ボクだけの一輪の花~エリート補佐官子爵令息と平民女騎士のお見合い婚 20
シシュラムでは愛馬の手綱と自分用のグローブを購入しただけだったが、レシリ的には満足ゆく買い物だった。 他にも何点か、以前から欲しいと思っているものがあるのだが、そちらはせっかく職人を紹介してもらえるのだからオーダーで買い物をしたい。 あまり買い物道楽をする方ではなかったが、騎士と言う職業柄、武具の良し悪し手入れは人一番気を遣っていたし、近衛というある意味特殊な立場にいる以上、身だしなみは他の...
15《ゼロ・ポイント’23》 リセット、ゼロポイントからの再出発1 「忘れられた零地点」
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ 美しい日の入りと共に クライマックスの節に突入です 第5節 リセット、再出発〜新しいゼロ・ポイント〜 奈津美は俊幸の甥っ子たちを通して、自分が流産したという話を知ったのだった。 「お姉ちゃん、流産って何?」と訊かれて、突拍子もない質問に戸惑いながら奈津美は子どもにわかるように話してあげた。 「なんでそんなこと訊くの?」 「パパとママが話してたから」 「お姉ちゃんの赤ちゃんも、産まれなかったの?」 「死んじゃったの、赤ちゃん?」 「…赤ちゃんが?」奈津美は呟くように言った。 「かわいそうだね、赤..
ただいま手荒れで指先がガサガサ、一部ひび割れも💦手荒れの原因は、帰省時の実家の片付けと掃除(水仕事)、職場で紙類を扱う仕事をしたためでしょう。冬場の乾燥もやりすごしたのに、まさか、春になり手が荒れるとは。ハンドクリームや入浴剤でケアしても、なかなか改善しません。困ったことに、スマホの指紋認証が出来なくなり、とにかく不便。さらに、指先の乾燥でがタッチ画面の反応が悪い~~手荒れが原因で、便利なツールが...
4月26日(水)を、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?今日は、外出しないで家で過ごしました。6月に控えている研修のテキスト作りでした。テキスト作りをしていると、企業様に合った内容を意識して作るので時間がかかります。気分転換にスコーンを作
薄青い空。 八階建てのマンションの窓から、いくつかの白明かり。 寒くても朝の音はいつもと変わらない。 どこからか烏の声。「父さんあのさ、あの、昨日の最終で戻る予定だったんだけど、あたし時間を間違えてそれで乗り遅れちゃってね? それであの、夜行の列車もあったんだけど、あの、こちら、奥村……奥村くんが、車で送っていってくれるって言うから、函館からずっと車で来て。連絡しないでごめんなさい」 あたふた。...
さらに男が歩み寄ってくる。こちらをしげしげと眺めながら。 目元に深くきざまれた皺を、その几帳面そうな雰囲気を、ただ立ち尽くしたまま見取っていた。 こちらと大して変わらない背丈。黒いコートにつつまれた肩の向こうに、陽子の姿がぼんやりとある。マンションのエントランス前で突っ立ったまま、口をぽっかりあけている。 その彼女と、目が合ったように思う。 途端、向こうがうろたえながら引き返してきた。「寒くない...
素材は、mabotofu様からお借りしました。「FLESH&BLOOD」の二次小説です。作者様・出版社様とは一切関係ありません。ディズニー映画「ノートルダムの鐘」風のパラレルですが、一部キャラ設定や時代設定が違っていたりしますが、それでもいいよという方のみお読みください。海斗が両性具有設定です、苦手な方はご注意ください。遠くで、狼の声が聞こえた。「さぁ、急ぎませんと・・」「わかっているわ。」数人のロマ達は、森を抜け、川を渡りパリへと向かった。だが、彼らは船頭に騙されていた。「約束した金は払った筈だ!」「あの金の五倍くらい払っていないと、話にならない。」「そんな・・」彼らの間に流れる険悪な空気を敏感に感じ取ったのか、ロマ女の腕に抱かれていた赤子が激しく泣き出した。「泣かないで。」「おやおやこれは、随分と賑や...囚われの花嫁1
こんにちは、樹野です昨日から降っている雨が今日も継続していますそのせいか朝から肌寒くて暖房つけています。本当、気温差の激しい月になりました。さて、早速本題なのですが、以前から大いに悩んでいた新しい歯科医院探し。これに決着がつきました。というのも先週の木曜
「だって・・あたしとつきあいたいって気持ちが合ったら・・そんなの黙って二股かければいいだけじゃない! 正直に言うってことは! もうあたしと別れたいってことじゃ…
ボクだけの一輪の花~エリート補佐官子爵令息と平民女騎士のお見合い婚 19
個人的趣味の為、職業等の詳細は適当です。その他矛盾、誤字脱字等ご容赦を。又、文章の著作権は管理人にあります。無断転載、複製、二次使用、配布等はご遠慮下さい。なお、更新情報他は『こ茶子の日常的呟き』及びツイッターをご参照の事。
7." ARAGAKI KEIKO 新垣桂子" ガキさんからは、今までお見合いは数回した程度と聞いてたけれど、まぁ世知辛い世の中の荒波に伊達にもまれてない流石…
イタリア第二の都市と謳われる、ミラノ。かつてこの地はヴィスコンティ家とスフォルツァ家により統治され、“スフォルツェスコ城”は有名な観光スポットであると同時に当時の面影を垣間見ることができる貴重な歴史遺産である。ルネサンス時代にはレオナルド・ダ・ヴィンチが20年以上滞在し、彼が描いた世紀の大傑作“最後の晩餐”は誰もが知る存在だろう。そのレオナルドが当時の実質的な支配者であったミラノ公国ルドヴィーコ・スフォ...
