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漫画・アニメ二次小説 新着記事

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  • 境界の旅人 27

    第七章 前世 2 「お放しください、中将どの。あなたさまは宮中をお守りする武人ではございませんか! 今ご自分がなさっていることが、どういうことかお分かりですか? このようなけしからぬことをなさるなどと・・・。 人を呼びますよ!」 「いいえ、放しません。わたしがどんなにあなたに想い焦がれていたか、このたぎるような思いを知っていただくまでは・・・」  中将は女性の黒髪をつかむという乱暴なことをやめ、今度は姫の細い肩を抱き寄せると、姫の細い身体をすっぽりと両腕に包んで抱きしめた。 「初めてお見掛けしたときから、あなたに憧れ続けてきたのです。このようなむくつけき大男がまた、なにをかいわんやと思召されているのでしょう? でもあなたさまを忘れることができないのです! たとえあなたが主上のものであったとしても!」  恐怖を感じるその一方で、中将のたくましい腕の中で身をも焦..

    sadafusa

    sadafusaの創作のお部屋

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  • Be together【続編】 ~幸せな結末~

    つくしを促して向かった先に、その足が止まる。日常的に見慣れたその場所でも、この場に類と二人で立つのは些か羞恥が上回る。「ちょ…類、ここ…」「ん。まずはつくしに付いた匂い消さないと。」「…へ?」「抱きしめられたでしょ?あいつに。」「あ…」瞬間的に思い出した感触につくしの視線が足元へ落ちる。不可抗力だったとはいえ、あの時感じたのは懐かしさ。一瞬過った記憶がつくしの抵抗を遅らせたのも事実だった。ホッとして、...

    夢見月〜Primavera〜

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