本文中に軽微ではありますがR表現を含んだ部分がございます。苦手な方はご遠慮下さい。パスをかけておりませんので閲覧は自己責任でお願い致します。*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*背中から抱きつかれてるから、総二郎の顔が見えない・・・だから余計に不安になって、振り向きたいけどそれも出来ない。だって総二郎の舌がずっと私の背中を舐めてるから・・・それにゾクゾクして何度もビクついちゃうし、身...
そこまで話したとき、時間は15時になっていた。つくしはそろそろ園に電話をしないといけないので、類に断りを入れてスマホを手に持った。「もしもし、牧野ですけど・・・はい、お世話になっています。今日なんですけど、おむかえの時間を17時過ぎに変えても良いですか?用事があって遠くまで出掛けてまして、戻るのがそのぐらいになるんです。・・・はい、本郷美来ちゃんも同じ時間に・・・・・・美来ちゃんの具合は悪くなっていませんか?...
つくしが出て行ったあと、暫く類はその部屋に残った恋人の香りに浸っていた。まだ指先にはつくしの髪の感触があり、唇にも温かみが残っている・・・次にこれを感じられるのはいつだろうかと、深い溜息が漏れた。「お~い、そろそろ出て来いよ、類」そんな親友の声が現実に引き戻し、仕方なく類も動き出した。離れを出ると、母屋の廊下柱に凭れ掛かった総二郎が苦笑い・・・「シケた顔すんなって!」と調子よく言われた直後、本郷のことを...
つくしは類がコーヒーを飲んでいる間にヤム芋を茹でてすりつぶしマッシュポテトのようにする。そして缶詰を開けてテーブルの上に置く。「はい。あたしがいつも食べている夕食。花沢類も食べるでしょ?」「ん。いただきます。マッシュポテトの量が多すぎない?」「昼食を抜くからこれぐらい平気で食べられるのよ。」つくしは笑いながら告げる。変わらぬつくしの笑顔に、類はホッとし嬉しくなる。医師になっても牧野は牧野だ!と思え...
「あたしが決めるの?」「俺はもう決めてるから。牧野と一緒にこの先の未来を歩むってね。だから後は牧野の気持ち次第かな?もちろんすぐに結論は出せないと思う。10年と言う月日があるし、俺とはほんの半年ほどの付き合いだからね。だから俺がここに通うよ。俺をしっかり見てそれから決めれば良い。」つくしは言葉にならない。嫌なわけがない。半年ほどの付き合いだけど、凄く助けられた。もちろんそれは今もだ。花沢類の言葉はい...
校門で桜子と別れた後─────。亜門とあたしは、ずっと無言のまま小さな公園に来た。公園のベンチに腰かけた途端、真剣な顔で聞いていた。「お前、メシ食っているのか?」いつもはニヒルな亜門なのに─────。顔だけじゃなく声まで真剣で…。そして、あたしのことを心配してくれているってのがわかった。頷いた途端、「どんな女なんだ?」なんてことを、亜門は聞いてきた。思わず黙ってしまったあたしに、「道明寺司の新しい女は、どんな女なんだよ?」って、また聞いてくる。どんな女って言われても、どう答えていいのかわからない…。でも、こんなことを聞いてくるってことは─────。亜門は、全てを知っているってことなんだろうな。無言のあたしに、意地悪そうな顔をした亜門は聞いてきた。「大方、お前よりスタイルが良くって、顔も良いんだろ?」なんで...RedoingLove7
艶々として張りのある真っ直ぐな髪の毛。日頃触れる事の多い双子達の細くてふわふわとした猫っ毛とは全く違う手触りだ。丸みを帯びた後頭部をそうっと撫で下ろす。何度も何度も同じリズムで。するすると滑っていく指先で、最後に少しだけ髪を梳いて、また上から下へと撫でていると、牧野からはあっさりとすうすうという寝息が聞こえて来た。よっぽど根を詰めて勉強して疲れてたんだろう。絵夢や芽夢を寝かし付ける時、繰り返し同じ...
