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レストランを出てケベックの街を肩を並べてブラブラと歩いた。「なんか不思議。」「何が?」私は歩みを止めておじさんを見た。おじさんも歩みを止めて私を見つめた。「最初……。ウンタクだった時……。どういう訳か私はおじさんの後をついてケベックに来たでしょ?あの時は
朝ドラの「ちむどんどん」は沖縄を舞台にしたドラマとして、「ちゅらさん」に次ぐ人気が出るのではないかと見守ってきたのだが、ヒロインの暢子と和彦の結婚式に関して、視聴者から多くの不満が噴出していた。 暢子には智という幼友達がいて、暢子のことをずっと慕ってきたのだが、その思いが通じず、暢子は和彦と結ばれてしまった。智が気の毒でならないと思った人は多いだろう。しかし、恋愛は二人の問題だから、やむを得…
臨死状態から生還した男は、シリウスから来た宇宙人だと主張する。当惑する妻の愛情で、かつての記憶を取り戻していくが、夜の間に見る夢は、日本の危機的状況を警告するというSF風の現代小説です。 今回はパソコンですぐに見られるpdfをアップロードします。Adobe Acrobat Readerの「フルスクリーンモード」だと、バーチャルな書籍がモニターに再現されます。以下のリンクからダウンロードしてください。
四十代の独身男は、学生時代は野球部でずっと補欠、入社二十年目にしてようやく係長補佐となった。うだつが上がらない男なのだが、自分なりに生活を楽しんでいる。「旅行に行ったつもり」でお金を貯めたりしている。いわゆる「つもり貯金」である。一人暮らしなのに貯金ばかりして何が楽しいかと、言いたいところだが、空想の中で旅行に行って、手元にお金が貯まっていくのを楽しんでいるというわけだ。 ある夜、部屋に死神…
※2022年5月の作品です。 最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします。 ☆自己紹介HTML名刺 ★作品集・…
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