帰省先から戻った翌日から出勤、早出の残業続きで 「今日は何曜日?」 が合言葉のような毎日でしたが、ようやく落ち着き先が見えてきました。今週末から大型連休に入ると気がつき、4月が過ぎる早さにあらためて驚きます。この数日間は生活を整えるのが精いっぱい、その他は全部後回し。帰省先から持ち帰った荷物も、とりあえず洗濯だけして、残りはまだスーツケースの中に入ったまま……連休前に仕事は終了、それから片づけます💦就...
隣国ブルゲンフェルトの政変を知らされたアルメリーア。隣国に嫁いだ夫の従姉妹ミーネや、国境を守るためシエーヌに戻ったマティアス、同じく隣国に嫁いだ自身の姉を思い、心を痛める。彼女はまた、マティアスが抱える心の傷にも深い同情を覚える。先の見えない事態を憂うのはディアルも同じで、二人は互いの存在に慰めを求めるのだった。
4月25日(火)を皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか? 今、「盛心塾輪読会」が終わりました。今日は、「京セラ フィロソフィ」の「大胆さと細心さをあわせもつ」「有意注意で判断力を磨く」でした。塾生の方々のお話を聞いているだけで、大
・ だんだんと空が白み、電灯が際立つこともなくなった住宅街。アパートや一戸建ての壁色が明らかになっていく。屋根にはこんもりと積もった雪。あちこちでぶら下がっているつらら。 車の中でたわいない話をし続け、ふと会話が途切れた時。 おもむろに、陽子が切り出してきた。 じゃあ。「そろそろあたし、行こうかな」「はい、うん」 彼女のマンション前に着いてから実のところ、気ぜわしくそわそわしていた。まさぐり続...
14《ゼロ・ポイント’23》 ターニング・地点(ポイント)3 「忘れられた零地点」
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼今日はプロポーズ・シーンを 一気にお送りしましょう★ そう、もうプロポーズをしなければ! しかし奈津美の反応は??★ * 俊幸は意を決してプロポーズをするために、奈津美を公園に呼び出した。どこか気の利いた店でというよりは、この公園が二人にとってはふさわしい場所だと思ったから。 夕方になると、俊幸たちの子供の頃と違い、子どもたちは早々に家に帰っていく。帰宅時刻というのが決まっているらしい。 その時間というのは、実はとても美しい時間なのだ。 夕日を背に受けて俊幸は、口を開いた。単純な求婚の言葉だったとし..