「今夜はここに泊まっても良いかな?」「えっ?」「もっといろいろ話がしたい。この10年の事、何も知らないから。」「でも花沢類は仕事でしょ?」「そうなんだけど石鹸の乾燥に二週間かかるらしいから、その間は暇なんだ。とりあえずその様子は秘書に録画させてるから後で早送りで見れば大丈夫。それにそろそろ仕事再開だろ?終わるのは夜になるんじゃない?」「うん。そうなんだけど。」「俺は診療所のソファーにでも寝るから心...
今朝、朝起きてスマホを見たらホーム画面にフォルダ化して置いてあったブログ関係のフォルダがキレイになくなっていました。えっ!?慌ててアプリを探して、再度フォルダ…
二人で吊り橋を渡っている。或いは崖を歩いている。──なぁ、愛してる?時々そうやって、彼はわたしを罠にかける。途端に足場が崩れ落ち、そうしてわたしは罠に嵌まる……
奈良の東大寺で大仏とシカに会ってきた〜。(キャンピングカーで日本一周ブログ)
奈良県のメインといえば。 東大寺の大仏。 ついに、行ってきました。 これが、東大寺。↑笑 この東大寺の中に大仏が鎮座しています。 東大寺 入り口は正面の左端です。 ここから入場すると(有料)、先ほどの大仏さんに会いに行けます。 さっそく潜入
・礼拝堂のシーン、いい! ・青寮の寮長の寮弟の寮弟になって忙しいシェル。 ・セバスチャン嫌味炸裂! ・「まるで囚人だ」…確かに、寄宿学校の掟は独特だものね。 ・寮対抗クリケット大会、これから楽しみ!
この雑記は憲法記念日に向けて書きたかったのだが、うっかり過ぎてしまった。NHKの朝ドラ「虎に翼」を楽しく拝聴している。日本で初めての女性裁判官になった実在の人物をモデルにしたオリジナルドラマ。女性が無能力者とされ家父長制がまかり通っていた戦前、世の中を変えたいと法学を学ぶヒロインたち。彼女たちの苦闘と協働に喝采を送りたくなる。その背景はさまざまだ。身売りされそうな実家から逃げ、社会に殴りかかりたいがために苦学生をする者。目に見えぬ民族への偏見に耐えしのんでいる留学生。心理的暴力をふるう夫に背き、我が子を守りたいがための母親。家の維持のための結婚から逃れたい御令嬢。そして、明るく前向きで疑問をすぐ口にする闊達な主人公は、お人好しの父が巻き込まれた冤罪の裁判で、勝訴を得んがために、仲間とともに奔走する。半沢直...法はときに無情で善き人々を苛むことさえある
お久しぶりです。皆様いかがお過ごしでしょうか、3月から一気に体調が悪くなって咳が止まらないので(熱はないし喉も痛くない)検査したんですが黄砂とかの影響でやられたのではないかという事でした…皆様も、突然の不調、あるかたは呼吸器内科をお勧めします…。でも4月中旬から良くなってきたので、前に書いた本とか読み返してみたりしていました。私は蔵馬は少し鈍感で、観察力が飛影に対しては結構あるのに思い込みも激しいというのが好きで……。で、以前に蔵馬が女の子だったらという話をこのブログで書いたのですが、魔界にトーナメントのあの時雨戦の後が、蔵馬が女の子だったらと言うので妄想してみました。================はっきりと飛影の目には、力を抜いたら閉じてしまいそうな蔵馬の瞳が映った。倒れた蔵馬の、身体が小さく思えた。...女の子もいいかもね蔵馬小説あり
― 苔むす山寺 ― テギョンは夢を見ていた。 一見いつもと同じ夢に見えるが、目の前にいるのはミニョの前世ではなくてミニョ自身だ。 戸惑い困惑する表情も、キョ…
懐かしいキャンパス。イ・ヒョクさんは手続きも一緒についてきてくれた。『君を一人にしたらアイツがうるさいだろ?』そう言って帰りも送ってくれるという。「そう言えば……。オレが死神だった頃、オレの前世はキム・シン、キム・ソン兄妹にとってよくない存在だったようだ
