    写真素材 pro.foto 私の名前は彬という。 父は右大将、母は内大臣を父に持つ今一番権力を持つ家柄の 家に生まれた。 私はいい家柄に生まれ、何不自由なく育てられた。 普通の貴族は父が一人で母上が沢山いるのが当たり前であり 父親は時々しか妻の実家に寄らないのが一般的だ。 だが内の場合は貴族には珍しく、父上は母上以外妻を娶らなかった。 私には妹と弟がそれぞれ一人ずつ存在し、寂しい思いをしたことがない。 父上は仕事が忙しく、内に寄ることは少なかったが母上も厳しいながらも 愛にあふれているし、妹も弟も可愛くて毎日姉弟の世話焼きをしていた。 そんな私にある出来事ができた。 それは童殿上で今東宮様の御…

    黎姫

    妄想の館

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  • 2位

    秘恋5

    写真素材 pro.foto 高彬は順調に出世をして内大臣となっていた。 童殿上をしていた彬は今東宮様の御学友として 内裏に上がり、御顔めでたく将来は出世間違いなしだと言われるようになっていたの。 そして、彬が11歳の時元服。 加冠役は太政大臣にまでなった父さまが どうしても引退前にやりたいというから早まってしまった。 それに官位はなんと高彬が以前承った右衛門佐だった。 これは異例のことだったの。 それと同時に左大臣家の二の姫様と婚約も決まってしまった! あたしはあまりのスピードについていけなくて呆然とするしかなかった。 女のあたしがこういった政治絡みなことに権限はない。 でも、11歳の息子が婚…

    黎姫

    妄想の館

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  • 3位

    秘恋4

    写真素材 pro.foto あたしの身体は変化していた。最初は風邪っぽいなって軽く思っていただけなのに食事が中々取れない。まさかと思ったけれど吐き気はない。だから何か病気かと思い、典薬頭に罹ったときだった。「おめでとうございます、北の方さま、やや子がお腹の中にいらっしゃいますよ。」 そう典薬頭が告げると女房達が声を上げる。 「北の方さまおめでとうございます!大臣や高彬様にも連絡をしなければ。」 周囲が騒ぎ出したの。誰もが喜んでくれる。けれどあたしの心は悲鳴を上げていた。あぁぁーーーあたしの態度に気がついた小萩が話しかけてくる。「瑠璃さま、大丈夫ですか?顔色が悪いようです。体調が優れないようなら…

    黎姫

    妄想の館

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