6." A Lucky Find 掘り出し物 " 小野寺は桂子より3才年下だ。 私がもし桂子の立場だったとして、小野寺は掘り出し物だと思う。 身長も187c…
noteで2回目の募集らしいです。{オールカテゴリ部門}というのがあるようで小説、ジャンル気にせず応募できそうです。 ♡+:。.。 小説書かれている皆さま~、…
薄桜鬼の二次小説です。制作会社様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。「どうしたんだ、それ?」「何でも、ありません・・」女性はそう言うと、そのまま逃げるように歳三の前から立ち去った。(一体何だったんだ?)女性の態度に不審を抱きながらも、歳三は保育園へと向かった。「土方さん、遅いですよ。」「すいません・・」「今度からは早く来てくださいね!」(そんな事言われてもな・・)朝四時に寝て、朝六時に起きて食事の支度をして双子を保育園に預けて、仕事を定時までして双子を迎えに行って、帰宅して家事をして・・その間、休む暇がない。睡眠時間も、双子が大人しくしている間に少し取れれば良い方で、殆んど細切れにしか睡眠がとれない。ミルクやおむつ替えも、一人でも大変なのに、双子だとその準備にも倍以上時...君に、会いたい。2
薄桜鬼の二次小説です。制作会社様とは関係ありません。二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。雲ひとつない青空に、高らかに教会の鐘の音が鳴り響いた。「おめでとう~!」「末永くお幸せに~!」白亜の教会から出て来たのは、新しい人生への第一歩を共に歩み出そうとしている新郎新婦だった。新郎の名は、土方歳三。新婦の名は、土方千鶴。千鶴はその身に小さな命を宿し、来年辺りには家族が増え、笑顔に満ち溢れる生活が待っている―筈だった。「千鶴、おい、千鶴!」「ごめんなさい、歳三さん・・」千鶴は歳三との愛の結晶をこの世に産み落とした後、急性クモ膜下出血でこの世を去った。「そんな・・」分娩室には、二人分の産声が響いていた。5月5日―最愛の妻を喪い、自分と妻の分身が産まれた、歳三にとって人生で最悪の誕生日となった。「ぎゃ...君に、会いたい。1
定時に仕事を終わらせて専務に連れて来られたのは、以前何かの雑誌で見た事がある高級BARだった。「専務?ここですか?」「ああ。」「あのぉー、ここに何が?」「会わせたい奴らがいる。」そう言ってあたしの腕をとりバーの奥へと入っていく。店内の一番奥
「・・おれ。 他の女と、寝た。」 瑠依は意を決したように真実を彼女に告げた。 「え、」 小和は驚いて顔を上げた。 「・・その人のこと。 好きとかそういうんじゃ…
恋人にスマホを見られたくない理由は浮気ではないかもしれない?
ブログネタ:スマホを見せてという恋人、許せる?許せない? 公認会話士が出版した小説一覧はこちら
ボクだけの一輪の花~エリート補佐官子爵令息と平民女騎士のお見合い婚 18
個人的趣味の為、職業等の詳細は適当です。その他矛盾、誤字脱字等ご容赦を。又、文章の著作権は管理人にあります。無断転載、複製、二次使用、配布等はご遠慮下さい。なお、更新情報他は『こ茶子の日常的呟き』及びツイッターをご参照の事。
脂肪分を気にして購入した商品です。砂糖もミルクも入れないコーヒーが理想ですが、どうしてもブラックコーヒーは飲めません。砂糖なしミルクだけなら飲める私の苦肉の策がこれ。コーヒーに一本入れて、「これで大丈夫!」 と思ったのに、ハーフはやはりハーフ、ミルクのまろやかさはありません。二本入れて、ようやく好みの味わいになりましたが……1/2(ハーフ)×2=1この計算が頭に浮かび苦笑い。カロリー半分を二本入れたら同じ...
4月24日(月)を、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?衆議院議員補欠選挙、市議会議員選挙の開票結果が昨夜遅くに出ていました。今朝のニュースは、悲喜こもごもの様子が映し出されていました。皆様の投票された方は当選されましたでしょうか?気持ち
13《ゼロ・ポイント’23》 ターニング・地点(ポイント)2 「忘れられた零地点」
小説 ▼△忘れられた零地点 〜ゼロ・ポイント〜△▼ 触れることのなかった 奈津美の暗部に 物語は触れることに…★ 「じゃあ二人は結婚するのよね」 「そうだろう」 俊幸の兄とその妻、つまり甥っ子たちの両親が話していた。 「お似合いだと思うけど」 「例の件が本当らしいから、どっちにしたってあいつが責任取るしかないのさ」 「ねえ、本当なの、流産って」 「本当ってことだ。四年以上つきあってたらしい。奈津美さんには言うなよ。記憶喪失なんだから」 「俊幸さんも治ってよかったわ」 「そうだな。障害が残ったら、所帯持つどころじゃなかったよ。若年性の脳梗塞とか脳血栓って、..
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小和はずっと待っている間落ち着かなかった。 ずっと音沙汰がなかった瑠依からLINEがやっと来たのが元旦。 簡単に 『ごめん、今オヤジたちと一緒に青森にいる。 …
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