「薄桜鬼」二次小説です。作者様・制作会社様とは一切関係ありません。土方さんが両性具有です、苦手な方はご注意ください。-壬生狼や・・-近寄ったらあかん、頭から食われるで市中巡察の際、時折町民達がそんな事を囁き合いながら、冷ややかな視線を自分達で送ることに、歳三はもう慣れっこになってしまっていた。(狼か・・悪魔と呼ばれるよりはましだな。)浅葱色の羽織を翻し、京都市中を巡察しながら、歳三は昔の事を思い出していた。歳三―新選組副長・土方歳三は、多摩の豪農・土方家の末息子として生を享けた。母親は長く続いた産みの苦しみの果てに産声を上げた我が子の身体を見て絶句し、長い間精神を病むこととなった。何故ならば、歳三の身体にはそれぞれ男女の証があったからだ。土方家は、歳三を男児として育てる事にした。歳三の身体の秘密を知る母親...Ibegyou◆1◆
「薄桜鬼」「天上の愛地上の恋」の二次小説です。作者様・出版社様・制作会社様とは一切関係ありません。二次創作・BLが苦手な方はご注意ください。1890年、アメリカ・ニューヨーク。貴族をはじめとする富裕層が多く住むこの地域の一角に、その店はあった。店のショーウィンドウには、今流行のドレスとスーツを着たマネキンが飾られていた。「いらっしゃいませ。」店のドアベルが鳴り、美しいモスリンのドレスに身を包んだ少女と、彼女の母親と思しき女性が入って来た。「ここが、有名な紳士服と婦人服のお店ね。娘が今度社交界デビューすることになったから、そのドレスをお願いしたいの。」「どうぞ、こちらにお掛けになってお待ち下さい。」「えぇ。」母娘が店の応接室のソファに座っていると、そこへこの店の主人が彼女達の前に現れた。「まぁ、あなた何処か...元皇子の仕立屋1
藤薙「……戻った」骨喰「…ぅ………」藤薙「一振り目? どうしたんだ。この匂いは……、…………酒?………っ! なんだ、この量」骨喰「ふじ、なぎ……どうして、俺は……」藤薙「待ってろ。 すぐに水を用意する」骨喰「…………いんだ…」藤薙「え?」骨喰「消え、ないんだ……。俺の、中から……俺ではないものが……消えないんだ……」藤薙「…………」骨喰「骨喰藤四郎として語るべきではない、思いや願い……。どろどろとした気持ちの悪い欲望が……溢れて……。この...
早いものでもう5月時の流れが早すぎます、、、皆様ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?私はゴールデンウィークは無いに等しい生活をしております先月の12日・…
こちらのシリーズも少し話を進めます アンドレが外出した30分後に、オスカルは家を出た。「たまには、外で待ち合わせしよう」それは、彼からの突然の提案だった…
RedoingLove6へのコメント返信きな粉様こんばんは。もう毎回返信が遅くなってしまい本当に申し訳ございません。言い訳にしかならないのですが(汗)我が家の末っ子も入学式だったんです。その為、家族の生活リズムがガラリと変わってしまいバタバタしております。少し慣れたかなと思ったのに、ゴールデンウィークに入ってしまい(泣)早く話を書く時間を確保できるように頑張りますね。いつも驚いてしまうのですが、きな粉様は過去の話まですごく覚えてくださっていて本当にありがたいなと感謝の気持ちでいっぱいです。いつもいつもありがとうございます。コメントもありがとうございました。RedoingLove5へのコメント返信きな粉様返信が遅くなってしまい申し訳ございません。本当にサクラが咲いて良かったです。ありがとうございます。私の方...コメント返信9
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